ニッカンプロ野球

虎だ虎だ虎になれ!

記者生活30年超の高原寿夫編集委員が、阪神タイガースに鋭く迫る。

虎だ虎だ虎になれ!

【虎になれ】ハッキリ言うてアレよ 甲子園ファン感謝デー 新指揮官・岡田彰布のあいさつに驚き

ファンにあいさつをする阪神岡田監督(撮影・石井愛子)

「ファン感謝デー」はある意味、面白い。FAやポスティング制などで移籍する可能性のある選手が参加するかどうか。移籍先が未定なのに顔を見せない場合は元の球団とうまくいっていないのかな、などと想像したりする。 26日、3年ぶりに甲子園で行われた阪神の感謝祭。大リーグ挑戦を目指す藤浪晋太郎が参加した。秋季キャンプにはいなかったがファンへの“お別れ”、ケジメの部分もあ...

【虎になれ】MVPは?問われた岡田監督の「実戦もまだやってないしね。おーん」に真骨頂感じた

練習を見つめる阪神岡田監督(2022年11月20日撮影)

15年ぶり阪神監督復帰となる岡田彰布の一挙手一投足に沸いた高知・安芸の秋季キャンプが約3週間の日程を終えた。もちろん岡田は報道各社の取材に応じたのだがそこで面白いというか「現実主義者・岡田」の真骨頂を感じたような気がする。 「キャンプのMVPは?」というテレビ局からの質問に答えたときだ。テレビ局と書いたが最近のキャンプ取材ではスポーツ紙などの活字メディアから...

【虎になれ】地味?な男が脚光 12球団ワーストの守備力アップへ奮闘する阪神馬場敏史新コーチ

馬場コーチ(右)の指導を受けながらノックを受ける阪神佐藤輝(2022年11月16日撮影)

19日から最終クールが始まる阪神の秋季安芸キャンプ、ある意味、目立っているのは内野守備走塁コーチの馬場敏史かもしれない。三塁の守備力アップを目指す佐藤輝明ら若い選手に連日、指導を続けている。 指揮官・岡田彰布の復帰もあり、詳細に秋季キャンプを報道する関西のスポーツ紙で「馬場コーチ」という名前が出る状況はめずらしくない。本人にすれば、関西弁で言うところの「こそ...

【虎になれ】おまえらが引っ張れ!面白い岡田彰布監督のゲキ 思い出した02年の今岡真訪

岡田監督(中央)は練習前の円陣でナインに話をする(撮影・上田博志)

新指揮官・岡田彰布が秋季キャンプの練習前にゲキを飛ばした。詳しくは虎番記者の書く「語録」などで読んでもらうとして、思い出したことがある。打撃コーチとして阪神に復帰した今岡真訪のことだ。 20年前の02年。そのシーズンに今岡は野球人生をかけた。前年までの指揮官・野村克也の時代に不遇を囲い、選手寿命も尽きかけていたように見えた。ひょうひょうとしたプレースタイルが...

【虎になれ】岡田監督と佐藤輝明はどうなる? おもろそうな1週間 安芸キャンプラストへ

阪神岡田彰布監督(2022年11月13日撮影)

15日からの秋季安芸キャンプ最後の1週間は「注目よ、はっきり言うて」という感じだろうか。新指揮官・岡田彰布と佐藤輝明の本格的な“絡み”があるかもしれない。侍ジャパンから安芸に合流した佐藤輝の様子を見守って岡田がびっくりしたのは12日のこと。 「これじゃあかんと思うよ。オレは。一緒に練習してびっくりした。(スタメン固定は)そういう予定やったけどな。今日の動き見...

【虎になれ】「大阪出身→大阪出身」の監督交代は阪神史上初 来季セ監督は西日本優勢

岡田彰布監督(左)と矢野燿大前監督

阪神に「史上初」の出来事が起こっていることは意外に知られていないかもしれない。第35代監督として2度目の指揮官に就任以降、話題を振りまいている岡田彰布。独特の「岡田語」が連日、スポーツ紙などをにぎわしているが、この岡田語のベースはもちろん大阪弁。岡田は大阪市内の出身である。 第35代監督と記したが長い歴史の中で、大阪出身者が阪神監督になるのは04年から1次政...

【虎になれ】来季阪神が優勝すれば岡田彰布監督の「そらそうよ」が流行語大賞だ 知らんけど

安芸市営球場入りする阪神岡田彰布監督(22年11月2日撮影)

恒例の流行語大賞で「知らんけど」がノミネートされ、思わず笑ってしまった。大阪人、関西人なら誰でもなじみのある言葉。こちらも口癖のように使う。最近、若者を中心に東京でもよく使われている、というのが理由だとか。 責任回避の保険を掛けるセリフと言うよりは、どちらかと言えば「自分はそう思うけれど、それが正解かどうかは分からない」という感じが当たりではないかと思ってい...

【虎になれ】応援したい藤浪晋太郎の決断、大事なのはとにかく行くこと 少々条件がよくなくても

球児を超えろ。藤浪晋太郎に声を掛けるとすれば、それだ。同時に強調したいこともある。こうなった以上、必ず米球界に挑戦しろということだ。 藤川球児がシカゴ・カブスにいたときだから13年、あるいは14年のオフか。帰国時に少しだけ話したことが今でも記憶に残っている。 「日本球界から渡米してメジャーで活躍した投手はたくさんいますよね。でも阪神から挑戦した投手で、そうい...

【虎になれ】岡田阪神に期待 同時に”ポスト岡田”の検討も重要だ

就任会見で意気込みを話す阪神タイガース岡田新監督(撮影・上田博志)

阪神球団は「ポスト岡田」をしっかり検討していかなければならない。新指揮官誕生の日に水を差すつもりはさらさらないが、これは当然のことだ。 15年ぶり再登板となった新監督・岡田彰布を中心に18年ぶりのV奪還を狙う来季。目前に迫ったドラフト、新外国人選手のピックアップ、トレード戦略など岡田をバックアップするのは球団、フロントの仕事だ。 同時に思うのは球団として指導...

【虎になれ】阪神監督の宿命 矢野は去っても戦いは続く 来季も批判の日々か、それとも…

阪神電鉄本社で退任会見をする矢野監督(撮影・上田博志)

思わず苦笑したのは15日午前2時前。1本のショートメールが返ってきたときだ。仕事柄、夜更かしなのだが翌朝早くから予定があった。阪神敗退のモヤモヤした気持ちを抱えながら普段より早めに就寝。まどろんでいたが着信音で気づき、液晶画面を見た。 「高原さんにもメディアにもいじめられたのでしばらくゆっくりします。ありがとうございました!」 前日のCSファイナル、ヤクルト...

【虎になれ】佐藤輝明への犠打指令に切なさ 勝ちたい気持ちがポリシー忘れさせた矢野阪神ラスト

ヤクルト対阪神 2回表阪神無死一、二塁、佐藤輝は投前にバントを試みるが三封される(撮影・加藤哉)

<セ・CSファイナルステージ:ヤクルト6-3阪神>◇第3戦◇14日◇神宮なんとも切ない。この感情は何だろう。しばし考えて、もっとも近いのはこれかと思った。2回、無死一、二塁。先制機に指揮官・矢野燿大が佐藤輝明に犠打を命じた場面である。 矢野は前日、シーズンで全試合に最初から起用した佐藤輝をスタメンから外した。それを受けて、ここで書いた。「佐藤輝とともに散れ ...

【虎になれ】矢野阪神、最後は佐藤輝明と散っていいのでは 三振、三振、三振、三振あるいは1発

ヤクルト対阪神 8回表阪神無死一塁、佐藤輝は三振に倒れる(撮影・加藤哉)

<セ・CSファイナルステージ:ヤクルト5-3阪神>◇第2戦◇13日◇神宮佐藤輝明とともに散ってもいいではないか。矢野阪神。そんな思いでいっぱいだ。この試合、佐藤明がスタメンを外れた。もちろん指揮官・矢野燿大が佐藤輝の不調を感じているからの決定である。虎番記者の調子を考慮したのか? という質問に矢野は「はい」とだけ答えた。 佐藤輝は今季、全試合スタメン出場した...

【虎になれ】矢野阪神最後の戦い、指揮官も「闘志」見せろ それも先頭に立つ者の重要な要素

ヤクルト対阪神 初戦を落とし引き揚げる阪神矢野監督(撮影・加藤哉)

<セ・CSファイナルステージ:ヤクルト7-1阪神>◇第1戦◇12日◇神宮そう見たのなら出ていけばよかったかもしれない。指揮官・矢野燿大よ。あおるつもりはさらさらないが2回、原口文仁が空振り三振を取られた場面にはそう感じてしまった。 「あれは振ってないでしょう。あれは、ちょっと、もう、大事なところやからね。審判だって一生懸命やっているし、判定に文句は言えないと...

【虎になれ】CSファイナルも堂々と挑み、また熱戦を見せろ 矢野阪神

DeNA対阪神 DeNAに勝利しCSファイナルステージ進出を決め、ファンの声援に応える阪神矢野監督(右)(撮影・鈴木みどり)

この時期、よく思い出す出来事がある。17年のCSファイナルはシーズン3位のDeNAがリーグ優勝した広島を下した。DeNAが日本シリーズ進出を決めたその夜。広島担当の助っ人で出向いていたこちらは記者数人とお好み焼き店で軽く打ち上げをしていた。 仕切りの向こうにも数人のグループが入ってくる。何げなく見るとDeNA関係者。ほどなくして知り合いの女性が加わった。する...

【虎になれ】危機を楽しめ!ついに出たか“矢野マジック”なんだかんだ言いながらもう少し楽しめる

DeNA対阪神 9回裏DeNA1死満塁、マウンドで湯浅(左奥)らナインに声をかける矢野監督(中央)(撮影・鈴木みどり)

<セ・CSファーストステージ:DeNA2-3阪神>◇第3戦◇10日◇横浜大ピンチの湯浅京己に「楽しめ」と言ったのか。マウンドまで出向いて。すごいな。初めて書くけれどこれが「矢野マジック」なのかもしれない。しびれた。こんな試合ができるのか。ヒヤヒヤ。ギリギリ。そして勝ち切った。これは次のヤクルト戦にも、来季に向けても大きな勝利だろう。 「阪神の現在地」。プラス...

【虎になれ】近本が、佐藤輝明が…超積極的野球は見せた 矢野阪神の最後かそれとも

DeNA対阪神 1回表阪神2死、中前打を放つも二塁でアウトになる近本。二塁手牧(撮影・鈴木みどり)

<セ・CSファーストステージ:DeNA1-0阪神>◇第2戦◇9日◇横浜うなった場面は2つ、いや3つか。シーズンでもおなじみ? になった0-1敗戦。悔しい黒星だが同時に指揮官・矢野燿大が4シーズン言い続けてきた考えが散見した試合だろう。 まず1回だ。2死から近本光司は中前への当たり。これに桑原将志が突っ込んできたもののギリギリで取れず、ボールがこぼれた。幸運な...

【虎になれ】今季やられまくったハマスタだけど…「横浜でのデーゲーム」実は強かった

DeNA対阪神 5回表阪神1死一、二塁、四球を選ぶ代打マルテ(撮影・加藤哉)

<セ・CSファーストステージ:DeNA0-2阪神>◇第1戦◇8日◇横浜阪神先勝のポイントはマルテだと思う。5回1死一、二塁。そこまでDeNA今永昇太にタイミングの合っていなかった糸原健斗に代え、マルテを送った。この場面。糸原に送らせ、当たっている近本光司に託す手もあるかとみたが代打策に出た。二塁走者が青柳晃洋だったことも決断に影響したかもしれない。 そのマル...

【虎になれ】今も忘れないゾクゾク…ラッキーボーイ北條史也の「逆立ち」から「下克上」や

DeNA対阪神 7回表阪神1死一、二塁、左越え3点本塁打を放つ北條。投手エスコバー(2019年10月5日撮影)

あのときのように輝けるか。DeNAとのクライマックスシリーズ、期待するのはズバリ、北條史也だ。19年も同じ球場、同じ状況での対戦。そこで目立ったのは北條だった。 初戦、7回にエスコバーから2点差に迫る3ラン、8回には国吉から逆転のタイムリー三塁打を放った。あのときのゾクゾクする感覚は今も忘れない。藤浪晋太郎がドラフト1位で入団した年の同2位。高卒の新戦力とし...

【虎になれ】CSは心理戦、陽動作戦も 矢野阪神「めちゃくちゃしたれ」の時がきた?

28日、ヤクルトに勝利しナインとタッチする矢野監督

面白いやん。この朝の日刊スポーツだ。CSファーストステージ開幕戦の先発に才木浩人が立つかも、という。順当なら先発は青柳晃洋。だがまず才木が投げて青柳は「第2先発」で…という策があるという。 記事では触れていなかったが今季の戦いを見ていた虎党なら、この案の意味が分かるだろう。DeNAは「青柳対策」として宮崎敏郎、ソトといった強打の右打者をスタメンから外すケース...

【虎になれ】ここのファンは日本一やけど 甲子園に戻ってこられるか矢野阪神

今季最終戦を終えファンの前であいさつする阪神矢野監督

指揮官・矢野燿大だって分かっているのだ。「球場でもテレビでも、ボクたちは日本一の応援をしてもらっている」。そうあいさつした。12球団最多の観客動員数を持ち出さなくても虎党は独特で強烈だ。 最終戦、4万2539人観衆が甲子園を埋めた。ハッキリ言って、この試合に特に意味はない。クライマックスシリーズ進出は前日に決定している。大きな記録がかかっているわけでもないし...

【虎になれ】ワクワクさせるのがプロ 最後までファン喜ばせろ矢野阪神

今季最終戦に向けて練習を始める矢野監督(中央)。後方は左から佐藤輝、大山、近本、陽川(撮影・加藤哉)

アントニオ猪木が好きだった。アリとの決戦があった76年6月は中学1年。日本での生中継は土曜の昼だ。当時、土曜は「半ドン」。でも登校すると試合に間に合わないかも。「しんどいわ」。そう言って休み、テレビを見た。 当時、猪木アリ戦は不評だった。ネットなどない時代。それでも週刊誌などメディアの評価はよくなかった。茶番劇とも言われた。その後、総合格闘技が生まれる過程で...

【虎になれ】なぜタッチアップしない 最後の最後まで締めていけ矢野阪神

ヤクルト対阪神 8回表阪神2死二塁、原口の左適時打で勝ち越しの生還をする島田(撮影・浅見桂子)

最終盤の142試合目のここにきて、まだこんなプレーが出るのかいな、という感じである。新首脳陣の布陣などが報じられて、まさか浮足立っているとは思わないけれど、しっかりしてくれと言いたい。 同点の8回だ。この回先頭の2番・糸原健斗が歩いた。無死一塁。ここで阪神ベンチは代走に俊足・島田海吏を送った。3番・近本光司との間でエンドランをかけたがファウルになって決まらず...

【虎になれ】選手と監督との相性はあるけれど それを超えるものは存在感だ

岡田彰布氏(08年7月11日撮影)

選手にとって監督との関係はどういう感じだろう。会社員にとって上司のような感覚だろうか。ある球界の大物OBにそんな質問をしたことがある。内容的に名前は書きにくいけれど答えはこんな感じだった。 「居酒屋で酔っぱらった後、女のコを目当てに飲み屋さんに行くとするだろ? 気に入ったコがいればそのまま、その店にいる。いなかったら次の店に行く。そういう感じかな」 ??? ...

【虎になれ】こんな勝ち方できるんやんか 矢野阪神、残り3試合で来季につながる姿見せて

広島対阪神 広島に勝利しスタンドのファンにあいさつする阪神矢野監督(撮影・前田充)

<阪神7-3広島>◇23日◇マツダスタジアム「こんな勝ち方できるんやったら最初からやってくれよ。勝負どころの9月で負けすぎやねん」。虎党のそんな声が聞こえてきそうな試合だった。今季苦手の広島戦で。マツダスタジアムで。阪神が快勝である。 先発・才木浩人を3回で降ろし、怒濤(どとう)のブルペン攻め。これも「もっと早くからやってほしかった」と思わなくもないけれど、...

【虎になれ】暗いぞ矢野監督!最後まで元気出していけ、暗い姿は見たくないのだ

阪神対広島 広島に敗れ、スタンドのファンにあいさつする阪神矢野監督(撮影・前田充)

<阪神4-10広島>◇21日◇甲子園「息ができません」。広島の会社で働いているのに大の虎党という若い知人からメッセージが来た。6点を勝ち越された延長11回。「落ち着いて」と返したがそんなものは過去に来たことがない。それほどショックだったということか。 糸井嘉男の引退試合は終盤まで接戦。しかし延長11回に一挙6点を勝ち越されてシラけてしまった。直接の理由はやは...

【虎になれ】明日はない “何でもあり”の戦いを見せろ阪神

阪神対DeNA DeNAに敗れ一礼する矢野監督(撮影・加藤哉)

<阪神4-5DeNA>◇20日◇甲子園直接の敗因はクローザー岩崎優の不調だろう。2点リードの9回に出てきて、3失点ではやはり試合にならない。しかし問題はそこだけでなく、試合が進むにつれて感じる「ベンチの硬さ」のようなものではないかと思って仕方がない。 最近、不調が続く先発・青柳晃洋はこの日も立ち上がりから苦しい内容だった。それでも経験と責任感から佐野恵太の一...

【虎になれ】言行不一致はいかん 積極的に攻めると決めたなら攻めてくれ

阪神対ヤクルト 2回表、ヤクルト村上の打球を好捕した右翼手佐藤輝(左)とタッチを交わす藤浪(撮影・清水貴仁)

<阪神0-1ヤクルト>◇18日◇甲子園これでは「名勝負」の値打ちがなくなってしまう。そんな気持ちでいっぱいである。甲子園がどよめいたのは2回。先発・藤浪晋太郎が日本選手最多本塁打「56号」がかかる村上宗隆に真っ向勝負を挑んだ。 フルカウントからの7球目、インハイの155キロ真っすぐを強振した村上の打球は右翼へのライナー。これを佐藤輝明がジャンプして捕球、フェ...

【虎になれ】”勝負弱さ”感じさせるV逸決定 1~4点差で借金 3位で粘れるのか阪神

巨人対阪神 ベンチで厳しい表情を見せる阪神矢野監督(撮影・前田充)

<巨人3-2阪神>◇17日◇東京ドーム勝負弱さを感じさせる「V逸」。そんな思いがして仕方がない。優勝できないのは分かっていたけれど決まり方が悔しいのだ。東京ドームで巨人に負けてのV逸。指揮官・矢野燿大にとって4年連続のV逸だが東京ドームで巨人に負けて決まるのは1年目の19年9月15日以来だ。あのときの悔しさをバネに戦ってきたはずだが最後も同じ形になってしまっ...

【虎になれ】それでも1発を期待したい佐藤輝明 引退決めた左の大打者2人が送った同じフレーズ

阪神対広島 6回裏阪神1死、佐藤輝は左前打を放つ(撮影・白石智彦)

<阪神6-5広島>◇14日◇甲子園負けていれば今季の優勝が消滅していた試合に阪神は勝った。「9・15」はあの03年に闘将・星野仙一の下、炎のように戦って悲願のリーグ優勝を決めた日。たとえ優勝はないとしても、その日を前にV逸決定は避けたかったし、なにより3位争いの相手・広島を下したのには意味があると思う。 目立ったのは間違いなく梅野隆太郎だ。二塁打、適時三塁打...

【虎になれ】感じた“執念の差”4年ぶりCS目指す広島を下せるか阪神

阪神対広島 広島に敗れファンにあいさつする阪神ナイン(撮影・前岡正明)

<広島6-3阪神>◇13日◇甲子園3位争いを展開している阪神と広島。この日に限れば“執念の差”といったようなものが出た。そう思われて仕方がない。 最大のそれは阪神が遅まきながら反撃した8回裏に見えた。1-6から広島5番手・矢崎拓也を攻め、1点を返す。なおも1死一、三塁だ。ここで敵将・佐々岡真司はクローザーの栗林良吏をぶち込んできたではないか。栗林は島田海吏に...