ニッカンプロ野球

野球手帳

野球をこよなく愛する日刊スポーツの記者が、その醍醐味、勝負の厳しさ、時には心が和むようなエピソードなど、さまざまな話題を届けます。

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ボンズ氏、クレメンス氏が米殿堂入り落選 薬物疑惑影響か「まるで終身刑のように見える」米記者

バリー・ボンズ氏(2004年5月)

米野球殿堂は4日(日本時間5日)、現代(1980年以降)の時代委員会での投票結果を発表し、通算493本塁打のフレッド・マグリフ氏(59)を満票(16票)で殿堂入りメンバーに選出した。一方で、通算最多762本塁打のバリー・ボンズ氏(58)、歴代最多サイ・ヤング賞7度のロジャー・クレメンス氏(60)は4票未満で落選した。落選した2人は、現役時代に薬物使用疑惑があ...

笑顔のマウンドで夏8強、愛工大名電・山田空暉「絶対に1年後、プロに行く」独立リーグで腕磨く

マウンドで笑顔を見せる愛工大名電・山田(2022年8月18日撮影)

2022年、最も印象に残った球児の1人だった。愛工大名電(愛知)の山田空暉(てんき、3年)選手。4番打者として臨んだ3年夏は激戦の愛知大会を突破。甲子園では投打の活躍で8強に進んだ。 大きな体を伸びやかに使うプレーは甲子園のグラウンドに映えた。投手としては最速145キロの快速球に超スローカーブまで繰り出し、話題になった。マウンド上で楽しそうに笑う姿は、ファン...

文武両道の横浜国大・藤沢涼介“主体性”で主力に 退任する監督を「男にしたい」1部残留誓う

ガッツポーズをする横浜国大・藤澤(撮影・星夏穂)

<神奈川大学野球:横浜国大4-2鶴見大>◇1、2部入れ替え戦◇6日◇関東学院大ギオンパーク2部鶴見大との入れ替え戦を戦う1部の横浜国大には、文武両道の藤沢涼介一塁手(2年)がいる。 負ければ降格が決まる第2戦に「2番一塁」でスタメン出場。3打数2安打で勝利に貢献し、残留に望みをつなげた。 秋季リーグの打率は「ぴったり4割」(藤沢)。順調な大学野球生活を送って...

裏方の経験が社会で生きる 学生コーチを経験した宮田翔平さんが将来に迷う大学球児へアドバイス

日大高時代の宮田翔平さん(2016年4月30日撮影)

裏方の経験が、社会で生きる。 18日から明治神宮野球大会が開幕し、この大会を最後に4年生は大学野球を引退する。その後は新チームが始動するが、中にはプレーヤーとしての球歴に一区切りを付ける選手もいる。自らもその1人だった宮田翔平さん(24)は言う。「上下関係だったり、小さな気遣いだったり。野球で培ったことが今に生きていると思います」。学生コーチとしての経験には...

努力した感覚は「ない」…スーパースター松井秀喜氏が野球教室で子どもたちに伝えたかったこと

2022年10月15日、野球教室で子供たちに打撃指導する松井氏

米大リーグで100本以上の本塁打を打った日本選手は松井秀喜、イチロー、大谷翔平の3人だけだ。日米両方で100本超は松井とイチローだけ。今秋、日本で公に少年野球教室を行ったのは松井さんだけだ。 ゴジラが小学生に野球を教えたら、何を重視して伝えるのか。巨人、ヤンキースで活躍した松井秀喜氏(48)が15日、母校・星稜高校グラウンドで少年野球教室を行った。記者は松井...

鷺宮製作所・竹原祐太1年間の打撃不振からの復調「いい刺激」プロ進んだ大学同期6人から勇気

鷲宮製作所対オールフロンティア 1回裏鷲宮製作所無死、先頭打者本塁打を放った竹原(左)は本塁へ生還する(撮影・阿部泰斉)

大学時代の同期6人がプロ入り。その世代のリードオフマンは現在、社会人野球・鷲宮製作所にいる。もがきながらも奮闘を続ける日々の先に、30日開幕の日本選手権初制覇の夢がある。 鷺宮製作所・竹原祐太外野手(26=東洋大)は13日、JABA関東選手権1回戦・オールフロンティア戦に「1番左翼」で先発出場。5打数3安打1本塁打2打点。二塁打が出ればサイクルヒットの固め打...

東大出身マネジャー引退 大学4年で80敗2分け…社会人でかみしめた歴史的勝利「幸せでした」

この日で野球部を引退する明治安田生命・籔マネジャーは笑顔で写真におさまる(撮影・阿部泰斉)

10月5日、明治安田生命今季最終戦。7年もの間、野球部を支え続けた1人の男がグラウンドを去った。東大出身の籔博貴(やぶ・ひろき)マネジャー(31)。最後の1日を終えた籔は「こんなに長く続けるとは…。思えば、野球に心残りがあった中で始まった社会人生活でした」と、懐かしそうに振り返った。 元々は球児だった。小1で野球を始めると、中、高は西大和学園(奈良)でプレー...

全員で抱き合い笑顔で終えた引退試合 優勝の喜び控えた天理ナインの思い伝わった

天理対生駒 歓喜の天理ナインに駆け寄る生駒ナイン(撮影・前岡正明) 背中を押したのは、1枚の写真だった。 新型コロナウイルスが猛威を震い始めた2020年。春夏甲子園大会が中止になり、夏の地方大会に代わって代替大会が開催された。天理は3回戦で、奈良朱雀と対戦した。そのとき、相手校に体調不良の選手が1人いて、欠場。後日、その選手を加えて練習試合を行い、試合後に全...

今年も甲子園のアルプスで出会えた言葉と風景 智弁和歌山・山口滉起の復帰を支えたもの

懐かしい場所だった。 甲子園のアルプスだ。夏空を背負って高々とそびえるスタンド、ひるがえる応援団旗、声をからす生徒たち。「1日ずっとそこにいて家族の声を拾うように」と先輩に言われ、熱い石段に座り込んでいた新人のころを思い出した。 暑さは年々厳しくなっている。新型コロナウイルス感染対策で、アルプスの人員にも制限があり、大応援団ですし詰めの風景は見られない。甲子...

羽生結弦さんに便乗した「お守り作戦」仙台育英7年前の準優勝と愚かな私

2015年8月17日、甲子園準々決勝 秋田商対仙台育英 4回表仙台育英2死、右越えに先制ソロ本塁打を放つ仙台育英・平沢大河。投手秋田商・成田翔

7年前の夏、私は仙台から空路、甲子園に飛んだ。「あるもの」を仙台育英の加藤雄彦校長に渡すために。 出発の前日、仙台育英は準々決勝で秋田商を破り、準決勝進出を決めた。佐藤世那や平沢らの活躍を、仙台市内の東北総局内で見ていた私は突然思い立ち、市の中心地から車で約30分ほどの秋保神社に向かった。 秋保神社は、征夷大将軍・坂上田村麻呂を由緒に勝負の神様を祭っていて、...

【甲子園】規則改定による代替メンバー下級生が多数「けじめ」の引退終えていた3年生の心境思う

県岐阜商対社 社に敗れ、涙を流して引き揚げる県岐阜商ナイン。右端は鍛治舎監督(2022年8月9日撮影)

今夏の甲子園で、日本高校野球連盟が大きな規則改定を行った。 新型コロナウイルスの集団感染と認定された出場チームは「部員の誰とでも入れ替え可能」とする新ガイドライン。もちろん代替選手の陰性が絶対条件だが、出場辞退を避けるためには有効な措置だった。 入れ替えにあたり新たに呼ばれた選手は、3年生より下級生が多かった。すでに引退状態にある3年生が多く、下級生が選ばれ...

【甲子園】日大三愛した寒川忠主将「小倉監督が言うこと母さんと一緒やわ」寒川家笑って泣いた夏

幼少期に仲良く記念撮影する日大三・寒川忠主将(右)と兄豪さん(寒川家族提供)

<全国高校野球選手権:聖光学院4-2日大三>◇9日◇1回戦やり切った。すがすがしかった。西東京大会を制し、優勝インタビューで男泣きしていた日大三・寒川忠(さむかわ・あつし)主将(3年)の目に、涙はない。ナインの先頭に立ち、家族が見守るアルプススタンドに頭を下げた。 「小倉監督を日本一にするために、日大三に行ってくる」 兵庫・宝塚第一中3年時。父・淳さん(51...

チームメートから愛される九州国際大付・佐倉侠史朗はセンバツより格段にパワーアップ

佐倉侠史朗

第104回全国高校野球選手権大会(6日開幕=甲子園)に福岡代表で登場する九州国際大付。2年生で体重104キロの巨漢スラッガー、佐倉侠史朗内野手は、今春センバツよりも格段にパワーアップした。まずは、打球の飛距離がケタ違いだ。 4月の春季九州大会の初戦だった。サンマリンスタジアム宮崎の右翼席中段に軽々と運んだ。推定は120メートル以上だったか。この時から従来の重...

「大丈夫。絶対大丈夫だから」国士舘・石田諒人主将が仲間に伝えた言葉は自身を救ってくれた言葉

国士舘対国学院久我山 マウンドで国士舘・鈴木(左)に声をかける石田(撮影・藤塚大輔)

<高校野球西東京大会:東海大菅生4-3国士舘(延長10回)>◇29日◇準決勝◇神宮球場第104回全国高校野球選手権大会は、31日の西東京大会決勝(神宮)で49代表校が決まる。その西東京大会の準決勝、国士舘は昨夏王者の東海大菅生に対し、一進一退の攻防を繰り広げた。 延長10回表の守り。2番手右腕の小笠原天汰投手(3年)が先頭打者に四球を与えると、主将の石田諒人...

たどり着いた“場所”は「1人4役」八王子学園八王子・浅井海飛が探し続けた存在価値発揮する道

八王子学園八王子対国学院久我山 サヨナラ負けを喫してグラウンドにうずくまる八王子学園八王子・浅井(2022年7月22日撮影)

<高校野球西東京大会:国学院久我山6-5八王子学園八王子(延長10回)>◇22日◇5回戦◇S&D昭島スタジアム第104回全国高校野球選手権大会は、31日の西東京大会決勝(神宮)で49代表校が決まる。その西東京大会5回戦、国学院久我山に敗れた八王子学園八王子の「背番号12」のサイド右腕・浅井海飛投手(3年)は、敗戦の瞬間、グラウンドにうずくまった。「1人4役」...

投手転向志願、大会直前のケガ…駒大高「4番・投手」大根田114球で力尽く 仲間に支えられた夏

真剣な表情で練習に励む駒大高・大根田(2022年6月21日撮影)

<高校野球西東京大会:富士森3-0駒大高>◇23日◇5回戦◇府中市民球場8強進出をかけた、7月23日の富士森との5回戦。 駒大高の4番・大根田拓也(3年)は、8回裏1死一塁の場面で併殺に打ち取られると、一塁ベースを10メートルほど駆け抜けたところで頭を抱えた。 悔しい表情を浮かべたが、グラブを手にすると、すぐに切り替えて走りだした。向かった先は、9回のマウン...

大阪偕星学園・岩田徹監督「緊張は集中力に変わる」最強時代PL学園メンバーの言葉にはっとした

大阪偕星学園・岩田徹監督(2022年3月2日撮影)

6月25日の兵庫大会開幕から始まった夏の甲子園を目指す近畿の戦いも、佳境に入った。センバツ優勝校の大阪桐蔭や準優勝の近江、夏の連覇を目指す智弁和歌山など大会の顔も続々と登場。取材する側も、夏本番を実感するようになる。 未来のプロ野球選手候補や、高校で野球を終えて次の道に進む球児の選手としての最後の輝きを見る。いろんな球児、指導者と出会い、いろんな言葉を耳にす...

大分商 忘れない監督電撃交代の衝撃…甲子園には届かずも、池田主将は成長できたと胸を張る

2022年7月18日、大分商対佐伯鶴城 先発した大分商・池田

高校野球大分大会の準々決勝で、佐伯鶴城の渡辺正雄監督(49)が、この春まで率いていた大分商を相手に勝利した。 渡辺監督は大分商で西武源田、広島森下らを指導したことでも知られる名指導者。同校を12年間率いて甲子園出場も果たした。春の大会直前、3月末に県の教職員人事異動が発表された。4月5日の県3位決定戦が大分商での最後の指揮になった。 佐伯鶴城に異動した渡辺監...

高校から投手転向の大師・沢田寛太、佐藤トレーナーとの二人三脚でドラフト候補に/神奈川

慶応戦後、がっちりと握手を交わす大師・沢田(右)と佐藤トレーナー(撮影・阿部泰斉)

<高校野球神奈川大会:慶応7-0大師>◇17日◇3回戦◇等々力最速147キロ右腕の夏が終わった。沢田寛太投手(3年)は慶応打線に捕まり、6回8安打7失点(自責5)。それでも試合後は「悔いよりも、やり切ったという気持ちが強い」と涙を見せなかった。 大師の指導者たちとの出会いが、沢田を育てた。「小山内(一平)監督が作る自由な雰囲気の野球部が、自分に合っていると確...

富岡・宮下颯平、亡き父のためチームメートのため笑顔で完全燃焼 次の夢へまた踏み出す/群馬

富岡の宮下颯平捕手はビハインドの展開にも、笑顔を絶やさなかった(撮影・阿部泰斉)

<高校野球群馬大会:高崎商5-1富岡>◇16日◇2回戦◇高崎城南敗れた富岡の宮下颯平捕手(3年)は、ビハインドの展開にも暗い表情を一切見せなかった。「苦しい顔をしててもチーム(の雰囲気)が下がっていくだけ。投手を励まして『大丈夫だよ』って意味を込めて笑顔でいました」。 常に明るい表情をみせる理由があった。昨年9月の秋季大会を数日後に控えた日だった。高校に入学...

今春の九州王者が初戦敗退「いいチームだった」神村学園は風通しのいい雰囲気づくり徹底

鹿児島実に敗れ、泣き崩れる神村学園ナイン (撮影・只松憲)

<高校野球鹿児島大会:鹿児島実2-1神村学園>◇8日◇1回戦◇平和リース球場ゲームセットの瞬間、今春の九州王者が泣き崩れた。神村学園が鹿児島実に競り負け、初戦で敗退。同点の延長11回に勝ち越しを許し、その裏は3者凡退。主将の福寿大智外野手(3年)は「九州王者のプライドをはき違えていたかもしれない」と、肩を落とした。 「春に九州優勝して、自分たちは強くなったの...

足かけ47日がかりの試合 意外に知られていないプロ野球にもあった「継続試合」

高校野球で今年から採用され、注目されているのが「継続試合」だ。悪天候などでもコールドゲームとせず、試合を中断し、後日続きを行う。意外に知られていないが、プロ野球にも「継続試合」はあった。 野球規則7・02で「サスペンデッドゲーム」(一時停止試合)が定めてある。いくつかの理由で、試合継続が不可能となった場合が対象となる。その日のプレーを打ち切り、残りを後日行う...

初の1部昇格果たした大阪電通大の「全員野球」行き届いた清田監督の指導でピンチでも「一丸」

1部初昇格を果たし胴上げされる大阪電通大・清田和正監督(撮影・柏原誠)

<阪神大学野球:大阪電通大3-2甲南大>◇17日◇1部2部入れ替え戦3回戦◇南港中央ほぼ全選手が涙を流す横で、ニコニコと笑う姿が印象的だった。17日に阪神大学野球の入れ替え戦を制し、初めて1部昇格を果たした大阪電通大。清田和正監督(52)は今年1月に助監督から昇格し、最初のシーズンで重い歴史のとびらを開いた。 「僕は何もしていないですよ。前任の鈴木(佑亮)監...

「文武不岐」県内トップ進学校で甲子園V挑む米子東・紙本監督の転機 和田毅の大活躍に流した涙

米子東・紙本庸由監督(2019年8月2日撮影)

県内トップの進学校でありながら甲子園制覇を目標に掲げる鳥取県立の米子東を訪ねてきた。紙本庸由(のぶゆき)監督(40)がきめ細かな強化メソッドを作り、勉強と野球を両立させる取り組みに触れた。 野球部員は3学年で33人。今年は東大志望の生徒もいる。ほぼ全員が現役で難関大学に合格し、浪人生の中にも医学部志望が多い。スポーツ推薦などもちろんない。そんな頭脳派集団であ...

元日テレアナ上田まりえ、夫・竹内大助さんとソフトボールJDリーグで“ファーストピッチ”登場

結婚式は挙げていない上田まりえ(右)と竹内大助さんだが、思い出の神宮球場でウエディング写真を撮った(竹内夫妻提供)

大の野球ファンで知られる元日本テレビアナウンサーでタレントの上田まりえ(35)が、ある試合で始球式を務める。といっても、野球ではなくソフトボール。「野球と結婚して“野球まりえ”になりたいと常日ごろ言っていますが、今回は“ソフトまりえ”になります!」と、ぐるぐる左腕を回して意気込んだ。 今年から女子ソフトボールの「JDリーグ」がスタート。東西各地区8チームずつ...

早大野球部121年で初ベンチ女子マネジャーが踏み出した1歩 小宮山監督が一喝した固定概念

東京6大学野球春季フレッシュトーナメントの立大戦の試合前に、客席にあいさつする早大・藤田南マネジャー(左から2人目)ら。早大野球部史上初めて女子マネジャーがベンチに入った(撮影・野上伸悟)

東京6大学・早大野球部の創部121年の歴史で初めて、女子マネジャーがベンチに入った。 1日に行われた春季フレッシュトーナメントの立大戦で、藤田南マネジャー(2年=開智)がベンチ入りしていた。プレーを見てスコアをつけ、ともに戦った。 試合は4-5で敗れたが「こんなに近くでプレーを見たことがなかったので、とても楽しかったし、うれしかったです」と振り返った。 5月...

「男子に劣らない部分ある」女子硬式選抜初V福井工大福井ナインに共通する発展の願い

福井工大福井対神戸弘陵 優勝を飾り喜びを爆発させる福井工大福井(2022年4月3日撮影)

3~4月に行われた第23回全国高校女子硬式野球選抜大会で初優勝した福井工大福井。史上初めて東京ドームで決勝が行われたことも話題になった。 優勝から1カ月半がたち、福井市の同校に練習取材に訪れた。男子とは少し違う雰囲気に新鮮さを覚えつつ、その熱意には男子以上のものを感じた。 4番を打つ山田恵外野手(3年)のスイングには驚かされた。800グラム超の中学硬式用バッ...

新庄ビッグボスの高校時代の努力は、今でも教え子たちに…母校西日本短大付・西村監督が継承

スタンドにあいさつする西日本短大付・西村監督(右)(2022年4月28日撮影)

4月下旬、宮崎市で高校野球の春季九州大会が行われた。BIGBOSSこと日本ハム新庄監督の母校、西日本短大付(福岡)は準優勝。チームを率いる西村慎太郎監督(50)は、新庄監督と同学年でチームメートだった。今季、プロ野球で最も注目を浴びている指揮官だけあって、聞かないわけにはいかない。「BIGBOSSの采配をどう見られていますか?」と投げてみた。 西村監督 よく...

プロで膨大な助言も取捨選択の難しさ 元オリックス川口知哉氏は「セオリー」こだわらず指導

ブルペン投球を見守る龍谷大平安・川口知哉コーチ(撮影・柏原誠)

プロ野球OBが学生野球資格を回復して、高校野球の現場で活躍する光景が自然になってきた。酸いも甘いもかみ分けた元プロによる指導は、間違いなく高校野球の底上げにつながっているだろう。 オリックスでプレーした川口知哉氏(43)が4月1日から母校の龍谷大平安(京都)のコーチとして正式に指導を始めた。高校時代、3年夏の甲子園で準優勝に貢献し、4球団の競合でオリックスに...

宮崎商、昨夏甲子園で幻に終わった智弁和歌山戦実現へ コロナ禍で辞退した先輩の思い受け継ぐ

21年7月、甲子園出場を決め歓喜に沸いた宮崎商ナイン

幻に終わった昨夏の甲子園の対戦が、5月の宮崎で実現する。 宮崎県の高野連が、5月の招待試合の予定を発表した。智弁和歌山、広陵(広島)を招き、14、15日の2日間にわたってひなたサンマリンスタジアム宮崎で県内の学校と試合をする。その中の一戦が、智弁和歌山と宮崎商のカードだ。 両校は昨夏の第103回全国高校野球選手権大会の初戦で対戦する予定だった。だが新型コロナ...