ニッカンプロ野球

野球手帳

野球をこよなく愛する日刊スポーツの記者が、その醍醐味、勝負の厳しさ、時には心が和むようなエピソードなど、さまざまな話題を届けます。

野球手帳

U18馬淵史郎監督「高校生であんなスイングいない」代表漏れた佐々木麟太郎の本当の評価

馬淵史郎監督(2023年9月8日撮影)

台湾で行われたU18(18歳以下)W杯で高校ジャパンが初優勝し、あらためて日本の「スモールベースボール」が注目された。 バントや走塁など小技を駆使して1点を奪い、守り勝つ。馬淵史郎監督(67=明徳義塾監督)が「世界で勝つために」とこだわり抜いたスタイルだった。走攻守そろった「好選手」をそろえたメンバー構成は、馬淵監督が目指す野球を分かりやすく示していた。 一...

【甲子園】慶応Vで思い出す名監督の言葉「押さえつける野球ではもう勝てない」

慶応対仙台育英 優勝を決めマウンドに駆け寄る慶応ナイン(撮影・藤尾明華)

夏の甲子園は慶応の優勝で幕を閉じた。今年も暑かった。球児やスタンドの熱気に押され、屋外の記者席で4試合まるまる見ていると気を失いそうになった。 ただコロナ明け甲子園はありがたいことばかりだった。1階の取材エリアは空調ばっちり。集中力を切らすことなく取材に専念できた。同じフロアにある関係者食堂にも出入り自由になった。汗まみれでアルプス席を駆け回る後輩たちを横目...

【甲子園】賛否あった「クーリングタイム」の試行錯誤 100年後の大会にどうつなげていくか

5回終了後、「クーリングタイム」で10分間の休憩がとられる

あああああ、暑い…。 口を開ければ、同じことばかり言っている。うめき声が「ううう」になったり「暑い」が「熱い」に変わったりはするが、同じようなことばかりつぶやいて夏空の下でどんよりしている。「一番好きな季節は?」と聞かれて「夏! 8月!」と即答していた元気な子どもは、どこに消えたのだろう。暑い、熱い、アツい…。 うめきながら8月6日の大会開幕日、甲子園に行っ...

静岡と東京、イチローさんがつないだご縁は続く 指導受けた富士と新宿に生まれた絆

<We love Baseball>甲子園で熱戦が繰り広げられている一方、16校以外の高3は最後の夏を戦い終えた。それでも、野球を通じて巡り合った“球縁”は、ずっと続いていく。 この出会いは、偶然ではなかったのかもしれない。昨年11月に日米通算4367安打のイチロー氏(49=マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)の指導を受けた都立の進学校・新宿(東...

野球を辞めなかったから手にした3試合 そして仲間、感謝 川西北陵の金崎亮輔主将/兵庫

川西北陵対山崎 試合終了後、笑顔の川西北陵・金崎と川西北陵ナイン(撮影・原田竣矢)

兵庫大会の3回戦で山崎にコールド負けした川西北陵の金崎亮輔主将(3年)は、1年の6月ごろ、野球部を辞めようとチームを離れた時期があったという。小学2年から始め、あれだけ好きだったのに。 三木秀宣監督(38)は「何もやってないのに、ちょっと面白くないから辞めようかなと思います、みたいな感じだった」と回想する。 野球との距離を取り戻せたのは、周りの言葉の力が大き...

郡山元監督・森本達幸さん葬儀、雨予報も雨雲を割って薄日差す 最後の試合もあがった雨/奈良

元郡山監督の森本さん(2009年7月25撮影)

天気予報は雨だった。傘をさし、雨用の靴をはいて、奈良・大和郡山市に向かった。だが葬儀場の永慶寺に着いたころ、雨雲を割って薄日が差した。郡山(奈良)を47年にわたって率いた森本達幸元監督(享年88)の葬儀が行われた今月1日のことだった。 最寄りの近鉄郡山駅だけでなく、大和西大寺駅に喪服姿の参列者があふれていた。「みんなが来てくれているのに、雨なんて降らせられへ...

3年前、先輩が優勝しても行けなかった甲子園へ 帝京・杉山勇心の思い

帝京対郁文館 7回表帝京無死一塁、左越えに決勝2ランを放つ杉山(撮影・古川真弥)

どんな仕事でもそうかも知れないが、長いことやっていてうれしいことの1つは、懐かしい名前に再会することではないだろうか。15日に高校野球の東東京大会を取材した時のことだった。 今春王者である帝京の初戦、郁文館戦で決勝2ランを放った杉山勇心内野手(3年)は大阪出身。なぜ、東京まで来て帝京に進学したのか問われると「住吉ボーイズの先輩がいたので」と答えた。その先輩の...

花園の勝負の空気作りに励んだキャプテンが2年生に思いを引き継ぐ/京都

京都大会 京都両洋対花園 右から花園の太田瞭内野手(2年)と成瀬和毅主将(3年)(撮影・中島麗)

<高校野球京都大会:京都両洋7-0花園>◇15日◇2回戦◇太陽が丘球場花園は5年続けて夏の初戦に敗れた。 チームの意識改革に挑んだ成瀬和毅主将(3年)にとって、これが野球人生で最後の試合となった。 「小学校の頃に高校野球に憧れたので、高校で野球はやめます。野球も勉強もしっかりしたくて花園に来たので」 「1番中堅」で初回に安打、その後は2四球を選び、全打席で出...

鷹番が感じたプロ野球にはない高校野球のドラマ

門司大翔館対育徳館 1点差の9回裏2死三塁からの継続試合(撮影・佐藤究)

プロ野球でも起こることのない「ドラマ」が、高校野球では起こる。 7月7日。夏の福岡大会を取材しに、光陵グリーンスタジアムに行った。門司大翔館-育徳館の2回戦。午前9時開始の一戦は天気予報に反して試合前は晴れ間が差し込んでいたが、終盤の7回に雨は強まり、9回には視界をさえぎるほどの土砂降り。グラウンドに水が浮き始め、門司大翔館が2点リードのまま、あと1死でゲー...

侍ジャパン大学日本代表を支える立大・玉井主務「自分がいかにサポートできるか」優勝目指す 

侍ジャパン大学日本代表の主務を務める立大・玉井マネジャー(撮影・保坂恭子)

侍ジャパン大学日本代表を、陰から力強く支える。「第44回日米大学野球選手権大会」(7月7~13日、米国)に出場する大学日本代表の主務として、東京6大学野球連盟の立大でも主務をつとめる玉井一騎(かずき)マネジャー(4年=昭和)が選手たちとともに4日、渡米した。「自分が、いかに選手たちに負担をかけないようにサポートできるかどうか。選手が気を使わないでプレーできる...

涙のメンバー漏れから1年…立命大・野村恭介 履正社での特別な経験を胸に、プレーで感謝を

関西学生チャレンジリーグに出場した立命大・野村恭介(撮影・柏原誠)

関西学生野球の1~2年生が参戦するチャレンジリーグで、立命大1年の野村恭介捕手と1年ぶりに再会した。昨年のこの時期、履正社(大阪)グラウンドで話をして以来。捕手としてスタメン出場したが「まだまだうまいこといってないので、これからですね」と明るい表情だった。 履正社特有の制度「プレーイングマネジャー」として活躍していた。同校は専属マネジャーをおかず、代々、選手...

各高野連の努力で成り立つ高校野球 熱戦の裏舞台にも注目したい

愛知大会抽選会でくじを引く東邦・石川主将

高校野球の地方大会抽選会がほとんどの地区で行われ、記者もいくつかの会場で立ち会うことができた。 会の流れはさまざま。受付で抽選順を決める地区もあれば、抽選順のくじも壇上で“ショーアップ”する地区もあった。それぞれのこだわりがあって興味深かった。また抽選と前後して、全地区で高野連や審判部から試合規定や注意事項が読み上げられる。広島では指名された主将数人が要項を...

消息求む 54年前の在ベネズエラ広田大使の令嬢探す グローバル・リーグ吉田忠之さん

「グローバル・リーグ」の開幕セレモニーに出席した広田大使の令嬢(右)と東京ドラゴンズの森徹監督(吉田忠之さん提供)

異国のスタジアム。花柄の着物をまとった少女。奥にはラテンの男たち-。その白黒写真が撮られたのは、もう54年前になる。吉田忠之さん(79)は「お嬢さんは小学5、6年生ぐらいだったと思います」と、遠い記憶をよみがえらせた。 1969年(昭44)4月24日、南米ベネズエラの首都カラカス。「グローバル・リーグ」の開幕セレモニーでの一コマだ。この年だけ開催された国際野...

【全日本大学選手権】明大・田中武宏監督は敗戦直後も敬意欠かさず 凜としていた相手たたえる姿

明大対青学大 試合後、あいさつする青学大・安藤監督(左)と明大・田中監督(2023年6月11日撮影)

全日本大学野球選手権の表彰式が終わると、明大・田中武宏監督(62)は一塁側ベンチへ歩き出した。11日に行われた決勝は0-4で敗れ、目標の日本一には届かず。優勝した青学大・安藤寧則監督(46)の元へ近づき、声をかけた。 「参りました。また戦えるように、頑張ります」 大会の前、選手たちに伝えたことがあった。 「寮に帰るまでが、大学選手権だぞ」 ユニホームを着て、...

横浜の寮母を務めた渡辺元美さんの食育への思い 息子の楽天佳明内野手のエピソードも披露

小学生と中学生に向けて栄養について話す元横浜寮母の渡辺氏(撮影・保坂恭子)

「食事が、成長を左右すると言っても過言ではありません」。 甲子園の常連・横浜(神奈川)の渡辺元智元監督の次女で、野球部の寮母として20年間「食」を通じて球児を支えた渡辺元美さんの言葉に、大人も子どもも耳を傾けた。 5月、埼玉県入間郡にある「Yataro スポーツベース」で、食育の講座が行われた。「成長期の栄養について学ぶ」と題され、野球スクールに通う子どもた...

甲子園の次は女子マネと「ベースボール5」で日本一を 2月の日本選手権、球児も出場OK

甲子園を目指した後は、もう1つの日本一を-。高校球児にとって、新たな目標ができるかもしれない。 全日本野球協会(BFJ)は1日、来年2月に横浜で開催する「第1回 Baseball5 日本選手権(仮称)」の大会概要を発表した。年齢などの出場条件を満たせば、誰でもチームを結成して応募できる。 ベースボール5の日本選手権開催を発表する全日本野球協会・山中会長(撮影...

WS3度制覇の名将クレイグ氏死去「スプリット」の始祖、ファミスタにも登場し日本球界にも影響

日本人投手に、大きな影響を残した偉人が亡くなった。投手としてドジャースなどで3度ワールドシリーズを制し、パドレス、ジャイアンツで監督を務めたロジャー・クレイグ氏が4日、サンディエゴで死去した。93歳だった。 90年、ジャイアンツ監督時代のクレイグ氏(AP) 現役時代は通算74勝98敗、監督では通算738勝737敗の成績を残しているが、日本では、それ以上に19...

高校野球の大会補助に大阪体育大が初参加、互いにメリット「将来また一緒に」

高校野球近畿大会の運営補助に初参加し、終礼を行う大体大の選手。中央は松平コーチ(撮影・柏原誠)

高校野球の近畿大会が行われている大阪シティ信金スタジアムに出向くと、あちこちで体格のいい選手が忙しそうに動き回っていた。大阪体育大の硬式野球部の生徒たちだった。 彼らを引率した同大学の松平一彦コーチ(45)が説明してくれた。 「大学生の社会貢献活動みたいなものですね。みんながお世話になった高校野球。サポートしてもらっていたのが、サポートする側に回ることで何を...

女子硬式野球を追いかける 26歳の元女子プロ監督と日大国際関係学部の挑戦

明るく元気な日大国際関係学部・女子硬式野球部の選手たち。後ろにそびえるのは富士山(撮影・沢田啓太郎) とにかく、全員がテキパキと動く。日大国際関係学部女子硬式野球部の練習には無駄な空き時間がほとんどない。しかも、やらされている感は全くなく、みんな自然に体が動いてるようにみえた。 取材したのはゴールデンウイークの真っただ中。どこかに遊びに行きたくなるものだけど...

女子硬式野球を追い掛ける 第1弾は平成国際大の日本酒づくり

平成国際大女子硬式野球部では、打撃練習用の一部ボールにひらがなや数字、アルファベットを書いている(撮影・沢田啓太郎) 3月下旬、埼玉県加須市で行われていた全国高校女子硬式野球選抜大会の準々決勝を見に行った。驚いた。想像以上にレベルが高い。投手の球速は110キロ台が多く、120キロ超を投げるサウスポーもいた。内野の規格は男子と同じで、そこでいとも簡単に併殺プレ...

初の全国決めた大阪公立大・米麦波留主将「兄みたいになりたかったけど」厳しい道を選び花咲かす

主将として大阪公立大を引っ張った米麦(撮影・柏原誠)

近畿学生野球の春季リーグを制し、初の全国大会出場を決めた大阪公立大。そのラインアップにめずらしい米麦(よねばく)の名字があった。高松商(香川)の主将として16年センバツで準優勝した米麦圭造さんの弟、波留(はる)だ。 高校球界のスターだった兄にも負けない野球センスの持ち主。準優勝したセンバツの直後に2学年上の兄のあとを追って高松商へ。入学直後からレギュラー格で...

感慨よりも龍谷大平安の一員として戦闘モード エースがノッカーになって甲子園に帰還

平安対高知商 平安の川口知哉投手(1997年8月15日撮影) エースはノッカーになって、甲子園に帰ってきた。 3月21日の選抜大会。初戦に備えて一塁側アルプススタンド横からグラウンド入りしてきた龍谷大平安(京都)ナインの最後尾に、川口知哉コーチ(43)がいた。1997年夏の甲子園準優勝投手。エースで4番で主将だった。 6年ぶりのセンバツ出場が決まったとき、恩...

甲子園にもリクエスト制度を 増していく審判の負担軽減を考える時期

甲子園球場

センバツ取材をしていると、とあるアナウンサーが「高校野球でもリクエスト制度を取り入れてもらえないですかね…」と苦笑いで話しかけてきた。 例えば、メディアでも取り上げられた見事なバックホーム。判定はアウトだったがVTRだとタッチできていないように見えたという。その「証拠映像」を流しながら実況するアナウンサーは言葉に窮してしまったそうだ。 得点に関わる本塁クロス...

時代に合わせて変わりゆく高校野球 校長室への電話に変わるセンバツの名物シーンが誕生するかも

23年ぶり3度目のセンバツ出場を決め歓喜する高田商ナイン(2017年1月27日撮影)

高校野球の春のセンバツの出場校発表が27日にある。 プロ野球のキャンプインを前に、球春近しを感じさせる注目イベント。ただ、今年はその様子に少し変化がある。恒例になっている大会本部から学校長への電話連絡が行われないことが発表されたのだ。 「当事者」の反応はさまざまだった。甲子園初出場がかかる彦根総合(滋賀)は選出確実とは言えない状況でネット中継を見守る。宮崎裕...

エンゼルスが自称「米国の大谷翔平」フィリップスと契約合意 MLB屈指の「エンターテイナー」

レイズのフィリップス(2022年5月11日撮影)

大谷翔平を擁するエンゼルスが9日、MLB屈指の「エンターテイナー」と1年契約で合意を発表した。オリオールズからFAとなっていたブレット・フィリップス外野手(28)。米国では、レイズに在籍していた20年のワールドシリーズ第4戦でサヨナラ打を放ち、飛行機ポーズでグラウンドを走り回った愉快な姿で知られる。口癖は「ベースボール・イズ・ファン(野球は楽しい)」だ。 日...

元巨人乾真大氏が母校東洋大でコーチ就任「選手の成長見守る」恩師高橋昭雄元監督は理想の指導者

東洋大・高橋昭雄元監督をしのぶ会で献花をする東洋大・乾コーチ(撮影・保坂恭子)

元日本ハム、巨人の乾真大氏(34)が、新しいスタートを切った。母校の東洋大のコーチに就任し、9日から練習が始まった。「まずは、選手の成長を見守る、そういう指導者になりたいと思っています」と笑顔で話した。 自身のたどってきた経歴が、指導者としての礎になる。東洋大姫路で3年夏に甲子園8強。東洋大では、2年春に東都大学リーグ最優秀投手とベストナインを獲得した。10...

憧れの人だった井坂善行さん 同じアルバイト出身で日刊スポーツに転身

井坂善行氏(2016年11月10日撮影)

日刊スポーツOBの井坂善行さんが12月28日に亡くなった。憧れの人だった。 僕が「ボク」と呼ばれていた時があった。大学時代に日刊スポーツとは違うスポーツ紙運動部でアルバイトをしていた。デスクや社員からは新任バイトは「ボク」と呼ばれこき使われる。経験を積むと、「ボク」から名前に進化する。記者という一人称を使う人もいるが、「僕」を使いたいのは、その原点から。大学...

尊敬する宮本慎也さんに教えてもらいたい 坂元弥太郎氏が指導する野球教室でやっと実現

坂元氏(左)のスクールで行われた野球教室で、キャッチボールの重要性について話す元ヤクルト宮本氏(2022年12月28日撮影)

プロ野球界の師弟関係が、20年の時を経て新たな形となった。 元ヤクルトの宮本慎也氏(52=日刊スポーツ評論家)が28日、埼玉県内で野球教室を行った。ヤクルト時代のチームメートである坂元弥太郎氏(40)が指導する「Yataro スポーツベース」で、コーチを務めた。坂元氏からのオファーを受けて実現。小中学生の約50人を指導した。 アップの際には、キャッチボールの...

1枠増で複雑になった中国・四国センバツ選考 来年1・27どんな説明なされるかにも注目したい

2022年11月5日、広陵対鳥取城北 先発の鳥取城北・新庄空

11月からアマ野球担当になり、最初の仕事は高校野球の秋季大会だった。言わずと知れた翌春センバツへの選考対象になる重要な大会。前回は東海地区の選考が議論を呼んだが、今回はどうだろう。例年、枠が多い関東・東京や近畿が難航する。今回は中国・四国地区も難しいのではという声を現地で聞いたので、いま一度整理してみる。 記念大会のため中国・四国は1枠増の「6」。近年の実績...

世間の「帝京魂」イメージ上書きへ「縦縞が甲子園と」金田監督12年ぶりの聖地目指す

帝京・金田監督(撮影・星夏穂)

世間に浸透している「帝京魂」のイメージを、さらに上書きする。 正月番組「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」(テレビ朝日系)内の人気コーナー「リアル野球BAN」などで、帝京OBの石橋貴明(61)や元日本ハム杉谷拳士氏(31)が「帝京魂!」と叫び、言葉の知名度は上昇した。ただ金田優哉監督(37)は「あんなに良い番組はないしありがたいことだけど、今どきの子は帝京に...