ニッカンプロ野球

一覧

番記者コラム・中日

来季レギュラー取り目指す土田龍空 背番1桁、GG賞、夢見る19歳のモチベーション

中日土田龍空

中日土田龍空内野手(19)が来季のレギュラー取りを目指している。今季は不振にあえいだ京田らを退け、後半から遊撃に定着。出場62試合のうち、チーム最多の57試合に遊撃で先発出場した。立浪監督の誕生日でもある8月19日ヤクルト戦(バンテリンドーム)では、同点の9回無死満塁で初のサヨナラ打を放つなど、打率2割4分8厘ながら勝負強さを見せつけた。 シーズン終了後も、...

番記者コラム・阪神

「六甲おろし」にメロディーつけた作曲家・古関裕而氏「4度目の正直」で野球殿堂入りなるか

作曲家の古関裕而氏(1979年12月撮影)

「六甲おろし」の父に、朗報は届くか。23年度の、野球殿堂入り発表が近づいた。阪神タイガースの歌として愛される名曲に、あのメロディーをつけたのが作曲家の古関裕而氏(故人)だ。20年から特別表彰枠で候補入りしているが、3年連続で落選に終わっている。22年は当選に必要な9票に1票差で届かなかった。 古関氏は、1909年(明42)福島県福島市生まれ。銀行勤務を経て、...

番記者コラム・西武

山川穂高、同じ球場でもボールの見え方が「毎年不思議と変わる」来季大爆発はどの球場か

2022年8月14日、“よく見える”楽天生命パークで本塁打を放った山川穂高

球場ごとの相性というものがある。ある場所では簡単にヒットが生まれるが、別の場所でなかなか快音が出ない。 さまざま要因が絡むのは間違いないが、西武山川穂高内野手(31)が以前に話していたことは1つ興味深かった。各球場による打席からのボールの見え方の違いについて。 「これ、面白いことに毎年、不思議と変わるんですよ」 照明の違い、あるいは目の調子なども絡むようだが...

番記者コラム・ロッテ

二木康太が巻き返しのプロ10年目へ 秦基博さんの名曲のような「エモい」投球を

ロッテ二木康太(2022年7月21日撮影)

ロッテの契約更改が終盤に差しかかる。活躍した選手も、苦しんだ選手も。表情もいろいろだ。二木康太投手(27)は後者だろう。 「シーズン開幕して2試合はそんなに悪くなかったけど、そこでけがをしてしまって…けがが治ってからもなかなかいい時の感覚が戻ってこなかったので」 真顔で、声色も低め。今季は2勝のみ。来季は10年目。中堅投手の域だ。数週間前にも巻き返しへの思い...

番記者コラム・阪神

青柳晃洋、かなり悩んだ「17」変更、岩貞後押しもあり決断 新たな“顔”背負い来季また腕を振る

青柳晃洋

“背”番号は選手の“顔”となる。 5日、阪神青柳晃洋投手(28)の背番号が23年から「17」に変更されると、阪神から発表された。青柳自身もかなり悩んだようだった。 さかのぼること3週間。11月17日、青柳は本の寄贈のため、横浜市鶴見区内の小学校を訪れていた。一連の活動を終え、取材対応時に「きのう(16日)に球団から話を頂いた」と、17番変更の打診があったこと...

番記者コラム・横浜

フィジカル強化で体形ガラリ、打撃や投球フォームなどオフの「変化」はプロ野球の楽しみ方の1つ

契約更改を終え笑顔で会見を行うDeNA浜口(撮影・垰建太)

秋季キャンプやトレーニングも終了し、プロ野球では契約更改の取材が多くを占め、さまざまな話題が紙面をにぎわせる。DeNAでも連日、横浜市内の球団事務所で会見が行われるが、今季の振り返りや来季への決意、年俸などの話題とともに選手の「変化」も注目される。 浜口遥大投手(27)は、口元にひげを蓄えた姿で会見に臨んだ。「オフシーズンなので。それから、(12月から自主ト...

番記者コラム・日本ハム

新庄監督BIGBOSSポーズ右手が多い理由 左人さし指中学時代に大けがも「野球はできる」

阪神対日本ハム 甲子園球場で日本ハム新庄剛志監督はファンへ「BIG BOSS」ポーズする(2022年6月3日撮影)

この秋、日本ハム新庄剛志監督(50)のBIGBOSSポーズに右手が多い理由を、初めて知った。ハンドサインは、ほとんど右手だ。「あまり指をさす時に、左手を使うことはない。この指、曲がってるから」。11月の秋季キャンプの練習後。開いた左手の人さし指の付け根には、大きな傷が一直線に刻まれていた。 「中学校の時に切って、今でも全然、指が伸びなくて」。左人さし指には、...

番記者コラム・ソフトバンク

笑顔が戻った東浜巨「厳しくいきますよ」5年ぶり2桁勝利の結果を残して重田倫明の師匠に

東浜巨(2022年12月3日撮影)

誠に勝手ながら、ソフトバンク東浜巨投手(32)の表情に変化を見出している。 1年前の21年12月。2軍本拠地のタマスタ筑後で単独自主トレを行っていた右腕は「正直に言うと、人に構っていられるほど余裕がない」と、どこか暗い表情をしていた。同年は4勝4敗、防御率3・70と不本意に終わっていた。 復活に燃えた22年は、10勝6敗。5年ぶりの2桁勝利を達成した。だから...

番記者コラム・巨人

常に前向きな男・小林誠司が“背水”覚悟 自ら口にした3つのフレーズは逆襲への産声になるか

契約更改交渉に臨み現状維持でサインをした巨人小林(球団提供)

巨人小林誠司が珍しく表情をこわばらせた。少々のやんちゃっぽい一面もあり、常に前向きな男が“背水”を覚悟した。11月30日の契約交渉で現状維持の1億円で更改。来季は4年契約の4年目になる。 小林 僕自身、大変申し訳ないという気持ちでもあります。なかなかチームに貢献できなかった。本当に悔しい思いがあるので、来シーズンは何とか年齢も重ねてきてますし、相当少ないチャ...

番記者コラム・ヤクルト

ムードメーカー奥村展征、来季節目の10年目“本業”でのレベルアップにも期待

白濱亜嵐(右)のライブに飛び入り参加し踊るヤクルト奥村(撮影・鈴木正人)

ヤクルトのムードメーカー奥村展征内野手(27)が、11月27日の「ファン感謝DAY」を大いに盛り上げました。 同30日の契約更改では150万円増の年俸1200万円でサイン(金額は推定)。9年目の今季は1軍にほぼフル帯同。43試合の出場で打率1割4分6厘、0本塁打、2打点にとどまりましたが、持ち前の明るさと元気で「チームスワローズ」になくてはならないピースとな...

番記者コラム・楽天

やっぱり明治がNO.1!? 阿部寿樹と島内宏明の新“紫紺コンビ”で10年ぶりV導く

入団会見でバットを手に笑顔で写真に納まる楽天阿部(2022年11月21日撮影)

やっぱり明治がNO.1!? 楽天の新“紫紺コンビ”が、チームを10年ぶりの優勝へ導くかもしれない。中日からトレードで阿部寿樹内野手(32)が加入。島内宏明外野手(32)とは明大の同期生だ。 「島内、島」「阿部、阿部ちゃん」と呼び合う仲。6月1日中日戦(バンテリンドーム)の3回、島内が適時打を放つと「打ったのはストレートですかね。同期の阿部寿樹が頑張っているの...

番記者コラム・ソフトバンク

球界初4軍制、限りなく「狭き門」へ促す選手間の競争 「発掘」にロマンかき立てる出来事も

小川4軍監督

ソフトバンクが球界初となる「4軍制」を正式に発足させた。すでに監督、コーチ陣の組閣は発表されていたがようやく11月30日、福岡・筑後市のファーム施設内で4軍設置の正式発表会見が行われた。記者会見には小川4軍監督、太田球団専務、三笠GMに加え、西田筑後市長も出席した。 4軍制の導入に関して球団は「さらなる若手選手育成とチーム戦力強化」を目的とした。今ドラフトで...

番記者コラム・巨人

中継ぎはベンツのブレーキパッド 1億円プレーヤーとなった“投げる哲学者”高梨雄平が思うこと

契約更改に臨み、大台を突破した巨人高梨(球団提供)

“投げる哲学者”が年俸とプロ野球選手の関係性について持論を展開した。巨人の高梨雄平投手(30)が11月30日に契約更改し、3300万円アップの年俸1億1000万円でサイン(金額は推定)。念願の1億円プレーヤーとなったわけだが、高梨の受け止め方は一筋縄にはいかなかった。 ■1億円で地に足が着く 「プロに入った時は1億円プレーヤーになりたいみたいなものはあったけ...

番記者コラム・オリックス

日本ハム移籍の伏見寅威「俺らの関係はいつも通り仲良くいこうな!」記者冥利尽きる言葉にじわり

日本ハムに入団する伏見(右)は新庄監督と笑顔で会見する(2022年11月24日撮影)

23番を凝視した。見慣れないはずの色合いも、似合っている。オリックスから国内FA権を行使し、日本ハム移籍が決まった伏見寅威捕手(32)が24日、札幌市内で入団会見に臨んだ。 ビシッと決めたスーツ姿から青と白のユニホームに変身。会見に同席したBIGBOSSからポーズを求められると笑みがはじけた。12年ドラフト3位で指名されてから、オリックス在籍は10年。日本一...

番記者コラム・阪神

2年連続GG賞の近本光司は「目」へのこだわりも人一倍、屋内球場でもサングラス装着するワケ

近本が愛用するサングラス「SWANS」を製造する山本光学株式会社の羽田野雄太さん(撮影・中野椋)

2年連続2度目のゴールデングラブ賞を獲得した阪神近本光司外野手(28)は、屋内球場でもサングラスをかける時がある。 一般的には、デーゲームの日差しを避けるために使用するイメージが強い。なぜ、屋内で使用するのか。 近本が用品契約を結ぶサングラスメーカー「SWANS」を製造する山本光学株式会社の近本担当、羽田野雄太さんによると、近年各球場で導入されているLEDラ...

番記者コラム・広島

戦力外の山口翔、地元熊本からNPB復帰目指す 1年限定の挑戦「覚悟を持ってやる」

12球団合同トライアウト 投球を終えた広島山口(2022年11月8日撮影)

3冠王のヤクルト村上宗隆が2年連続MVPに輝いた今オフ、同じプロ5年目、同じ熊本からプロ入りした広島山口翔投手(23)は戦力外通告を受けた。トライアウト受験も他11球団からのオファーはなく、九州アジアリーグ「火の国サラマンダーズ」からNPB復帰を目指すことを決めた。 デビューは鮮烈だった。プロ2年目の19年。プロ初先発初勝利の5月30日ヤクルト戦では初勝利を...

番記者コラム・阪神

佐藤輝明「甘ちゃん」卒業し連日の“根性特守”やり抜く、岡田監督の厳しい言葉に奮い立った

20日、秋季キャンプでノックを受ける阪神佐藤輝明

安芸キャンプ打ち上げを翌日に控えた20日。前日19日の特守を背中の張りで途中離脱した佐藤輝明内野手が、特守を志願した。今度は人さし指を負傷したが、三塁での1時間のノックを耐え抜いた。近大時代、同じようにノックを打っていた松丸文政コーチ(42)は、連日の“根性特守”をやり抜いた記事を食い入るように見つめていた。「大学時代は甘ちゃんで、すぐに倒れていた。ヘロヘロ...

番記者コラム・ロッテ

投手人生の原点「マサカリ投法」でキャッチボール 村田兆治さんに導いてもらった野球人生

村田兆治さん(2021年12月20日撮影)

野球を始めた小学校1年。私が父と祖父に買ってもらった野球帽は「ロッテ」と「中日」だった。茨城県水戸市出身の私の友人らは、ほとんどが巨人。阪神や西武がちらほら。異色? の理由を聞かれれば「村田兆治と小松辰雄が好きだからだよ。めちゃくちゃ速い球投げて格好いい」。こう答えていた記憶が鮮明に残っている。 特に「マサカリ投法」をまねたキャッチボールが、野球の楽しさを大...

番記者コラム・西武

新人王水上由伸、引退後の夢はスカウト?超ポジティブ思考の眼力が自身と同じ大化け素材見極める

「NPB AWARDS 2022」で最優秀新人賞を受賞した巨人大勢(左)と西武水上(代表撮影)

新人王を獲得した西武水上由伸投手(24)が、かつて言っていた。 「将来、スカウトになってみたいんですよね」 2年目の今季は60試合登板の防御率は1・77。35ホールドポイントで最優秀中継ぎのタイトルも獲得。セカンドキャリアを語るには、あまりに早すぎるが、隠れた逸材や、スターの原石を見いだす仕事に興味があるようだ。 もっとも自身は育成ドラフト5位での入団。ギリ...

番記者コラム・中日

元チームメート、後輩から見た「見習いたい」ベテラン涌井秀章の姿 優勝へもたらす化学反応期待

涌井秀章(2022年9月30日撮影)

中日が主力の阿部寿樹内野手(32)を放出して、楽天涌井秀章投手(36)を獲得した。新戦力として中日のユニホームに袖を通すベテラン涌井には中日のエース番号でもある背番号「20」が与えられた。涌井は西武、ロッテ、楽天の3球団で主戦投手として活躍。通算468試合に登板、154勝143敗、37セーブ、16ホールド、防御率3・57の成績を刻んできた。3球団それぞれで最...