ニッカンプロ野球

評論家コラム

【谷繁元信】結果オーライの巨人、11日からの阪神戦がヤマ場に 3連戦だけを考えた戦術も

巨人対ヤクルト ヤクルトに勝利し、声援に応える巨人橋上秀樹監督代行(撮影・鈴木みどり)

<巨人7-3ヤクルト◇9日◇東京ドーム巨人はヤクルト戦で3点差をはね返し、阪神との首位決戦へ勢いをつけることができたと思う。4回、無死二塁から5番大城は初球を三邪飛で進塁打も打てなかった場面など、内容的にはいただけないところもあったが、この時期にきて結果オーライでも勝つことがすごく重要だ。 優勝争いはマッチレースの展開で11日からの巨人-阪神戦(東京ドーム)...

【真弓明信】阪神は度重なる拙守が痛い失点に…ここからは選手と心中するぐらいに固定するべき

<阪神1-7中日>◇8日◇京セラドーム大阪阪神は9日の中日戦が今シーズン100試合目になる。すでに戦力を見極めている段階は終わっているだろうし、ここからはある程度、チーム全体を固定させて戦っていくべきではないだろうか。 阪神対中日 9回裏、悔しげな表情で試合を見つめる阪神藤川球児監督(撮影・宮崎幸一) 前日のカード初戦の先発一塁はガルシアだった。大山との兼ね...

【西本聖】巨人竹丸和幸6回1失点は見事だが…復調したとは言いにくい ヤクルトはどうしたのか

<巨人8-2ヤクルト>◇8日◇東京ドーム今後の優勝争いを戦う上で、前回の先発で3回8失点した巨人ドラフト1位の竹丸和幸投手(24=鷺宮製作所)の状態が気になっていた。ルーキーで開幕投手を務め、今試合前までで7勝8敗。十分過ぎるほどの活躍で、注文をつけるつもりはないが、優勝をするための主力投手という視点で見させてもらった。 巨人対ヤクルト 6回、力投する巨人竹...

【緒方耕一】「これぞプロ」巨人浦田とヤクルト岩田「絶対に走る」「絶対にアウトに」執念の対決

巨人対ヤクルト 6回裏巨人2死一塁、二盗を試みるもアウトとなる浦田俊輔。左は長岡秀樹(撮影・増田悦実)

<巨人0-1ヤクルト>◇7日◇東京ドームお互いに負けられない試合の中で、見応えのある勝負があった。巨人・浦田とヤクルト・岩田の盗塁王争いだが、今試合では1度ずつ盗塁を試みてアウトになった。「絶対に走る」という2人の意気込みと「絶対にアウトにする」という守る側の執念の対決だった。 最初に走ったのは、岩田だった。0-0で迎えた2回1死一塁、8番打者の武岡の3球目...

【岩田稔】阪神の初回7得点でわかる近本光司の価値 四球と盗塁でDeNA先発ビドの動揺誘う

<DeNA5-10阪神>◇6日◇横浜 阪神の初回7得点は1番近本選手の功績だと表現しても大げさではありません。それぐらい近本選手の四球と二盗には価値を感じました。 DeNA対阪神 1回表阪神無死一、二塁、森下翔太の先制適時打で生還しナインの出迎えを受ける近本光司(中央右)と中野拓夢(撮影・垰建太) DeNA先発は阪神打線からすれば初対戦となるビド投手。普段は...

【篠塚和典】今年はチーム生まれ変わりの初年度、再来年あたりに新チームの全貌が見えてくる予感

広島対巨人 10勝目をあげた井上温大(中央)はチームメートとハイタッチ(撮影・加藤孝規)

<広島0-4巨人>◇5日◇マツダスタジアム阪神と優勝を争う巨人ナインの顔触れを見ると、メンバーの入れ替え時期の真っ最中にあるんだなと、あらためて感じる。巨人は常勝チームと言われて久しいが、それでも低迷する時期もあったし、長嶋さん、王さんが引退されてチームの骨格ががらりと変わるタイミングも何度も経験してきた。 今の巨人はまさにそのタイミングだろう。そして、同時...

【桧山進次郎】エラー絡みでの点の取られ方が痛かった阪神 クリーンアップも固定すべき

DeNA対阪神 先発登板する阪神高橋遥人(撮影・河田真司)

<DeNA11-7阪神>◇5日◇横浜阪神がDeNAに大量11点を奪われて敗れた。カード初戦に0-1で惜敗していたから、本来は阪神のほうがスカッと打ち勝つような戦いをしたかったが、逆に返り討ちにあった。 それもせっかく先制したのに、エラー絡みでひっくり返された。この点の取られ方を見ていると「どちらが優勝争いをしているチームなの?」と錯覚を覚えてしまうほどだった...

【大石大二郎】阪神はDeNA尾形を打ち崩せなかったのがすべて 村上頌樹は責められない

DeNA対阪神 先発登板する阪神村上頌樹(撮影・河田真司)

<DeNA1-0阪神>◇4日◇横浜阪神はカードの“頭”に立てた村上で勝てなかったのは痛い。主戦ピッチャーだから勝ちを計算していたはずだが、前カードの対ヤクルト3連勝でみせた反発力はすっかり影を潜めてしまった。 その意味では、DeNA先発の尾形を打ち崩せなかったのがすべてだった。今季2試合目の対戦になった右腕からは連打もかなわず、打線がつながらなかった。結局は...

【宮本慎也】巨人と広島「これでは打てない」と感じさせる各打者のスイング

広島対巨人 広島戦に先発する巨人山崎伊織(撮影・加藤哉)

<広島4-3巨人>◇4日◇マツダスタジアム後半戦の最初の3連戦を2勝1敗の広島と、1勝2敗だった巨人。首位争いしている巨人が負けられないのはもちろんだが、まだ3位を狙える位置にいる広島も2カードを連続勝ち越し狙いたいだろう。しかし、今季の両チームは明らかに打てなさすぎる。各打者のスイングを見ても「これでは打てない」と感じさせるものだった。 巨人の先発はシュー...

【平石洋介】ソフトバンク前田悠伍は何がいい? 明確な答えがないのが答え/パ・リーグ展望

ソフトバンク前田悠伍(2026年8月撮影)

野球ファンにとって月曜は特別な日。先週を振り返って、今週に思いをはせる。識者に回顧と展望を聞いた。パ・リーグ編は平石洋介氏(46=日刊スポーツ評論家)。開幕から負けなし9連勝としたソフトバンク前田悠伍投手(20)の良さは何なのか、考察する。    ◇   ◇   ◇ ソフトバンク前田悠が2日の楽天戦で開幕から負けなしの9勝目を挙げた。この日は失投もあり6回7...

【中西清起】Aクラス争いのダークホースはここだ!セ屋根付き本拠地は巨人と…/セ・リーグ展望

中日球団旗

野球ファンにとって月曜は特別な日。先週を振り返って、今週に思いをはせる。識者に回顧と展望を聞いた。セ・リーグ編は中西清起氏(64=日刊スポーツ評論家)。Aクラス争いのダークホースを挙げた。    ◇   ◇   ◇ ペナントレースの行方は阪神、巨人の一騎打ちになった。ヤクルトが前半戦を大いに盛り上げた。しかし、100試合に届こうかというところで首位と9・5ゲ...

【桧山進次郎】勝つには勝ったが守りで足引っ張った野手陣は反省すべき 下村海翔に早く1勝を

ヤクルト対阪神 4回裏ヤクルト2死二塁、西村瑠伊斗の打球を落球する前川右京(撮影・増田悦実)

<ヤクルト3-4阪神>◇2日◇神宮4回のピンチで前川が飛球を捕れず、タイムリーエラーにしてしまった。打球に対し、正面に早く入ろうとして、照明が目に入ったのだろう。しかし神宮では照明に気をつけなければならないのは分かっていること。横からのぞき気味にいかないといけない。ああなっては100%、打球は捕れない。 前川については、初回のミスも痛かった。1死一、二塁で、...

【上原浩治】巨人小笠原慎之介、自ら三塁打放つも無得点 精神的ショックで逆転許すも次回に期待

巨人対DeNA 5回裏が終わり三塁打を放った巨人小笠原慎之介は疲れた表情を見せる(撮影・滝沢徹郎)

<巨人1-2DeNA>◇2日◇東京ドーム点が入りそうな予感がしたのは、私だけではなかっただろう。巨人が1点をリードした5回裏、先頭打者の小笠原が三塁打を放ちながら、まさかの無得点。6回表のDeNAの攻撃を迎えたときだった。 点が入ると思ったイニングで無得点に終わったときのピッチャーの精神的ショックは、想像以上に大きい。特に先頭打者で三塁打を放ったのは、小笠原...

【梨田昌孝】阪神4点リードの9回に岩崎で逃げ切ることできず V争いに不安材料が露呈した1勝

ヤクルト対阪神 9回から登板した阪神岩崎優(撮影・水谷安孝)

<ヤクルト3-7阪神>◇1日◇神宮阪神が後半戦を連勝でスタートすることができたのは大きい。ただこれから優勝争いをするチームにとっては、不安材料が露呈された1勝でもあった。 阪神ベンチは先発伊藤将を6回から木下にスイッチし、及川がまたぎ、8回は工藤へと継投した。しかし4点リードの9回に投入した岩崎で逃げ切ることができなかった。 この回、先頭・鈴木叶に四球、続く...

【緒方耕一】波に乗りきれない阪神 流れ変えたエンドラン失敗 力通りの戦いできない現状象徴

ヤクルト対阪神 6回表阪神1死一、三塁、3点本塁打を放った坂本誠志郎(左)を出迎える佐藤輝明(撮影・増田悦実)

<ヤクルト3-7阪神>◇1日◇神宮優勝候補の本命・阪神だが、首位争いはしているものの、力通りの戦いができていないと思っている。波に乗れそうで乗りきれない。そんな現状を象徴するような場面があった。 2点をリードした2回表の攻撃だった。先頭打者の坂本がセンター前ヒットで出塁。ここで8番の元山を迎えた。1ボールから阪神ベンチはエンドランをかけたが、元山はボールゾー...

【桧山進次郎】逆転呼んだ才木浩人の3回以降の踏ん張り 阪神優勝のために必ず長いイニングを

ヤクルト対阪神 先発し力投する阪神才木浩人(撮影・増田悦実)

<ヤクルト3-4阪神>◇31日◇神宮阪神は勝つか負けるかで大きく違う後半戦の初戦を、大逆転で取れたのは大きいですね。しかもエースの才木で負けるとムードがより重くなるところ。一気の4得点でひっくり返した7回の集中打は見事でした。 逆転を呼んだ一番の要因は才木の踏ん張りでしょう。1、2回はイケイケドンドンなヤクルト打線相手にストライクをそろえ過ぎて3点を失いまし...

【宮本慎也】日本のベテラン投手のような巨人ハワード、DeNA打線なぜ打てないのか不思議な投球

巨人対DeNA 力投する巨人先発のスペンサー・ハワード(撮影・滝沢徹郎)

<巨人6-0DeNA>◇31日◇東京ドームプロ野球はオールスター休みを挟み、いよいよ後半戦がスタートした。セ・リーグは巨人と阪神のマッチレースになると思っているのだが、巨人の後半戦の“開幕戦”はハワードだった。正直、少し意表を突かれた大役だが、どんなピッチングをするか興味津々で観戦させてもらった。 立ち上がりは変化球中心の組み立てで、投球フォームもオーソドッ...

【鳥谷敬】死球離脱を避けるために 事前の意識づけ、防具、データ…使えるものは使って

阪神前川右京(2026年7月撮影)

<鳥谷スペシャル>死球離脱を避けるために必要なポイントは-。NPBは31日から後半戦に突入する。巨人と同率で首位につける阪神は前半戦終了時点でリーグ最多の46死球を受けており、対策が必要な状況となっている。猛虎打線は厳しい内角攻めをどう考えるべきなのか。日刊スポーツ評論家の鳥谷敬氏(45)が30日、持論を展開した。    ◇   ◇   ◇ 阪神が今、最も警...

【浜名千広】首位独走ターンのソフトバンク V3のキーマンは正木智也&大津亮介 

正木智也(2026年7月撮影)

パ・リーグ3連覇へ向けて首位ターンを決めたソフトバンクが最高の位置取りで後半戦に入る。2位西武に5・5ゲーム差、3位日本ハムとは6ゲーム差の独走態勢。日刊スポーツ評論家の浜名千広氏(56)は、V3のキーマンに長距離砲であり、頼れるリードオフマンとして打線をけん引する正木智也外野手(26)、投手では不安のある先発陣で9勝を挙げた大津亮介投手(27)の奮投に期待...

【山田久志】投手戦制した阪神の勝因は“ダルベック封じ” 9回のピンチ抑えた伏線は第1打席に

<阪神1-0巨人>◇26日◇甲子園シーズン前半戦の最終戦になった阪神-巨人は、典型的といえる「1対0」の投手戦だった。阪神の勝因は“ダルベック封じ”にあった。 わずか1点リードの9回無死一、二塁、村上頌樹投手(28)がダルベックに1ボールから投じた2球目は、低めにいったボール気味の変化球だった。 阪神対巨人 完封勝利を飾った阪神村上頌樹は雄たけびを上げる(撮...

【緒方耕一】1球の失投で敗戦招いた巨人も、小笠原慎之介のピッチングは今後に向けて大きな収穫

阪神対巨人 巨人先発の小笠原慎之介(撮影・上田博志)

<阪神1-0巨人>◇26日◇甲子園敵地・甲子園での3連勝を狙った巨人は、たった1球の失投で敗戦を招いてしまった。悔やんでも悔やみきれない1球は0-0で迎えた6回裏無死、佐藤に対しての真っすぐだった。 決勝のソロはバックスクリーンで、やや外目の甘い真っすぐ。打ち損じずにしっかりと仕留めた佐藤のバッティングは見事のひと言に尽きる。しかし、それまでの勝負の経緯を考...

【梨田昌孝】阪神は森下、佐藤頼みの打線に得点力望めず負け越し 巨人は若手の積極起用が実結ぶ

阪神対巨人 3回裏阪神1死、森下翔太は空振りしバットを宙に浮かせる(撮影・加藤哉)

<阪神1-5巨人>◇25日◇甲子園阪神がオールスター前の大事な巨人戦にカード負け越しを喫するとは思わなかった。初戦が2点、この日が1点に抑えられたように、すっかり得点力が望めなくなった。 巨人竹丸は好調とは言いがたかったが、2回、3回の満塁機に打順の巡りもあったが、1点だけとは寂しかった。森下、佐藤頼みの打線は2人が打たないとこのような展開になってしまうとい...

【谷繁元信】安定感ない阪神 固定できない遊撃の失策が勝敗直結の今季、選手たちの競争逆効果に

阪神対巨人 4回表巨人無死一塁、元山飛優は小浜佑斗の打球をファンブルする(撮影・上田博志)

<阪神1-5巨人>◇25日◇甲子園阪神の戦い方に安定感がない。昨シーズンは交流戦後から独走で9月7日には優勝を決めたが、今季、波に乗れない要因はなにか。1番近本、リリーフ陣の石井らがケガで離脱したのは大きかったが、センターラインの遊撃のポジションが固定できないのが、ひとつだと思っている。 ここ数年、阪神が抱える課題ではあるが、昨季は小幡が73試合、木浪が41...

【鳥谷敬】巨人に勝利の執念 阪神は不安定ウィットリーを打ち崩せていれば展開大きく違ったはず

阪神対巨人 1回裏阪神1死一、三塁、佐藤輝明は捕邪飛に倒れる(撮影・上田博志)

<阪神2-4巨人>◇24日◇甲子園阪神は1-0の9回表に才木投手が一時は逆転となる2ランを浴び、2-2の10回表に岩崎投手が勝ち越し2ランを浴びました。結末だけを見れば投手が粘り切れなかったようにも映りますが、個人的には打線が一打同点、一打逆転の場面を作らせてはいけなかったと感じます。 巨人の先発ウィットリー投手は特に序盤は不安定でした。阪神打線は2回に1点...

【里崎智也】好投才木の阪神梅野、ウイットリー大荒れも試合壊さぬ巨人大城 両捕手役割全う

阪神対巨人 8回表を終え、ベンチで梅野隆太郎(左)とタッチする才木浩人(撮影・加藤哉)

<阪神2-4巨人>◇24日◇甲子園好投才木という素材を壊さないよう、細心の注意を払った阪神梅野か、いったいどこにボールが来るか皆目見当がつかない大荒れウイットリーで試合を壊さなかった巨人大城か。どちらの捕手も、よく役割を全うしたと、たたえたい気持ちになった。 才木は申し分なかった。序盤は真っすぐ中心の組み立てで始まり、中盤から終盤は変化球の比重を増す。そこに...

【真弓明信】6回に見えたタイガースらしい野球の明るい材料 近本光司の存在が落ち着き与える

阪神対DeNA 6回裏阪神無死、伏見寅威は遊撃内野安打で出塁する(撮影・宮崎幸一)

<阪神5-4DeNA>◇22日◇甲子園攻守でタイガースらしい野球を取り戻しつつあると感じたのが、6回の攻撃だ。伏見が内野安打で出塁した後、高橋への代打坂本がバントで走者を進め、近本がかえした。この流れで3点を挙げたが、この背景には二つのポイントがある。 一つは若手リリーバーの成長だ。7回に登板した工藤は2点こそ失ったが、失策が絡んでもの。同点に追いつかれたが...

【緒方耕一】“荒れ球”藤浪の死球警戒し阪神主軸ノーヒット、攻略には伏見寅威の打撃参考に

阪神対DeNA 3回裏阪神2死、大山悠輔は死球を受ける。投手藤浪晋太郎(撮影・上山淳一)

<阪神5-4DeNA>◇22日◇甲子園阪神とDeNAの一戦は、勝敗とは別の注目点があった。今季の阪神は近本と前川が死球で骨折するなど、セ・リーグでは死球数もトップ。必要以上にナーバスになっている。一方のDeNAは元阪神選手で、“荒れ球”の藤浪が先発だった。どういう試合になるか、注意深く観察させてもらった。 藤浪のピッチングは予想よりはいい内容だった。1回1死...

【今岡真訪】下村海翔、阪神を背負っていく可能性のある逸材だからこそ“打者下村”に触れたい

阪神対DeNA DeNA戦に臨む阪神下村海翔(撮影・前田充)

<阪神2-1DeNA>◇21日◇甲子園プロ初登板から3試合目になった阪神下村海翔投手(24)の投球をすべてネット裏で見てきた。4番エンカーナシオンを欠いたDeNA打線だが、前回登板と同じように、この一戦も無四球で安定していた。 6回を4安打1失点。0-0の4回1死、2番牧に3ボール後、2つストライクをとって、カウント3-2までもっていったが、次のカットボール...

【梨田昌孝】セベリーノに1点差場面は不安…阪神連覇へのカギを握り得るDeNA戦で手痛い1敗

阪神対DeNA 8回表に登板する阪神アンダーソン・セベリーノ(撮影・上山淳一)

<阪神0-7DeNA>◇20日◇甲子園阪神にとっては手痛い1敗になった。これでDeNAとの対戦成績は5勝6敗で、セ・リーグでは唯一負けが先行する相手チームになったわけだ。 ここにきてヤクルトが下降し、阪神と巨人の「2強」の様相になってきた。そこで阪神が連覇するためのカギを握るのはDeNAになるかもしれない。 今後のシーズンを考えたとき、阪神がカード別でもっと...

【西本聖】復帰戦の中日高橋宏斗の出来文句なしも…ベンチが責任取って選手盛り上げる意思感じず

ヤクルト対中日 8回裏ヤクルトの攻撃を無失点に抑えガッツポーズする中日先発高橋宏斗(撮影・垰建太)

<ヤクルト2-4中日>◇20日◇神宮最下位に低迷する中日の要因といえば、エースとして期待されていた高橋宏の不振だろう。先発するのは5月31日以来。言うまでもないが、復調していればチームの最下位脱出へ、大きな戦力になる。 結論から言うと、文句ないできだった。真っすぐの最速は157キロで、アベレージでも150キロ台中盤をマークしていた。シーズン前半は力を入れて投...