【西本聖】阪神梅野隆太郎は投手を生かすリードできていない 強み「守りの野球」を立て直せ

<DeNA5-3阪神>◇25日◇横浜交流戦前まで6ゲーム差を離して首位だった阪神が、2位のDeNAに3連敗。ついに首位から陥落した。まだ6月でゲーム差は0・5。本来であれば、順位がひっくり返ってといっても、それほど気にする必要はないだろう。ただ、気になるのは、阪神の戦いぶり。今試合でも最大の“強み”でもある「バッテリーを中心にした守りの野球」ができていなかっ...

<DeNA5-3阪神>◇25日◇横浜交流戦前まで6ゲーム差を離して首位だった阪神が、2位のDeNAに3連敗。ついに首位から陥落した。まだ6月でゲーム差は0・5。本来であれば、順位がひっくり返ってといっても、それほど気にする必要はないだろう。ただ、気になるのは、阪神の戦いぶり。今試合でも最大の“強み”でもある「バッテリーを中心にした守りの野球」ができていなかっ...

<西武3-6楽天>◇3日◇ベルーナドーム西武小島大河捕手(22)への期待は大きいが、今はたくさん受けて、どんどん勉強すること。それが打てる捕手へのもっとも確実な道だと思う。ディフェンス面は後述するとして、バッティングは素晴らしい。 初回の二塁打も、反撃の口火を切った4回の中前打も、逆方向を意識したスイングが光る。広角に打てることで、相手バッテリーも攻めづらい...

<阪神4-3DeNA>◇2日◇京セラドーム大阪阪神は打撃好調の木浪を7番、8番ではなく、6番で起用したことがプラスに機能した。初回、佐藤の適時打で1点を先制も、これで終わらなかった。大山が右飛に倒れて2死二、三塁。この場面で木浪が左前に2点適時打を放った。9球目をとらえた粘りも素晴らしい。1点ではなく、3点を奪い、試合の主導権を握った価値ある一打だった。 前...

<ヤクルト2-1広島>◇2日◇神宮アグレッシブさを貫いたことが、ヤクルトの開幕5連勝につながった、そんな試合だった。 1点を追う9回裏、1死からオスナが左前打で出塁すると、続く増田の打席で代走赤羽が積極的に盗塁を仕掛けて1死二塁。広島ベンチにプレッシャーをかける。 赤羽の走力を信じて走らせたベンチの判断も前向きに映ったし、ギリギリのところで二塁を奪った赤羽の...

<阪神1-4DeNA>◇1日◇京セラドーム大阪早々と追いかける展開を強いられた阪神の負けにはヤマ場がなかった。そしてこの1敗から感じとることができたのは、やはり阪神の野球というのは、ピッチャーが攻撃のリズムを作るということだった。 その点、先発の新外国人ルーカスが序盤の3回までに4点をリードされたことで重苦しくなった。オープン戦に2試合登板しているが、制球に...

<中日5-6巨人>◇1日◇バンテリンドーム開幕から5連敗し、いまだに勝ち星が挙げられない中日だが、ドラフト1位の中西が先発デビューして5回1/3で4失点。残された数字を見て手放しで褒めるわけにはいかないが、ローテーションに入って投げるだけの実力は備えていると感じさせる内容だった。 立ち上がりは、さすがに焦ったと思う。巨人の先頭打者のキャベッジにはカウント1-...

<阪神4-1DeNA>◇31日◇京セラドーム大阪阪神がDeNAの追い上げを許さず、そのまま逃げ切りに成功した。先発した阪神才木、DeNAデユプランティエの投げ合いは、中盤にゲームが動いた。そこでポイントになったのは、2番手でリリーフした桐敷だ。 今シーズンの桐敷は調子が良さそうだ。開幕した3月27日の巨人戦でも、先発村上を好リリーフした。この一戦は才木が6回...

<巨人6-12阪神>◇29日◇東京ドーム阪神としては、巨人から「もらった」かのような試合内容になった。8回に同点とし、なおも2死二、三塁から、代打木浪の一、二塁間に転がったゴロを、巨人浦田がファンブルしたプレーが決勝点だった。 公式記録は「安打」だったが、普通にアウトにできたから、ピッチャーには気の毒だった。阪神は立ち上がりから1点リードされても、制球に苦し...

<巨人6-12阪神>◇29日◇東京ドーム伝統の一戦で見えた、現代野球の“落とし穴”ともいえる1球をクローズアップしたい。阪神が1点リードの3回、1死満塁で打者は6番中川。巨人先発のルーキー山城の交代がワンポイント遅れたが、2番手赤星が大山を二飛に抑え、続く中川の結果次第では、試合の流れが大きく変わる場面だった。 カウント0-1からの2球目、赤星は中川にフォー...

<巨人0-2阪神>◇28日◇東京ドーム阪神にとっては、高橋の投球に尽きる巨人戦の完封勝利だった。ストレートを中心に、巨人打線を寄せ付けなかった。その姿は「前の高橋」に戻ったかのように映った。 昨年7月15日の中日戦で左肩、ヒジ故障から275日ぶりの復帰登板をネット裏から見た。故障前のふところに飛び込むクロスファイアは影を潜め、変化球を駆使してまとめていた。 ...

<ソフトバンク6-4日本ハム>◇28日◇みずほペイペイドーム優勝候補同士の対戦で、何よりも重要なのが「このチームだけには負けられない」という執念だと思っている。もちろん力のあるチーム同士の戦いになるため、精神力だけで勝てるほど勝負事は甘くない。しかし開幕戦に続き、ソフトバンクが逆転勝ちで2連勝を決めた。挑戦者の立場になる日本ハムが「甘い」とまでは言わないが、...

<巨人3-1阪神>◇27日◇東京ドーム阪神は巨人竹丸の緩急がついた投球にうまく対応できなかった。わずか3安打1失点で6回を投げきられました。ストレートのキレが良く、チェンジアップを効果的に使われた。新人で“体感”したことがなかっただけに苦労した結果でした。 阪神先発の村上にとって残念だったのは、4回に浴びた一発です。この回先頭泉口の投ゴロを処理した村上が、ふ...

<巨人3-1阪神>◇27日◇東京ドーム巨人が新人竹丸の好投とキャベッジ、ダルベックの1発攻勢で勝った。素晴らしいスタートだが、あえて2つの要素に触れたい。 まず、新人投手の開幕戦勝利。竹丸の働きは秀逸だった。ピッチングの基本はストライク先行で勝負すること。これはWBCで骨身に染みて多くのファンが感じたことだ。初球ボールと、ストライクでは雲泥の差。その後の組み...

日刊スポーツの評論家24人による毎年恒例の順位予想、パ・リーグ編は、ロッテで活躍した里崎智也氏(49)が分析。1位予想は、3連覇に挑むソフトバンクと、就任5年目での優勝を狙う新庄監督率いる日本ハムに分かれました。 ◇ ◇ ◇ おそらく多くの人の順位予想の本命は日本ハムだと思うが、里崎流では西武だ。キャンプから注視してきたが、西武は技術面よ...

マイアミの激闘が猛虎に与える好影響とは-。日刊スポーツ評論家の鳥谷敬氏(44)が24日、WBC準々決勝で結果を出した阪神佐藤輝明選手(27)と森下翔太選手(25)のさらなる進化を予告した。鳥谷氏は侍ジャパンの準々決勝・ベネズエラ戦を米国フロリダ州の現地で観戦。一流プレーヤーたちの熱き一挙手一投足が2人、そしてタイガースの成長を後押しすると力説した。 ◇...

プロ野球開幕が目前に迫った。今季、リーグ3連覇&2年連続日本一を目指すソフトバンクのチーム調整はどうなのか。日刊スポーツ評論家の浜名千広氏(55)がホークスの現状を分析。不安視された先発陣の再構築も復活を期すカーター・スチュワート投手(26)、新外国人の徐若熙(シュー・ルオシー)投手(25)の助っ人右腕の存在でメドが立ったと期待を寄せた。 ◇ ◇...

<オープン戦:阪神0-1オリックス>◇22日◇京セラドーム大阪阪神がさほど不安を感じることのない仕上がりをみせた。攻撃面は、遊撃と左翼の2つのポジション争いから新しい芽が出かかっているように、一段と戦力層が厚くなったように映った。 それは藤川監督が選手起用に迷うぐらいに選択肢が広がったと言えるのではないだろうか。打線は1、2番コンビが健在で、結局は森下、佐藤...

オープン戦が終了し、今シーズンのセ・パ両リーグの優勝争いを予想した。パ・リーグの優勝候補は、オープン戦でトップタイだった日本ハムだ。この日のヤクルト戦で有原が先発し4回を1安打、無失点に抑えた。前回の巨人戦では6回途中5失点だったが、開幕前最後の登板できっちり調整してきた。 有原が加入した先発陣は伊藤、北山、達、細野、加藤貴ら豊富。リリーフ陣も柳川、田中、山...

楽天元監督の平石洋介氏(45=日刊スポーツ評論家)が、楽天の今季展望を語った。野手、投手ごとに戦力を分析し、順位は「3位」と予想((1)日本ハム(2)ソフトバンク(3)楽天(4)西武(5)オリックス(6)ロッテ)した。 ◇ ◇ ◇ 今季の楽天は「3位」に予想しました。球団は去年、今年とかなり精力的に補強を進めています。ファンの「Aクラスに入ってく...

<オープン戦:阪神1-0オリックス>◇21日◇京セラドーム大阪阪神先発・高橋の投球内容は、開幕に向けて順調に仕上がったことをうかがわせた。3回までの各イニングを3人ずつで封じ込んだピッチングは、まさにオリックス打線につけいるスキを与えなかった。 スライダー、カットボール、シュートなど変化球主体で、いかなる球種でも勝負ができる。それは3回に3番杉本をスライダー...

<センバツ高校野球:神村学園2-0横浜>◇20日◇1回戦◇甲子園日刊スポーツ客員評論家の渡辺久信氏(60)が20日、センバツに出場した大会注目右腕、横浜の織田をチェック。おなじみ「ナベQ論」で分析します。 ◇ ◇ 織田君、言い方は変だけど今日のピッチングは「普通のピッチャー」っぽく見えちゃったね。何度か見ているけれど、スロースターター。立ち上が...

<WBC:日本5-8ベネズエラ>◇準々決勝◇14日(日本時間15日)◇米マイアミ・ローンデポパーク連覇を目指した侍ジャパンがWBCで初めて4強入りを逃した。ベネズエラに競り負け、準々決勝で敗退。過去5大会は優勝3度、4強2度と好成績を残していたが、今大会は8強で幕を閉じた。 ◇ ◇ ◇ 最後は大谷がショートフライに終わり、連覇を目指す日本の戦い...

WBC1次ラウンドを、4戦全勝のC組1位で通過した侍ジャパン。同ラウンドの戦いぶりを踏まえて、15日に行われる準々決勝以降のポイントを日刊スポーツ評論家の里崎智也氏(49)が分析した。 ◇ ◇ ◇ 1次ラウンドは苦戦した。C組の対戦国への敬意を踏まえた上で、率直に4戦の本質を指摘するなら、準々決勝以降に向けた準備段階と言える。その観点から、苦戦...

<オープン戦:阪神4-1西武>◇11日◇甲子園阪神の中川選手は「本当に開幕左翼スタメンもあるぞ」と感じるぐらい、内容の濃い打席が続いています。この日の1打席目は1回無死一、三塁から右犠飛。1ボール2ストライクと追い込まれながら、下手投げ右腕・与座投手の内角低め直球をおっつけて打ち上げました。やみくもに引っ張るのではなく、最低限でも犠飛、あわよくば一塁走者を三...

<WBC:日本9-0チェコ>◇1次ラウンドC組◇10日◇東京ドーム1次ラウンド1位通過が確定していた日本だが、勝敗を度外視した部分で大切な試合だった。その理由は言うまでもないだろう。ここまで不調だった選手と、その代わりに出る選手の見極めだ。投手では先発の高橋宏がどういうピッチングをするか? 野手では実力を発揮できていない近藤の代わりを務められそうな選手が出て...

<WBC:日本4-3オーストラリア>◇1次ラウンドC組◇8日◇東京ドーム他国と比べ、日本野球が圧倒的に優れているのは「機動力」だと断言できる。ただ、国際大会ではボークの規定が日本より甘く、思うように生かせない部分がある。それでも優位な“武器”である以上、なんとか有効に使えるようにしなければいけない。それが今試合では有効活用ができず、逆に相手に機動力で付け込ま...

<WBC:日本8-6韓国>◇1次ラウンドC組◇7日◇東京ドーム大谷はすごすぎる。もうこのひと言に尽きる。1点差の3回、大谷は相手が勝負にきたら本塁打を打ちにいくと思ったら、本当に打った。1死走者なし。ホームランを狙いにいける場面で、期待通りの同点弾を運んだ。 規格外というか、別次元の選手。誰もが同じ気持ちだろうが、大谷の素晴らしさは、打つだけではない。3点差...

<WBC:台湾0-13日本>◇1次ラウンドC組◇6日◇東京ドーム日本野球からメジャーに移籍し、漫画の主人公のような活躍を続けている大谷だが、ここまで“出来過ぎ”な主人公は漫画の世界でも成り立たないと思えてしまう。 WBC開幕戦の第2打席。1死満塁の場面で、いきなり満塁ホームランを放って度肝を抜いた。 つくづく、大谷は「同じ人間ではない」と確信した。そう言える...

いよいよ本番を迎える侍ジャパンのメンバーへ、リスペクトを込めてエールを送りたい。 僕も経験があるが、日の丸を背負って戦うには、相当な勇気と覚悟がいる。プレッシャーという言葉を超越した心境になる。前回大会でその重さを乗り越え、歓喜を味わった経験があるメンバーが主力だからこそ、期待も大きい。 現在のメンバーの大半は子どものころ、1、2回大会で優勝したイチローらに...

<WBC強化試合:阪神4-5日本>◇3日◇京セラドーム大阪3日後に控えたWBC初戦に向けて、すべての試合が終わった。メジャー組がそろって試合をしたのは2試合だけ。戦力的に優勝候補に挙げられる日本だが、ここまでの試合を振り返ると「これで大丈夫」とは言えない内容だった。ただ、いろいろな制約があり、思うような調整ができなかっただけに仕方ないと割り切るしかないだろう...

<WBC強化試合:日本3-4オリックス>◇2日◇京セラドーム大阪メジャー組の試合出場が解禁され、本番を見据えたオーダーになった。打順を見ても4人がメジャーで、投手も先発がエンゼルス菊池で、ロッキーズ菅野も3番手で登板した。ブルージェイズの岡本が出場しなかったが、そうそうたるメンバーがそろい、名前だけで見れば負ける気がしない顔触れだといっていい。問題はコンディ...