ニッカンプロ野球

虎だ虎だ虎になれ!

記者生活30年超の高原寿夫編集委員が、阪神タイガースに鋭く迫る。

虎だ虎だ虎になれ!

【虎になれ】流れを巨人に渡したあのビッグプレーのワケ…知将・野村克也監督の“答え”思い出す

巨人対阪神 5回表阪神2死一、二塁、山崎伊(後方)の二塁けん制に戻りきれずアウトとなる野口(右)。二塁手吉川(撮影・足立雅史)

<巨人2-1阪神>◇16日◇東京ドーム知将・野村克也が阪神監督1年目だった99年。取材をしながら野球を教えてもらった日々だ。あるとき、こんな“クイズ”を出してきた。以前にも少し触れたことがあるが、はっきりと思い出したので書く。 「自軍が1点リードしている9回裏の守備は2死満塁のピンチ。打席には強打者がいる。どうやってアウトを取るのがベストか」。こんな問題だっ...

【虎になれ】2得点で“通常運転”の白星 セ・リーグ相手に借金なし岡田阪神

巨人対阪神 8回、交代告げる阪神岡田監督(撮影・藤尾明華)

<巨人0-2阪神>◇15日◇東京ドーム試合中、東京ドームがもっとも沸いたのはこの瞬間かもしれない。8回表、阪神の攻撃が始まる前。16日の予告先発が発表されたのに続き、ナイターで開催されたOB戦の先発投手が告知されたときだ。 阪神は江夏豊、巨人は堀内恒夫-。それに合わせ、時代を感じさせるモノクロの写真がビジョンに登場する。4万1994人が詰めかけたドームは、ド...

【虎になれ】接戦の中でシブく光った梅野隆太郎の頭脳プレー 阪神連敗ストップでさあG戦だ!

中日対阪神 4回裏中日1死二塁、マウンドで言葉を交わす西勇(左)と梅野(撮影・藤尾明華)

<中日2-6阪神>◇14日◇バンテリンドーム7回までに阪神が4併殺を記録するなど、両軍とも好機で「あと1本」がなかなか出ない試合だった。延長戦に突入して、ようやく打線がつながり、阪神は連敗を止めた。ハッキリ言って首位・巨人戦を前にここでスイープされている場合ではないので、とりあえずはよかったと思う。 それでもクローザーのマルティネスをベンチ外にしていた中日相...

【虎になれ】指揮官・岡田彰布の持論「負け試合で戦犯はつくらない」勝って出てこいヒーロー

中日対阪神 試合終了、足早にベンチを引き揚げる岡田監督(左から3人目)(撮影・森本幸一)

<中日10-8阪神>◇13日◇バンテリンドーム痛い。8点も取ったのに負けるとは。そんなんあったかいなと振り返ると、あった。 5月11日のDeNA戦(横浜)だ。阪神は3回まで7点をリード。しかしジリジリ追い上げられ、8回裏に筒香嘉智に決勝弾を浴び「9-11」で逆転負けを喫した。先発はこの日と同じ伊藤将司だった。 だがチーム打率リーグトップのDeNAと違い、この...

【虎になれ】完敗もある 混戦の中、連敗しないことが重要だ 岡田阪神

中日対阪神 9回表阪神2死、三振に倒れる佐藤輝(右)(撮影・森本幸一)

あっさりした敗戦だ。日本を代表する右腕の高橋宏斗に8回まで抑えられ、最後は抑えのマルティネスが通算150セーブをマーク。中日のいいところばかりが目立った試合だ。阪神打線はなんとか3安打を放ったものの今季11度目の0封負け。粘った先発・村上頌樹を援護できず、敵地で引き立て役に終わった。 これで阪神の連勝は「4」でストップ。虎党はがっくり肩を落とす結果だが、正直...

【虎になれ】必然か偶然か とにかく阪神4連勝で2位浮上

阪神対ヤクルト ヤクルトに勝利しファンにあいさつする阪神岡田監督(右)ら(撮影・前田充)

<阪神4-1ヤクルト>◇10日◇甲子園ご承知の虎党も多いと思うが指揮官・岡田彰布はサヨナラ勝ちがあまり好きではない。投手を中心に守る野球が理想。先制し、それを守るオーソドックスな形が好きだ。だから甲子園で戦うときは「9回裏の攻撃はない方がエエよ、そら」という話になる。 その思いを強くしたのは、あの08年があるからかもしれない。巨人に大逆転を許し、監督の座を自...

【虎になれ】劇的ラストはしっかり守れたからこそ 阪神2試合連続サヨナラ勝利に思う

阪神対ヤクルト 9回裏阪神2死満塁、サヨナラ適時打を放った近本(左)は満面の笑顔を見せる(撮影・上田博志)

<阪神2-1ヤクルト>◇9日◇甲子園最後は敵失でチャンスが広がり、2死満塁になった。盛り上がる甲子園。ここで近本光司のサヨナラ安打が飛び出した。2死一、二塁で出たヤクルト北村拓己の三ゴロ失策はいかにも大きい。あらためてミスはこわいと思わせた。 この試合、そのミスという部分に関して、阪神の1回の守備できわどい場面があった。劇的な展開で忘れてしまいがちだが少し気...

【虎になれ】激戦の中で見せた岡田監督の細やかさ、執念とは

阪神対DeNA 原口のサヨナラ打で勝利し、ナインを迎える岡田監督(左から3人目)ら(撮影・宮崎幸一)

<阪神6-5DeNA>◇7日◇甲子園大きな勝利だ。先制されれば勝てない傾向の阪神が3点のビハインドをひっくり返したのは今季初。デーゲームで広島が苦手・中日に3連敗していただけに巨人、DeNA、そして阪神はみんな勝ちたい試合だった。最下位ヤクルト相手に巨人は大勝。そしてもっともヒリヒリする甲子園で阪神はサヨナラ勝利だ。 プロ初安打の野口恭佑、敵失を誘ったサヨナ...

【虎になれ】森下翔太の再調整に思う、強くなって戻ってこい!岡田だって好調のときを待っている

阪神対DeNA フリー打撃に励む森下(撮影・宮崎幸一)

<阪神2-1DeNA>◇6日◇甲子園少し胸が締めつけられるような気がした。7日は七夕。短冊に願いを書き、ササの葉に飾る。 この3連戦、甲子園は「夏のこどもまつり」。七夕でもあり、選手たちはそれぞれの願いを書いていた。そこで森下翔太が書いたものを見たときに感じたのだ。 「強くなれますように!!」。森下はそう書いていた。その1行で彼の置かれている現状が伝わってく...

【虎になれ】勝率5割逆戻りも踏ん張れ阪神 サウナばり汗の梅野隆太郎ら選手は懸命に戦っている

阪神対DeNA 10回表DeNA無死一塁、石井の投球を止める梅野(撮影・上田博志)

<阪神1-2DeNA◇5日◇甲子園打線が湿る阪神は1-2での敗戦だ。投手力に頼るチーム事情は相変わらずで競り合いに負けた。それでも1点差試合の勝敗はこれで17勝11敗。6つ勝ち越しているのだが通算勝敗自体は貯金がつくれず、5割に逆戻りだ。 この試合、0-1で負けていた可能性もあった。先制されると苦しくなる現状。「普通は1点はそんな重ないんやで」。指揮官・岡田...

【虎になれ】新井サンにやられた!それでもカード勝ち越し阪神は踏み止まった

広島対阪神 8回裏広島2死二、三塁、堂林の左2点適時二塁打にガックリの岡田監督(撮影・加藤孝規)

<広島7-5阪神>◇4日◇マツダスタジアム 衝撃的な敗戦だ。今季、貧打に悩む阪神、広島がそれぞれ9安打、10安打と打ち合った試合は阪神の敗戦に終わった。序盤、優勢に試合を進めていた阪神が敗れたのは広島の機動力だったかもしれない。 この日、緒方孝市(日刊スポーツ評論家)が広島ローカルで中継されるラジオの解説でマツダスタジアムを訪れていた。試合終了後に顔を合わせ...

【虎になれ】失策の意味をどう捉えているのか…佐藤輝明にもチームにも意味ある勝利だったかも

広島対阪神 6回表阪神2死、勝ち越しの左越え本塁打を放った佐藤輝を迎える岡田監督(撮影・加藤孝規)

<広島1-2阪神>◇3日◇マツダスタジアム虎党にはこたえられないゲームだろう。いろいろ言われながらも、やはり看板選手として存在する佐藤輝明の2発だけで首位・広島に連勝を決めた。指揮官・岡田彰布にとっても記念星となり、心地いい広島の夜になったのである。 だが、負けていれば、それこそ「これは大変よ」というプレーをしたのも佐藤輝だった。佐藤輝の4号ソロで阪神が1点...

【虎になれ】広島秋山翔吾との”ウナギイヌ対決”制した!? ヒーローは島田海吏だ

広島対阪神 ヒーローインタビューを終えスタンドに手を振る島田(撮影・加藤哉)

<広島0-3阪神>◇2日◇マツダスタジアム阪神島田海吏のニックネームは「うなぎ」だ。若い人は知らないかもしれないが赤塚不二夫の名作漫画「天才バカボン」に登場する謎のキャラクター「ウナギイヌ」に顔が似ているから、そう呼ばれる。 本来なら「ウナギイヌ」と呼ばれるべきなのだが、5文字は長いし、めんどくさいのか、短くなって「うなぎ」。ウナギイヌとうなぎは違うと思うが...

【虎になれ】岡田阪神“大変な負け”だけどこんな日もある 続けろ打線の粘り

<ヤクルト6-5阪神>◇30日◇神宮鉄壁を誇る阪神ブルペン陣が打たれ、4点差を守れなかった。8回に5失点するのは今季初のこと。せっかく「2点打線」が2桁安打を放ってつながり、5点をもぎとったがそれを守れず、チームにとって後半開始の今季73試合目、阪神は5割逆戻りとなった。 ヤクルト対阪神 戦況を見つめる阪神岡田監督(撮影・足立雅史) 悪夢のような試合といえば...

【虎になれ】正直に言って、しんどい…才木のいない日曜 貯金生活の正念場だ 岡田阪神

ヤクルト対阪神 ベンチで浮かない表情を見せる阪神岡田監督(撮影・足立雅史)

<ヤクルト6-1阪神>◇29日◇神宮しんどい。正直に言って、しんどいのである。打てない今季。1回に3失点すると「これはあかん」という雰囲気になってしまう。5回に中野拓夢の適時打で1点こそ返したが、結局、それだけ。つらい展開だ。 ヤクルト奥川恭伸は995日ぶりの本拠地勝利。その盛り上げ役に徹したわけでもなかろうが最下位相手に完敗だ。先発・伊藤将司の立ち上がりに...

【虎になれ】最大のライバル・広島との直接対決直前 最下位ヤクルト相手に抜かるな岡田阪神

佐藤輝(中央)は内野陣と守備練習をする(撮影・上田博志)

阪神は28日から神宮球場でヤクルト3連戦の予定だった。ほど近い東京ドームでは首位・広島が巨人と3連戦。しかし神宮は雨天中止に。東都の虎党は寂しい思いをしただろうが、こればかりは仕方がない。 その首位・広島がなかなかに強い。もちろん巨人もDeNAも侮れないし、混セは続く。だが連覇を狙う阪神にとって、ライバルはやはり広島ではないかという気がする。現状、阪神の方が...

【虎になれ】虎党を盛り上げた佐藤輝明、26歳の同学年・村上頌樹へ見せた2度のボディータッチ

ヒーローインタビュー後、笑顔で記念撮影する、左から前川、村上、佐藤輝(撮影・上山淳一)

<阪神8-1中日>◇27日◇甲子園終盤、ついに爆発した阪神打線が甲子園を歓喜させた。だが中盤に虎党を盛り上げたのは佐藤輝明だろう。5回、1死走者なしから左前へ安打。打球を見て、猛然と二塁を狙う。完全に暴走に見えた。左翼から送球が戻り、タッチアウト。誰の目にもそう見えたが1人、佐藤輝だけがリクエストをベンチに求めた。 「こっちから見てたらアウトのタイミングに見...

【虎になれ】岡田監督は佐藤輝明に大きな期待 9回サヨナラ機に前川右京に「待て」サインの真意

阪神対中日 9回裏阪神1死一塁、右中間へ二塁打を放つ前川(撮影・前田充)

<阪神1-1中日>◇26日◇甲子園前川右京の当たりはよかったんやないですか? 下位の中日相手に延長12回引き分け。その後、指揮官・岡田彰布の囲み取材が行われた。各社の虎番キャップたちに交じり、参加させてもらう。シブい表情の岡田に聞きたかったのは9回、もう少しでサヨナラ打になっていた一打だった。 「あと1本」が出ないジリジリする展開。同点の9回、中日の4番手・...

【虎になれ】オアシスはないかも 大混戦のセ界で生き残れるか阪神

阪神対中日 9回裏阪神2死一、二塁、ベンチから代打糸原の三振を見届ける岡田監督(撮影・加藤哉)

<阪神0-1中日>◇25日◇倉敷苦しい。阪神はラスト9回に見せ場こそつくったが結局、0封負け。打てない悩みはこの日も続き、貯金は1となった。決勝打は昨年限りで阪神を自由契約になり、中日に入った板山祐太郎だ。決勝適時打含む3安打猛打賞に6回は失策も見せ、大暴れ。元猛虎戦士の奮闘は歓迎したいが、無得点の敗戦では、なかなかその気分にもなれない。 倉敷といえば思い出...

【虎になれ】岡田は石井琢をホメた 失敗を重ねて成長してほしい阪神打線

笑顔を見せながら練習を見守る岡田監督(撮影・上田博志)

「ホッとしましたわ」。午前11時40分、雨天中止が決定。虎番記者たちに交じり、所在なく甲子園の通路に立っていると、打撃コーチ・今岡真訪が通りかかった。「お疲れさん」と声をかけると苦笑しながら、そう返してきたのだ。 何がホッとするのか。いうまでもない。打線の状態だ。現状は2位、首位の時期も長かったし、悲願ともいうべき連覇のチャンスはまだまだある。だが今季、球界...

【虎になれ】「内容悪い」相変わらず苦しい打線 奏功するか岡田監督の“ゲン担ぎ”

阪神対DeNA 9回裏阪神2死、大山(手前)の遊飛をベンチから厳しい表情で見つめる岡田監督(後方左)ら(撮影・前田充)

<阪神2-5DeNA>◇22日◇甲子園ごく簡単に言えばスカッとしたいのだ。虎党は。前日から雨の予報で実際に途中から降ってきたこの日。それでも「それがどないした」とばかり、4万2608人で満員御礼の甲子園。その前で今季負けなしの左腕、DeNA東克樹に好投を許し、敗戦となった。 負けるのは仕方ない。相手のあること。だけど、なんだかパッとしない。負けても貯金は「2...

【虎になれ】「もう辞めるよ。オレはもう」岡田監督ドッキリ発言も大きな勝利だ

阪神対DeNA 9回裏阪神2死一、二塁、岡田監督(右)は小幡の右前適時打でサヨナラ勝ちしベンチで喜ぶ(撮影・上山淳一)

<阪神1-0DeNA>◇21日◇甲子園「そら、かえるやろ。あの場面で。あんなん止めたら、もう辞めるよ。オレはもう。当たり前やんか」。指揮官・岡田彰布はやはり面白いのである。サヨナラ勝利の場面を聞かれてのドッキリ発言がこれだ。 少しだけ、そのシーンを振り返る。小幡竜平の右前打で二走に代走で出ていた植田海が本塁に突っ込む。前に出て守っていた右翼・度会隆輝は打球を...

【虎になれ】岡田阪神には運がある!? 「よくしのいだ」交流戦、勇気を持ってリーグ戦再開だ

阪神対日本ハム 5回裏阪神1死満塁、原口の右邪飛で三走森下がタッチアップできず、ベンチで厳しい表情を見せる岡田監督(左)(撮影・前田充)

<日本生命セ・パ交流戦:阪神2-1日本ハム>◇18日◇甲子園およそ勝利監督の様子ではなかった。指揮官・岡田彰布は怒っていたのである。走塁ミスに怒っていた。詳しくは虎番記者の記事で読んでいただくとして、テレビを見ていた虎党なら、言われるまでもなく、分かっただろう。 普段は、少々の不満があっても生で見られるテレビの勝利監督インタビューなら、岡田はそれなりに話す。...

【虎になれ】木浪も、中野もプロだ 苦境を乗り越えろ阪神

ソフトバンク対阪神 ソフトバンクに勝利しタッチをかわす岡田監督(左)と才木(撮影・鬼束羽瑠菜)

<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク1-4阪神>◇16日◇みずほペイペイドーム前川右京のグランドスラム、才木浩人の好投と若い力で連敗を止めた阪神。 これで貯金1となり、18日に組み込まれた日本ハム戦(甲子園)に勝てば貯金2、負けたとしても5割でリーグ戦に戻れる状況となった。決して好調とは言えないがまずはひと息だろう。 だが喜んでばかりもいられない。試合前に衝...

【虎になれ】5割逆戻りの阪神 今回の“開幕戦”は1番近本光司、4番佐藤輝明でどうだ

期待のビーズリーもソフトバンク打線に通用せず、阪神は福岡で連敗。交流戦は5勝11敗となり、リーグ戦復帰前の最低ラインとも思える「1勝2敗ペース」を下回った。これで勝率5割に逆戻りし、セ・リーグでの順位も4位に転落。苦しい状況だ。 ソフトバンク対阪神 試合を見つめる岡田監督(中央)(撮影・林敢治) それでも能天気と思われるだろうが、あえて言わせてもらえば打線の...

【虎になれ】痛い…”岡田に並んだ男”にやられた阪神 決勝弾の広瀬はプロ初の慶応幼稚舎出身選手

ソフトバンク対阪神 5回裏ソフトバンク2死二塁、広瀬(左)に先制の左越え2点本塁打を打たれ、厳しい表情を見せる岡田監督(撮影・岩下翔太)

<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク2-0阪神>◇14日◇みずほペイペイドームまた0封負けか。伊藤将司はソフトバンク相手に2点でこらえたが、無得点では勝てない。それも伏兵と言えば失礼だが「9番打者のルーキー」に決勝弾を浴びるとは。23年ドラフト3位で慶大から入団した広瀬隆太か。そんなことをブツブツ言っていたらソフトバンク担当から「大砲候補ですよ」としかられた...

【虎になれ】勝敗分けた両軍の走塁 関西決戦最終ラウンド 来田走塁ミスで阪神に試合の流れ来た

オリックス対阪神 4回表阪神1死二、三塁、三走原口は梅野の遊野選で生還する。捕手若月(撮影・上山淳一)

<日本生命セ・パ交流戦:オリックス0-5阪神>◇13日◇京セラドーム大阪「何もないで。エエ方で」。指揮官・岡田彰布も軽口が飛び出す連敗ストップである。もしスイープされていれば、正直、真っ暗な雰囲気になるところをグッとこらえた勝利だ。 初スタメン豊田寛の活躍、西勇輝の完封などいい面は数多くあったが、この日に限って言えば、両軍の走塁面に大きな差があったと思う。オ...

【虎になれ】完敗でも順位は不動の岡田阪神 この幸運を生かさなければ

オリックス対阪神 9回表阪神2死一、二塁、佐藤輝は一ゴロに倒れベンチへ引き揚げる(撮影・加藤哉)

<日本生命セ・パ交流戦:オリックス4-0阪神>◇12日◇京セラドーム大阪打てん中止はないよ-。ドーム球場が登場したころ、そんなダジャレを口にしたものだが本当に打てない阪神打線だ。オリックスを相手に2試合連続で0封負け。無得点で負けるのは今季8試合目だ。正直、またかいなと思うのだが2試合連続となると巨人を相手にした開幕からの2試合以来という。それがどうしたと言...

【虎になれ】苦しい阪神、完全な1勝2敗ペース 再び“開幕”を迎えるためには―

オリックス対阪神 オリックスに完封負け、がっくりと引き揚げる岡田監督(撮影・前岡正明)

<日本生命セ・パ交流戦:オリックス4-0阪神>◇11日◇京セラドーム大阪阪神、オリックスの両軍先発投手が試合中に見せた意思は対照的だったようだ。勝利投手になった曽谷龍平は6回100球を投げ、無失点に抑えた後に「出し切りました」と言ったそう。オリックス監督・中嶋聡はそれに「は?」と思ったそうだが交代させた…とインタビューで話した。 一方、完投負けとなった阪神・...

【虎になれ】快勝後に岡田監督を驚かせたこととは…渡辺諒“生え抜き”ではないからこその気合

阪神対西武 3回表西武2死一塁、奥村の打球を追って一塁カメラマン席に落下する一塁手渡辺(撮影・和賀正仁)

<日本生命セ・パ交流戦:阪神3-0西武>◇9日◇甲子園「おう。ビックリしたよ。試合終わったとき、ベンチの裏に。あいつ、戻ってきてたんよ」-。 惜しくも“ノーノー”を逃した才木浩人の好投、つながった打線と文句なしの快勝後、指揮官・岡田彰布を驚かせたことがあった。渡辺諒がベンチ裏にいたことである。病院にいるか、帰宅していると思っていた渡辺が甲子園に戻り、試合を見...