野球ファンの注目は阪神佐藤輝明選手の動向 思いだすのはメジャー挑戦に葛藤するイチロー氏の言葉

<高原のねごと>虎党、いや野球ファンの注目点はやはり佐藤輝明選手の動向でしょうか。この時点で契約未更改。動向と言っても現状、今季も阪神でプレーする以外の選択肢はないと思われます。 それでも過去に契約更改で示したように近い将来、ポスティング・システムによる大リーグ移籍を希望しており、それが今の契約未更改の状況に関係しているのでは、と予想されます。 だからと言う...
◆高原寿夫(たかはら・ひさお) 取材生活30年を超える古だぬき記者。吉本興業から宝塚歌劇団、あるいはヤバい人たちの取材から始まり、プロ野球ではイチロー日本一(96年)星野阪神V(03年)緒方広島連覇(17年)などの瞬間に立ち会った。日刊スポーツ大阪本社編集委員。

<高原のねごと>虎党、いや野球ファンの注目点はやはり佐藤輝明選手の動向でしょうか。この時点で契約未更改。動向と言っても現状、今季も阪神でプレーする以外の選択肢はないと思われます。 それでも過去に契約更改で示したように近い将来、ポスティング・システムによる大リーグ移籍を希望しており、それが今の契約未更改の状況に関係しているのでは、と予想されます。 だからと言う...

<高原のねごと>「闘将」のスピリットは球界に生きている-。そんなことを感じたのは先日開催されたプロ野球の監督会議でのことです。 ここで試合前、対戦相手の選手、コーチ間での“親睦的態度禁止”を徹底しようという話が出たよう。ソフトバンク小久保監督が「(相手球団の)選手、コーチ同士が談笑しているのはいかがなものか」との提言をしたといいます。 実はこれ、ルールで定め...

<高原のねごと>“レジェンド”「山口高志」という名前を聞いて「おお~」と思うのはオールド・ファンでしょうか。70年代に阪急ブレーブスで先発、クローザーとして君臨した豪腕。75年からの3連覇に貢献したレジェンドの1人です。 熱心な虎党にもおなじみのはず。闘将・星野仙一に誘われ、阪神に入団。コーチ、スカウトとして活動しました。2軍コーチ時代は現在の藤川球児投手(...

<高原のねごと>投手から打者への転向に挑戦している阪神西純矢選手がオフのイベントで子どもたちと野球をし、快打を放ったというニュースがありました。ほのぼのするやん、と感じると同時に思い出したことがあります。 オリックス・ブルーウェーブを担当していた98年2月の宮古島キャンプ。27年も前のことで若い人は知らないかもしれませんが、当時、オリックスは沖縄の宮古島で春...

<高原のねごと>9月17日は広島カープのレジェンド・山本一義さんの命日です。2016年(平28)にこの世を去られたので丸9年、10回忌でしょうか。現役時代は75年の広島初優勝に貢献。引退後もその打撃論、熱血指導で緒方孝市氏(日刊スポーツ評論家)、金本知憲氏らを育てた人物です。ロッテで監督も務め、あの落合博満氏に3冠王を取らせるように指揮官として尽力、落合氏も...

米大リーグに挑戦していた藤浪晋太郎投手のDeNA入団には、なかなか驚きました。DeNAはかつて在籍していたフォードを獲得し、さらに中日で活躍したビシエドにも注目中。そこに、かつての阪神のスター獲得と、巻き返しに大胆に動いているようです。 こちらは連日、阪神の取材現場にいますが“古巣”は獲得には動いていなかった様子。投手陣が充実し、藤川球児監督の下、首位を快調...

<「高原のねごと」スペシャル>今年のビジターユニホームが史上最強!? 球団創立90年の節目を迎えた阪神、今季は敵地で強い“外弁慶”。熱烈な虎党で自他ともに認める「虎ヲタ」の大森正樹さん(58=鉄道設計技士)は「過去最強の戦闘服になるかも…」と期待を寄せています-。 ◇ ◇ ◇ 虎党の期待に違わず、開幕から上位争いを繰り広げる阪神です。...

2025年、令和7年、巳(み)年の今年はなにかと“周年”に当たるようです。そんな中でも個人的に「ははあ」と思うのは昭和換算で100年になるということです。 昭和100年! 当たり前ですが、令和の世の中になってもまだまだ数多いのが昭和生まれの人々。一口に昭和生まれと言っても、ひと桁、戦前、戦中、戦後(80年ですね)とカテゴリーは多い。それぞれで時代背景も違いま...

今月15日は仰木彬さんの命日です。若い方は知らないかもしれませんが、近鉄、オリックスを優勝に導いた名監督。イチロー氏がバリバリだった90年代半ばの黄金時代にオリックス担当として、連日、取材させてもらいました。70歳で亡くなったのは05年。来年には20年かと思えば早いな、と感じます。 用兵、采配など多様な手法を取ることで知られた仰木さんですが、同時に投手スタッ...

2日に横浜スタジアムで予定されていた日本シリーズ第6戦は雨天中止になりました。季節外れの台風も来たりして、本当に今年はややこしい気象ですね。それにしても同シリーズはやっぱり面白い。虎党もGファンも、あるいは新庄日本ハムのファンも、みな、楽しんでいるのではないでしょうか。 ドジャースの4勝1敗であっさり終わった大リーグのワールドシリーズと違い、優勢と思われたソ...

10月22日はイチロー氏の誕生日です。日米通算4367安打を放ったレジェンドも今年で51歳。ヤンキース時代こそ違いましたが、オリックス・ブルーウェーブから始まり、5年前の2019年(平31)3月21日にマリナーズで引退するまで背負い続けた背番号「51」と同じ数字の誕生日を迎えました。 ここに載せたのは96年1月1日付日刊スポーツ大阪版の1面の写真です。躍る見...

横浜スタジアムで予定されていた阪神とDeNAの3戦目は台風10号の影響で中止になりました。その1戦目、27日のこと。試合前、DeNAの一塁側ベンチに顔を出しました。旧知の石井琢朗氏にあいさつするためです。現在はDeNAのチーフ打撃兼走塁兼一塁ベースコーチの石井氏。 「元気ですかい?」と話しかけると「おっ。ちょっと待ってて」と言ってロッカーに引っ込みます。何だ...

19日からのカードでプロ野球は前半戦が終了、球宴を挟んで後半戦に入ります。そんな時期に少し気の早い話ですが、今年は新しい形での“CS不要論”が起こるのでは、という思いがしています。 今年のプロ野球、ソフトバンクが強さを誇るパ・リーグはともかく驚くのがセ・リーグです。直前のカードで4位につける阪神が首位・巨人に1勝2敗と負け越したため、少しゲーム差が開きました...

桂ざこばさんが亡くなったというニュースには驚きました。そのざこばさんについて12日、阪神OB会長の川藤幸三さん(74)がこんな話をしてくれました。 「ワシら、あのコマーシャルでな、世間の人に認めてもらったというか、分かってもらったというかな。あれで、おまえ、有名にしてもろたようなもんやからのう…」 これを聞いて「ああ、やっぱり」と思われる方も多いのではないで...

さすがスター。そんな感じです。28日に甲子園で予定されていた阪神の交流戦初戦・日本ハム戦は午後4時40分、悪天候のため、中止になりました。その直前「様子はどう?」と球場ロビーに登場したのが日本ハム新庄剛志監督でした。 姿を見せれば関係者の注目を一身に浴びます。甲子園と新庄。かつてを知る人、いや知らない人でもそのオーラを感じてしまう。スターとは、こういう存在を...

もう21年前の2003年(平15)。闘将・星野仙一が率いる阪神タイガースの担当、いわゆる虎番キャップをしていた頃の話です。 同業他紙を含め、当時のキャップの重要な仕事が“お茶会”でした。遠征に出ると、阪神の宿舎ホテルで午前中から星野監督とお茶を飲む-。 それだけですが、重要な話が出ることもあり、夜に試合が中止になったりした場合、朝からネタができることもあって...

22日は闘将こと星野仙一さんの誕生日です。1947年(昭22)生まれなので、生きていれば77歳。 闘将として背負ったなじみの背番号と同じ数字になっていたところですが惜しくも18年1月4日に亡くなっています。 03年の虎番キャップ時代からの付き合い。当時も、その後も、お茶を飲みながら、いつも聞かされたことを思い出します。こんな話でした。「お客さんを、阪神ファン...

また「1・17」が巡ってきました。当時、遊軍記者としてイチロー氏、オリックス・ブルーウェーブを取材していましたが、秋には「がんばろう神戸」を目撃させてもらったことを覚えています。けれど、もっとも記憶に残っているのは家庭の中のある光景でした。 1995年(平7)1月17日午前5時46分、阪神・淡路大震災が発生した時。当時、暮らしていた大阪・吹田市のマンションも...

くろっ! 「今年初お目見え」の阪神岡田彰布監督を見た印象はそれでした。ルーキーの合同自主トレが始まった9日。鳴尾浜にお邪魔して、その見た目に少々、驚いたのです。 年明けに家族とともに南半球、オーストラリアに渡り、1週間、のんびりと休養。その成果? で、まさにこんがりとした様子になっていたのです。 「こんな季節にそんな焼け方しているなんて。まさにセレブやないで...

今年で36年目に入る記者生活でほんの少しだけ誇らしく思っていることがあります。それは自分の書いたものが教科書に掲載されてきたことです。日米球界のレジェンド・イチロー氏について書いた本の一部が長年にわたって道徳の教科書に紹介されています。それが「本年度で終了します」と連絡をもらったのは昨年。そこにはちょっと意外? な理由があったのです。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 「...

「馬場ブーム」を起こしたれ-。8日の現役ドラフトで阪神から巨人への移籍が決まった阪神馬場皐輔投手と、とりとめのない話をしたのは今年の春季キャンプでした。 岡田彰布監督の就任に伴い、阪神には馬場敏史内野守備走塁コーチが就任。球団には他に元選手で職員の馬場哲也氏がいます。馬場という名字が1球団にこんなにそろうのもめずらしいと言えばめずらしい。 そこに加え、昨年8...

初冬と言うより晩秋という感じの雰囲気が続く日々、自宅近くを散歩していると自転車に乗った子ども2人が追い抜いていきました。それぞれ頭には野球帽。1人は「N・Y」(ニューヨーク・ヤンキース)、もう1人は「H・T」(阪神タイガース)。それを見て「ええなあ」と思いながら、先日、阪神・村上頌樹投手と交わした会話を思い出していました。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 11月下旬、恒...

「自分にとって“最後の戦い”が甲子園でできて本当によかった」。阪神の日本一達成から1週間。喜びの余韻が続く虎党、悔しさから立ち直るオリックス・ファンと人それぞれの時間だったのではないでしょうか。そんな中、感慨深そうに話す人がいます。 松本正志さん。64歳。古い高校野球ファンなら誰もが知る名前でしょう。東洋大姫路のエースとして77年の甲子園大会で全国制覇。「バ...

22日はイチロー氏の50回目の誕生日。言うまでもない日米球界のレジェンド、現役引退後はマリナーズの「会長付特別補佐兼インストラクター」として活動するイチロー氏も今年で50歳です。「イチローが50!」と歳月の流れに感慨深い方も多いでしょう。 そのイチロー氏が日本で所属したオリックス(ブルーウェーブ時代ですが)は21日にCSを突破。リーグ3連覇で日本シリーズ進出...

16日の3戦目までもつれたパ・リーグよりひと足早く、セ・リーグのCSファーストステージは広島がDeNAに2連勝し、勝ち抜けを決めました。現地で観戦、取材していましたが広島の盛り上がりが相当なもの。カープ・ファンは誇らしげに「下克上」のタオルを掲げていたものです。 ファーストステージ突破を決めた広島新井貴浩監督も顔を紅潮させていました。15日の試合後、末包の代...

プロ野球は、いよいよ、えらいことになってきました。セ・リーグは阪神に優勝マジック「24」が点灯しており、パ・リーグではオリックスが2位・ロッテに8・5ゲーム差をつけての首位独走中です。(23日現在)。 もはや両球団のリーグ制覇は確実な状況。もちろんクライマックスシリーズはありますが、順当に勝ち上がれば、日本シリーズで両雄が激突する「関西決戦」の実現です。 関...

阪神OB・横田慎太郎さんの訃報を受け、思わず涙が出てきます。28歳。そんなに早くこの世を去らなければならないのか。みんなに好かれ、体力にも恵まれていたはずのアスリートがそんなに早く逝くのか。陳腐な言い方しかできませんが、悲しい気持ちでいっぱいです。 こちらからすれば、自分の子どもたちと同じような年齢だった横田さん。選手と記者として個人的に親しく付き合うことは...

日本ハム新庄剛志監督(51)に会ったのは2月の名護キャンプ以来でした。それでも、日本ハム-阪神の交流戦で訪れたエスコンフィールドであいさつすると気軽に話をしてくれました。 話したのは11日、3戦目の試合前。日本ハムが連勝していた段階です。いろいろ気になることはありますが聞いてみたかったのは、ズバリ、古巣・阪神の「アレ」について、です。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 少...

30年以上前、時期としてはっきりした記憶がないのですがタレントとしてバリバリ活躍されていた上岡龍太郎さんに、こんなウワサが出たときの話です。 「上岡龍太郎が京都知事選に出馬する」-。 当時は20代の芸能担当記者。上岡さんには、ときどき取材させてもらっていたけれど、ほとんどがテレビ番組の宣伝みたいなもの。その手の取材はしたことがありませんでした。 それでなくと...
いやあ、新井サン、よかったな、さすがと「あのときのこと」を思い出しています。 今月5日、阪神の今季初遠征に帯同して広島入りしたときのこと。あいにくの雨とあって阪神の練習時間に合わせ、マツダスタジアムに隣接する室内練習場に向かいました。 そのとき出入り口からスタッフとともに出てきたのは広島を今季から率いる新井貴浩監督でした。 開幕カードは神宮球場でヤクルトに3...