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ニッカン芸能!

華やかな舞台、輝く役者。夢の世界であると同時に、そこには舞台裏とさまざまな人間模様もあります。演劇、演芸について、林尚之記者がさまざまな切り口から伝えます。あなたも、演劇の世界がきっと好きになります。

舞台雑話

延期続いたミュージカル「ジョジョ」満員観客は好反応 帝劇は建て替えも別劇場での再演期待

帝国劇場の客席(2023年撮影)

東京・帝国劇場で28日まで上演中のミュージカル「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」を見てきました。2月6日に初日の予定でしたが、「開幕準備に想定以上の時...

4年ぶり女優復帰の沢尻エリカ、初舞台でも際立った美しさ 舞台出演が今回だけはもったいない

沢尻エリカ(2019年撮影)

沢尻エリカ(37)の主演舞台を見てきました。テネシー・ウィリアムズの名作舞台「欲望という名の電車」で、東京・新国立劇場で10日から18日まで上演されました。 米...

読売演劇大賞で選考委員特別賞の中村芝のぶに備わる確かな実力、幹部昇進の時期も早まるだろう

中村芝のぶ(2021年12月撮影)

昨年2023年の演劇界の成果を顕彰する読売演劇大賞の受賞作、受賞者が先日、発表された。私も投票委員として選考にわずかながら関わったが、歌舞伎界からは2人が受賞し...

落語界の「パワハラ」裁判ひとまず決着「弟子にも人権」昇進は遅れても…良き師匠にめぐり合う

吉原馬雀の新しい師匠・吉原朝馬(2023年撮影)

2023年の演劇界ではパワハラが大きな問題として取り上げられたが、落語界でも一昨年暮れから続いていたパワハラ問題に、このほど一区切りがついた。三遊亭天歌あらため...

「こんなに仲のいい劇団はない」つかこうへい事務所「大同窓会」解散40年経ても懐かしい顔ぶれ

「つかこうへい正伝2 1982ー1987知られざる日々」(大和書房)

新宿の紀伊国屋ホールに懐かしい顔ぶれが並んだ。25日に開催された「劇団つかこうへい事務所 一夜限りの大同窓会」と題したイベントで、82年につかこうへい事務所を解...

「越路吹雪物語」は日生劇場にふさわしい…坂東玉三郎と春風亭小朝が伝える魅力

坂東玉三郎(C)松竹

「これは日生劇場で見たい」と思った。1月18日から20日まで大阪松竹座で行われた「坂東玉三郎 はるのひととき」を見ての感想だった。玉三郎と春風亭小朝が共演した公...

伊集院静さん没後も掲載された新成人に送る「誇り」の言葉 60代、70代の「若者」にもエール

伊集院静氏(2021年12月撮影)

昨年11月24日に73歳で亡くなった作家伊集院静さんが毎年、1月の成人の日に「新成人」へ、4月1日に「新社会人」へ贈る言葉が掲載されたサントリーの新聞広告を読む...

能登半島地震で石川県七尾市の「能登演劇堂」も甚大被害…全国からファン集い、経済効果もあった

能登演劇堂(2022年5月撮影)

元日に起こった能登半島地震で、ここ10数年ほど毎年のように通っていた能登演劇堂も大きな被害を受けました。能登演劇堂は石川県七尾市にある演劇専門劇場で、仲代達矢さ...

来秋退団の宝塚「雪組」彩風咲奈は誠実で頼もしいトップ、退団公演「ベルサイユのばら」にも期待

笑顔で退団会見を行う彩風咲奈(2023年12月27日撮影)

前回のコラムで大きなミスをしてしまいました。1月3日から東京宝塚劇場で始まる公演を「花組」と書きましたが、「雪組」の間違いでした。思い込みで書いてしまい、その後...

雪組公演の招待状届く「今までは楽しんで見ていましたが、今回はどんな感じで見ることに」

東京宝塚劇場

宝塚歌劇団から招待状が届いた。2024年1月に東京宝塚劇場で始まる雪組公演。9月30日に劇団員が亡くなり、その後、公演中止などが続いたため、宝塚の公演を見るのは...

紀伊国屋演劇賞の団体賞受賞した劇団JACROW 田中角栄の半生描いた「闇の将軍」高く評価

第58回紀伊国屋演劇賞が発表され、団体賞に劇団JACROWが決まりました。「経済(せんそう)3篇」「闇の将軍」四部作の舞台成果が高く評価されたもので、賞金200...

名バイプレーヤー5人がそろった舞台「海をゆく者」円熟味増した演技は必見

舞台「海をゆく者」の初日前会見に出席した、左から大谷亮介、平田満、小日向文世、高橋克実、浅野和之(2023年12月6日撮影)

上演中のパルコ劇場「海をゆく者」を見て、感慨深くなった。出演は小日向文世(69)高橋克実(62)浅野和之(69)大谷亮介(69)平田満(70)の5人。2009年...

「ブギウギ」効果でOSKの注目度急上昇 浮き沈みあった101年、102年目は飛躍の年に

OSKの若手スター翼和希(2023年2月撮影)

OSK日本歌劇団が勢いに乗っている。 放送中のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」のモデル・笠置シヅ子がOSKの前身の大阪松竹歌劇団出身ということで、ヒロイン福来ス...

伊集院静さんとつかこうへいさんの共通点、誰にも優しく、温かい人

インタビューに答える伊集院静氏(17年3月撮影)

作家の伊集院静さんが亡くなった。73歳だった。伊集院さんが週刊誌に連載していた人気コラムをまとめた本が出版される度に、定宿だった山の上ホテルで話を聞いた。 人気...

宝塚歌劇団会見に「真相解明にほど遠い」批判の声 閉鎖的な体質の改善・改革へ本気度問われる

宝塚大劇場

宝塚歌劇団に厳しい目が向けられている。 宙組に所属する劇団員の女性(25)が亡くなった問題をめぐり、歌劇団は14日に記者会見を行い、弁護士による外部調査チームの...

来年110周年の宝塚歌劇団が岐路、前時代的ルールの廃止後も残った厳しい上下関係

宝塚大劇場

来年2024年に創立110周年を迎える宝塚歌劇団が大きな岐路に立っている。宙組公演中の9月30日に宙組に所属する劇団員の女性(25)が亡くなった問題で、10日に...

これが沢尻エリカらしさ?復帰作にそうそうたる名優が挑んだ名作舞台に初主演する度胸の良さ

沢尻エリカ(2019年撮影)

沢尻エリカ(37)が舞台「欲望という名の電車」(来年2月、東京・新国立劇場ほか)に主演すると聞いて、驚いた。初舞台・初主演で挑戦するには、ハードルが高い舞台と思...

夫婦の赤裸々プライベートまで…人間・尾上菊五郎さんが好きになる一代記 復帰が待ち遠しい

「艶やかに 尾上菊五郎聞き書き」(毎日新聞出版)

国立劇場の閉場式が29日に行われましたが、尾上菊五郎さん(81)の姿はありませんでした。鎌足役で出演予定だった10月のさよなら公演「妹背山婦女庭訓」を休演し、こ...

猿之助被告、復帰はいばらの道も「僕にしかできないこと」「生きる希望」歌舞伎への強い思い

市川猿之助被告(2023年7月撮影)

市川猿之助被告(47)の初公判が20日に東京地裁で開かれ、証言台に立った猿之助被告は「僕にしかできないことがあるなら、それをさせていただき、生きる希望にしたい」...

本来なら練り上げたい役柄、舞台…東山紀之「集大成」の言葉の裏側感じた最後の主演舞台

東山紀之主演の舞台「チョコレートドーナツ」が行われる渋谷・PARCO(2023年10月撮影)

先週はジャニーズのタレントが主演する舞台を続けて見ました。6人組の美 少年が主演する新橋演舞場「少年たち」、堂本光一が主演する帝劇のミュージカル「チャーリーとチ...

三島由紀夫氏と関係が深かった国立劇場 人間国宝の坂東玉三郎は「椿説弓張月」の白縫姫役で注目

国立劇場(2023年8月撮影)

今月末に閉場する国立劇場のさよなら公演が開催中です。大劇場では通し狂言「妹背山婦女庭訓」が上演中で、同じく閉場する国立演芸場では14日から特別企画公演「日本の寄...

野田秀樹氏の見解はフェアだった…「演劇は不要不急」「独りよがりジャニーズ批判」共通の危うさ

野田秀樹氏

先日、日本記者クラブで行われた劇作家で演出家の野田秀樹氏(67)の会見に行ってきました。 コロナ禍初期に当時の首相から演劇が「不要不急」なものとされた時の「舞台...

市川猿翁さん、心穏やかに最後迎えたことがせめての救い 頂点から不幸続く波乱の人生

市川猿翁さん(2013年11月30日撮影)

「澤瀉屋(おもだかや)」には「不幸」という二文字がついて回っているのか。 先日、83歳で亡くなった市川猿翁さんが3代目市川猿之助を襲名した直後に、後ろ盾だった祖...

市川猿翁さん「一番大切な人でした」支えだった初恋の人、16歳年上の藤間紫さんに見せた愛の形

02年1月、笑顔をみせる市川猿之助時代の猿翁さん(右)と藤間紫さん

亡くなった市川猿翁さんには、その生涯を支えた女性がいた。妻の女優で日本舞踊家だった藤間紫さん。2009年に85歳で亡くなった。 最初の出会いは猿翁さんが12歳の...

ジャニーズ事務所と演劇の蜜月関係に今後変化はあるか?東山紀之新社長の手腕にも注目

ジャニーズ事務所

創始者であるジャニー喜多川氏による性加害が長期間にわたり、多くの被害者がいることが明らかになり、ジャニーズ事務所が大きな転換期を迎えています。 ジャニーズ事務所...

林家木久扇「笑点」史上最長55年出演…愛される86歳が感じていた収録でのプレッシャー

林家木久扇(2023年9月2日撮影)

林家木久扇さん(85)が日本テレビ系演芸番組「笑点」を来年3月で勇退することを発表しました、1969年(昭44)11月から「大喜利」にレギュラー出演し、これまで...

初代国立劇場で最後の稚魚の会 名もない若手の脇役が挑んだ「連獅子」は2人の大きな財産に

国立劇場

8月11日から15日まで東京・国立劇場小劇場で行われた「稚魚の会・歌舞伎会合同公演」を見てきました。 稚魚の会は、1970年に国立劇場で始まった歌舞伎俳優研修の...

10月閉場の国立劇場で澤瀉屋と関係深い「俳優祭」開催も「猿之助」の名前はなし

国立劇場(1966年撮影)

1966年に開場した国立劇場(東京・隼町)が建て替えのため、今年10月で閉場することになり、「初代国立劇場さよなら記念」と銘打った公演が目白押しです。9・10月...

猿之助被告「新・水滸伝」降板で松本幸四郎の存在感増す 市川中車は梁山泊頭領の晁蓋役に重厚感

松本幸四郎(2023年6月撮影)

8月の歌舞伎座といえば、松本幸四郎(50)と市川猿之助被告(47)との「弥次喜多」シリーズが人気だった。 2016年に始まり、17年、18年、19年、そして22...

市川猿之助被告が出演だったらという思い消えず…中村勘三郎さん亡くなった直後にも感じた喪失感

7月31日、報道陣に向かって深々と頭を下げたあと前を見据える市川猿之助被告

7月31日、テレビの画面を通してだけれど、保釈された市川猿之助被告の姿を約3カ月ぶりに見た。5月初め、明治座で昼夜の「市川猿之助奮闘公演」で文字通り、宙乗り、早...