映画館で見なければならない強烈な1本/mentor(日)

自ら脚本を手がけるオリジナル作品を追求する吉田恵輔監督が、映画館で見なければならない強烈な1本を、またも世に送り出した。 上谷拓海は15年前の夏、花火遊びで隣の...
洋邦問わず、日刊スポーツの映画担当記者がオススメ映画を紹介します。

自ら脚本を手がけるオリジナル作品を追求する吉田恵輔監督が、映画館で見なければならない強烈な1本を、またも世に送り出した。 上谷拓海は15年前の夏、花火遊びで隣の...

恋の物語であり、生き方を問う映画でもある。瀬戸内海の小さな島の高校に転校してきた櫂(かい=横浜流星)と、地元育ちの暁海(広瀬すず)。「男にだらしない女の息子」と...

日々気付かなくても、長い年月を俯瞰(ふかん)すると、世の「当たり前」は大きく変化している。改めてそう実感させられる。 日本初のセクハラ裁判は34年前だ。映画はこ...

登場人物が発するセリフは、物語を観客に伝える上で重要な表現だが、主人公の大地はセリフを発しない。幼少期に父・大原が母・亜樹に暴君のように振る舞うさまを見て言葉を...

「たたりじゃ~」。この言葉だけで、白髪を振り乱す老婆と異様な村を思い浮かべる人も多いだろう。何度も映像化された横溝正史の名作を、「呪怨」などJホラーの名手・清水...

クリストファー・ノーラン監督の作品は毎度イベントの趣がある。映画の原点にこだわり、今回もデジタル時代にあらがって、古代ギリシャの壮大な叙事詩をIMAXフィルムカ...

23年10月に、パレスチナ自治区のガザを実効支配するイスラム組織ハマスがイスラエル南部を奇襲したことに端を発した紛争は、25年の停戦合意発行後もイスラエル軍の攻...

「なんだか生きづらいな」と感じたことのある人は、きっと少なくない。人と同じように振る舞えなかったり、周囲の「普通」になじめなかったりする。本作は言葉になりにくい...

裏社会を描かせたら右に出る者がいないガイ・リッチー監督が、屈強なエージェントコンビの活躍を描いた。演じるのはDC映画でスーパーマンを演じたヘンリー・カヴィルと影...

シングルマザーと2人の娘が台湾・台北の夜市で、生活を立て直そうと麺屋台を始める。母に反抗的な上の娘は、幼稚園にバイクで送り迎えするなど5歳の妹には優しく、ようや...

せつない。でも、あたたかい。見終えたあと、二つの感情が胸に残った。大ヒットした「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(23年)の続編にして完結編。今作が描く...

昨夏のNHKスペシャル「シミュレーション~昭和16年の敗戦~」は見応えがあった。緻密(ちみつ)なデータ分析から「日本必敗」の結論を政府に突きつけた総力戦研究所の...

アカデミー賞主演女優賞2度獲得の米俳優ジョディ・フォスターが、仏映画に初主演した。日本でも公開された04年「ロング・エンゲージメント」で仏映画に出演したが、同作...

人気漫画「キングダム」を原作とする実写映画シリーズ第5作はシリーズ最大級の「つづく」で幕を閉じる。原作でも屈指の人気を誇る「合従軍編」を描き、物語は次なる大決戦...

主人公の少女ラミアは、メソポタミア文明を生んだ南イラクの湿地帯で祖母と暮らしている。湾岸戦争とイラク戦争の合間の90年代。人類最古の小麦栽培で知られる豊潤な地も...

おもちゃと人間との、かけがえのない関係と深い絆を30年、描き続けてきた「トイ・ストーリー」の新作が、7年ぶりに帰ってきた。今回は、スマートフォンやタブレット端末...

ひたすら歩き続ける。歩くのをやめた瞬間、死ぬ。選ばれた50人の若者が時速4・8キロ以上で歩き続ける。速度が落ちれば警告。3度目で問答無用の射殺だ。装甲車と銃口に...

東京・下北沢にあるトリウッドは、自主製作時代の新海誠監督を発掘した目利きのミニシアターだ。劇団ヨーロッパ企画を主宰する上田誠氏がここを舞台に監督デビュー作を撮っ...

「人類史上最も成功したエンターテイナー」としてギネス世界記録に認定された「キング・オブ・ポップ」マイケル・ジャクソンの人生を描いた、単なる伝記映画ではない。映画...

92年の誕生以来、世界中に熱狂的なファンを持つ格闘ゲーム「モータルコンバット」。その世界観を実写化した第2弾は、戦士たちが闘い続ける“格闘映画”に徹した潔さがあ...

原作・脚本・主演の佐藤二朗が、4月27日に都内で開かれた完成披露試写会で「結構、賛否が分かれる作品だと思う。たくさん死ぬし…ね」と口にした通り、映画はレストラン...

どんな人間も勝ち続けることは難しい。日本で一世を風靡(ふうび)した総合格闘技イベント「PRIDE」。創成期の1997年~2000年にかけ、“霊長類ヒト科最強”と...

自動車修理工のワヒドが、事故の相談に訪れた客をいきなり拘束する。かつて彼を不当に投獄した残忍な看守エグバルその人と直感したからだ。獄中では目隠しされ、記憶は「義...

米国の作家スティーブン・キング氏の20年の小説「The Life of Chuck」を実写化した。世界各国で大洪水、大津波、森林火災、火山の噴火など終末を思わせ...

国籍も、居場所もない。ミャンマーで迫害を受ける少数派イスラム教徒のロヒンギャの幼い姉弟が、国境を越える逃避行を描いたロードムービーだ。安住の地を求める命がけの越...

子育てが一段落した時期に、夫婦関係が危うくなるのはよくある話だが、この映画ではその再生の道筋がユニークに描かれる。 中年にさしかかったアレックス(ウィル・アーネ...

居場所を失い東京・新宿歌舞伎町の新宿東宝ビル横、通称トー横に集う若者たち、トー横キッズを描いた。メディアでは社会問題として報じられることが多く作品の公式サイトに...

夜の家、階段のきしみ、遠くで何かが落ちる音…。ホラーのようでホラーではない。だけど怖い。第78回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞し、米アカデミー賞のドイツ代表に...

劇中では仲野太賀が体当たりで演じているが、学生時代に遠藤ミチロウの過激パフォーマンスを話題にしたことをよく覚えている。半世紀近く前、英国発のパンクロック熱を競い...