ニッカンプロ野球

虎を追って半世紀「かわいさ余って」

日刊スポーツ記者として江夏、掛布、岡田、小林繁らに密着した時代から、阪神の戦いぶりを見続けて約50年。フリーライター内匠宏幸氏が、ときに厳しく、ときにゆるく、タイガースに愛ある叱咤激励を送るコラムです。

虎を追って半世紀「かわいさ余って」

【内匠宏幸】“練習の虫”山本浩二、掛布雅之、金本知憲…佐藤輝明は先輩たちに続けるか

鳴尾浜球場で自主トレに臨む阪神佐藤輝(撮影・前田充)

今回は「練習」について書く。そして「努力は報われる」ことに触れる。 プロ野球選手(野球に限ったことではないが)はよく練習する。しかし、それが結果に出るケースはまれともいえる。その中の成功例を思い出す。古い話で申し訳ないが、まず広島の山本浩二の例である。山本は田淵幸一、富田勝とともに法大三羽がらすとしてプロに入った。地元広島にドラフト1位で入団。だが思うような...

【内匠宏幸】阪神岡田監督、広島新井監督との「監督力勝負」望むところ 因縁ある指揮官他にも…

07年12月7日、入団発表の会見でポーズをとる新井(右)と阪神岡田監督

ファン感謝デーが終わり、2022年の行事は終了。ここから2カ月、ネタに困る日々が来る。 岡田新監督で大にぎわいの阪神だが、さすがに今後の2カ月は静かだろう。そんな時、離れたところから、阪神絡みの話題が届いた。それは広島から。新井新監督が来季のことを聞かれ、意識する球団に阪神を挙げたというもの。そらそうよ(岡田風ですみません)。新井も阪神OB。その中で岡田との...

【内匠宏幸】阪神外国人補強ほとんど失敗の歴史…岡田彰布監督理想は新外国人が6番7番打つ打線

ハル・ブリーデン(右)とマイク・ラインバック(1976年撮影)

初めて外国人選手を生取材した相手、それがハル・ブリーデンだった。「赤鬼」の異名をとったこの選手、本当にデカくて圧倒された。この名前を聞いて「おーん」と反応するのは古いファンだろう。 懐かしい名前が続く。マイク・ラインバックもいい選手だった。ガッツの塊のような男で、ごり押しで巨人に入った江川から放ったホームランは鮮烈だった。 阪神外国人の変遷…。来ては去り、去...

【内匠宏幸】岡田彰布がこだわるキャンプの投げ込み 成功者の安藤優也&久保田智之に期待

練習を見つめる阪神岡田監督(撮影・前田充)

秋のキャンプ、そして2月の春キャンプ。岡田彰布のホテルの部屋には必ずホワイトボードが用意されている。 そこに記されているのは投手陣の日々の投げ込み数だ。 キャンプに参加している全投手陣の球数の推移がひと目でわかるようにしている。どの監督も同じようにしていると思うが、岡田は特に日々の投げ込みにこだわりを持っている。 「誰が少なくて、誰が多いか。それを知りたいか...

【内匠宏幸】オール阪神目指す岡田監督 春季キャンプで藤田平、江夏豊らレジェンドも登場?

阪神OBの藤田平氏=2019年5月22日

監督就任が正式発表になる直前、岡田彰布は1泊で福井県を訪れた。大先輩の藤田平の知人が主催するゴルフコンペに出席するためだった。このコンペには藤田のほかに、レジェンドOB、江夏豊も参加。岡田は2人の先輩と楽しい時間を過ごした。 まだ発表できる時ではないが、監督就任は決定事項と2人はわかっていた。岡田は何も言えない。それを踏まえ、藤田は「がんばれよ」とだけ岡田に...

【内匠宏幸】退陣から14年…再び岡田と原の戦いが始まった 既に描いている08年の逆シナリオ

ドラフト会議 高松商・浅野の交渉権を獲得した巨人原監督(左)は阪神岡田監督に一礼してインタビューに向かう(2022年10月20日代表撮影)

もう14年も前になる。歴史的V逸のあと。遠征先の横浜の宿舎ホテルで深夜、岡田彰布はコーチ陣を集めた。 「やっぱり優勝を逃がした責任は監督にある。だからオレは辞める」。そこから一気に退陣の流れになった。球団の慰留もあったが、気持ちは変わらなかった。スポーツ新聞に「岡田、辞任!」の大きな見出しが並んだ。 数日後、岡田と喫茶店にいた時、携帯電話にメールがあった。「...

【内匠宏幸】捕手指名0…特徴的ドラフトが表す岡田阪神の来季構想 23年キーパーソンは梅野!

高松商・浅野の抽選でくじを引く阪神岡田監督。左は巨人原監督(2022年10月20日代表撮影)

今年のドラフト会議で阪神は実に特徴的な指名を行った。新監督の岡田がまたクジ引きに負けたこと? あれは仕方ない。巨人の監督、原に先に引かれていたわけで、残り福はなかっただけのことだ。それよりも指名した選手のポジションを改めて見てみた。 投手、内野手、外野手…。そこにひとつ、見当たらないポジションがあった。それが捕手である。重要なポジションだ。これまで必ず1人は...

【内匠宏幸】紙切れ1枚の退任要請…「契約社会に生きる」岡田新監督の覚悟「オール阪神」見たい

就任会見で意気込みを話す阪神タイガース岡田新監督(撮影・上田博志)

10月16日、日曜日。監督就任の記者会見は大阪梅田の高級ホテルで開かれた。午後2時からの会見、新聞社の取材は各社1人のみ。コロナ禍もあり、球団サイドも感染対策を万全にしていた。 日刊OBで、スポーツライターという肩書では、取材に参加できない。だから会場に入るところで待った。球団関係者が待ち構える中、チャーターの車がホテル玄関にすべりこんできた。はたして岡田彰...

【内匠宏幸】岡田次期監督が目指す“”JFK”再現 湯浅の快投で来季構想のヒントを得たか?

8日のDeNA戦、8回裏DeNA2死一、二塁、湯浅は阪神5番手で登板する

見たか、オレが湯浅だ! そんな叫びが聞こえるようなピッチングだった。10月8日、横浜でのクライマックスの第1戦。8回裏2死一、二塁で登板し、牧を三振。そのまま9回裏も投げて、プロ初セーブをマークした。 9日付のスポーツ新聞。1面で「湯浅」のデカい見出しが躍っていた。去りゆく矢野が育てたセットアッパーが、CSの舞台で、新たなステージに進んだ。そんな印象を強く与...

【内匠宏幸】岡田彰布氏の阪神新監督内定の決め手は「優勝できる監督」若手待望論上回った現実論

岡田彰布氏(2020年2月4日撮影)

10月2日、阪神の2022年レギュラーシーズンが終わった。ここが監督・矢野の最後の采配? とあきらめていたら、そうではなかった。広島、巨人が自爆して、タイガースが3位に。これでクライマックスシリーズ(CS)進出が決まった。矢野の監督ラストシーズンはまだ続く。これでまた楽しみがつながったが、その一方で、来季に向け、事は着実に進んでいる。 「岡田彰布、新監督内定...

【内匠宏幸】プレーヤーとしては中途半端?な終わり方だった矢野 どんな顔で最終戦を終えるのか

体を動かす阪神矢野燿大監督(撮影・上山淳一)

強烈におもしろくなってきた。9月の終わり。レギュラーシーズンの最終章の焦点は「どこが3位になるか」に絞られた。ヤクルトの優勝、DeNAの2位。これが決まれば、ほぼ興味のなくなるシーズンだが、今年は違う。GとTとCが入り乱れてのクライマックスシリーズ(CS)権利取りレース。勝率5割を切る戦いで、レベルは低いが、ここまでの激烈さとなれば、日々、ドキドキワクワクし...

【内匠宏幸】阪神ファンも我慢の限界がある 優勝からもう17年…何とかしないといけない

阪神対ヤクルト 今季26回目の完封負けを喫し、あいさつする阪神矢野監督(右)ら(撮影・上山淳一)

大きな見出しになっていた。9月18日付のスポーツ新聞だ。「矢野阪神、V逸!」。わかっていても、ファンには悲しいフレーズ。また今年もダメだったか…。 阪神は2リーグ分立後、リーグ優勝を5度飾っている。若いファンには遠い昔のことだが、1962年、1964年。村山、小山、バッキーを擁し、まさに投手力で頂点に立った。そこから次が長かった。21年もかかった1985年。...

64年阪神-南海以来となる日本シリーズでの関西ダービー実現へ 阪神「3位死守」が絶対条件

1964年の日本シリーズ第1戦 マウンドに阪神と南海の両ナイン集合

パ・リーグが大変なことになっている。オリックス、ソフトバンク、西武のガチンコ優勝争い。ゲーム差はあってないようなもの。ここまでの激戦、それも3球団が入り乱れての戦いは久々だ。 9月11日、オリックスとソフトバンクの直接対戦をテレビ観戦した。いきなりソフトバンクが初回、3点を先制。3回にも1点を加え、ソフトバンクのペースで進んでいく。だが、そこからだ。オリック...

ドラフトまで1カ月半 1位指名は投手?それとも野手? 新監督ともども想像するのが楽しくなる

22年9月3日、試合後、疲れた様子で脱帽する矢野監督

夏の終わりだ。今シーズン最後の甲子園でのTG戦が終わった。伝統の一戦といっても、まさかの3位と5位での戦い。寂しい限りだ。ただ挑戦は終わっていない。クライマックスシリーズ(CS)進出の権利が取れるのか。それも2位進出か、3位なのか。はたまた広島、巨人にまくられて、Bクラス転落の可能性も十分にある。タイガース、気を張りつめる残り試合になる。 一方で来季に向けた...

【内匠宏幸】監督・矢野の評価が急上昇 順位争いの大事な試合に森木先発、来季へ足場固め

中日対阪神 力投する阪神先発の森木(撮影・前田充)

サウナ付きの銭湯に2日に1度通っている。入浴料は640円。それで2時間近く滞在できる。サウナで整って、阪神ファンのサウナーとの野球談議。これが楽しくて仕方ない。 サ道と阪神ファンには共通点があるようだ。我慢して、汗を流し、水風呂に入ったあとはまた我慢の時間。阪神ファンも辛抱を重ね、何とか整うように、最後は前を向く。「まあ今年は優勝をあきらめた。ただCSがある...

【内匠宏幸】阪神は必ず勝率5割キープでCS進出を マイナスで出ても正直、喜べるものではない

巨人に3連勝しファンにあいさつする矢野監督(2022年8月21日撮影)

巨人にまったく覇気がない。まだ8月の終わり。でもここは完全に秋風が吹いている。粘りもなければ執念もない。さすがに悲しくなった。1985年に日本一になってから、天国から地獄に落ちたタイガースを見ているようだ。いくら巨人でも歯止めが効かない状況、残り試合、どう戦うのか。別の意味で注目に値する巨人の動向である。 そんな巨人に8月19日からの3連戦で3連勝。完勝を続...

【内匠宏幸】圧勝でも「隙」見せない大阪桐蔭の強さ OB藤浪晋太郎に求める負けないピッチング

藤浪晋太郎(2022年8月6日撮影)

8月14日、日曜日の甲子園。早々とチケット完売が伝わった。お目当ては、優勝候補の筆頭、大阪桐蔭の登場である。僕は家で観戦したが、あまりの強さにアングリするしかなかった。19点を奪う攻撃に、相手を2安打完封の投手力。それとともに、残った数字に驚いた。 「失策0」だった。これがすごい。大量点だし、相手打線を封じ込めている。そんな時、必ず顔を出すのが「隙」である。...

【内匠宏幸】気になる矢野監督の藤浪晋太郎への評価 「矢野遺産」に藤浪復活も加わらないか

藤浪晋太郎(2022年8月6日撮影)

夏の甲子園が始まった。8月6日、第1試合を前に「始球式」に現れたのは斎藤佑樹だった。さわやかな空気は、あの時とまったく変わっていない。投げ込んだストレート、小気味のいいミットの音が、甲子園に響いていた。 以前にも書いたことがある。僕のようなドロドロの年寄りライターと、ハンカチ王子に接点があるはずもない。ところが斎藤の現役晩年、共通の知り合いがいて、たまたま食...

【内匠宏幸】“7・6事件”から阪神戦で異常な執念…V争いポイントは1年越しの矢野VS村上

阪神対ヤクルト 9回表ヤクルト1死、右越え同点本塁打を放ち生還する村上(撮影・前岡正明)

7月の終わり、31日の午後7時を過ぎたところから、原稿のスタート。この時点で阪神は2点を先制。これで確信した。「勝ち確定」で、首位ヤクルトに3連勝。いつもなら、勝ちと負けの2通りを用意するのだが、いまの阪神にはその必要はない、と思っていた。 序盤でリードすれば、ほぼ逃げ切れる。とにかく投手陣が素晴らしい。先発(この夜のガンケルに不安要素はなし)、中継ぎ、抑え...

【内匠宏幸】借金返済、Aクラス濃厚で逆にもどかしい状況に…藤浪晋太郎をどうするのか

阪神藤浪晋太郎(2022年7月16日撮影)

今シーズン94試合目。ついにタイガースが借金返済に成功した。開幕9連敗からスタートし、最大16もあったマイナスを時間かけて減らしていった。勝率5割。これでわずかにあるヤクルトへの挑戦権を獲得。さらにAクラス争いに胸を張って挑める。いつまでも返済できない身としては、本当に阪神の姿、うらやましく思っている。 ここから球宴ブレークで、いよいよ後半戦に突入…といって...

【内匠宏幸】球宴で「阪神旋風」巻き起こせ!佐藤輝明には78年3連発の掛布雅之に並ぶ活躍を

阪神佐藤輝明(2022年7月17日撮影)

ここにきて、阪神の評価が爆上がりしている。ヤクルトを追うのは? に評論家の多くが「阪神」と答えている。元々、チーム力はナンバーワンとされ、戦前は優勝候補の筆頭とされていたから、当然といえば当然。スタートで大きく出遅れ、強烈な借金が生まれたけど、いまは2位争いできるまでにきた。 借金返済まであとわずか。そういう状況で迎えるのがオールスターになる。阪神からは6選...

【内匠宏幸】阪神新外国人ありきの形作りが最優先か?また守備位置動く好漢・大山悠輔の心の内は

左翼で打撃練習のボールを捕球する阪神大山悠輔(2022年7月9日撮影)

週末のヤクルト戦が2試合続けて中止になった。コロナ禍によるもので、これは仕方がない。選挙の投票に行き、ラジオを脇に置いて、万全な態勢でいただけに、ポッカリと穴が開いた感じ。そんな日曜日の夜、阪神のこれからを考えていた。 中でもユースケのことが気になった。俳優のユースケ・サンタマリアではなく、漫才のダイアン、ユースケでもない。阪神の「悠輔」、大山悠輔のことだ。...

【内匠宏幸】近本光司の「高橋慶彦超え」がかかる上位との対決 勝率5割とCSへチームも正念場

22年7月3日、中日対阪神 6回表阪神2死、近本は右前安打を放つ(撮影・上田博志)

続くのか、それとも途切れるのか。先週、近本の連続試合安打のことに触れたが、楽しみは、まだ続くことになった。 積み重ねたのは29試合。7月3日の中日戦でヒットを放ち、日本記録にあと4試合に近づいた。いまの近本の打席を見ると、本当に自信に満ちあふれている。構えてから、振り抜くまで、ブレがない。特にバックスイングに入った時の形に、僕は見とれている。打ちそう、打てそ...

【内匠宏幸】43年破られなかった日本記録にあと「10」近本光司が挑む連続試合安打「33」

阪神対中日 1回裏阪神無死一、三塁、近本は左越え先制適時二塁打を放つ(撮影・上田博志)

この暑さの中、4時間半に及ぶ戦い。6月26日、日曜日。甲子園が最後、歓喜の叫びに包まれた。延長11回裏、熊谷のサヨナラヒットが出た。これで中日戦3連勝。阪神はまだまだ熱いし、しばし暑さを忘れた?(それはないか)…。 そんな中、僕は3番近本に注目していた。サヨナラになったそのイニング、彼はバントを失敗して、結局三振に倒れた。これはいただけない。しかし、この日も...

【内匠宏幸】3割打者が両リーグで5人の異常事態「投高打低」状態で阪神反撃要因は「打ち勝つ」

阪神対DeNA 7回裏阪神1死一塁、佐藤輝は左二塁打を放つ(撮影・前岡正明)

プロ野球は半分近くを消化し、まもなく折り返しを迎える。前半戦、いろいろあったけど、これも球界異変とされるのが個人記録についてだ。 スポーツ紙に日々掲載される打撃30傑、投手15傑の記録表。昔からこれを見るのが楽しみで仕方なかった。今シーズンも日刊スポーツでしっかりとチェックしているが、そこには強烈な数字が並んでいる。まず野手編だが、セパともに3割バッターが少...

【内匠宏幸】新外国人候補ロドリゲスはどこで起用?佐藤輝三塁、大山一塁固定で先発なら外野一択

オリックス時代のロドリゲス(2020年9月24日撮影)

交流戦が分岐点になる! とここで書いてきた。うまくいけば順位が大きく動く。逆なら先の見通しは、ますます暗くなる。このどちらかだったが、阪神はうまく乗り切った。 6月12日、オリックス戦の戦いぶり、それは強さがあふれていた。交流戦全日程を解消し12勝6敗でのフィニッシュ。一気に借金を6個も返済した。先に触れたように最下位を脱出。さらにAクラス3位は目の前。2位...

【内匠宏幸】交流戦セが強い…首位との差に変化なしも明るい材料 本物のスイング証明する6連戦

阪神対日本ハム 3回裏阪神2死一、三塁、大山は左越え3点本塁打を放つ(撮影・加藤哉)

キタッ! やっとキタッ! 大騒ぎだ。大阪豊中の銭湯「T湯」に集うトラファンはこの時を待っていた。 6月5日、日本ハムを完璧に倒し、カード3連勝、そして通算5連勝と、まずは交流戦の優勝まで見えてきた。サウナで汗をしたたらせ、ここのファン代表、監督と呼ばれる常連さんが、思わず頭を下げた。「いままで矢野監督のこと、散々けなしてきたけど、これからは慎みます」。なんと...

【内匠宏幸】強くなる条件「軸はあくまで日本人」 青柳晃洋と佐藤輝明に見た阪神の理想型

ロッテ対阪神 好投する青柳はガッツポーズをしながらベンチに引き揚げる(撮影・上田博志)

5月29日、日曜日。大阪梅田の場外馬券売り場は大興奮に包まれていた。日本ダービーでレジェンド武豊騎手が6度目のダービージョッキーに輝いた。現場ではなく、場外売り場が、これほど盛り上がるとは…。長い馬券人生で初めて見る光景だった。 50歳代での快挙に、我々高齢者、熟年世代は「見たか!」と叫びたくなったはず。年を重ね、円熟味を増し、ここ一番での大勝負。それをモノ...

伊藤将司に託した矢野監督の覚悟「納得」共有した甲子園「シーズン決まる」交流戦も覚悟持って!

阪神対巨人 完封勝利の阪神伊藤将(2022年5月22日撮影)

<阪神4-0巨人>◇22日◇甲子園さすがにドタバタはなかった。22日の甲子園。巨人戦の最後はすべて伊藤将に託した。これまでなら、7回あたりから尻がモゾモゾし始め、ベンチの矢野は継投のタイミングを計っていた。それがこの日は違った。 伊藤将のピッチングが素晴らしかったのもあるが、この試合は伊藤将に預ける…という矢野の覚悟。それがはっきりと見えた。グラウンドとベン...

【内匠宏幸】ロハス降格で外国人野手はマルテのみ…「得意技」新外国人の緊急補強は今でしょ!

ジェフリー・マルテ(2022年2月1日撮影)

週末のDeNA戦は連勝した。明らかに力上位の戦いっぷりだった。まずはターゲットが決まった。近いうちにひとつ上がって5位に浮上できる。そう感じさせる2試合だった。 シーズンはまだ3分の1にも達してしない。ポジティブに考えれば、十分に巻き返せる猶予はある。そんな中で、僕はひとつの「人事」が気になった。2年目の外国人選手、ロハスが2軍に降格。このニュースだ。先の広...