ニッカンプロ野球

西武番記者

外崎修汰の活躍と愛娘の似顔絵 こどもの日のよき思い出に

西武対ソフトバンク 10回裏西武2死満塁、外崎は中前にサヨナラ打を放ちガッツポーズする(撮影・滝沢徹郎)

大型連休中の5月4日、西武の本拠地ベルーナドームで、一家の大黒柱がヒーローとなった。外崎修汰内野手(31)。延長10回2死満塁からサヨナラ勝利を決める適時打を放った。チームとして昨年6月から続いていた延長戦での連敗を「15」でストップさせ、今季初の3連勝に導く一打は、家族の支えが大きな力になっていた。 プロ野球選手としてはもちろん、夫として、また2児の父とし...

スカウトにとって担当選手は“わが子”?ドラ1武内夏暉を見つめる十亀剣スカウトに“親”の顔

西武ドラフト1位の武内夏暉(右)と十亀剣スカウト(2024年1月撮影)

“わが子”を見つめるようなまなざしだった。3月13日、中日とのオープン戦(ベルーナドーム)を前に、西武十亀剣スカウト(36)は、外野で練習中のドラフト1位ルーキーの武内夏暉投手(22=国学院大)の姿を目で追い続けた。 「今日は初めて、武内がベルーナドームで投げるので、直接球場で見たいなと思いまして。とにかく、自分のピッチングをしてもらえればと思います」 投手...

春季キャンプで元陸上選手の秋本氏から走り指導 外崎ら盗塁数アップへ意欲

秋本真吾氏(左)(2023年1月25日撮影)

西武の春季キャンプで、今年も「足」に磨きをかける練習が行われた。第1クールの8日と9日の2日間、元陸上選手の秋本真吾氏(41)をスプリングコーチに招き、選手たちは走り方の指導を受けた。昨年に続く2年連続での授業に選手たちは真剣な表情をみせた。 昨季チームの盗塁数は楽天に次ぐリーグ2位の80個だった。チーム最多、キャリアハイの26盗塁を記録した外崎修汰内野手(...

丸刈りのドラフト6位村田怜音「タダのバッティングセンター」で腕磨く

西武村田怜音

大きな期待を背負う西武の新人選手13人の中でひときわ目を引く選手がいる。196センチ、110キロで丸刈り頭のドラフト6位村田怜音内野手(22=皇学館大)だ。武器は恵まれた体格から放たれる長打力。8日、翌日から始まる新人合同自主トレを待ちきれず、室内練習場でマシン相手に打ち込んだ。「(お金がかからない)タダのバッティングセンターなので」と、“打ち放題”の環境に...

「実はこの年末で…」と報告すると中村剛也からは想像もしなかった反応が返ってきた

西武中村剛也(2023年9月撮影)

12月になり、会社から命じられる私の担当任務も変わった。 約2カ月前、11月3日、文化の日を追憶する。都内の某球場に西武中村剛也内野手(40)を探しに行った。中学生の長男の試合をたぶん観戦しているはず-。 スタンドを見渡す。いない。帰ろうかな。視線をずらすと、目立たない日陰にいた。試合終了。軽く敬礼し会釈する。目が合った。プライベートの時間。けげんな顔をされ...

新天地で再スタートする中村祐太と元山飛優 記者も新たな環境で取材に奮闘

渡辺GM(左)と握手を交わす西武元山(撮影・山崎純一)

新たな場所で働くという意味で言えば、もしかしたら選手と似た境遇にあるかもしれないと感じた。私はこれまで勤務していた北海道を離れ、この12月から西武担当に着任。東京生活が始まり、西武が本拠地を構える埼玉・所沢を往復する日々を送っている。仕事を始めてまだ1カ月にも満たない中で、環境に変化があった選手を取材する機会が2度あった。 1度目は現役ドラフトで広島から移籍...

担当記者が池袋~ベルーナドームを8時間以上歩いて65人に会って感じた「個性とは…」

所沢市の学校新道で待っていてくれた西武ファンの皆さん(撮影・金子真仁)

東京・池袋にある西武池袋本店から、埼玉・所沢にある西武の本拠地ベルーナドームまでの約32キロを、11月23日に歩いた。 5月16日には札幌時計台からエスコンフィールドまでの約20キロを歩いた。到着後にそんな記事を書いた。その翌日、渡辺久信GM(58)が声高らかに私の方へ歩いてきた。 「なになに、歩いてきたの!?」 チャンス。当時から池袋~所沢を計画していた。...

「5年後、一番伸びている西武の打者は誰だと思いますか?」山川穂高が即答した選手とは

西武対中日 9回裏西武1死、サヨナラソロ本塁打を放った長谷川(中央)はチームメートにウオーターシャワーで祝福される(2023年6月7日撮影)

今年もベストナインやMVP、新人王、ゴールデングラブ賞の投票資格をいただいた。すでに投票は済ませた。取材を担当する西武からは、ベストナインには投票しなかった。 DHで中村剛也内野手(40)は考えた。ただ、試合数も本塁打数もロッテ・ポランコのほうが今季はふさわしいと思った。 三塁で佐藤龍世内野手(26)の名もちらっと浮かんだ。ただ9月以降での打撃成績上昇による...

山川穂高との“やりとり”野球を続けると決めたなら「がんばれ、山川選手」

サインを求めるファンに応える西武山川(撮影・黒須亮)

西武山川穂高内野手(31)が5日、5月に発覚した自らの不祥事を公の場で謝罪した。不起訴決定を受け、9月4日に1軍ならびに2軍の公式戦無期限出場停止の処分を受けている。9日からのみやざきフェニックス・リーグは処分対象外で、実戦復帰となった。今年の球界を騒がせた「山川穂高」はどうなってしまうのか、注目され続けた。 9月末から10月初旬にかけて、ベルーナドームとカ...

中村剛也と栗山巧が足りない秋の取材 大ベテランが「2人だけ」「2人とも」いる意味

西武中村(左)と栗山

CSが盛り上がる中、担当する西武のフェニックスリーグ取材で宮崎・日南に来ている。 なぜかふと思い出した顔が二つある。中村剛也内野手(40)と栗山巧外野手(40)の同期入団コンビ。私がシーズン最終盤に体調を崩してしまったこともあって、かれこれ3週間前後は取材できていない。たまには話したいなーと、日向灘を見ながら思った。 骨牙コンビと呼ばれる。プロに入って22年...

なんであの選手が1軍に上がらない? その裏に様々な事情…首脳陣はちゃんと見ている

西武松井稼頭央監督

9月に入った。1日時点で、西武は1軍が借金14のパ・リーグ最下位。2軍が貯金19のイースタン・リーグ3位となっている。 西武担当記者として運用しているX(旧ツイッター)のアカウントが、おかげさまでもうすぐフォロワー1万人に達する。たまにダイレクトメールが届く。 「○○選手をなぜ1軍に上げないのか、監督に聞いてくれませんか?」 この問題は難しい。1軍の中心選手...

長期遠征を追い掛ける“ガチ”ファン3人に今の埼玉西武ライオンズはどう映っているか

声援を送るスタンドの西武ファン(2023年3月31日撮影)

8月に入り、西武のペナントレースは残り50試合を切った。白星は明らかに増えてきたが、まだ借金がかさむ。松井稼頭央監督(47)就任1年目は戦力が万全に整わず、特に上位チームへの負け越しが響く。 そんな中、7月には神戸→大阪→北九州→福岡という長期ロードがあった。その旅程全てに首都圏から駆けつけた“ガチ”な西武ファン3人に、北九州での試合前に思いを尋ねた。3週間...

1万2818球から選ぶベストボール スタンド沸かせた佐々木健の1球にあった伏線

7月17日日本ハム戦 西武3番手で登板した佐々木(撮影・滝沢徹郎)

7月26日深夜、帰りの電車でこれを書いている。ペナントレースは87試合を終えている。西武投手陣は現時点で1万2818球を投げている。その1球1球が、ファンの歓喜とため息を生んできた。 1万2818球のベストボールはどれだろう…なんて考えるフリをしてみたが、私には1択だ。 7月17日の日本ハム戦(ベルーナドーム)の7回表、佐々木健投手(27)の1球だ。 2点を...

あえて記者席を飛び出して感じた熱量 野球の真実や本質はグラウンドに、スタンドに、球場にある

北九州遠征にも大勢の西武ファンが駆けつけた(撮影・金子真仁)

夜10時30分すぎ、北九州モノレールの香春口三萩野駅は、ソフトバンクファンであふれた。つい1時間前に連勝に成功した西武ファンの、上機嫌な「チャンステーマ4」の口笛も、少しばかり肩身狭そうに響く。1人の男性が、エレベーターで「よっこいしょ」と運んできた。大太鼓を台車(?)で運んでいる。 西武の私設応援団の男性だ。モノレールでたまたま隣に立った。お互い汗がひかな...

西武担当記者が「松坂世代」を感じながら横浜高校から横浜スタジアムまでを歩いた

西武OB松坂大輔さんらを輩出した横浜高校の長浜グラウンド(撮影・金子真仁)

5月に札幌市時計台からエスコンフィールドまでの約20キロを歩いて出勤した。懲りずにまた歩く。6月4日朝8時、横浜市金沢区の能見台駅前から歩く。 野生のリス(かイタチ)に遭遇しながら丘を越えると、横浜高校の長浜グラウンドがある。雰囲気豊かな坂道だ。20年前、新人記者として初めて訪れた。緊張で吐きそうになった。 西武OBの松坂大輔さん(42)をはじめ、数多くの名...

静岡時代を取材した鈴木将平、埼玉で実現しそうな中日村松開人との静岡対決が楽しみ

ベンチへ向かいガッツポーズする西武鈴木将平(2023年5月13日撮影)

2015年11月から3年間、静岡支局で勤務した記者として、当時取材していた選手たちの現在は、とても気になるところです。 静岡高出身の西武鈴木将平外野手(25)もその1人。5月19~21日のソフトバンク3連戦(ペイペイドーム)で、わずかな時間でしたが、久々に言葉を交わす機会がありました。 16年ドラフト4位入団の7年目。俊足巧打が持ち味で、今季ここまで31試合...

花咲徳栄・岩井監督の「いつか道は交差する」の願い通り 愛斗や西川愛也が青春かみしめ躍動

西武愛斗

「強引にいけ!」 日本ハム鈴木が投じた88キロのフワ~リとしたスローカーブが、外いっぱいへと流れて落ちていく。西武愛斗外野手(26)は流そうとせず、ヘッドを入れ、レフトへ思い切り引っ張って三遊間を割った。 それを見ながら思い出したのが、冒頭の「強引に行け」だ。母校の花咲徳栄(埼玉)・岩井隆監督(53)が数年前、軟投派投手を攻略するために、あえて選手たちに発し...

球団関係者の横でファンたちが野球談議 大移動の地方遠征でチームの結束強まる空気感じた

桜島を後方に望む鹿児島の平和リース球場で行われたソフトバンク-西武戦(2023年4月9日撮影)

鹿児島・鴨池公園の平和リース球場の一塁側スタンドに上ると、三塁側の後方に桜島が見える。素晴らしい眺めだ。頂上から煙のような雲のようなものが少し。「あれは噴火しているんですよ。東風は珍しいけど、たまに火山灰がこっちに来る時もあるね」と警備陣のおじさんが笑った。 西武は今季、開幕3カード目にして宮崎、鹿児島の地方遠征が入った。鹿児島は今年、すでに個人的に海岸線ド...

ゾクッとした 8分のオーナー訓示で感じた獅子の伝統 その言葉とベテランの姿勢

8日、練習前に訓示する株式会社西武ライオンズ取締役オーナーの後藤氏

西武後藤高志オーナー(74)が8日、首脳陣や選手に訓示を行った。 言葉選びに迷う。何と表現すればいいのか。シンプルでいいのだろうか。 すごかった。 いつしか、偉い人のあいさつといえば台本や原稿をちらっと見ながら…な世の中になっていたと思う。 後藤オーナーは選手たちに囲まれながら、手を前で組んで、自身の思いを自身の言葉で伝えた。朝9時から約8分間。当然、選手た...

赤田コーチと浜屋将太に尋ねた故郷大崎町、全国各地で育った選手が集まりチームになる

12日、特守を終えた西武蛭間拓哉(左)、西川(右)に声を掛ける赤田外野守備走塁コーチ

西武の南郷キャンプを初めて取材した。赤田将吾外野守備走塁コーチ(42)の母校でもある日南学園(宮崎)の近くに宿泊した。「高校時代も行ってましたよ」という学校近くの洋菓子店「キネヤ」のおにぎり型のクレープはうわさ通りの美味で、クリームプリンは至極の一品だった。 赤田コーチは鹿児島・大崎町の生まれ。福留孝介氏や広島松山らも同郷だ。「同じ中学からプロ野球選手が5人...

羽田慎之介と長谷川信哉に先制されたあいさつ プロ野球選手に名刺渡すタイミング難しい

羽田慎之介

テンション高めに打撃練習の外野守備に就く西武山川穂高内野手(31)のもとに、宮古島での自主トレから帰京した高橋光成投手(25)渡辺勇太朗投手(22)があいさつに向かった。 いくつもの笑みがはじける。山川が2人に、同い年の陽川尚将内野手(31)を紹介した。このオフ、現役ドラフトで阪神から移籍。「よろしくお願いします!」。所沢の球団施設に、また笑顔が広がった。 ...

ドラ5山田陽翔はサウナが苦手?「男しかいない汗だくのタオルが敷いてあって…」

西武山田陽翔(2023年1月26日撮影)

球界にはサウナ愛好者、サウナーが多くいる。有名どころだと専門誌に連載まで持ったロッテ石川歩投手(34)。DeNA森原康平投手(31)は協会認定の資格を持っている。今季の新人でも西武のドラフト1位蛭間拓哉外野手(22=早大)がサウナ好きで、合同自主トレの疲れを“ととのい”で癒やしている。 ただ、そのドラ1の日課に共感しかねている? のが同5位の山田陽翔投手(1...

栗山巧の記憶に残る阪神・淡路大震災「困った時は支え合う」社会貢献活動のきっかけに

社会活動の一環で浜松医科大病院を訪れた西武栗山は子どもたちと記念撮影に納まる(2023年1月12日撮影)

1月12日、浜松医科大学医学部付属病院の小児病棟を訪問した西武栗山巧外野手(39)を取材しました。 14年から、小児がんの子どもと、その家族支援のため「公益財団法人がんの子どもを守る会」の協力の下、全国4カ所の小児病棟に、おもちゃや必要物資などを10万円分ずつ寄贈。コロナ禍で3年ぶりに実現した今回の病院訪問では、闘病中の子どもたちと、自身が寄贈したおもちゃで...

個性が強い今年のルーキー 育成4位是沢涼輔は自称「火縄銃」ライバルは同期の日隈モンテル

若獅子寮に入寮した西武是沢は野球ノートを手に笑顔(2023年1月6日撮影)

新年から埼玉西武ライオンズ担当に着任しました。よろしくお願いします。 客観的に見た西武のイメージは「個性」だ。プレー以外のところでも、キャラが立っている。今に限った話ではない。松井稼頭央監督(47)も「昔からですよね」と言う。 「個性ないとね、面白くないしね。野球スタイルから、ファッション的なところもそうでしょうし」 狙ってそういう選手を獲得しているわけでは...

「21番以外は付けません」育成から新人王、水上由伸の恩人への思いと背番「69」への愛着

背番号「69」の西武水上由伸(2022年9月11日)

パ・リーグ新人王を獲得した西武水上由伸投手(24)には将来、かなえたい目標がある。 今、背番号は「69」になる。「若い番号にできるならば?」と聞かれると、言葉に力を込めた。 「もし変えるのだったら、21以外はないですねぇ。(球団にも)21番以外は付けませんと言っています」 強いこだわりには、恩人への思いがある。 1年目はパ・リーグ新人記録(当時)となるデビュ...

74年ぶり超異例のボートレーサー転身 野田昇吾はかつて語った夢のステージに立っている

西武ライオンズ前監督の辻発彦さんから激励される野田昇吾(右)(22年11月)

元西武投手でボートレーサーに転身した野田昇吾が、11月にデビューを果たした。29歳のオールドルーキー。初日1Rは4着で、上々の結果で終えた一方、その節にフライングしてしまう波乱の幕開け。小兵選手だからこそ成し得る超異例の転身は、74年ぶり史上2人目となった。 プロ野球選手引退後、24キロの減量を行い養成所入所試験を受験。1500人受験し合格わずか50人という...

山川穂高、同じ球場でもボールの見え方が「毎年不思議と変わる」来季大爆発はどの球場か

2022年8月14日、“よく見える”楽天生命パークで本塁打を放った山川穂高

球場ごとの相性というものがある。ある場所では簡単にヒットが生まれるが、別の場所でなかなか快音が出ない。 さまざま要因が絡むのは間違いないが、西武山川穂高内野手(31)が以前に話していたことは1つ興味深かった。各球場による打席からのボールの見え方の違いについて。 「これ、面白いことに毎年、不思議と変わるんですよ」 照明の違い、あるいは目の調子なども絡むようだが...

新人王水上由伸、引退後の夢はスカウト?超ポジティブ思考の眼力が自身と同じ大化け素材見極める

「NPB AWARDS 2022」で最優秀新人賞を受賞した巨人大勢(左)と西武水上(代表撮影)

新人王を獲得した西武水上由伸投手(24)が、かつて言っていた。 「将来、スカウトになってみたいんですよね」 2年目の今季は60試合登板の防御率は1・77。35ホールドポイントで最優秀中継ぎのタイトルも獲得。セカンドキャリアを語るには、あまりに早すぎるが、隠れた逸材や、スターの原石を見いだす仕事に興味があるようだ。 もっとも自身は育成ドラフト5位での入団。ギリ...

機動力野球へ意識改革始まる 秋季キャンプでスプリント講習 盗塁数60が来季どこまで増えるか

西武秋季キャンプで野手に走り方を指導する陸上男子200メートル障害元アジア記録保持者・秋本真吾氏(中央)

7日、西武の秋季キャンプでスプリント講習が行われた。 陸上男子200メートル障害元アジア記録保持者の秋本真吾氏(40)が、野手陣に正しい走り方をレクチャー。速く走るポイントを映像で頭に入れてから、グラウンドで実技を行った。 野球選手の中には、俊足でも故障しやすいタイプがいる。そういう選手のフォームには特徴がある。「体を前傾させて走っちゃうパターンと、地面を強...

育成4位の法大・是沢涼輔、担当スカウトが語る魅力 指名あいさつの場でも驚かされた姿

入団に合意した西武育成4位の法大・是沢(22年11月7日撮影)

スカウトがチェックするのは、結果だけではない。もちろん可能性を感じる資質が必要なのは当然だが、その着眼点の広さに驚く。 西武が育成4位で指名した法大・是沢涼輔捕手(22)。その魅力を強肩に加えて、担当の竹下潤スカウト(53)は言った。 「野球に対する姿勢ですね。キャッチャーはいろんな投手の球を取るので、彼は一番大事なものを持っていると思う」 是沢は東京6大学...