重鎮の「匂わせ」だけでは乗り切れない?石破首相の命運決める自民党内の権力闘争最終局面に

昨年の衆院選以降、東京都議選、参院選と大敗が続き、責任を問う声がやまない石破茂首相(自民党総裁)に対する「石破おろし」の党内抗争が、最終局面を迎えようとしている...
◆中山知子(なかやま・ともこ) 日本新党が結成され、自民党政権→非自民の細川連立政権へ最初の政権交代が起きたころから、永田町を中心に取材を始める。1人で各党や政治家を回り「ひとり政治部」とも。現在、日刊スポーツNEWSデジタル編集部デスク。福岡県出身。青学大卒。
昨年の衆院選以降、東京都議選、参院選と大敗が続き、責任を問う声がやまない石破茂首相(自民党総裁)に対する「石破おろし」の党内抗争が、最終局面を迎えようとしている...
参院選で大敗した石破茂首相(自民党総裁)の責任を求め、総裁任期途中での総裁選前倒しを求めて大きく盛り上がっていた自民党内の「石破おろし」の動きは、ここにきて停滞...
7月の参院選大敗を受け、自民党内で石破茂首相(自民党総裁)退陣論が拡大していることをめぐり、「石破おろし」派が「重大局面」と見すえる両院議員総会が、8月8日に党...
7月20日の参院選で大敗し、自民党は結党以来初めて衆議院、参議院でともに少数与党に陥った。当然ながら、石破茂首相への退陣要求が自民党内で勢いを増している。政権を...
参院選は13日、投開票日まで1週間の「ラストサンデー」となった。後半戦の1週間は、各党、各候補者の勝負の行方を左右するような大事な期間とされ、各党は接戦となって...
7月3日の公示に向けて、参院選の準備が各党で最終盤を迎えている。候補者の擁立作業も最終盤となる中、「大物」の擁立が正式に発表された。立憲民主党が比例代表に擁立す...
「何事も初動を間違うと、最後まで方向性がズレてしまうことが多い。その典型なケースなのかもしれないね」。参院選比例代表に国民民主党から立候補を予定した山尾志桜里元...
東京都議選(6月13日告示、22日投開票)の告示が近づいてきた。その直後に参院選が控えており、昨年の衆院選で少数与党に陥った石破政権、衆院で多数を握ったのにどこ...
「攻撃は最大の防御なり」は、よくいわれるフレーズだ。攻めが、自分の立場を守ることにつながることは多々あるのも事実。ただ、最近の国民民主党の「攻め」的な戦略は、必...
夏の参院選まで、当初の「7月3日公示、20日投開票」の予定どおりに流れが進むとすれば、すでに公示まで2カ月を切った。候補の事務所開きやお披露目も本格化する中、昨...
「選挙の神様」と呼ばれ、これまで数々の選挙に参謀として携わった選挙プランナー藤川晋之助さんが3月11日に急逝した。この15年ほど、取材でお世話になった。病を抱え...
「まさか、ここまで…」と、世界中を混乱に陥れている、トランプ米大統領による各国への関税措置。各国に10%のベースを置き、貿易赤字国にはさらに「上乗せ分」を追加し...
今夏の東京都議選(6月13日告示、22日投開票)と、その直後の7月に予定される参院選に向け、各党、各候補の準備が進んでいる。4月4日には立憲民主党の東京都連が、...
3月24日に東京都内のホテルで開かれた、国民民主党の玉木雄一郎代表の政治資金パーティー。広い宴会場に大勢の出席者が集まり、開始前は昼食のカレーライスが供された。...
「言うだけ番長」。言葉と行動が伴わないことを指す言葉だが、言行一致が求められる永田町で、このキャッチフレーズを指摘されるのは、やっぱり不名誉だと思う。思い描いた...
昨年の衆院選以来、永田町の関心を集めているのが国民民主党。「手取りを増やす」のキャッチフレーズで、物価高に苦しむ国民の手取りを増やすとして。所得税がかからない「...
2月10日、東京都議会で1日限りの「臨時会」が開かれた。もともとは予定になかった日程だが、自民党で起きた派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件が、都議会自民党...
昨年来の懸案だった石破茂首相とトランプ米大統領の首脳会談が、石破首相が訪米して、2月7日(現地時間)に行われることになった。本来は昨年11月、南米での国際会議の...
「えーー」「それだけ?」「裏金は脱税ですから」「遅い!」。 石破茂首相が、昨年10月の就任後、初めて臨んだ1月24日、通常国会召集日の施政方針演説。40分あまり...
今年は、3年に1回、参議院選挙が行われる年。それとともに4年に1度、首都東京の都議会議員選挙が行われる年でもある。2つの選挙が重なるのは12年ぶり。昨年は東京都...
2024年も残りわずか。永田町からもめっきり人の姿が減った年末になって、石破茂首相から来年の衆院解散に関する発言が相次いだ。10月の衆院選で56議席減と大敗し少...
2024年は衆院選だけでなく、東京都知事選や自民党総裁選、立憲民主党代表選など、さまざまな選挙が行われた。4月の衆院東京15区補欠選挙では、各候補者の街頭演説に...
2024年もまもなく終わろうとする時期に入った、今年の年末。1年の世相を1文字で表す恒例の「今年の漢字」が12日に発表され、3年ぶり5度目の「金」が選ばれた。 ...
政治が激動した2024年も、あっという間に12月。5度目の挑戦で自民党総裁選を勝った石破茂首相が第102代内閣総理大臣に選出されたのは、ちょうど2カ月前のことだ...
今の永田町は、さきの衆院選で大躍進した国民民主党が、話題の中心になっている。衆院選で議席が4倍増の28議席と大躍進したことで存在感が増している中で、その組織のト...
先月の衆院選で56議席を減らし、少数与党になってしまった自民党。「早期解散論」に押されて10月1日の首相就任から8日で衆院解散に踏み切り、1カ月もたたないうちに...
衆院選からあっという間に1週間。安倍晋三元首相の政権時から続いた「自民1強」を、前回2021年衆院選で就任直後の岸田文雄首相が引き継いだ、数字の上では盤石基盤だ...
10月9日に衆議院が解散された。衆院選の公示は15日だが、すでに事実上選挙戦はスタートしている。9月の自民党総裁選で石破茂首相が総裁に選ばれてから、まだ2週間あ...
9月27日に投開票された自民党総裁選で、新総裁に石破茂氏(67)が選出された。3度目ならぬ5度目の正直。「最後の挑戦」と退路を断っての出馬だったから、結果が違え...