佛教大91年以来の8強「タイソン」石井太尊が1発
<全日本大学選手権:佛教大4-1愛知工大>◇12日◇2回戦◇東京ドーム佛教大が91年以来のベスト8進出を決めた。愛知工大を振り切り、同年以来の2勝を挙げた。 田原完行監督(59)は「驚いています。恐れ多い。(京滋大学)連盟の代表なので精いっぱいやりたい。上には上がいるので、もちろん勝ちは目指しますが、選手にはいい経験にしてほしい」と13日の準々決勝に向けた抱...
<全日本大学選手権:佛教大4-1愛知工大>◇12日◇2回戦◇東京ドーム佛教大が91年以来のベスト8進出を決めた。愛知工大を振り切り、同年以来の2勝を挙げた。 田原完行監督(59)は「驚いています。恐れ多い。(京滋大学)連盟の代表なので精いっぱいやりたい。上には上がいるので、もちろん勝ちは目指しますが、選手にはいい経験にしてほしい」と13日の準々決勝に向けた抱...
<全日本大学野球選手権:大商大2-1九産大>◇12日◇2回戦◇東京ドーム昨年4強の九産大が初戦(2回戦)で敗退した。大商大のプロ注目左腕・橋本の投球術にペースをつかめず、9イニングでの出塁は6度にとどまった。 大久保哲也監督(56)は「橋本君はキレがあり、捉えてもファウルになった。先手先手をとられました」とコメント。3回には橋本が死球、暴投と乱れかけたが、崩...
<全日本大学野球選手権:明大9-2福井工大(7回コールド)>◇12日◇2回戦◇神宮明大が福井工大の守備の乱れに乗じて2点差を追いつき、逆転勝利をおさめた。2点を先制された直後の4回、エラーと四球で1死一、二塁とし、陶山勇軌外野手(2年=常総学院)が右前に適時打。さらに清水頌太内野手(4年=春日部共栄)の犠飛で同点に追いついた。 5回に3安打を集めて3点を奪い...
<全日本大学野球選手権:佛教大4-1愛知工大>◇12日◇2回戦◇東京ドーム愛知工大は9安打したものの、1得点のみ。91年にロッテで首位打者に輝いた平井光親監督(52)は「完敗ですね」と言うしかなかった。 7回まで毎回、安打で出塁。「常にリードされている展開だったので」(平井監督)と送りバントのサインは出さなかったが、盗塁死やけん制死などで、2本の二塁打以外で...
<全日本大学野球選手権:福岡大1-0星槎道都大>◇11日◇1回戦◇神宮福岡大・広瀬裕哉外野手(3年=佐賀北)の好守が勝利をもたらした。 9回を終え、0-0。規定により、延長10回からは無死一、二塁で始めるタイブレークとなった。10回はともに無得点。11回表、福岡大が1点を先制。その裏、広瀬は4番井上に代わり、左翼へ守備固めで入った。 11回裏、星槎道都大の攻...
<全日本大学選手権:大体大3-2高知工科大>◇11日◇1回戦◇神宮どんなピンチにも表情一つ変えなかった右腕が、静かに涙を流した。タイブレークの延長10回2死満塁。 サヨナラの打球が左前にはずむと、好投を続けてきた高知工科大・尾崎修志投手(4年=徳島北)は「終わったな…」と帽子で顔を隠して肩を震わせた。 全国的には無名の右腕だが、四国では難攻不落の好投手として...
<全日本大学野球選手権:東海大4-3立命大>◇11日◇1回戦◇東京ドーム2年ぶり38度目出場の東海大(首都)が、優勝した14年大会以来5年ぶりとなる1勝を挙げた。 先発した右腕・山崎伊織投手(3年=明石商)が6回まで2安打無失点と好投した。7回に連打や味方の失策で3点を奪われて逆転を許したが、8回にプロ注目の海野隆司捕手(4年=関西)が1死満塁から左前2点適...
<全日本大学野球選手権:東農大北海道6-5近大工学部>◇11日◇1回戦◇神宮東農大北海道オホーツク(北海道学生)が延長10回タイブレークの末、近大工学部(広島6大学)を6-5で下し、15年以来4年ぶりに初戦を突破した。 PL学園OBで18年に就任した“松坂世代”の三垣勝巳監督(39)は就任後、全国初陣で1勝を挙げた。延長戦には縁があり、98年夏の甲子園準々決...
<全日本大学選手権:東海大4-3立命大>◇11日◇1回戦◇東京ドーム立命大が手痛い再逆転負けを喫し、初戦敗退した。1点リードの8回から継投した有村大誠投手(3年=秀岳館)が逆転された。 リーグ戦では2戦目の先発を任されてきた右腕は、本調子ではなかった。目を赤くはらした有村は「自分のベストをもってこられなかったのが一番の反省。打たれてしまったら全部自分が悪い」...
<全日本大学野球選手権:東海大4-3立命大>◇11日◇1回戦◇東京ドーム今秋ドラフト上位候補・海野隆司捕手(4年=関西)の攻守にわたる活躍で、東海大が逆転勝利した。 2-3の8回1死満塁で4番海野に打席が回った。7回に自身の三塁悪送球で同点を許し、その後逆転された。「これで打てなかったら自分のせいで負けてしまう」。強い気持ちで直球をたたきつけた。高いバウンド...
<全日本大学野球選手権:桐蔭横浜大8-7中京学院大>◇11日◇1回戦◇神宮“桐蔭のおかわり君”が1発を放った。 桐蔭横浜大の6番三塁、渡部健人内野手(3年=日本ウェルネス)は身長175センチ、体重113キロ。ずんぐり、がっしり体形で「中学の頃から、こんなでした」。見せ場は、3-3の6回に来た。2死から逆方向の右中間へ、一時勝ち越しのソロをぶっ放した。「(相手...
<全日本大学野球選手権:福井工大5-3上武大>◇11日◇1回戦◇東京ドーム上武大(関甲新学生)は追い上げ及ばず、1回戦敗退となった。福井工大(北陸大学)の下位打線に打ち込まれ、序盤に5失点。それが最後まで響いた。 当初は10日に神宮球場での試合予定だったが、雨天延期で会場も東京ドームに変更。谷口英規監督(49)は「完敗です。浮足立って、そのまま終わっちゃった...
第68回全日本大学野球選手権(東京・神宮ほか)に出場する東農大北海道(北海道学生)は、10日の初戦が雨天順延となり、神宮室内練習場で1時間半の全体練習を行った。 この日は三垣勝巳監督の39歳の誕生日で、選手全員が「おめでとうございます」と祝福。古間木大登捕手(2年=遠軽)は「明日は、みんなで勝って、監督に1勝をプレゼントしたい」と意気込んだ。星槎道都大(札幌...
<全日本大学野球選手権:創価大6-1大工大>◇10日◇1回戦◇東京ドーム開幕戦の創価大-大工大戦で珍プレーが続出した。 まずは1回表1死一塁。大工大の一塁走者井上が二盗。創価大の萩原捕手が二塁に送球したが低く、マウンドでしゃがみこんだ杉山投手の背中に直撃してしまった。痛そうだったが大事には至らず杉山は続投。7回1失点の好投を見せた。 8回裏には審判が絡む珍プ...
第68回全日本大学選手権(神宮、東京ドーム)の開会式が9日、都内で行われた。 全国の連盟を勝ち抜いた27校が集う中、異色は唯一の国公立で初出場の高知工科大。強化費がままならない状況だが寄付を募って参加費用を賄った。感謝の思いを抱いて全国1勝を目指す。 高知工科大は初出場の公立校とあって、今回の遠征費捻出にも苦労した。「奉加帳(ほうがちょう)の風習のおかげです...
第68回全日本大学野球選手権大会の開会式が9日、都内の明治神宮会館で行われた。 八戸学院大が7年ぶりに全日本の舞台に戻った。まずは2勝が目標で1回戦、2回戦とも東京ドームで戦う。正村公弘監督(55)は「2つ勝って大学野球の聖地、神宮球場で戦いたい」と意気込んだ。 また「今年は安定している投手が2人いることが強みです」と、左腕・中道佑哉(3年=八戸学院野辺地西...
全日本大学野球選手権の開会式が9日、都内の明治神宮会館で行われ、出場27大学が集結した。通算4度目、初の連覇を狙う東北福祉大(仙台6大学)の大塚光二監督(51)は「今のチームには、まだやれるという印象を持っている。連覇も当然目指すが、初戦突破が一番重要。後悔だけはしないようにしたい」と、大阪工大(近畿学生)と創価大(東京新)の勝者と戦う11日の2回戦に備えた...
第68回全日本大学野球選手権大会の開会式が9日、都内の明治神宮会館で行われた。 今秋ドラフトの上位候補2人が対抗心を燃やした。東北福祉大・津森宥紀投手(4年)は「一番投げ合いたいのは森下です」と、明大・森下暢仁投手(4年)を挙げた。 森下も「津森や、東洋大の村上。良い投手がたくさんいる。意識します」と話した。その上で「(東北福祉大と)当たるとなったら、決勝し...
第68回全日本大学野球選手権大会の開会式が9日、都内の明治神宮会館で行われた。 38年ぶりの優勝へ向け、明大・善波達也監督(56)はラッキーボーイの出現を願った。「打撃の調子がバンと上がる選手が出てこないと難しい。苦しい時に突破できる選手ですね」と期待した。好投手・森下暢仁を擁するが、優勝には6日間で4勝が必要。打線の奮起が不可欠だ。
<全日本大学野球選手権:東北福祉大6-2国際武道大>◇17日◇決勝◇神宮 エースが絶対守護神となり、14年ぶり3度目の優勝旗をつかんだ。東北福祉大(仙台6大学)が昨年準Vの国際武道大(千葉県)を6-2で撃破し、4番手で3回を救援した右横手の津森宥紀(3年=和歌山東)が優勝の胴上げ投手に輝いた。今大会は全4試合(1先発)に登板し2勝を挙げ、18回2/3を1失点...
<全日本大学野球選手権:東北福祉大6-2国際武道大>◇17日◇決勝◇神宮 国際武道大(千葉県)が東北福祉大(仙台6大学)に敗れ、2年連続で準優勝に終わった。 プロ注目の「4年生カルテット」の1人、先発の青野善行投手(4年=市船橋)が2回途中5失点でKO。2回途中から小刻みなリレーで粘ったが、序盤の5点が重かった。 岩井美樹監督(63)は「10本打って、2...
<全日本大学野球選手権>◇17日◇決勝◇神宮 全日本大学野球選手権決勝戦。東北福祉大(仙台6大学)が国際武道大(千葉)を6-2で破り14年ぶり3度目の優勝を果たした。 チーム123456789計 国際武道大0200000002 東北福祉大23000100X6 【東】藤川(京都外大西)三浦(盛岡大付)椋木(高川学園)津森(和歌山東) 【国】青野(市...
<全日本大学野球選手権:東北福祉大6-2国際武道大>◇17日◇決勝◇神宮 東北福祉大(仙台6大学)が04年以来14年ぶり3度目の優勝を果たした。 1回に4番深江の2ランで先制。2回表に同点に追いつかれたがその裏、2死一塁から4連打で3点を奪い勝ち越した。 守っては4投手のリレー。7回からは今大会全4試合目の登板となった津森を投入し逃げ切った。 OBで元...
<全日本大学野球選手権:東北福祉大7-3慶大>◇16日◇準決勝◇神宮 東北福祉大(仙台6大学)は慶大(東京6大学)を7-3で破り、優勝した04年以来14年ぶりの決勝進出を果たした。5回途中から4番手で登板した右横手の津森宥紀(3年=和歌山東)が4回2/3を2安打5奪三振無失点に抑え、流れを呼び込んだ。打っては6回に5点を奪って逆転し、3試合連続の2桁安打とな...
<全日本大学野球選手権:東北福祉大7-3慶大>◇16日◇準決勝◇神宮 東北福祉大(仙台6大学)が3本塁打を含む11安打で快勝し、優勝した04年以来14年ぶりの決勝に進出した。 1点を追う6回2死満塁。今春のリーグ戦では先発出場1試合だけの9番清水敬太内野手(4年=酒田南)が、全国初先発の大抜てきに応えた。7球目の真ん中高めのフォークに食らいつき、中前2点適...
<全日本大学野球選手権>◇16日◇準決勝2試合◇神宮 東北福祉大(仙台6大学)と国際武道大(千葉)が決勝進出を決めた。東北福祉大は慶大(東京6大学)に7-3で逆転勝ち、優勝した2004年以来の決勝となった。2-3の6回に清水敬の2点適時打と吉田の3点本塁打で5点を奪った。昨年準優勝の国際武道大(千葉)は、九産大(福岡6大学)を延長10回の末に下し2年連続の決...
<全日本大学野球選手権:東北福祉大7-3慶大>◇16日◇準決勝◇神宮 慶大が逆転負けを喫した。 1点を追う3回に相手失策で3点を返したが、6回に3四死球と本塁打含む3安打を許し一挙5点を奪われた。リードオフマンの河合大樹主将(4年=関西学院)は3試合で打率6割超え。この日も1安打3四死球とトップバッターの役割を果たした。「日本一を取るために練習してきた。悔...
<全日本大学野球選手権:東北福祉大7-3慶大>◇16日◇準決勝◇神宮 東北福祉大(仙台6大学)が慶大(東京6大学)を破り14年ぶりの決勝進出を決めた。 3回表に本塁打で1点を先制したがその裏手痛い失策で3点を失い逆転を許した。それでも4回にソロ本塁打で1点差に迫ると6回に吉田隼外野手(4年=国士舘)の3ランなどで5点を奪い逆転した。守っても4投手のリレーで...
<全日本大学野球選手権:慶大10-2東日本国際大>◇14日◇準々決勝◇神宮 慶大(東京6大学)が東日本国際大(南東北)に、10-2の8回コールドで圧勝した。2回戦で3打席連続三振した8番の嶋田翔内野手(2年=樹徳)が公式戦2本目のダメ押し3ラン。優勝候補が2戦連続のコールド勝ちで存在感を見せつけ11年以来の4強入りを決めた。今日15日は休養日で準決勝は16日...
<全日本大学野球選手権>◇14日◇準々決勝4試合◇神宮 昨年準優勝の国際武道大(千葉)のほか慶大(東京六大学)東北福祉大(仙台六大学)九州産業大(福岡6大学)が勝ってベスト4入りした。国際武道大は豊田、磯網の中軸打者の活躍などで徳山大(中国)に8-0で、慶大も嶋田の本塁打などで東日本国際大(南東北)に10-2でそれぞれコールド勝ち。東北福祉大は延長10回タイ...