【センバツ】石川県勢初4強星稜、準決勝前日に30分軽め調整「厳しい戦いになる」山下智将監督
第96回選抜高校野球大会(甲子園)で石川県勢初の4強入りを果たした星稜が休養日の29日、兵庫・西宮市内のグラウンドで練習を実施した。ジョギングや素振り、小さめのバドミントンの羽打ちなどを行い、約30分の軽めの調整で練習を切り上げた。山下智将監督(42)は「とにかく疲労除去というか、明日に備えてということが第一で」と説明した。 30日の準決勝で対戦する高崎健康...
第96回選抜高校野球大会(甲子園)で石川県勢初の4強入りを果たした星稜が休養日の29日、兵庫・西宮市内のグラウンドで練習を実施した。ジョギングや素振り、小さめのバドミントンの羽打ちなどを行い、約30分の軽めの調整で練習を切り上げた。山下智将監督(42)は「とにかく疲労除去というか、明日に備えてということが第一で」と説明した。 30日の準決勝で対戦する高崎健康...
<センバツ高校野球:中央学院5-2青森山田>◇28日◇準々決勝中央学院(千葉)が青森山田を破り初の4強入りを決めた。 蔵並龍之介投手(3年)は、背番号1のプライドを今大会初登板のマウンドに賭けた。1、2回戦は臼井夕馬投手(3年)、颯佐心汰内野手(3年)の継投で勝利。蔵並は終盤、一塁での起用はあったものの、登板はなかった。「投げたくて悔しかった。それをこの1試...
<センバツ高校野球:星稜5-0阿南光>◇28日◇準々決勝◇甲子園星稜(石川)が快勝し、初めて4強に入った。石川県勢としてもセンバツでは初の準決勝進出。能登半島地震で被害を受けた地元に、あと2勝で紫紺の優勝旗が届く。高崎健康福祉大高崎(群馬)は堅守で4強へ。山梨学院の春連覇はならなかった。関東勢では中央学院(千葉)も春夏通じて初のベスト4。大阪桐蔭を破った報徳...
<センバツ高校野球>◇28日◇準々決勝4試合センバツ高校野球第9日は準々決勝4試合。第1試合は星稜(石川)が阿南光(徳島)を5-0で破り春のセンバツで初の4強入り。第2試合は高崎健康福祉大高崎(群馬)が連覇を目指した山梨学院に快勝した。第3試合は中央学院(千葉)が青森山田を破って初の4強入り。第4試合は報徳学園(兵庫)が大阪桐蔭を4-1で破り2年連続の4強入...
<センバツ高校野球:報徳学園4-1大阪桐蔭>◇28日◇準々決勝報徳学園(兵庫)が昨春に続き大阪桐蔭を破り2年連続の4強入りを果たした。昨年は準決勝で対戦し7-5で勝利。大阪桐蔭とは甲子園対戦成績を2勝1敗とした。 先発のプロ注目右腕今朝丸裕喜が快投。188センチの長身から145キロ前後の角度ある直球とスプリットで大阪桐蔭打線を圧倒した。7回まで3安打無失点。...
<センバツ高校野球:星稜5-0阿南光>◇28日◇準々決勝◇甲子園就任2年目で県勢初のセンバツ4強入りを果たした星稜・山下智将監督(42)が喜んだ。 「石川県が大変な中で、石川から背中を押されているような気がして、いろんな人からたくさんのパワーをいただいている」。春4強の壁は厚かったが「うちの最高成績は(春は)ベスト8ということを知らない選手もいるかもしれない...
<センバツ高校野球:中央学院5-2青森山田>◇28日◇準々決勝中央学院(千葉)が青森山田を破り初の4強入りを決めた。千葉県勢の4強は19年の習志野以来5年ぶり。 1回に1点を先制されたが2回に逆転。2死走者なしから敵失と暴投で好機をつくり8番蔵並龍之介の適時打で1-1同点。さらに9番上村晃平が安打でつなぎ1番青木勝吾の適時二塁打で2者生還し3-1と勝ち越した...
<センバツ高校野球:中央学院-青森山田>◇28日◇準々決勝4回表無死一、二塁、青森山田の先発・桜田朔投手(3年)が、中央学院・上村晃平外野手(3年)の投ゴロを処理し三塁へ送球。飛び出していた二塁走者の飯山成夢捕手(3年)が青森山田・菊池伊真内野手(2年)に激突した。 体を張ったプレーでアウトを奪ったが、走者のひざが直撃したか、菊池伊はしばらく立てなかった。こ...
<センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎6-1山梨学院>◇28日◇準々決勝山梨学院の先発・津島悠翔投手(2年)は流血後に制球を乱して粘り切れなかった。4回の登板中に左手の爪から出血。ユニホームに血をつけながら必死に腕を振った。4回は2死走者なしから安打と2四球で満塁としたが無失点。吉田洸二監督(54)も4回裏を終えたところで確認した。「4回が終わったところで爪...
<センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎6-1山梨学院>◇28日◇準々決勝山梨学院は準々決勝で敗れて、春連覇を逃した。 吉田洸二監督(54)は「現状が関東大会に出れるかなというスタートだった」と振り返り、「褒めてやりたいね。優勝旗を返せたらというところから始まった物語なので、すごいいいものを見られたかなというのが正直な気持ちです」と選手をねぎらった。 「連覇」...
<センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎6-1山梨学院>◇28日◇準々決勝高崎健康福祉大高崎(群馬)が山梨学院との関東勢対決に快勝。12年ぶりの4強入りを決めた。準決勝で星稜(石川)と対戦する。昨年の王者、山梨学院は連覇を逃した。 0-0の5回、1死一、三塁から1番斎藤銀乃助、2番田中陽翔の連続適時打で2点を先制。さらに2死二、三塁から4番箱山遥人の左翼フェン...
<センバツ高校野球:星稜5-0阿南光>◇28日◇準々決勝◇甲子園阿南光(徳島)は2安打完封負けで敗れ、初の4強はならなかった。 プロ注目の最速146キロ右腕、吉岡暖(はる)投手(3年)は、2回途中から救援して8回4安打1失点で5三振を奪った。だが、3試合連続登板で計30奪三振の力投報われず、聖地を去った。 疲れなどを考慮されて、3戦目にして初のベンチスタート...
<センバツ高校野球:星稜5-0阿南光>◇28日◇準々決勝阿南光(徳島)の快進撃が止まった。星稜・戸田慶星投手(2年)の前に2安打完封負け。昨秋の明治神宮大会王者に屈した。だが2試合連続2桁奪三振のエース吉岡暖(はる=3年)を軸に、センバツ3試合で鮮烈な印象を甲子園に残した。試合後、選手たちは甲子園の土を集めることなく、グラウンドをあとにした。 高橋徳(あつし...
<センバツ高校野球:星稜5-0阿南光>◇28日◇準々決勝星稜(石川)が阿南光(徳島)に快勝、春のセンバツでは初めての4強入りを決めた。同校は夏の選手権では2度の準優勝がある。92、95、18、22年春はいずれも準々決勝敗退。松井秀喜(元ヤンキース)、奥川恭伸(ヤクルト)も果たせなかった4強。そして山下智将監督は元監督の父智茂氏も超えた。 今大会初先発、背番号...
<センバツ高校野球:報徳学園6-1常総学院>◇27日◇2回戦報徳学園が単打ばかり12本を集めて快勝。1回戦の愛工大名電戦でも11安打のうち10本は単打だった。長打はいらない。今大会から金属バットの性能や形状が規制されているが、報徳学園は歴史的にバットが話題になった大会で強かった。 福島敦彦監督(元慶大監督)が率いた74年春は、5試合で総得点16(打点10)、...
<センバツ高校野球:中央学院7-6宇治山田商>◇27日◇2回戦宇治山田商は猛烈な追い上げも守備の乱れが最後まで響いた。3回、4回と走者を置いた場面で失策が飛び出して失点。打線は最大7点差から終盤に1点差まで迫ったが届かなかった。村田治樹監督(53)は「落ち着かせられなかったのが私の力不足」と悔しがった。「この子たちの力を出せるすべを身につけたい」と夏を見据え...
<センバツ高校野球:報徳学園6-1常総学院>◇27日◇2回戦◇甲子園報徳学園(兵庫)が準優勝した昨春に続いて2年連続で8強入りを果たした。1932年創部の同校はこの試合が甲子園100試合目。先発を託された主将の間木歩投手(3年)が8回1失点に、バットでは1安打2打点と投打で活躍。春夏3度全国制覇した名門校の記念すべき試合で快勝に導き、花を添えた。聖地101試...
<センバツ高校野球:大阪桐蔭4-2神村学園>◇27日◇2回戦プロ注目の大阪桐蔭の境亮陽(りょうや)外野手(3年)が、大会第3号のランニング本塁打を含む3安打3得点の活躍で、チームを3大会連続の8強入りに導いた。西谷浩一監督(54)は甲子園の監督通算勝利数で智弁和歌山・高嶋仁前監督(77)を上回り、単独1位となる69勝目。また、チームは大阪勢として47都道府県...
<センバツ高校野球:大阪桐蔭4-2神村学園>◇27日◇2回戦神村学園は春夏通算全国制覇9回の大阪桐蔭に2-4で力負けした。全国レベルの140キロ超え投手リレーの前に、わずか4安打。8三振も喫した。だが、V候補に対して、1回に暴投から先制。9回にも4番正林の適時二塁打で2点目を奪う意地を見せ、夏への収穫を得た。九州勢は2年連続で8強入りを逃した。 九州男児の執...
<センバツ高校野球>◇27日◇2回戦4試合センバツ高校野球第8日は2回戦残り4試合が行われベスト8が出そろった。第1試合は中央学院(千葉)が宇治山田商(三重)を7-6で破り初の8強。第2試合は青森山田がタイブレークで広陵(広島)にサヨナラ勝ち。第3試合は大阪桐蔭が神村学園(鹿児島)を4-2で下し3年連続のベスト8。第4試合は報徳学園(兵庫)が常総学院(茨城)...
<センバツ高校野球:報徳学園6-1常総学院>◇27日◇2回戦ベスト8が出そろった。2回戦最後のカードは報徳学園(兵庫)が常総学院(茨城)に快勝し2年連続の8強入りを決めた。報徳学園は明日28日の準々決勝で同じ近畿勢の大阪桐蔭と対戦する。 3回、4番斎藤佑征の適時打で1点を先制。4回には9番間木歩の適時内野安打で1点追加。5回には4安打を集め3点。終盤8回にも...
<センバツ高校野球:大阪桐蔭4-2神村学園>◇27日◇2回戦大阪桐蔭が神村学園(鹿児島)を破り3年連続8強入りを果たした。西谷浩一監督(54)は高嶋仁監督(智弁和歌山など)を抜き歴代単独トップとなる甲子園69勝目を挙げた。 西谷監督は「何度も言いますが私の数字ではないので。大阪桐蔭の歴史の数字なのでうれしく思っています」と話した。 1回表に1点を先制されたが...
<センバツ高校野球:神村学園-大阪桐蔭>◇27日◇2回戦大阪桐蔭の境亮陽外野手(3年)が、大会第3号となるランニング本塁打をマークした。1点リードの5回先頭打席で、神村学園の上川床の内角変化球を捉え、打球は高々と舞い上がって右翼左のフェンスに直撃。クッションボールが転々とする間に、境は50メートル5秒・8の快足を飛ばして一気に三塁を回り、足から滑り込んで本塁...
<センバツ高校野球:青森山田6-5広陵>◇27日◇2回戦広陵(広島)のエース高尾響投手(3年)は自身3度目の甲子園でまたしても終盤に粘りきれず2回戦で散った。 序盤から相手打線を寄せ付けなかった。四死球や失策で走者を背負う場面はあったが、7回まで安打を許さず。「バッターを打たせて取る気楽な感じで投げられたのでそれが7回までのノーヒットピッチングになったのかな...
<センバツ高校野球:青森山田6-5広陵>◇27日◇2回戦◇甲子園 青森山田・対馬陸翔外野手(3年)は4回の第2打席、実戦で初めて木製バットを折った。折られた分をしっかり、取り返した。 2点を先制された直後の8回1死満塁、広陵・高尾のスライダーをバットの先で右翼へ飛ばした。バットを折られたのと似たような球。「基本的にずっとアウトコースで攻め続けられていたので、...
中央学院(千葉)が宇治山田商(三重)に競り勝ち、初の8強入りを果たした。野手と投手の二刀流・颯佐心汰(さっさ・ここた)内野手(3年)が、5番遊撃手で2安打1打点、6回途中からリリーフに立って8回に1点差に迫られたが、力強い真っすぐを武器に逃げ切った。ラーメン居酒屋の息子が熱々な戦いを提供した。青森山田もタイブレークの末、広陵(広島)にサヨナラ勝ちし、3度目の...
<センバツ高校野球:中央学院7-6宇治山田商>◇27日◇2回戦宇治山田商が接戦の末、敗れた。堅実な守備を心がけていたナインだったが、内野手2人が相手走者がいる場面で失策するなどし、白星を逃した。 4回には7点差をつけられていたが、8回までに6点を追い上げる猛攻撃を見せた。村田治樹監督(53)は「7対0からで。本当に十何点最後までとられていいかなとか、とらんと...
<センバツ高校野球:青森山田6-5広陵>◇27日◇2回戦青森山田がタイブレークの末、広陵(広島)にサヨナラ勝ちし初の8強入りを決めた。 9回裏に3点差を追いつき5-5でタイブレークへ。10回表を無失点に抑えるとその裏、無死満塁から4番原田純希がサヨナラ犠飛を放った。 広陵を破った昨年春の山梨学院、昨年夏の慶応はいずれも優勝している。 広陵はプロ注目右腕の高尾...
<センバツ高校野球:中央学院7-6宇治山田商>◇27日◇2回戦◇甲子園中央学院(千葉)が宇治山田商(三重)の猛追をしのぎ、初の8強入りを決めた。 初戦に続き、先発を任されたのは背番号10の臼井夕馬投手(3年)。5回まで1失点の好投で、ゲームメーク。バットでは2回に1死一、三塁から中犠飛を放ち、先制点を挙げた。 しかし6回。好投を続けていた臼井は、相手打線にの...
<センバツ高校野球:中央学院7-6宇治山田商>◇27日◇2回戦中央学院(千葉)が宇治山田商(三重)を破り、初の8強入りを決めた。千葉県勢の8強は昨年の専大松戸に続き2年連続。 2回、8番臼井夕馬の犠飛で先制。3回には2死一、二塁から5番颯佐心汰の適時打と敵失などで3点を追加。4回にも3点を加えリードを広げた。中央学院は10安打。初戦の耐久戦(13安打)に続く...