センバツで基準違反“飛ぶバット”流通 「極めて重大な違反」高野連事務局長 メーカーは謝罪
日本高野連は18日、今春から導入された新基準の低反発バットに関して、「SG」マークを認証する製品安全協会の基準に満たないバットが今春のセンバツ大会などで市場に流通していたことを明らかにした。 大阪市内で取材に応じた日本高野連の井本亘事務局長(52)は「極めて重大な違反。強く抗議をさせていただいた」と厳しく指摘した。 全日本野球バット工業会から情報提供があり、...
日本高野連は18日、今春から導入された新基準の低反発バットに関して、「SG」マークを認証する製品安全協会の基準に満たないバットが今春のセンバツ大会などで市場に流通していたことを明らかにした。 大阪市内で取材に応じた日本高野連の井本亘事務局長(52)は「極めて重大な違反。強く抗議をさせていただいた」と厳しく指摘した。 全日本野球バット工業会から情報提供があり、...
U18日本代表候補強化合宿(4月4~6日)のメンバーに選出された高崎健康福祉大高崎・箱山遥人捕手(3年)と高山裕次郎内野手(3年)が1日、意気込みを語った。 箱山は「すごい選手の中で選んでいただいた。個々の意識の高さをしっかり吸収して、参考にしていきたい」。高山は「すごい選手ばかりで自分がアピールできるか少し不安はありますけど、バッティングをアピールして、見...
第96回選抜高校野球大会で2年連続の準優勝を飾った報徳学園(兵庫)が1日、西宮市の同校で報告会を行った。野球部員、OB、保護者に加え、この春入学する新入生も参加した。 講堂の壇上で大角健二監督(43)は「日本一に手の届くところまで来て、そのチャンスを逃したというのは本当に私は反省しかありません」と悔しい表情をみせながらも、「報徳は水準が上がってきている。『日...
<センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎3-2報徳学園>◇3月31日◇決勝◇甲子園高崎健康福祉大高崎(群馬)が悲願の初優勝を果たした。野球愛好会の顧問からスタートした青柳博文監督(51)も涙した。 優しい人だ。2月10日、千葉・館山市で行われた合宿の取材へ行った。 「創部したころは大変でしたね。お金もなかったし。そこでつらくなって高校野球の監督を辞めてしまう人...
センバツ優勝から一夜明けた1日、高崎健康福祉大高崎の生方(うぶかた)啓介野球部長(42)はもう頭を切り替えていた。 「夏に向けてどういうふうにチーム作りをしなきゃいけないかとか、コンディショニングも含めてどう持っていくべきか、そんなことをずっと考えてます」 05年から同校の指導に携わり、野球部長として青柳博文監督(51)を支えてきた。優勝が決まると、両こぶし...
<センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎3-2報徳学園>◇31日◇決勝◇甲子園高崎健康福祉大高崎(群馬)が甲子園で初優勝した。OBで西武育成選手の是沢涼輔捕手(23)も「おめでとうございます」と祝福のコメントを寄せた。 チームメートには同校先輩でもある柘植世那捕手(26)もいる。「柘植さんと『すごいですね』と試合のたびに話していました」。是沢はテレビ中継で見た...
<センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎3-2報徳学園>◇31日◇甲子園◇決勝高崎健康福祉大高崎(群馬)が、春夏通じて初の甲子園優勝を果たした。報徳学園(兵庫)とのセンバツ決勝は1回に2点を先制されるも、逆転勝利。かつて“機動破壊”で注目を浴びたチームは、低反発バットが導入された今大会で強い適時打を重ねるほど進化した。野球愛好会の顧問からスタートした青柳博文監...
<センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎3-2報徳学園>◇31日◇甲子園◇決勝高崎健康福祉大高崎の投手陣は佐藤龍月、石垣元気の2年生だけで優勝した。それも全試合継投。センバツの全試合継投Vは、55年浪華商(投手=谷本、広島、佐川)、87年PL学園(野村、橋本、岩崎)、94年智弁和歌山(松野、笠木)に次ぎ4度目だが、過去は全員3年生。2年生だけのオール継投Vは大...
<センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎3-2報徳学園>◇31日◇甲子園◇決勝高崎健康福祉大高崎(群馬)が初優勝した。主将を務める箱山遥人捕手(3年)を中心に、心技とも強いチームになった。 箱山は強肩強打で今秋ドラフト候補に挙がる。青柳博文監督(51)も「現時点なら捕手では歴代で一番いい」と評する。その歴代もすごい。阪神・長坂拳弥捕手(29)西武・柘植世那捕手...
<センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎3-2報徳学園>◇31日◇甲子園◇決勝 高崎健康福祉大高崎(群馬)が、春夏通じて初の甲子園優勝を果たした。 甲子園では東日本の高校が4連続Vを果たしている。最近の甲子園では夏の大会を含め22年夏の仙台育英から山梨学院、慶応に次ぎ東日本勢が4連覇。東日本を富山、岐阜、愛知、三重以東の24都道県、西日本を石川、滋賀、奈良、和...
<センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎3-2報徳学園>◇31日◇甲子園◇決勝高崎健康福祉大高崎(群馬)が、春夏通じて初の甲子園優勝を果たした。報徳学園(兵庫)とのセンバツ決勝は1回に2点を先制されるも、逆転勝利。かつて“機動破壊”で注目を浴びたチームは、低反発バットが導入された今大会で強い適時打を重ねるほど進化した。競り負けた報徳学園は戦後初の2年連続準優勝...
<涙は夏のため><センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎3-2報徳学園>◇31日◇甲子園◇決勝 センバツが100年を迎えた。敗れて甲子園を後にする敗者には、今夏の甲子園へとつながっていくドラマがある。「涙は夏のため~新しい夢のため~」と題し、さまざまな角度から敗れたチームの物語を紡ぐ。 ◇ ◇ ◇ 報徳学園の4番斎藤は、「甲子園の決勝」という独特...
報徳学園主将で背番号1の間木歩投手(3年)は、準優勝旗を手にした。先発今朝丸の投球を横目に、8回からブルペンで準備した。 「優勝だけ目指してやってきたので、結果が出なくて悔しい」。大角健二監督(43)の「夏に帰ってこよう」との声かけに再び奮起する。「走攻守、全てレベルアップして最後は夏の甲子園に出たい」。一から出直し、今朝丸とのダブルエースで夏の聖地に舞い戻...
<センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎3-2報徳学園>◇31日◇決勝◇甲子園高崎健康福祉大高崎(群馬)の斎藤銀乃助外野手(3年)は金メダルを誇らしげに掛けていた。 銀乃助が金メダル。「いやぁ、それは…」とさすがに素早い返答に困ったが、努力の勲章に表情はほころんだままだ。 母真希乃さん(45)が名前に「銀」を入れた由来を明かす。 「放っておくと結構黒ずんじゃっ...
<センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎3-2報徳学園>◇31日◇決勝高崎健康福祉大高崎(群馬)が、春夏通じて初の甲子園優勝を果たした。 報徳学園(兵庫)とのセンバツ決勝は1回に2点を先制されるも、逆転勝利。かつて“機動破壊”で注目を浴びたチームは、低反発バットが導入された今大会で強い適時打を重ねるほど進化した。野球愛好会の顧問からスタートした青柳博文監督(5...
<センバツ高校野球:報徳学園-高崎健康福祉大高崎>◇31日◇決勝報徳学園(兵庫)が、高崎健康福祉大高崎(群馬)に接戦の末に敗れた。2年連続の準優勝は1933年の明石中以来91年ぶり。大角健二監督(43)は「悔しさ100%です」と下唇をかみしめた。 初回2死一、二塁から5番安井康起外野手(3年)の右翼線への適時二塁打で、相手のミスもあり2点を先制。しかし、直後...
<センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎3-2報徳学園>◇31日◇決勝センバツ高校野球は決勝戦。高崎健康福祉大高崎(群馬)が報徳学園(兵庫)を3-2で破り初優勝。群馬県勢は初めて春の甲子園を制した。報徳学園は2年連続の準優勝。 報徳学園対高崎健康福祉大高崎 初優勝を決め歓喜する高崎健康福祉大高崎(撮影・上山淳一) チーム123456789計 報徳200...
<センバツ高校野球:報徳学園2-3高崎健康福祉大高崎>◇31日◇決勝報徳学園(兵庫)が、高崎健康福祉大高崎(群馬)に接戦の末に敗れた。2年連続の準優勝は1933年の明石中以来。 初回2死一、二塁から5番安井康起外野手(3年)の右翼線への適時二塁打で、相手のミスもあり2点を先制。しかし、直後に先発した今朝丸裕喜投手(3年)が2点を失い、同点に。3回1死三塁から...
<センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎3-2報徳学園>◇31日◇決勝高崎健康福祉大高崎(群馬)が報徳学園(兵庫)を破り初優勝した。群馬県勢は初のセンバツ制覇。報徳学園は2年連続の準優勝。 1回に2点ずつを取り合って迎えた3回裏、健大高崎が1点を勝ち越した。1死三塁から3番高山裕次郎が右前適時打を放った。 守っては先発の2年生右腕・石垣元気が力投。1回に2点を...
<センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎3-2報徳学園>◇31日◇決勝低反発の新基準バットが導入された今大会は「野球の華」と言われる本塁打が激減した。全体の本数は3本で、サクを超えたのは豊川(愛知)のモイセエフ・ニキータ外野手(3年)と神村学園(鹿児島)・正林輝大外野手(3年)の2本。残る1本は大阪桐蔭・境亮陽外野手(3年)のランニング本塁打だった。 金属バッ...
<センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎3-2報徳学園>◇31日◇決勝◇甲子園高崎健康福祉大高崎(群馬)が報徳学園(兵庫)を下し、悲願の甲子園優勝を果たした。同校は春夏通じて初優勝で、センバツでは群馬県勢としても初優勝となった。 この日は初回にミスも絡んで2点を先制されたものの、5番森山竜之輔内野手(3年)の2点適時二塁打ですぐさま同点に。3回には3番高山裕次...
<センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎5-4星稜>◇30日◇準決勝◇甲子園高崎健康福祉大高崎(群馬)が春夏通じて初の決勝進出を決めた。左手中指を負傷しているエース佐藤龍月投手(2年)が終盤2回を締め、新チームで公式戦無敗だった星稜(石川)に5-4で逆転勝ち。報徳学園(兵庫)は4-2で中央学院(千葉)に勝利し、2年連続で決勝に駒を進めた。決勝は31日午後0時半...
<センバツ高校野球:健大高崎5-4星稜>◇30日◇準決勝星稜があと1歩で県勢初の決勝進出を逃した。2回2死三塁から中島幹の遊撃内野安打で先制するなど序盤で主導権を握ったが、7回に逆転を許し、1点差で惜敗。山下智将監督(42)は「選手たちはよく頑張ってくれましたけど、悔しいです」と下唇をかんだ。これで新チーム始動から続いていた公式戦の連勝は「16」でストップし...
<センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎5-4星稜>◇30日◇準決勝◇甲子園高崎健康福祉大高崎(群馬)が春夏通じて初の決勝進出を果たした。 エースの佐藤龍月投手(2年)が左手中指の負傷で長いイニングを投げられない状況で、石垣元気投手(2年)が7回4失点で何とか踏ん張った。青柳博文監督(51)も「試合を作ってくれたので感謝しています」と評価。最後の2イニングを佐...
<センバツ高校野球>◇30日◇準決勝センバツ高校野球は準決勝2試合。第1試合は高崎健康福祉大高崎(群馬)が逆転で星稜(石川)を破り初の決勝進出。第2試合は報徳学園(兵庫)が中央学院(千葉)を破り2年連続の決勝進出を決めた。決勝戦は明日12時半から行われる。 第2試合:中央学院2-4報徳学園 チーム123456789計 中央0001000102 報徳10...
<センバツ高校野球:報徳学園4-2中央学院>◇30日◇準決勝報徳学園(兵庫)が中央学院(千葉)を破り、2年連続の決勝進出を決めた。明日31日の決勝戦で22年ぶり3度目の優勝を目指し高崎健康福祉大高崎(群馬)と対戦する。 先発の間木歩が9回途中まで2失点の好投。9回2死二、三塁で救援の今朝丸裕喜が一打同点のピンチを抑えた。攻めてはスクイズも絡めて4点を奪った。...
<センバツ高校野球:高崎健康福祉大高崎5-4星稜>◇30日◇準決勝高崎健康福祉大高崎(群馬)が星稜(石川)を逆転で破り春夏通じて初の決勝進出を決めた。群馬県勢としては1955年(昭30)の桐生以来69年ぶり。群馬県はこれがセンバツ40勝目、春夏通算110勝目。 2-3で迎えた7回表、1死一塁から1番斎藤銀乃助の適時三塁打で同点。2死後、3番高山裕次郎の適時二...
日替わりヒーロー続出の星稜が、「全員野球」でセンバツ初の決勝進出を狙う。1、2回戦、準々決勝では2桁背番号の選手の活躍が光り、県勢初の4強入りを決めた。山下智将監督(42)は「20人みんながいつでも行ける準備をしてもらって、頑張ってもらいたい。また次は違った選手が出てくるんじゃないかなっていう期待もあります。みんなに期待」と新たなヒーローの登場を心待ちにした...
第96回選抜高校野球大会(甲子園)で初の4強入りを果たした中央学院が休養日の29日、兵庫・西宮市内のグラウンドで練習を行った。走り込み中心のアップから始まり、ロングティーに2カ所バッティングと、約2時間、たっぷり汗を流した。 右腕トリオが初優勝へ導く。準々決勝の青森山田戦で今大会初先発し7回0/3を1失点と好投したエースの蔵並龍之介投手(3年)と、3試合連続...
雨の多かった選抜高校野球大会は30日、準決勝を迎える。初の決勝進出を目指す高崎健康福祉大高崎(群馬)は29日、兵庫・西宮市内での練習を、グラウンドの水抜きから開始。“健大園芸”で心を1つにし、新チームの公式戦で無敗の星稜(石川)にぶつかる。報徳学園(兵庫)は中央学院(千葉)と戦う。 ◇ ◇ ◇ 準決勝開始の22時間前、高崎健康福祉大高崎ナインが泥水と...