【高校野球】帯広大谷4年ぶり4強 失策した泉映甫は責任を感じ涙「力を出し切った」/北北海道

<高校野球北北海道大会:帯広大谷13-10旭川明成>◇15日◇準々決勝◇旭川スタルヒン帯広大谷が、延長11回タイブレークの末、4年ぶり準決勝に駒を進めた。両軍合わせて計30安打。一時4点ビハインドも、7-7で延長に突入すると、照明が点灯した11回に相手失策を絡めて4得点。裏の守備では7回から登板していた背番号1の泉映甫投手(3年)が1失点にとどめて勝利した。...
<高校野球北北海道大会:帯広大谷13-10旭川明成>◇15日◇準々決勝◇旭川スタルヒン帯広大谷が、延長11回タイブレークの末、4年ぶり準決勝に駒を進めた。両軍合わせて計30安打。一時4点ビハインドも、7-7で延長に突入すると、照明が点灯した11回に相手失策を絡めて4得点。裏の守備では7回から登板していた背番号1の泉映甫投手(3年)が1失点にとどめて勝利した。...
<全国高校野球選手権宮城大会:東北学院6-2仙台城南>◇15日◇2回戦◇石巻市民球場4年ぶりの甲子園出場を目指す東北学院が、第5シード仙台城南を破った。先発の荒正真投手(3年)が2失点(自責1)完投。「シード校相手に勝てたということが一番大きかったです」と振り返った。ブルペンで好感触だった直球を中心に組み立てた。 仙台城南打線を4回まで無安打に抑え込んだ。だ...
<真夏のライラック:市原中央・塚田涼月外野手(3年)><高校野球千葉大会:市船橋7-2市原中央>◇15日◇3回戦◇ZOZOマリンスタジアム かつてのライバルに成長した姿を見せつけた。0-5の6回、市原中央・塚田涼月外野手(3年)は先頭で左越えにソロ本塁打を放った。「(カウント2-0で)甘い球が来ると思った。強く打とうと思いきり行った」と振り返った。「見たか」...
<高校野球埼玉大会:川越東11-1川越南>◇15日◇3回戦◇所沢航空記念公園野球場川越東(埼玉)が春ベスト4の勢いそのままに6回コールドで4回戦進出を決めた。 大会直前にメンバー入りした遠藤芳晃投手(3年)が「いつも通りのピッチングをやれば大丈夫」と初先発のマウンドに。6回7安打1失点の完投で勝利を呼び込んだ。初回には2点適時打を放ち、自ら先制点を挙げた。投...
<高校野球千葉大会>◇15日◇2、3回戦第107回全国高校野球選手権千葉大会は15日、雨天のため予定されていた2回戦3試合、3回戦7試合の計10試合が継続試合、また7試合が順延となった。 千葉県高野連は日程変更を発表。16日は2、3回戦が行われる。対戦カードと球場は以下の通り。 ▽千葉県総合スポーツセンター野球場 第1試合 磯辺-大網・九十九里・東金商 第2...
<真夏のライラック:日野・小山大陽投手(3年)> <高校野球西東京大会:杉並5-3日野>◇15日◇3回戦◇府中市民球場 苦難を乗り越えて立った夏の初マウンドで何度もガッツポーズを繰り返し、ほえた。 4点を追う8回、日野のエース小山大陽投手(3年)が2番手で登板した。最速120キロの直球は走っていなかった。大会前に腰痛を発症したからだ。この日はブロック注射を打...
<真夏のライラック:山城・井上瑞貴投手(3年)><高校野球京都大会:京都成章5-1山城>◇15日◇3回戦◇わかさスタジアム京都 2月に逝去した同校OBで元阪神監督の吉田義男さんに甲子園出場の報告はできなかった。昨秋の京都府大会4強。今春センバツでは21世紀枠の近畿地区候補校にも選ばれた山城が3回戦で涙の敗退となった。「もう1回、山城の甲子園が見たい」-。そう...
<高校野球千葉大会:専大松戸8-1流山南>◇15日◇3回戦◇ZOZOマリンスタジアムエースの意地を見せた。流山南・加藤壱成投手(3年)は打者の内角に投げ込む強気な投球で、4回まで1失点と専大松戸打線に的を絞らせなかった。だが5回に集中打を浴び3失点。「限界だった」と5月に疲労骨折した右肘は悲鳴を上げていた。それでも続投を志願し、6回93球を投じエースの自覚を...
<高校野球宮城大会:仙台育英8-0角田>◇15日◇2回戦◇石巻市民球場 春の東北王者・仙台育英(宮城)が、7回コールド勝ちで好スタートを切った。 田山纏(まとい)外野手(2年)が、公式戦初の本塁打となるソロを含む3安打3打点。「自分も『最後の夏』と思い、負けたら3年生と引退するつもりでプレーします」。背番号「9」をつけ、1番打者としてチームをけん引する2年生...
夏の甲子園出場を目指す高校野球の各地方大会は15日、全国各地で熱戦が繰り広げられた。 北北海道大会では、準々決勝でクラークと白樺学園が激突。昨夏決勝と同じ対戦となったが、今年もクラークが敗れた(2-4)。最速148キロ右腕の辻田丞投手(3年)は7回途中7安打4失点。進路については「考え中」とした。 埼玉大会では、浦和学院が滑川総合に1-4で敗れた。春の県優勝...
<高校野球西東京大会:八王子学園八王子7-3大成>◇15日◇3回戦◇府中市民球場 目指すのは、高卒プロ入りと、9年ぶりの甲子園だ。全国高校野球選手権西東京大会3回戦で、第2シードの八王子学園八王子が初戦を突破した。プロ注目の新井唯斗内野手(3年)は春先に外野から転向し、急成長を遂げた大型ショート。1番打者で出場し、2安打1得点で貢献した。春の公式戦で苦い経験...
<高校野球東東京大会:実践学園6-5豊南>◇15日◇3回戦◇大田スタジアムチームを勝たせたと言っても過言ではない。 実践学園4番の安彦李空(あびこ・りく)内野手(3年)が1試合2本塁打を放ち、全6得点のうちの5点をたたき出した。 3点ビハインドの3回2死一塁から左翼席に運んで点差を詰めると、3-4の7回1死一、三塁では2発目となる逆転3ラン。これが決勝打とな...
<高校野球埼玉大会:川越東11-1川越南>◇15日◇3回戦◇所沢航空記念公園野球場春ベスト4の勢いそのままに、川越東が6回コールドで4回戦進出を決めた。 大会直前にメンバー入りした遠藤芳晃投手(3年)が「いつも通りのピッチングをやれば大丈夫」と初先発のマウンドに。6回7安打1失点の完投で勝利を呼び込んだ。 初回には、自ら先制点となる2点適時打を放ち「昨日の練...
<高校野球千葉大会:専大松戸8-1流山南>◇15日◇3回戦◇ZOZOマリンスタジアム専大松戸(千葉)の伊藤怜投手(3年)が投打に躍動した。初回から力強い直球と鋭く曲がるスライダーを武器にアウトを重ねた。 4回に1点を失うも終盤まで外角へ丁寧に投げ抜き、7回3安打9奪三振無四球の完投勝利。打っては同点の5回に直球を捉え、左越えに公式戦初本塁打となる決勝ソロを放...
<高校野球秋田大会:金足農7-2秋田中央>◇15日◇3回戦◇さきがけ八橋球場金足農の吉田大輝投手(3年)がギアを上げてきた。3回戦の秋田中央戦に先発し、8回3安打2失点6奪三振。最速144キロをマークし、チームを8強に導いた。「前回に比べたら低めに強い球を投げることができた」。初戦の由利戦より最速が2キロアップした。 巨人、DeNA、ヤクルト、西武の4球団が...
<高校野球大阪大会:大院大高9-0北かわち皐が丘>◇15日◇3回戦◇GOSANDO南港球場 大院大高は3回戦に臨み、7回コールドで勝利。 北海道出身の期待の1年生・林将輝投手(1年)は3番手で登板し、夏初登板を果たした。林は2回無安打5奪三振。打撃でも2安打2打点の活躍でチームに貢献した。 林は投球について「0点に抑えられてよかった。どれだけ脱力して投げられ...
<高校野球神奈川大会:相模原城山-相模田名>◇15日◇3回戦◇等々力合計約3時間の中断の末、降雨のため継続試合となった。 午後0時18分に開始された試合は、相模原城山が1-4で迎えた4回表に1点を返したところで突然の豪雨に。同1時28分に1度目の中断となった。 約2時間40分待機した同4時10分に再開し、相模原城山がさらに5点を加えたが、再び雨脚が強まり中断...
<高校野球秋田大会:金足農7-2秋田中央>◇15日◇3回戦◇さきがけ八橋球場金足農の1番打者、武藤一斗内野手(2年)がチームをけん引した。1回、50メートル5秒9の俊足を生かして遊撃への内野安打で出塁。敵失で先制のホームを踏む。3回には4番佐藤晃真内野手(3年)の左前打で二塁から生還。この日、3安打1四球で4度出塁し、3度、ホームベースを踏んだ。 「出塁して...
<高校野球兵庫大会:神戸国際大付8-0相生>◇15日◇3回戦◇高砂球場2季連続県4位の神戸国際大付が快勝で4回戦に駒を進めた。 2回に4点を先制すると、5回には代打の井本康太捕手(2年)が右翼に3ランを放って突き放した。投手陣も2回戦・加古川北戦の3投手とは別の3投手の継投で無失点リレー。8点リードの7回には宮田斗亜投手(2年)が安打を許しながらも2奪三振で...
<高校野球大阪大会:関大第一9ー0箕面自由学園(7回コールド)>◇15日◇3回戦◇万博記念公園野球場関大第一が投打がかみ合い見事3回戦をコールド勝ちで突破した。 関大第一は先発の奥田大輝(ひろき)投手(3年)が初回から三振の山を築き、7回を投げて3安打12奪三振。「真っすぐで押すことができた」と自慢の直球で相手打線を寄せ付けなかった。 打撃では伊川敦監督(4...
<高校野球千葉大会:市船橋7-2市原中央>◇15日◇3回戦◇ZOZOマリンスタジアム昨夏県準Vの市船橋は序盤の猛攻で試合の流れをつかみ、4回戦進出を決めた。 初回2死一、二塁の好機で主将・田中健人内野手(3年)の左前適時打で先制に成功する。その後、雨が強まり約1時間の中断を挟んだが、再開直後に6番・松原若嗣外野手(3年)に2点適時三塁打が飛び出しリードを広げ...
<高校野球熊本大会:秀岳館4-2熊本国府>◇15日◇3回戦◇リブワーク藤崎台球場熊本国府が秀岳館に競り負け、夏の甲子園初出場の夢は道半ばで散った。 試合後、山田祐揮監督(32)は「この学年の子たちに申し訳なかったなと思います。あまりにも不在にしていた期間が長かったので。監督がいないのは難しかったと思います」とナインに頭を下げ、心中を察した。 山田監督は昨年の...
<全国高校野球選手権宮城大会:東北6-0仙台二>◇15日◇2回戦◇石巻市民球場ほか古豪東北が好発進を切った。エース川原輝陽(きよ)投手(3年)が「8番投手」で先発し、4回1安打7奪三振無失点。「ストレートが全体的に良かったです」と振り返った。降板後は左翼の守備に回り、初戦突破に貢献した。 降雨により、途中35分間の中断に見舞われた。選手らがベンチ裏に戻る中、...
<高校野球大阪大会:大阪桐蔭13-0星翔>◇15日◇3回戦◇GOSANDO南港球場大阪桐蔭が5回コールドで快勝し、4回戦進出を決めた。背番号1の中野大虎(だいと)投手(3年)がこの夏初めてのマウンドに上がり、3回を投げ2安打5奪三振。「立ち上がりはいいくらいの力で投げられた」と初回を振り返り、「力が入りすぎるとボールが1つ分浮く課題があったが、修正できていい...
<高校野球西東京大会:杉並5-3日野>◇15日◇3回戦◇府中市民球場杉並が10安打5得点で試合を優位に進め、2年ぶりの4回戦進出を決めた。 初回、矢本航大内野手(2年)の中犠飛で先制した。3回は再び矢本が左翼線への適時二塁打を放ち、高杉柊太内野手(3年)もスクイズを成功させ、リードを広げた。2点リードの7回も3安打2得点で相手を突き放した。 2戦連続の先発と...
旭川志峯が2年連続の準決勝進出を決めた。 エース河合悠希投手(3年)が7回4安打1失点で完投勝利を挙げた。6回まで無失点も、9点リードで迎えた7回に1点を献上。 「体力的なものも気持ち的なもの、最後揺らいだ。心のコントロールをしなければいけない」と反省した。準決勝が行われるエスコンフィールドにはまだ行ったことがない。「今までの球場とは違うと思うが、そこに自分...
<高校野球京都大会:京都成章5-1山城>◇15日◇3回戦◇わかさスタジアム京都2月に逝去した同校OBで元阪神監督の吉田義男さんの母校である山城は京都成章に敗れて3回戦で姿を消した。吉田さんに甲子園出場の報告はできなかった。 1-1で迎えた4回。背番号1番の先発井上瑞貴投手(3年)が1死満塁のピンチを迎えると、暴投で勝ち越し点を献上。ここから崩れて2安打を浴び...
<高校野球北北海道大会:白樺学園4-2クラーク>◇15日◇準々決勝◇旭川スタルヒンクラークは昨夏決勝に続き白樺学園に敗れた。 最速148キロ右腕のエース辻田丞投手(3年)が先発し、7回途中7安打4失点(自責3)。4回には相手の4番・冨沢悠斗外野手(3年)に右越え本塁打を浴び、1点を追う7回には適時二塁打で2点を失った。9回には再登板して抑えたが、「自分の失投...
<高校野球東東京大会:鶴見大付1-0金井>◇15日◇3回戦◇バッティングパレス相石スタジアムひらつか鶴見大付の先発、鈴木健斗投手(2年)が8安打されながらも粘り強い投球で無失点に抑え、完封勝利で、2年連続4回戦進出に導いた。「ヒット1本でもチームメートが声をかけてくれたので、ピンチとは感じず、気にすることなく投げることができました」と、笑顔を見せた。 成長の...
<高校野球北北海道大会:白樺学園4-2クラーク>◇15日◇準々決勝◇旭川スタルヒン昨夏覇者の白樺学園が2年連続の甲子園まであと2勝とした。昨夏決勝の相手だったクラークを退け、3年連続の4強に入った。4番・冨沢悠斗外野手(3年)が初回に先制打を放ち、4回には公式戦初となる右越えソロ本塁打をマークして2点目を追加した。投げては7回2死二、三塁のピンチから3番手で...