慶応が地元神奈川に凱旋 森林監督は何を語る? 25日に部員全員とミーティングへ
第105回全国高校野球選手権で107年ぶりの優勝を果たした慶応ナインが24日、地元神奈川に凱旋(がいせん)した。宿泊先の大阪市内の宿舎を出発前に取材に応じた。 「エンジョイ・ベースボール」を掲げ、日本一の主将となった大村昊澄主将(3年)には、300通以上のメッセージが届いた。「(昨日は)興奮して体が熱くてあまり寝られなかったです。いろんな人から連絡が来て、本...
第105回全国高校野球選手権で107年ぶりの優勝を果たした慶応ナインが24日、地元神奈川に凱旋(がいせん)した。宿泊先の大阪市内の宿舎を出発前に取材に応じた。 「エンジョイ・ベースボール」を掲げ、日本一の主将となった大村昊澄主将(3年)には、300通以上のメッセージが届いた。「(昨日は)興奮して体が熱くてあまり寝られなかったです。いろんな人から連絡が来て、本...
第105回全国高校野球選手権記念大会で準優勝した仙台育英(宮城)が24日、地元仙台に帰郷した。 仙台駅では多くの市民の歓迎を受け、その後は市内の同校で報告会に出席。須江航監督(40)、山田脩也主将(3年)が学校関係者や保護者ら約350人に、大会の応援を感謝した。新チームの初戦は27日、秋季宮城県中部地区大会の準々決勝で仙台商-東北の勝者と対戦する。 ...
エンジョイベースボール旋風で107年ぶりに夏の甲子園の優勝を果たした慶応(神奈川)。丸刈り選手不在で「高校野球のあり方を変えた」という見解もあったが、実は部員107人の中で1人だけ丸刈りがいた。 「イッキュウ」の愛称でチームメートからかわいがられている酒井一玖内野手(1年)で、スタンドでそのわけを聞いた。「去年の主将が丸刈りだったんですよ。高校野球といえば丸...
甲子園決勝から一夜明け、仙台育英(宮城)の山田脩也主将(3年)は「やり切ったという気持ちが大きい。でもやっぱり最後、優勝手前で負けたことは本当に悔しかった」と振り返った。試合後は甲子園からホテルへと帰るバスの中で、選手1人1人に選手証を手渡しながら「ありがとう」と言葉をかけた。「3年生はこれで1つの区切り」。最後の夏が終わった。 決勝進出を決めたとき、須江航...
甲子園決勝から一夜明け、仙台育英(宮城)は昨夏の甲子園優勝から367日目の朝を迎えた。帰途につく前、宿舎で報道陣の取材に応じた須江航監督(40)は「疲れましたね…(笑い)。負けたら疲れます」と、冗談交じりに笑った。 2年連続で一番長い夏を過ごした。昨年と違うのは敗者だということ。慶応(神奈川)に2-8で敗れた昨夜、指揮官は選手らに「試合については、ゆっくり考...
第105回全国高校野球選手権記念大会で107年ぶりに優勝した慶応(神奈川)が歓喜から一夜明けた24日、大阪市内の宿舎を出発した。 森林貴彦監督(50)は1000件ほど祝福の連絡が来ていることを明かした。優勝を伝える新聞やテレビを見て「こんな風になるんだという不思議な感覚でいる」と照れ笑い。 就寝前には「最後にレフトが捕って、みんながマウンドに集まったシーンを...
1916年(大5)以来107年ぶりの優勝を果たした慶応ナインが24日、宿泊先の大阪府内の宿舎を出発した。 23日の決勝では夏2連覇を狙った仙台育英(宮城)を8-2で破った。 優勝から一夜明け、大村昊澄主将(3年)は「いろんな人から連絡がきたりとかして、ほんとに日本一になったんだなって感じています。昨日の夜は、興奮して体が熱くて、あんまり寝られなかったです」と...
23日にNHKで放送された全国高校野球選手権の決勝(午後1時50分)の平均世帯視聴率は19・3%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は10・7%だった。 関西地区の平均世帯視聴率は10・0%、平均個人視聴率は5・1%だった。 閉会式の関東地区の平均世帯視聴率は20・0%、平均個人視聴率は11・1%。関西地区の平均世帯...
<全国高校野球選手権:慶応8-2仙台育英>◇23日◇決勝最後の1球にエースの意地を見せた。「自信のある真っすぐで勝負した」。慶応のエース小宅雅己投手(2年)は左邪飛に打ち取ると、あっという間に歓喜の輪が広がった。「1度も優勝投手になったことがなかったので。うれしかった」。春は鈴木、夏の県大会は松井。最後の舞台はエースが舞った。 8-2で迎えた5回、交代が告...
<総括>選手が汗や涙をぬぐうと顔が真っ黒になる。4年ぶりに土集めが解禁。取材も対面になり、報道陣は激闘のにおいを間近で感じることができた。新型コロナ禍前は当たり前だったシーンにこそ、甲子園が正常に戻った実感があった。 序盤から好カードが多かった。仙台育英は初戦で浦和学院と19-9という乱打戦。3回戦では慶応が広陵と6-3、仙台育英が履正社と4-3とハイレベル...
慶応ボーイズの青春相関図って、どんな感じだろう…。神奈川県大会から日本一の瞬間まで担当してきた星夏穂記者(24)が、少しだけ、のぞいた球児たちの関係。107人の部員たちに口コミを聞いて回り、勝手ながらキャッチフレーズをつけてみました。 「え? 丸田くんって、スカシキャラだけど、スカしている時は良いプレーが出てる証拠なの?」。高校3年間の密な日々を過ごす、球友...
<全国高校野球選手権:慶応8-2仙台育英>◇23日◇決勝◇甲子園慶応・丸田湊斗外野手(3年)が開始わずか5球目で先頭打者本塁打。決勝の先頭弾は春に82年佐藤公宏(PL学園=対二松学舎大付)、17年藤原恭大(大阪桐蔭=対履正社)が打っているが、夏は初めて。決勝の勝利打点となるVアーチは通算13本目となり、1番打者では初めて記録した。この先制点は大きな意味を持っ...
<こんな人><全国高校野球選手権:慶応8-2仙台育英>◇23日◇決勝 慶応・森林貴彦監督(50)が、うれし涙をこぼした。「エンジョイベースボール」を掲げた「森林野球」が、全国の頂点に立った。大好きな野球を仕事に選び、豊富な経験と知識を積み重ねて、選手たちとともに高校野球の改革を突き進んできた。その第1幕が最高の形で幕を閉じた。 ◇ ◇ ◇ 最近...
<全国高校野球選手権:慶応8-2仙台育英>◇23日◇決勝慶応(神奈川)が107年ぶり2度目の優勝を果たした。史上7校目の連覇を狙った仙台育英(宮城)と対戦。1回表、1番丸田の先頭打者本塁打などで2点を先制。2回にも丸田の適時打で1点を追加。仙台育英に2、3回に1点ずつを返され1点差に迫られた5回、打者一巡の猛攻で5点を奪い突き放した。 ◇ ◇ ◇ ...
<全国高校野球選手権:慶応8-2仙台育英>◇23日◇決勝◇甲子園慶応が107年ぶりの日本一を決めた。野球部員、吹奏楽部、応援指導部、女子バトン部、在校生、保護者に加え、大勢のOBがバックネット裏から外野スタンドまで埋め尽くした。 中には、慶大野球部の選手たちの姿も。今年、ドラフト候補に挙がる、慶応OBの広瀬隆太主将(4年)は、初めてのアルプスからの観戦に「プ...
<全国高校野球選手権:慶応8-2仙台育英>◇23日◇決勝慶応(神奈川)が107年ぶり2度目の優勝を果たした。史上7校目の連覇を狙った仙台育英(宮城)と対戦。1回表、1番丸田の先頭打者本塁打などで2点を先制。2回にも丸田の適時打で1点を追加。仙台育英に2、3回に1点ずつを返され1点差に迫られた5回、打者一巡の猛攻で5点を奪い突き放した。 ◇ ◇ ...
<全国高校野球選手権:慶応8-2仙台育英>◇23日◇決勝大舞台で先発を任された慶応・鈴木佳門投手(2年)が強力打線を4回2失点に抑え、流れを作った。 前日に先発を伝えられた左腕は「自分が良いピッチングできないと、優勝はないと言われていました」という中で、見込み通りの投球で流れを作った。森林監督の「ここで覚醒をしてもらいたいと思った」という起用意図に対しては、...
<全国高校野球選手権:慶応8-2仙台育英>◇23日◇決勝慶応OBのヴィッセル神戸FW武藤嘉紀(31)がバックネット裏で観戦し、母校の日本一に立ち会った。 甲子園のある兵庫県でプレーする武藤は大会前、森林貴彦監督に相談の上で、睡眠時に使う高級マットレスを贈り、SNSでも応援コメントを続けていた。武藤は試合後、日刊スポーツの取材に応じ、喜びを語った。【聞き手=永...
<全国高校野球選手権:慶応8-2仙台育英>◇23日◇決勝107人を束ねた慶応・大村昊澄主将(3年)が、日本一の主将として野球の楽しさをアピールした。 「心の底から楽しんだぞ、そういう原動力から出たプレーや行動が一番強いんだぞっていうのを証明したかった」。結果を出せず、「発言と結果が伴っていない」と苦言を呈される時期もあったが、「最後に言動が一致する結果を出せ...
<全国高校野球選手権:慶応8-2仙台育英>◇23日◇決勝慶応・清原勝児内野手(2年)は、親子で日本一を達成した。「全員で勝てた試合。メンバーだけじゃなくて、慶応の力が合わさって優勝できた。みんなに感謝です」。9回には代打で出場。「代打清原」のアナウンスで聖地は沸いた。結果は四球だったが「すごい歓声をいただいて、幸せだなと感じました。打ちたい気持ちはあったけど...
<全国高校野球選手権:慶応8-2仙台育英>◇23日◇決勝慶応・森林貴彦監督(50)が、うれし涙をこぼした。「エンジョイベースボール」を掲げた「森林野球」が、全国の頂点に立った。大好きな野球を仕事に選び、豊富な経験と知識を積み重ねて、選手たちとともに高校野球の改革を突き進んできた。その第1幕が最高の形で幕を閉じた。 ◇ ◇ ◇ 優勝監督インタビュ...
<全国高校野球選手権:慶応8-2仙台育英>◇23日◇決勝「陸の王者」が頂点に立った。慶応(神奈川)は仙台育英(宮城)を8-2で破り、1916年(大5)以来107年ぶり2度目の優勝を決めた。「慶応のプリンス」丸田湊斗外野手(3年)が、夏の決勝では史上初となる初回先頭打者本塁打を放ち、流れをつかんだ。5回には打者9人の猛攻で、連覇を狙った仙台育英の強力投手陣を打...
<全国高校野球選手権:慶応8-2仙台育英>◇23日◇決勝仙台育英は史上7校目となる夏連覇を逃した。6点を追う9回2死二塁、1番橋本が左邪飛に打ち取られて試合終了。敗れた須江航監督(40)は慶応に向けて何度も拍手を送った。「不思議ですね。何かもっと悲しいのかなと思ったんですけど、慶応さんをたたえたいと心から思いましたね」。定期戦を行う同志をリスペクト。その上で...
<全国高校野球選手権:慶応8-2仙台育英>◇23日◇決勝◇甲子園名古屋市出身の慶応(神奈川)の大村昊澄(そらと)主将が、幼少期から足を運ぶ地元の名店の店主からお祝いのコメントが届いた。 大村は、中学卒業までを名古屋市中村区で過ごした。同区にある、脚立の上から高さ2・5メートルの位置からカフェオレを注いで提供する“天井落としカフェオレ”で知られる『喫茶ツヅキ』...
<君がらんまん~ある敗者の物語~><全国高校野球選手権:慶応8-2仙台育英>◇23日◇決勝 高校野球のドラマは、勝った者にだけ生まれているわけではない。日刊スポーツでは今夏、随時連載「君がらんまん」で、勝者だけでなく敗者にもスポットを当てた物語をお届けする。 ◇ ◇ ◇ 弟気質な選手が多く須江監督から「弟ズ」と命名された仙台育英を、山田主将がま...
<全国高校野球選手権:慶応8-2仙台育英>◇23日◇決勝◇甲子園重厚感のある慶応のオリジナル応援曲「烈火」が聖地に響いた。三塁側アルプスで吹奏楽団の一員として演奏したのは、同曲を作曲した中谷寛也さん(44)。 「烈火」は同校がセンバツに出場した08年に、当時の吹奏楽部の部長と応援指導部部長から「新しい応援用の曲がほしい」と依頼を受けたことがきっかけ。慶大卒業...
<モノスタグラム/慶応(神奈川)><全国高校野球選手権:慶応8-2仙台育英>◇23日◇決勝 今夏、全国の球場を席巻した「盛り上がりが足りないコール」。慶応(神奈川)は森林監督の名前をもじった「森林(もりばやし)が足りない」コールで応援。7月の神奈川大会で吹奏楽部が欠席した際に、盛り上げようと「もりばやしが足りない」を考案。応援リードのボードは通常では、スケッ...
<全国高校野球選手権:慶応8-2仙台育英>◇23日◇決勝仙台育英は自慢の投手陣が打ち砕かれた。 先発の湯田統真投手(3年)は初回先頭打者弾を浴びるなど4回3失点。2番手高橋煌稀投手(3年)も3回5失点(自責2)で降板した。高橋は「対戦してきたチームの中で一番打力があった。自分の実力不足でした」と力負けを認め、湯田は「低めを振らなかったり配球を読まれたり…。相...
<全国高校野球選手権:慶応8-2仙台育英>◇23日◇決勝◇甲子園清原和博氏(56)が次男の勝児内野手(2年)がベンチ入りする慶応の優勝に大会本部を通じてコメントを残した。 慶応の日本一に「おめでとうございます。力としては仙台育英が上ではないかと分析していたのですが、初回から慶応の応援団がものすごく、さすがの仙台育英も押され気味でした。仙台育英には守るべきもの...
<全国高校野球選手権:慶応8-2仙台育英>◇23日◇決勝慶応(神奈川)が107年ぶり2度目の優勝を果たした。史上7校目の連覇を狙った仙台育英(宮城)と対戦。1回表、1番丸田の先頭打者本塁打などで2点を先制。2回にも丸田の適時打で1点を追加。仙台育英に2、3回に1点ずつを返され1点差に迫られた5回、打者一巡の猛攻で5点を奪い突き放した。 ◇ ◇ ...