「地元っ子軍団」熊本国府が九州大会初優勝「肥後の由伸2世」エース坂井理人が1失点高校初完投
<高校野球秋季九州大会:熊本国府5-1明豊>◇3日◇決勝◇久留米市野球場熊本王者の熊本国府が5-1で21年センバツ準Vの明豊(大分)を下し、06年の創部以来6度目の出場で初優勝を飾った。オリックス山本由伸投手(28)のフォームをまねる最速135キロのエース右腕、坂井理人(まさと)投手(2年)が、無四球1失点で高校初完投。チームはV候補だった今夏甲子園4強の神...
<高校野球秋季九州大会:熊本国府5-1明豊>◇3日◇決勝◇久留米市野球場熊本王者の熊本国府が5-1で21年センバツ準Vの明豊(大分)を下し、06年の創部以来6度目の出場で初優勝を飾った。オリックス山本由伸投手(28)のフォームをまねる最速135キロのエース右腕、坂井理人(まさと)投手(2年)が、無四球1失点で高校初完投。チームはV候補だった今夏甲子園4強の神...
<高校野球秋季九州大会:熊本国府5-1明豊>◇3日◇決勝◇久留米市野球場明豊・川崎絢平監督(41)は5失点完敗に「実力不足」と反省した。 先発の1年生左腕、大堀羚斗(れいと)投手が2回3失点KO。「1、2点ならと思ったが、3点取られて苦しい入りになった」と悔やんだ。攻撃陣も9回に1点を奪うのがやっと。「相手投手の低めに打たされた。課題を練習するしかない」。敗...
<高校野球秋季九州大会:熊本国府5-1明豊>◇3日◇決勝◇久留米市野球場8季ぶり6回目出場の熊本王者、熊本国府が5-1で21年センバツ準Vの明豊を下し、06年創部以来の初優勝を飾った。オリックス山本由伸投手のフォームをまねる最速135キロのエース右腕、坂井理人(まさと)投手(2年)が、精度抜群の高校初無四球1失点完投でけん引。V候補の今夏甲子園4強・神村学園...
<高校野球秋季近畿地区大会:京都外大西1-0耐久>◇3日◇準決勝◇大阪シティ信金スタジアム京都外大西(京都1位)が優勝した86年以来の秋季近畿大会決勝進出を決めた。田中遥音投手(2年)が1-0完封で耐久(和歌山1位)を抑え込んだ。 6回に敵失で出た走者を松岡耀内野手(2年)が右翼線三塁打で返した。細身の左腕は「相手の投手がすごくいいと聞いていた。ロースコアに...
<高校野球秋季近畿地区大会:京都外大西1-0耐久>◇3日◇準決勝◇大阪シティ信金スタジアム快進撃を続けてきた耐久(和歌山1位)が近畿ベスト4で敗れた。近畿の一般選考枠は6枠あり、春夏通じて初の甲子園は確実にしている。 エース冷水(しみず)孝輔投手(2年)が6回に失策から失った1点が致命傷になった。0-1の投手戦を落とし「6回は流れが変わりやすいところ。ミスを...
<高校野球秋季近畿大会>◇3日◇準決勝2試合◇大阪シティ信金スタジアム来春センバツ目指し秋季近畿大会は準決勝2試合。第1試合は大阪桐蔭が4-0で京都国際を下し決勝進出。第2試合は京都外大西が1-0で耐久(和歌山)を破った。明治神宮大会出場をかけた決勝戦は明日4日に行われる。 京都外大西1-0耐久 チーム123456789計 耐久0000000000 外...
<高校野球秋季近畿地区大会:京都外大西1-0耐久>◇3日◇準決勝◇大阪シティ信金スタジアム京都外大西(京都1位)が86年以来の秋季近畿大会決勝進出を決めた。田中遥音投手(2年)が耐久(和歌山1位)を完封した。 上羽功晃(うえば・たかあき)監督(53)は校名が「京都西」だった86年秋の優勝時の主将だ。 翌春の87年センバツでは選手宣誓も務めた。「レッツ・ハブ・...
<高校野球秋季近畿地区大会:京都外大西1-0耐久>◇3日◇準決勝◇大阪シティ信金スタジアム快進撃を続けてきた耐久(和歌山1位)が近畿ベスト4で敗れた。 近畿の一般選考枠は6枠あり、来春センバツはすでに当確。 エース冷水(しみず)孝輔投手(2年)が1失点完投と踏ん張ったが、打線が援護できなかった。 ペリーの黒船が浦賀に来航する1年前の嘉永5年創立という伝統校だ...
<高校野球秋季近畿地区大会:大阪桐蔭4-0京都国際>◇3日◇準決勝◇大阪シティ信金スタジアム京都国際(京都2位)は大阪桐蔭(大阪1位)に敗れベスト4だった。 エース中崎琉生(2年)が6回3失点。近畿大会初登板の鳥羽真生投手(1年)が1失点と踏ん張ったが、8安打した打線がたたみかけられなかった。 両校は練習試合も頻繁に組んでいる間柄。小牧憲継監督(40)は「近...
<高校野球秋季近畿地区大会:大阪桐蔭4-0京都国際>◇3日◇準決勝◇大阪シティ信金スタジアム大阪桐蔭(大阪1位)が決勝に進出した。京都国際(京都2位)を2投手で無失点に封じた。 史上初の近畿3連覇へ、戦力も充実してきた。先発の南陽人投手(2年)が6回無失点。2番手で登板した1年生の中野大虎(だいと)投手が残りの3回を無失点に抑え、0封リレーを完成させた。近畿...
<高校野球秋季九州大会:明豊5-1東海大福岡>◇2日◇準決勝◇久留米市野球場明豊(大分)は東海大福岡を5-1で破り、19年秋以来8季ぶり3度目の優勝に王手をかけた。 今夏甲子園を経験した最速142キロエース右腕、野田皇志(こうし)投手(2年)が5回1/3を3安打1失点で勝利に貢献。直球主体にスライダーで要所を締めた。授業中の居眠りなど生活態度が問題となり、秋...
<高校野球秋季九州大会:熊本国府7-1神村学園>◇2日◇準決勝◇久留米市野球場熊本王者の熊本国府が今夏甲子園4強の神村学園を7-1で下し、初優勝に王手をかけた。 背番号「10」のトルネード左腕、植田凰暉(ごうき)投手(2年)が、甲子園メンバー10人が残り、2戦連続コールドで勝ち上がった強力打線に10安打を浴びながら1失点で高校初完投。打線の11安打7得点の援...
<高校野球秋季九州大会:熊本国府7-6大分舞鶴>◇10月31日◇準々決勝◇小郡市野球場来春のセンバツ出場の九州4枠を争う戦いで、熊本国府(熊本1位)が延長10回タイブレークで大分舞鶴(大分2位)を逆転サヨナラの7-6で下し、春夏通じて初の甲子園出場をほぼ確実にした。 ◇ ◇ ◇ 激闘に終止符を打ったのは、熊本国府の5番、岡本悠生外野手(2年)だった。...
<高校野球秋季九州大会:神村学園10-0日南学園>◇31日◇準々決勝◇小郡市野球場夏の全国4強校、神村学園が2季連続の甲子園をほぼ手中に収めた。 日南学園に10安打10得点で6回コールド勝ち。3回2死二塁から3番今岡拓夢内野手(1年)が公式戦初アーチの先制2ランを放つなど、初戦の沖縄尚学(沖縄2位)相手に9点を奪った打線が再び爆発した。今岡は「打った瞬間に『...
<高校野球秋季九州大会:明豊10-1唐津商>◇31日◇準々決勝◇小郡市野球場明豊は唐津商を7回コールドで下し、2季連続の甲子園出場が濃厚となった。 15安打10得点の口火を切ったのは、2番高木真心(しん)外野手(2年)だ。初回無死二塁から右翼へ高校初アーチ2ランで先制パンチ。「初球の内角直球を張っていたので思い切っていけた。最高の気分です」と声を弾ませた。先...
<高校野球秋季九州大会:東海大福岡10-8延岡学園>◇31日◇準々決勝◇小郡市野球場福岡王者の東海大福岡が、7年ぶりのセンバツ出場を決定的にした。夏から4番に座る藤本塁守(るいす)内野手(2年)が、1発を含む2安打3打点。粘る宮崎王者の延岡学園を振り切った。 終盤2イニングで勝負強さを発揮した。6-3の8回無死。真ん中低め直球をすくい上げ、高校通算2号ソロを...
<高校野球秋季九州大会>◇31日◇準々決勝◇久留米市野球場、小郡市野球場九州大会の4強が出そろった。11月2日の準決勝は熊本国府(熊本1位)-神村学園(鹿児島1位)、東海大福岡(福岡1位)-明豊(大分1位)の組み合わせとなった。久留米市野球場で2試合が行われる。 来春センバツの一般選考枠は4つ。九州大会は来春センバツ出場の重要参考資料となり、例年は4強入りの...
<高校野球秋季九州大会:熊本国府7-6大分舞鶴>◇31日◇準々決勝◇小郡市野球場熊本国府(熊本1位)が九州大会4強入りを決め、来春センバツ出場が濃厚に。創部18年目で春夏通じて、初の甲子園出場を確実とした。 劇的決着で大分舞鶴を下した。1点を追う延長10回タイブレーク、無死満塁の場面。5番岡本悠生外野手(2年)が値千金のサヨナラ打を放った。2ボールから外角直...
<高校野球秋季関東大会:作新学院13-4山梨学院>◇29日◇決勝◇栃木県総合運動公園秋季高校野球が29日、全国各地で行われた。 関東大会決勝は作新学院(栃木1位)が山梨学院(山梨1位)を下し、7年ぶり6回目の優勝を果たした。つなぎの「コツコツ打線」で、後半、一気に畳みかけた。1点差に詰め寄られた7回に単打8本をつなげて一挙6得点で突き離すと、8回にも5連打で...
<高校野球秋季近畿地区大会:耐久4-1須磨翔風>◇29日◇準々決勝◇大阪シティ信金スタジアム耐久(和歌山1位)が歴史の扉を開いた。 冷水(しみず)孝輔投手(2年)が1失点で2日連続完投。校名の通り厳しい試合の連続を耐え抜き、近畿4強入りで来春センバツ出場を確実にした。創立1852年(嘉永5)の超伝統校が初めて甲子園に見参する。京都外大西(京都1位)京都国際(...
<高校野球秋季関東大会:作新学院13-4山梨学院>◇29日◇決勝◇栃木県総合運動公園秋季高校野球が29日、全国各地で行われた。関東大会決勝は作新学院(栃木1位)が山梨学院(山梨1位)を下し、7年ぶり6回目の優勝を果たした。つなぎの「コツコツ打線」で、後半、一気に畳みかけた。1点差に詰め寄られた7回に単打8本をつなげて一挙6得点で突き離すと、8回にも5連打で3...
<高校野球秋季近畿地区大会:耐久4-1須磨翔風>◇29日◇準々決勝◇大阪シティ信用金庫スタジアム耐久(和歌山1位)が春夏通じて初の甲子園出場を確実にした。 同校OBで19年4月から母校の監督を務める井原正善監督(39)は「夢のようです。先輩や先人の方々から受け継いできたものが花開きました」と感無量の様子だった。 大躍進の原動力となった冷水(しみず)孝輔投手(...
<高校野球秋季九州大会>◇29日◇1回戦◇久留米市野球場ほか福岡王者の東海大福岡がミラクル逆転劇を演じた。 延長10回タイブレークの末に10-8で九州学院を下した。4点ビハインドの9回表に1点を返してなお2死一、二塁。代打出場の唐崎敦士外野手(2年)が起死回生の左越え同点3ランを放った。その勢いのまま10回に2点勝ち越しに成功。17年以来、3度目のセンバツへ...
<高校野球秋季近畿地区大会>◇29日◇準々決勝◇大阪シティ信金スタジアム近畿大会のベスト4がでそろった。11月3日の準決勝は大阪桐蔭(大阪1位)-京都国際(京都2位)、京都外大西(京都1位)-耐久(和歌山1位)の組み合わせ。 来春センバツの一般選考枠は「6」。通例なら4強は当確で、残り2校は準々決勝で敗退した4校から選ばれる。ともに県1位校で準々決勝で1点差...
〈高校野球秋季近畿地区大会:耐久4-1須磨翔風〉◇29日◇準々決勝◇大阪シティ信金スタジアム春夏通じて初の甲子園を目指す須磨翔風(兵庫2位)の快進撃が止まった。初の近畿大会でベスト8。来春センバツの近畿地区の一般選考枠は6。選ばれるかは微妙な状況だ。 初回、5回、8回の失点はすべて失策がからんだ。兵庫から1人で投げ抜いてきた槙野遥斗投手(2年)は連投だった。...
<高校野球秋季近畿地区大会:耐久4-1須磨翔風>◇29日◇準々決勝◇大阪シティ信金スタジアム耐久(和歌山1位)が4強入りし、春夏通じて初の甲子園出場が確実に。歴史の扉を開いた。 江戸時代の1852年(嘉永5)に学校創立と、日本有数の歴史があるが、野球部は県の頂点にも立ったことがなかった。03年秋に県ベスト8に進み、21世紀枠の近畿地区推薦校になった。 学校は...
<高校野球秋季近畿大会>◇29日◇準々決勝3試合◇大阪シティ信金スタジアム来春センバツ目指し秋季近畿大会は準々決勝残り3試合。第1試合は京都国際が近江(滋賀)に1-0でサヨナラ勝ち。4強入りでセンバツ当確となった。第2試合は京都外大西が履正社(大阪)を10-7で下した。第3試合は1852年(嘉永5)創設の耐久(和歌山)が須磨翔風(兵庫)を4-1で破り初の甲子...
<高校野球秋季近畿大会:耐久4-1須磨翔風>◇29日◇準々決勝◇大阪シティ信用金庫スタジアム江戸時代の1852年(嘉永5年)創立の耐久(和歌山1位)が須磨翔風(兵庫2位)を破って4強入りし、春夏通じて初の甲子園出場を確実にした。 1-1の5回2死二、三塁から敵失で勝ち越し。8回には1死満塁から犠飛で3点目を挙げ、7番中啓隆外野手(2年)の左適時二塁打で突き放...
<高校野球秋季近畿地区大会:京都外大西10-7履正社>◇29日◇大阪シティ信金スタジアム履正社(大阪2位)は京都外大西(京都1位)に敗れ、3季連続甲子園出場が難しくなった。 先発の高木大希投手(2年)は2回までに7安打を浴び、6失点。3回以降、配球を変えて7回まで無失点も、前半の失点が響いた。8回途中132球を投げ、7失点で降板した。「どんどん振ってくる打線...
<高校野球秋季近畿地区大会:京都外大西10-7履正社>◇29日◇準々決勝◇大阪シティ信金スタジアム京都外大西(京都1位)が履正社(大阪2位)を下し、4強に進出した。06年以来、18年ぶりのセンバツ出場を濃厚にした。 左腕エース田中遥音(はると)投手(2年)はきっちり試合を作った。強力打線を相手に7回まで1失点。終盤2回で6点を失ったがリードを守った。 「先制...