【ベストナイン】初受賞パ8人は同一リーグ最多、両リーグ13人も 宗山は新人26年ぶり/主な記録

日本野球機構(NPB)は25日、今季のベストナインを発表した。プロ野球担当記者による投票で選出され、セ・リーグ優勝の阪神から7人が選ばれた。パ・リーグでは、新人の宗山塁(楽天)が遊撃手で選出された。最優秀新人賞、最優秀選手賞は26日に行われる「NPB AWARDS 2025 supported by リポビタンD」で発表される。 <ベストナインの主な記録> ...

日本野球機構(NPB)は25日、今季のベストナインを発表した。プロ野球担当記者による投票で選出され、セ・リーグ優勝の阪神から7人が選ばれた。パ・リーグでは、新人の宗山塁(楽天)が遊撃手で選出された。最優秀新人賞、最優秀選手賞は26日に行われる「NPB AWARDS 2025 supported by リポビタンD」で発表される。 <ベストナインの主な記録> ...

DeNAドラフト3位指名の東洋大・宮下朝陽内野手(21)が25日、都内で契約金6000万円、年俸900万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。 強打が武器の大型内野手として期待される宮下は「仮契約を終えて、ようやくプロ野球選手という自分の目標に徐々に近づいているなと感じています。守備ではスローイングが安定しているというところ、打撃では中距離打者として野手の間を速...

日本ハムは25日、戦力外になっていた福田俊投手(28)と育成選手契約を締結したと発表した。 福田は球団通じて「また契約してもらえるという驚きと、もう1度プロ野球の舞台で野球ができる喜びを感じています。必要としていただいたことに応えたいですし、結果を出すことが恩返しになると思っています。このオフはしっかりとトレーニングして、来年2月1日からベストなパフォーマン...

西武は25日、DeNAから海外FAを宣言している桑原将志外野手(32)と契約合意に至ったと発表した。 都内で広池浩司球団本部長(52)が報道陣に対応し、明らかにした。西武がFA宣言した選手を獲得するのは、15年オフに広島からFA宣言した木村昇吾内野手以来、10年ぶり4人目となる。一方、過去33年間で21人が西武からFAで流出している。 桑原は11年にドラフト...

DeNAドラフト2位の東洋大・島田舜也投手(22)が25日、都内で契約金7000万円、年俸1200万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。 島田は「ベイスターズの目指す選手像を今回お話しいただき、しっかり理解できたので、ベイスターズの一員になる自覚をさらに強くしました。自分は淡々とやっているように見えるかもしれませんが、負けず嫌いなところがあるので、ピンチの場面...


快晴のもとで阪神の優勝記念パレードが大阪・御堂筋で開催された22日、兵庫・尼崎市のSGLでは若手選手が練習していた。十数人の顔ぶれの中に、岡留英貴投手(26)がいた。大粒の汗を額に浮かべ、傾斜を使った下半身のトレーニングに励んでいた。 2日前、100万円減の推定1900万円で契約を更改。「ファームでしっかり準備はしたけど、1軍の中継ぎ陣に入り込めなかったとい...

オフも阪神が元気だ。先日、秋季キャンプを終えた指揮官・藤川球児は「私たちは休みます」とジョーク交じりに話していたが、なんの、フロントとともにチーム再生というか補強に動いているようだ。 「おっ」と思わせたのは遊撃手として助っ人を獲得する方向になったことか。カム・デバニー。球団はまだ発表していないが、この時点で早々と外国人選手の名前が出た。三塁、外野も守るが3A...

<強化試合:侍ジャパン7-7韓国>◇16日◇東京ドーム侍ジャパンが韓国との強化試合を1勝1分けで終えた。2戦を通じて、日本が取り組んでいたピッチクロックへの対応はうまくいったのか。日刊スポーツ評論家の宮本慎也氏(55)が、来年3月のWBCに向けた課題をあぶり出した。 ◇ ◇ ◇ 来年のWBCに向け、韓国との強化試合は2戦目を迎えた。前日の試合を...

侍ジャパンの井端弘和監督(50)が25日、来春のWBCに出場する意向を示したドジャースの大谷翔平投手(31)を歓迎した。 「大谷選手が日本代表のために、再び共に戦ってくれることを嬉しく思いますし、日本でまた大谷選手のプレーが見られることは、ファンの皆さんにとって非常に大きな楽しみが増えたと思います。WBC大会連覇に向けて、日本の野球ファンの皆さんがワクワクす...

MLB公式ネットワークが24日(日本時間25日)、インスタグラムを更新。ドジャース大谷翔平投手(31)が同日に自身のインスタグラムで来春のWBC出場を表明したことを受けて、特別ビジュアルを公開して参加表明を共有した。 公開されたビジュアルには、前回優勝の23年大会でトロフィーを掲げ、メダルを首にかけた大谷の写真とともに「大谷翔平が、2026年のワールド・ベー...

ロッキーズは24日(日本時間25日)、今季途中から監督代行を務めたウォレン・シェイファー(40)が正式な監督に就任し来季1年間チームを指揮すると発表した。 シェイファー氏は現役時代は内野手としてロッキーズ傘下マイナーで6年間プレーし、メジャー経験はなし。現役引退後はロッキーズ傘下マイナーで指導者を続け、2022年オフに三塁兼内野守備コーチとしてメジャーに昇格...

西武のトレイ・ウィンゲンター投手(31)が、ポスティングシステムでメジャー移籍を目指す同僚の今井達也(27)、高橋光成(28)両投手のメジャーでの成功に太鼓判を押した。 米専門ラジオMLBネットワークに24日(日本時間25日)出演。「2人ともメジャーで成功すると100%断言する。どちらも練習熱心で、自分たちのルーティンをしっかり持ち、試合までしっかり準備をす...

ドジャースの大谷翔平投手(31)が24日(日本時間25日)、自身のインスタグラムで来春開催のWBC参加を表明した。 ドジャースのユニホーム姿の特別ビジュアルや、前回優勝時のWBC集合写真など複数枚を投稿。「日本を代表して再びプレーできることを嬉しく思います」とつづった。 大谷は初出場した23年3月の前回大会、決勝の米国戦を前に「憧れるのをやめましょう」と名ス...

<花巻東連載3>第56回明治神宮大会に出場した花巻東(岩手)の振り返りを全3回に分けてお届けする。 最終回は佐々木洋監督(50)が語る来季への展望だ。今秋は4年ぶりの東北王者に輝き、来春センバツ出場が有力視される。同大会からは指名打者(DH)制も導入され、戦略の幅も広がる。「バッティングだけでパワーのある選手が何人もいるので、起用する選手も変わってくると思い...

<花巻東連載2>第56回明治神宮大会は、高校の部は九州国際大付(九州・福岡)の初優勝で、大学の部は青学大(東都大学)の連覇で幕を閉じた。4年ぶり2度目出場の花巻東(岩手)は、優勝した九州国際大付に準決勝で敗れた。それでも、収穫ありの秋となった花巻東の今大会の振り返りを全3回に分けてお届けする。第2回は投手陣。 ◇ ◇ ◇ 今大会では甲子園を経験...

7月の地方大会から、11月上旬の秋季大会まで、高校野球は一気に熱い季節を走り抜けた。秋風が吹き抜け、初冬の冷気に触れ、ずっと気になっていた球児の顔が浮かんだ。 日大三高(以下三高)の山端大輝内野手(3年)は入部当初から知っていたが、向き合って話すのは9月下旬が初めてだった。 2023年4月1日、新入部員の山端は東京・町田の三高野球部のグラウンドに立っていた。...

北海道高野連は21日、札幌市内で理事会を開催し、来夏からスタートする南北北海道大会新方式ついて、組み合わせ方法を決定した。これまで各地区予選を突破した16校による南北北海道大会を実施していたが、地区による試合数のバラツキがあったため、26年から地区予選を廃止し、トーナメントを一本化する。1、2回戦は各地区の球場で同地区同士の対戦となるが、3回戦(ベスト32)...

<花巻東連載1>第56回明治神宮大会は、高校の部は九州国際大付(九州・福岡)の初優勝で、大学の部は青学大(東都大学)の連覇で幕を閉じた。4年ぶり2度目出場の花巻東(岩手)は、優勝した九州国際大付に準決勝で敗れた。それでも、収穫ありの秋となった花巻東の今大会の振り返りを全3回に分けてお届けする。第1回はプロ注目スラッガーで、新チームからは主将も務める古城大翔(...

<ヤングリーグ><日刊スポーツ旗・山本一義旗争奪 ヤングリーグ2025 グランドチャンピオン大会>◇23日◇バッティングパレス相石スタジアムひらつか(平塚球場)ほか◇中学部準決勝、決勝 オール岡山ヤングが大阪球道ヤングを下し、18年以来3度目のグランドチャンピオンに輝いた。準決勝では昨年準優勝で同じ中国地方のライバルの府中広島’2000ヤングと対決。手に汗握...

硬式野球部創部120周年の明星(大阪)が23日、昭和の大阪の高校野球でしのぎを削ったPL学園OBを招き、記念のOB戦を行った。 同校は春夏12度、1963年(昭38)に夏優勝を誇る古豪。ただ、72年を最後に聖地から遠ざかる。OBで阪神、南海に所属した和田徹氏(80)が始球式を行い、「120年は名門の証。今の高校生は真面目ですが、母校の状況はさみしい」と古豪復...

明治神宮大会で史上6校目の連覇を果たした青学大が20日、東京・青山キャンパスで優勝報告会を行い、第102回箱根駅伝(来年1月2、3日)で3連覇を目指す同大駅伝部へエールを送った。 藤原夏暉主将(4年=大阪桐蔭)は「切磋琢磨(せっさたくま)できるいい関係を作っていますので、(3連覇は)やってくれると信じています」と力を込めた。 駅伝部は大学3大駅伝の初戦となる...

<明治神宮大会:青学大4-0立命大>◇大学の部◇決勝◇19日◇神宮青学大(東都大学)が初の決勝進出を果たした立命大(関西5連盟第2)を4-0で下し、史上6校目の大会連覇を果たした。中日1位の中西聖輝投手(4年=智弁和歌山)は元巨人の江川卓氏(法大)らに並ぶ大会歴代3位タイの17奪三振の快投を披露し、9回127球の完封勝利。エースにふさわしい内容で大学最後の登...

<明治神宮大会:青学大4-0立命大>◇大学の部◇決勝◇19日◇神宮青学大(東都大学)が初の決勝進出を果たした立命大(関西5連盟第2)を4-0で下し、史上6校目の大会連覇を果たした。中日1位の中西聖輝投手(4年=智弁和歌山)は元巨人の江川卓氏(法大)らに並ぶ大会歴代3位タイの17奪三振の快投を披露し、9回127球の完封勝利。エースにふさわしい内容で大学最後の登...