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【日本代表】政府、職員14人の平壌派遣を発表 サポーターは渡航自粛

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【日本代表】政府、職員14人の平壌派遣を発表 サポーターは渡航自粛

2011年11月15日、平壌の金日成競技場で行われた北朝鮮とのW杯アジア3次予選

日本外務省は19日、男子サッカーの2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の日本代表と北朝鮮代表による26日の試合に合わせ、外務省領事局の長尾成敏政策課長ら政府職員14人を23~27日の日程で平壌に派遣すると発表した。

外務省によると、長尾氏をトップに、アジア大洋州局の職員、医務官や通訳らが現地に入る。日本選手団や報道関係者の出入国手続きの支援や不測の事態への対応に当たる。11年11月にサッカー日本代表がW杯アジア3次予選の北朝鮮戦で平壌を訪れた際にも、領事局政策課長らを派遣した。

政府は対北朝鮮制裁の一環で、全国民に北朝鮮への渡航自粛を求めている。今月26日の試合について「選手団と同行する報道関係者以外の人は、試合観戦を含め引き続き渡航自粛要請の対象になる」として、一般のサポーターには引き続き渡航しないよう呼びかけた。試合は平壌の金日成競技場で実施される。(共同)

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【アジア杯】日本が敗れたイラン戦23・6% 後半終了間際にPK献上し準々決勝敗退

日本対イラン 試合に敗れがっくりとうつむくGK鈴木(左から2人目)ら(撮影・足立雅史)

テレビ朝日系で3日に生中継されたサッカー・アジア杯準々決勝「日本-イラン」の関東地区の平均世帯視聴率が23・6%(平均個人視聴率は15・6%)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。毎分世帯最高視聴率は28・0%(毎分最高個人視聴率は18・4%)。

試合は日本代表(FIFAランキング17位)がイラン(21位)に1-2で敗退。前半28分にMF守田英正が先制点を挙げたが後半に追いつかれ、同アディショナルタイムにDF板倉滉(27=ボルシアMG)がPKを献上。これを決められた。実況は寺川俊平アナウンサー、解説を松木安太郎氏、内田篤人氏が務めた。

同大会ではDAZNでの配信が多く、ここまで唯一の地上波放送だった1月19日午後8時27分からテレビ朝日系で生中継されたグループリーグ2戦目「日本-イラク」は、平均世帯視聴率17・6%(平均個人視聴率11・3%)だった。日本が1-2で敗れた試合だった。

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バルセロナ、クンデのスーパーミドルで8強 Rマドリード戦大敗から「うまく立て直しができた」

ジュール・クンデ(2022年12月撮影)

<スペイン国王杯:ウニオニスタス1-3バルセロナ>◇18日◇4回戦◇サラマンカ

FCバルセロナが3部ウニオニスタス・デ・サラマンカに3-1と逆転勝ちし、準々決勝へ駒を進めた。

エースFWレバンドフスキを休ませ、メンバーを大幅に入れ替えたバルセロナ。格下相手に前半31分にボレーシュートを決められ、先制点を許した。スペイン・スーパー杯決勝でレアル・マドリードに1-4と大敗した直後だけに、嫌なムードが流れた。しかし前半45分にFWフェラン・トーレスがカウンターから敵陣を独走し、右足で同点をゴール決めて1-1とした。

後半24分にDFクンデが鮮やかなミドルシュートをゴール右隅へ突き刺して勝ち越しに成功。さらにDFバルでがオーバーラップからエリア内に入り、左足で3点目を奪い試合を決めた。

決勝点を決めたクンデは「国王杯の優勝を狙っている。難しい敗北の後だったけど、うまく立て直しができた」と話し、安堵(あんど)した。

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スペイン国王杯マドリードダービーは延長戦の末アトレチコに軍配、グリーズマン鮮やか勝ち越し点

勝ち越しゴールを決めたアトレティコ・マドリードのグリーズマン(左)(AP)

<スペイン国王杯:Aマドリード4-2(延長)Rマドリード>◇18日◇4回戦◇マドリード

アトレチコ・マドリードが延長戦の末にレアル・マドリードを4-2と下し、準々決勝進出を果たした。

アトレチコが得点すれば、レアルが追いつく展開。後半12分にFWモラタのゴールで勝ち越したが、後半37分にホセルが同点ゴールを奪い、両者譲らず試合は延長戦へ突入。

その前半10分、フランス代表FWグリーズマンが右サイドを突破し、エリア内まで進入すると角度のない位置から左足で対角のゴール上を鮮やかに射抜いた。

さらに延長後半4分、FWデパイが左前方へ短くパス。フリーで走りこんだリケルメが右足で蹴り込み、勝負を決定付けた。ゴールが決まると、スタジアムは大興奮。試合中にもかかわらず、シメオネ監督らスタッフ、選手はピッチ内まで走り込み、全員で抱き合って喜んだ。

レアルは昨年9月に唯一の黒星を喫したアトレチコ戦以降、公式戦21試合連続で負けなしだったが、再びアトレチコの前に敗れた。

勝ち越しゴールを喜ぶアトレティコ・マドリードのホセ・ヒメネス(AP)
勝利を祝うアトレティコ・マドリード(AP)
勝負を決定付ける4点目を決めたアトレティコ・マドリードのリケルメ(AP)

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【アフリカ選手権】ナイジェリアが敵地コートジボワール戦に勝利 エジプトとガーナはドロー

※写真はイメージ

サッカーのアフリカ選手権は18日、コートジボワールのアビジャンで1次リーグが行われ、A組でナイジェリアがコートジボワールを1-0で下した。B組ではエジプトとガーナが2-2で引き分けた。(共同)

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コラム

データが語る

【アジア杯】日本代表、初戦ベトナム戦のクロス成功率0%、精度のズレを修正して第2戦へ

1月14日、アジア杯 日本対ベトナム 後半、シュートを放つ上田(手前)

AFCアジアカップ(アジア杯)カタール大会で、日本代表(FIFAランキング17位)は19日午後2時半(日本時間同8時半)からアルラヤンでの1次リーグD組第2戦でイラク代表(同63位)と対戦する。

4-2と逆転勝ちした初戦のベトナム戦はセットプレーの守備とともにクロスの精度も課題として残った。3大会ぶり5度目の優勝に向けては、そのズレの修正もポイントの1つになりそうだ。

国際サッカー連盟(FIFA)の技術研究グループのリポートによると、日本のベトナム戦のクロス成功率は0%だった。流れの中から12本のクロスを送り、味方のシュートに直結したピンポイントのクロスは1本もなかった。

前半28分のDF伊藤の左からのクロス、後半4分のMF伊東の右からのクロスはともに精度を欠き、GKに難なくキャッチされた。後半16分には右からグラウンダーのクロスを送った伊東と、ゴール前に入ろうとしたFW上田の呼吸が合わないシーンがあるなど、出し手と受け手のズレも散見された。

相手守備陣の奮闘もあって、サイド攻撃は不発に終わったが、今年8戦8発と好調を維持する上田は守備を固める相手への対処法について「高い位置でボールを奪えていたら背後は取れるけど、ゴールを取る術に関してはクロスやセットプレーとかいろいろある」と話していた。MF南野、久保らの中央突破の効率を高める意味でもクロスのズレを修正し、「攻撃の幅」を広げながら勝ち進みたい。

【石川秀和】

1月14日、アジア杯 日本対ベトナム 後半、ドリブルで攻め込む伊東(左)
スペイン発サッカー紀行

なぜサウジ開催? スペイン・スーパー杯はRマドリードが2試合9得点の圧勝で13回目の王者に

レアル・マドリードは14日、スペイン・スーパーカップ決勝で宿敵バルセロナに圧勝し、通算13回目の王者に輝いた。

今回もサウジアラビア開催となったが、そもそもなぜスペインの統一王者を決める大会が国外で行われるようになったのか? それには当然、多額の金銭が絡んでいる。

■経済的利益を上げるため国外開催

82-83年シーズンにスタートした同大会はこれまで、夏にホーム・アンド・アウェー形式で行われるのが常だった。しかし18-19年シーズン、スペインサッカー連盟は経済的利益を上げるため、同大会史上初となる一発勝負および国外開催を決断。さらにスペインの公式戦で初めてVARを導入し、タンジェ(モロッコ)が舞台となった。

スペインサッカー連盟はさらに翌年、これまであまり大きな価値がないとされていたこの大会を立て直し、「スペインサッカー」をブランド化し世界に広めるべく、19-20年シーズンから本格的に大会形式を一新。スペインリーグ優勝と2位、国王杯ファイナリストの4チーム参加のトーナメント制となり、冬に国外で開催されることになった。そして数ヶ国によるオークションの結果、サウジアラビア政府がその権利を落札したのだ。

スペインスーパー杯を制して喜ぶレアル・マドリードの選手たち(AP)

■ピケが会長務める投資会社が支援

この契約は、まだ現役だった元バルセロナDFジェラール・ピケ氏が会長を務める投資会社コスモス(楽天の三木谷会長の財政支援を受けて17年に創業)が仲介役を務め、サウジアラビアの公営企業セラとの間で交わされたことで物議を醸し出した。

当初の契約は6年間。最初3大会は強制的に開催され(20-21年シーズンは新型コロナウイルス感染拡大の影響によりスペイン国内で実施)、残り3大会はサウジアラビア政府の決定次第という内容だった。

当時の報道によると、スペインサッカー連盟はサウジアラビア政府から1大会ごとに4000万ユーロ(62億円)を受け取り、そのうち1000万ユーロ(約15億5000万円)を自分たちの利益とし、3000万ユーロ(約46億5000万円)を参加チームに分配する予定だったという。そしてコスモス社には仲介手数料として同国から、1大会ごとに400万ユーロ(約6億2000万円)が支払われ、スペイン・スーパーカップはまさに金のなる木となった。

この契約は現在、2029年まで延長されているが、同大会に参加する選手たちは今後もシーズン半ばの疲労が溜まるタイトな日程の最中、中東への移動を余儀なくされ、大きな犠牲を払うことになる。

■不平等な分配金は裁判になった

また、参加チームの実績(タイトル獲得数、視聴者数、放映権の分配比率など)に応じて算出される不平等な分配金は当初から大きな問題になっていた。さらに、ピケ氏と当時スペインサッカー連盟の会長を務めていたルイス・ルビアレス氏(※ワールドカップ優勝後の表彰式でスペイン女子代表選手にキスしたことが原因で昨年9月に会長職を辞任)の間の音声データが流出し、大きな衝撃を与えていた。

同大会に選手として参加していたピケ氏はその際、分配金に関して、「Rマドリードとバルセロナに800万ユーロ(約12億4000万円)を渡し、その他の2チームにそれぞれ100万ユーロ(約1億5500万円)と200万ユーロ(3億1000万円)を払えば、スペインサッカー連盟に600万ユーロ(約9億3000万円)残る」などと、運営に介入するかのような具体的な話をしていた。

不平等な分配金については当然のことながら2強以外のクラブから不満の声が上がり、19-20年シーズンに参加したバレンシアは商業裁判所にスペインサッカー連盟を提訴。最終的にこの訴えが認められ、倍近い賞金を得るに至っていた。

今大会では当初、Rマドリードとバルセロナは固定で600万ユーロ(約9億3000万円)、アトレチコ・マドリードは280万ユーロ(約4億3400万円)、オサスナは90万ユーロ(約1億3950万円)を受け取る予定になっていた。しかし、オサスナへの分配金が安すぎたため、最終的に他の3チームからそれぞれ20万ユーロ(約3100万円)ずつ支払われ、150万ユーロ(約2億3250万円)にアップした。

さらに結果に対するボーナスとして、優勝チームに150万ユーロ(約2億3250万円)、準優勝チームに100万ユーロ(約1億5500万円)、準決勝敗退の2チームにそれぞれ75万ユーロ(約1億1625万円)が追加されることになっていた。

スペインスーパー杯を制して喜ぶレアル・マドリードの選手たち(AP)

■ビニシウス39分間でハットトリック

このような条件下で今年10日から14日にかけてサウジアラビアの首都リヤドで開催された今大会に、バルセロナ(スペインリーグ優勝)、Aマドリード(スペインリーグ3位。Rマドリードが2位のため繰り上げ参加)、Rマドリード(国王杯優勝)、オサスナ(国王杯準優勝)が参加した。

Rマドリードは今季の勢いそのままに、準決勝でAマドリードとのダービーマッチを延長戦の末に5-3で制し、決勝ではオサスナを破ったバルセロナ相手のクラシコに4-1で勝利した。2試合合計9ゴールを奪う見事な内容で、2大会ぶり通算13回目の優勝を成し遂げたのだ。

特に決勝は両チームの今季の出来が如実に現れる結果となった。Rマドリードはボールの有無にかかわらず、試合を通じて素晴らしいパフォーマンスを発揮した。立ち上がりから攻撃陣がうまく機能し、バルセロナの高いディフェンスラインを次々と破っていく。ビニシウスはキックオフからわずか39分間でハットトリックを完成させ、アラウホの退場を誘発する大活躍を見せるなど、最高の出来であった。怒涛のゴールラッシュでRマドリードが圧勝し、前大会決勝のリベンジを果たした。

Rマドリードで11個目のタイトルを獲得したアンチェロッティ監督はこの試合後、チームが大量得点を挙げている要因として、「前線の選手たちはポジションが固定されておらず、機動力があるので、我々は相手にとって非常に危険な存在になっている。ビニシウス、ベリンガム、ロドリゴはサイドバックのサポートを受けながら多くのチャンスを作り出しており、その機動力が相手に問題を引き起こしている」と説明した。

一方、公式戦のクラシコ3連敗および10失点を喫したバルセロナのシャビ監督は「今季最悪の姿を露呈した」と試合内容の悪さを認め、「バルセロニスタに謝罪したい」と大敗に落ち込んだようすを見せていた。

■昨年9月以降は21試合負けなし

Rマドリードは近年、シーズン半ばとなる1月に調子を崩す傾向にあったが、今季は安定した戦いぶりを見せている。序盤苦しんだ得点力不足を改善し、クルトワ、ミリトン、アラバといったDF陣の主力をけがで欠きながらも、代わりを務める選手たちの奮闘により堅守を誇っている。ここまでの公式戦成績は28試合24勝3分け1敗。昨年9月に唯一の黒星を喫したAマドリード戦以降、21試合連続で負けておらず、現在7連勝中と絶好調だ。

この後、18日に国王杯4回戦で再度Aマドリードと対戦し、来月半ばのライプチヒ戦で欧州チャンピオンズリーグ(CL)を再開する。シーズンが佳境を迎える中、Rマドリードが今の勢いを維持し続けられるなら、2季ぶりのスペインリーグ&欧州CL優勝および国王杯2連覇も夢ではないかもしれない。

【高橋智行通信員】(サッカーコラム「スペイン発サッカー紀行」/ニッカンスポーツコム)

スペイン・スーパーカップ決勝で敗れたバルセロナの選手(ロイター)

データが語る

【データが語る】中村敬斗「出た時にベストパフォーマンス」出場6戦連発なら“伝説のFK”以来

アジア杯カタール大会1次リーグ 日本対ベトナム (撮影・足立雅史)=2024年1月14日(現地時間)

日本代表MF中村敬斗(23=スタッド・ランス)が快記録連発だ。14日のAFCアジアカップ(アジア杯)1次リーグ初戦のベトナム戦(4-2)で、2-2の前半終了間際にペナルティーエリア手前からの見事な右足コントロールシュートで勝ち越し点を奪った。

国際Aマッチデビューとなった昨年3月のウルグアイ戦は後半44分からの出場で無得点だったが、その後は1、2、1、1、1点と出場5試合連続ゴール。日本代表で出場5戦連発は2019年のMF南野拓実らに並ぶ歴代2位タイの記録で、出場6試合連続ゴールとなれば、1985年に日本の「背番号10」MF木村和司がマークした歴代最多記録に並ぶことになる。

FKの名手として知られる当時27歳の木村は1985年10月26日のFIFAワールドカップ(W杯)メキシコ大会アジア最終予選の韓国戦(国立)で、6戦連発となる「伝説のフリーキック」を決めて達成した。右足でゴール左上隅に決めた直接FKゴールは今も語り継がれる。

2000年生まれの中村はその伝説の記録に並ぶ勢い。さらにAマッチデビューから出場7戦7発となれば、日本代表監督を務めたこともあるFW二宮寛(7戦8発)が1959年にマークして以来、実に65年ぶりとなる。

「自分のやることは変わらない。出るか出ないかは監督が決めること。出た時にベストパフォーマンスを出せればいい」。左足首負傷の影響でMF三笘の復帰が不透明な中、新時代のアタッカーにかかる期待は大きい。【石川秀和】

〈日本代表の国際Aマッチ出場連続試合ゴール〉

▼6試合連続

木村和司(85年)1、1、1、1、1、1点

▼5試合連続

渡辺正(58~59年)1、1、1、1、1点

釜本邦茂(66~67年)1、6、3、1、1点

南野拓実(19年)1、1、1、2、1点

中村敬斗(23年~)1、2、1、1、1点

日本対ベトナム 前半、ゴールを決めた中村(中央)(撮影・足立雅史)
W杯メキシコ大会アジア最終予選日本対韓国 前半終了間際、「伝説のフリーキック」を決める木村和司(1985年10月26日撮影)
セルジオ越後「ちゃんとサッカーしなさい」

【セルジオ越後】凡戦の言い訳「初戦は難しい」相手だって初戦だぞ 情けない内容はもういいよ

日本対ベトナム 前半、ベトナム代表グエン・ディン・バックにゴールを決められ、選手たちに指示を出す森保監督(後方)(撮影・足立雅史)

<アジア杯:日本4-2ベトナム>◇1次リーグ◇第1戦◇14日◇カタール・ドーハ

サッカー日本代表(FIFAランキング17位)が14日、アジアカップ(アジア杯)カタール大会の1次リーグ初戦で、元監督フィリップ・トルシエ氏(68)率いるベトナム代表(同94位)と対戦。南野の2ゴールなどで4得点を挙げ、幸先良く白星スタートを切った。

   ◇   ◇   ◇   

「初戦は難しい」。凡戦をいいわけするには、持って来いのキャッチフレーズだな。相手だって初戦だぞ。前半、先制しながらセットプレー2本で一時逆転された。初戦だからか? 特に2失点目。相手の長身選手は1人しかいないのに、その選手に競り負けて失点した。聞きたいよ。2戦目なら止められたかな?

前半のうちに逆転して、後半は楽に得点できると思ったが、なかなかゴールが入らない。相手は前半35分すぎには足が止まっていたぞ。長い距離は走れなかったし、足をつる選手もいた。それでも4点目を奪うのに、時間がかかりすぎた。

「いい守りからいい攻撃」。これは森保ジャパンのキャッチフレーズ。相手が攻めてこないからいい守りは存在しなかった。いい守りが消えて、いい攻撃もできなくなったのかな。ワンパターンでメリハリのない攻撃。この代表がダメな時のパターンが、この日も出てしまったね。

特に左からの攻撃が機能しなかったね。途中から伊東を左に回したが、破壊力がない。三笘の復帰を待つしかないのかな。これまでファーストチームとセカンドチームがそれぞれ結果を出して連勝してきて「選手層が厚くなった」と評価された。でも三笘1人いないだけで、攻撃が限られると、本当に選手層が厚くなったとは言えないだろう。

本当のアジア杯は、決勝トーナメントから。1次リーグ3試合はピッチと気候に慣れるための試合。情けない内容はもういいよ。頼むから、もう2度と変なキャッチフレーズで惑わさないでくれよ。(日刊スポーツ評論家)

日本対ベトナム 前半、ベトナム代表のファム・トゥアン・ハイにゴールを決められ、厳しい表情の森保監督(左から2人目)(撮影・足立雅史)
データが語る

【データが語る】浅野拓磨、日本代表史上最高の「切り札」へ/日本代表歴代交代出場得点ランク

浅野拓磨(2022年11月撮影)

アジア杯カタール大会は12日(日本時間13日未明)に開幕する。3大会ぶり最多5度目の優勝を狙う日本は1次リーグD組で14日にトルシエ元日本代表監督が率いるベトナムと初戦。19日にイラク、24日にインドネシアと顔を合わせる。

日本代表史上最高の「切り札」へ-。FW浅野拓磨(29=ボーフム)は35人目の国際Aマッチ通算10ゴールにあと1点と迫る。先発した試合は16試合で4得点、途中出場では32試合で5得点をマークしている。交代出場での得点数はFW本田圭佑と並び日本歴代2位。FW中山雅史の最多6点にあと1点だ。

J1サンフレッチェ広島時代の15年には森保一監督の下、途中出場だけで年間8ゴールをマーク。もちろん、先発でのゴールも期待したいが、これまでは主に「スーパーサブ」として限られた出場時間の中でも結果を残してきた。

22年ワールドカップ(W杯)カタール大会のドイツ戦では後半12分からピッチに立ち、1-1の同38分に決勝点。昨年9月の国際親善試合でもドイツを相手に2試合連続で途中出場からゴールを決めた。

準優勝に終わった前回UAE大会はメンバーに選出されるも、負傷のため出場を辞退。悔しい思いが残っている。日本が誇る快足アタッカーは「優勝を目指してやるのは当たり前。アジア杯に向けて100%の状態をつくれるようにしたい」と意気込んでいた。

【石川秀和】

〈日本代表途中出場得点数ランキング〉

1位 中山雅史 6(先発15点)

2位 浅野拓磨 5(先発4点)

2位 本田圭佑 5(先発32点)

4位 大黒将志 4(先発1点)

4位 佐藤寿人 4(先発0点)

J1

【札幌】高尾瑠が3バック右の定位置争いに名乗り ミニゲームでプレーし「うまくなれそう」

ランニングする札幌高尾(左から2人目)(撮影・保坂果那)

ガンバ大阪から加入した北海道コンサドーレ札幌プロ6年目DF高尾瑠(27)が、3バック右の定位置争いに名乗りを上げる。

ペトロビッチ監督が今季のポイントに挙げるポジション。3日連続ミニゲームでプレーし、「こういうサッカーをあまりしたことがない。自分がうまくなれそう」と前向きだ。2年連続のオファーで決断したキャリア初の移籍。「新鮮。頑張りたいって気持ちが強い」と、新天地での出発を楽しんでいる。

【新潟】“越後の韋駄天”DF森璃太「ストロングを出し、新潟の新しいSBとして競争していく」

ウオーミングアップでランニングする森

J1アルビレックス新潟は18日、沖縄・比屋根でキャンプ4日目の練習を行った。午前は9対5のパスワークや、7対7のミニゲームを中心に約1時間20分、汗を流した。早大から新加入のDF森璃太(もり・りいた、22)は推進力を生かした攻撃参加と正確な両足クロスをアピールする。キャンプ2日目の16日に実施した20メートルのスプリント測定では、チーム1の数値をたたき出した。最終ラインから矢のように前線に飛び出す韋駄天(いだてん)が、サイドバックのポジション争いを激化させていく。

   ◇   ◇   ◇

大卒ルーキーがチームに新風を吹き込む。この日の午前は9対5や7対7などパスを回しながら心拍数を高めるトレーニングを短い時間設定で何度も行った。その中で森はボールを受けることを嫌がらず、味方選手と連係しながらつながり続けた。23年は新潟の特別指定選手として練習参加していたが、「改めて新潟のプレースピードや強度は高いと感じている。時間は必要かもしれないが、慣れていきたい」と充実した表情で汗を拭った。

試合終了までスピードを落とさず攻撃に参加する“越後の韋駄天”は両サイドバックでのプレーが可能。16日のフィジカルテストでは20メートル走2秒7。スタート地点から5メートルの初速スピードは0秒8をマークした。プロ初キャンプに「(体は)きつい」と苦笑いを浮かべるが、チーム1のスプリント力に「自分のストロング」と胸を張る。

出身の川崎フロンターレU-18でも背後への飛び出しで勝負するタイプだったが、大学4年間で走る姿勢、筋肉の鍛えるべき部位を研究。突き抜ける走力を身につけた。腿(もも)を高く上げる独特のフォームでグングン加速。ボールを受けた後の両足クロスの精度も高く、大学4年時は主に左サイドバックでプレーし関東大学リーグ2部のアシスト王(11アシスト)に輝いた。「利き足は右だけど、左も苦手意識はない」。

5つを超えるプロクラブからオファーが届いたが、「ここで成長したい」と新潟入りを決めた。プロ1年目は堀米悠斗(29)、藤原奏哉(28)、新井直人(27)、長谷川巧(25)と定位置を争う。「自分にしかないストロングを出し、新潟の新しいサイドバックとして競争していく」。最大の武器である走力と、高精度キックでアピールしていく。【小林忠】

ウオーミングアップでランニングする森(左)
ウオーミングアップでランニングする森(左)
右足パスを出す森
右足パスを出す森
左足でパスを出す森
ミニゲームでゴール前に抜け出す森
ミニゲームでゴール前に抜け出す森

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【札幌】DF家泉怜依「キャンプで基準くらいまで上げる」同部屋の岡村大八からも学び、吸収する

宿舎が同部屋の札幌岡村(左)と家泉(撮影・保坂果那)

J2いわきから完全移籍で加入したコンサドーレ札幌DF家泉怜依(23)が18日、沖縄・金武町でのキャンプに参加した。J1初挑戦で、お手本は宿舎で同部屋のDF岡村大八(26)。J1、J2、J3、全カテゴリーを経験してステップアップしてきたセンターバックが、先輩に追いつき追い越し、レギュラー争いに挑む。

   ◇   ◇   ◇

チームメートと並ぶと1人、際だって体格の良い家泉の初のJ1への挑戦が始まった。2部練習が続き「疲労はすごい」とヘトヘト。ミニゲームでは3バックの中央や右に入った。慣れない戦術に動き方を考えながらプレーするため、より体力を使う。プロ3年目で上り詰めたJ1の舞台。「全体的にレベルも上がる。このキャンプでせめて基準くらいまで上げる」と食らいつく。

お手本がそばにいる。J3でプロキャリアをスタートし、21年にJ2群馬から加入。昨季は3バック中央のポジションを勝ち取ったDF岡村だ。家泉も1年目はいわきでJ3でプレーし、ともに全カテゴリー経験者となる。沖縄キャンプの宿舎は同部屋で「紅白戦でわからないところをハチ君(岡村)に聞いたりしている」と慕っている。ただ、憧れているばかりではいられない。「自分も(3バックの)真ん中で勝負したい。ハチ君が1番手って感じなので、試合に出るためには勝たなきゃいけない」。学び、吸収しながらライバルとなるつもりだ。

いわきはフィジカル強化に力を入れており、キャンプ前の約3週間「鍛錬期」と呼ぶ期間があり、チーム全体で集中して筋トレに取り組む。家泉の屈強なボディは、いわきで作り上げられた。プロ入り時85キロだったが現在は88キロ。体格を生かし、自慢の空中戦や対人を武器に勝負する。

いわき時代にはファンから「家様」と呼ばれ、「家様会」のファンクラブもあって愛された選手。キャンプ前の札幌・宮の沢での合同自主トレでは、ルーキーのFW出間をのぞく新加入で唯一、全3日間参加してキャンプインした。「もっと成長できる」と信じる新天地。札幌初実戦は24歳の誕生日の20日、沖縄県リーグ1部FCセリオーレとの練習試合となり、アピールを開始する。【保坂果那】

○…沖縄キャンプでは、20年以来4季ぶりに宿舎の相部屋が復活。30代の選手は1人部屋だが、20代は2~3人で部屋割りされている。183センチ、85キロのDF岡村と185センチ、88キロのDF家泉の2人部屋は、チーム内でも屈指のビッグサイズコンビだ。岡村は「俺らの部屋だけ多分温度高いです」と笑う。家泉は「ハチ君は部屋で自分に合わせてくれる。優しい。ハチ君と同部屋で良かった」と感謝する。

◆家泉怜依(いえいずみ・れい)2000年(平12)1月20日、香川県生まれ。藤井学園寒川高、流通経大から22年いわき(当時J3)入り。同年J3・33試合1得点でベストイレブンに輝く。23年はJ2で39試合2得点。185センチ88キロ。利き足は右。背番号は15。

ランニングする札幌家泉怜依(右)。左は大森(撮影・保坂果那)
ランニングする札幌家泉怜依(左)(撮影・保坂果那)

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J2

【長崎】異例の監督不在で始動 カリーレ監督のサントスFCとの二重契約問題未解決、質問も禁止

長崎ファビオ・カリーレ監督(2022年7月撮影)

J2のV・ファーレン長崎は18日、長崎・諫早市内で、異例の監督不在のまま、2部練習でスタートした。

ファビオ・カリーレ監督(50)の二重契約締結問題を抱えたまま、前代未聞の新体制発表が行われてから一夜が明けた。二重契約相手のサントスFCとの話し合いは、いまだ未解決のままで、下平隆宏新ヘッドコーチ(52)が暫定的に指揮を執った。

取材陣に対して、練習後の監督、選手へのカリーレ監督関連の質問は、クラブの意向で禁じられる“厳戒態勢”が敷かれた。

21日には、ファン・サポーターを招いた決起集会が行われる。そして、29日~2月10日の沖縄キャンプなどを経て、藤枝MYFCとの敵地開幕戦(2月23、24、25日のいずれか)へ向かう。

監督人事のトラブルが宙に浮いたまま、波乱の全体練習初日を迎えた。

巨人対DeNA 始球式に臨んだサッカーJ2長崎のカリーレ監督(左)と言葉を交わす巨人原監督(2023年4月撮影)

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【仙台】仙台空港でキャンプ出発壮行式 森山佳郎新監督「いるべき場所へ戻る」J1復帰へ決意

キャンプへの意気込みを語る森山監督(撮影・木村有優)

ベガルタ仙台が15日、キャンプ出発壮行式を仙台空港で行った。仙台は15日から沖縄県糸満市で第1次キャンプを開始。その後、2次は宮崎県延岡市で29日から2月5日、3次は宮崎県宮崎市で2月6日から18日までを予定している。

この日の気温5度と冷え込みが強い仙台市とは打って変わり、沖縄は21度と練習環境絶好だ。式の冒頭にはベガルタ仙台市民後援会会長を務める、さとう宗幸氏から激励の言葉が送られた。さらに、サポーター代表から花束が贈呈されるなど「J1復帰」に燃えるクラブを後押しした。

森山佳郎新監督(56)は「本来いるべき場所(J1)へ戻るため、走り込みや厳しい練習を乗り越えてシーズンを戦い抜ける体力と熱いハートを身につけて帰ってきたいと思います」と覚悟を示した。選手を代表してあいさしたMFオナイウ情滋(じょうじ、23)は昨季は途中出場10試合無得点にとどまり、悔しいシーズンを過ごした。「厳しいキャンプになるが“PASSION″を持って乗り越え、苦しい時期も跳ね返せる力をつけたい。ホームだけではなく、アウェイでもみなさんと喜びを分かち合えるような最高のシーズンにします!」と意気込んだ。目標はただひとつ、「J1復帰」。いるべき場所へと戻るため、大きな進化を遂げて仙台へ帰ってくる。

選手代表であいさつを行うオナイウ(撮影・木村有優)
「J1復帰」を誓い、出発壮行式に臨むイレブンら(撮影・木村有優)
「NISHIKIYA KITCHEN」からの記念品を受け取る西丸(右)(撮影・木村有優)
「J1復帰」に期待を寄せ、イレブンらを見送るサポーター(撮影・木村有優)
サポーターから花束が贈呈された(撮影・木村有優)

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【山形】背番号“10”新加入のMF気田亮真「成長にはここがベスト」キックオフイベント開催

J2ベガルタ仙台から山形へ完全移籍加入したMF氣田(撮影・濱本神威)

J2モンテディオ山形が14日、山形県総合運動公園アリーナでキックオフイベントを開催。第一部では、「みちのくダービー」でしのぎを削る因縁のチーム・ベガルタ仙台から完全移籍で加入したMF気田亮真(26)ら新加入選手12人が登壇し、新天地での意気込みを語った。第三部には全選手、コーチングスタッフが登場。渡辺晋監督(50)が、会場に集まった2200人、オンライン配信を視聴する1000人のサポーターに共闘を呼びかけた。

   ◇   ◇   ◇

覚悟を持って、山形に来た。気田は最初に「何度か対戦してきて、何度かゴールも決めましたけど、それを今度は山形のために決めてチームの勝利に貢献したい」とあいさつ。会場からは笑いと拍手が起こった。

昨年の「みちのくダービー」は1勝1敗。仙台が2-1で勝利した昨年5月13日は気田が前半32分に先制ゴール。昨年7月1日は、山形が4-1で勝利。リーグ戦では約13年ぶりの勝利をつかみ、山形が沸いた。そんな因縁の相手への完全移籍。気田は「簡単な決断ではなかった」と振り返った。自身を愛してくれた仙台サポーターへの思いはもちろんあった。だが、「僕自身が一番成長したいという思いがあった。その自分のサッカー観と山形のチームスタイルを考え、ここがベスト」。自身を成長させるための決断だった。

ライバルチームへの移籍にサポーターからはたくさんの言葉が飛んだ。「このリリースがあって、いろいろ言われたり、SNSでいろいろありました」と明かし「でも僕自身は何を言われても仙台のサポーターに対する感謝の気持ちは変わらない。大ブーイングを受けると思いますけど、自分はそれをエネルギーに変えられる選手。大ブーイングをかき消すぐらい素晴らしい応援をしていただけたら、素晴らしいプレーで返したいと思います」。山形のサポーターに強い決意を示した。

背番号は「10」。中学、高校、大学と背負ってきたなじみのある番号だ。大学2年から毎年決めているという今季の自身のテーマは“圧倒”。サブタイトルは「考えて感じる、やるか死ぬか」とした。「自分らしくしっかり考えて、感じながら。考えて感じたことを実行する。やらなかったら意味がない」。覚悟と信念を持って、山形で他を“圧倒”してみせる。【濱本神威】

○…指揮官は「(J2優勝を達成するために)誰1人疑うことなく、誰1人あきらめることなく、我々とともに戦い、そして我々とともに前進して、目標を一緒につかみ取りましょう。今シーズン、我々は必ず1つになって戦います。どうか皆さんも我々と心を1つにして、まさに山形一丸となってともに戦ってくれたらうれしく思います」とサポーターに共闘を呼び掛けた。2シーズン連続、プレーオフで引き分けての敗退。その悔しさを乗り越え、目標の「J2優勝、J1昇格」へ「ゼンシン」する。

◇新加入選手の意気込み

DF安部崇士(26) 「とにかくピッチの上で強く表現したい。去年よりも多くの勝利を皆さんに届けられるように精いっぱい頑張っていきたい」

FW有田稜(24) 「覚悟を持ってきたので、死ぬ気で頑張ります」

MF坂本亘基(24) 「J2で優勝するためにこのクラブに来ました。まずは今シーズン、一緒に戦ってください」

MF加藤千尋(25) 「このクラブに覚悟を持ってきました。J1昇格に向けて、皆さんに1つでも多く勝ちを届けられるように頑張っていきます」

DF岡本一真(20)「J2優勝に向けて、自分の力をすべて出し切れるように頑張ります」

MF松本凪生(22) 「ボールいっぱい取ります。応援お願いします」

MF狩野海晟(21) 「大学を経由してこのチームに戻ってこれて素直にうれしい。J2優勝に向けて自分の力を精いっぱい出したいと思います」

DF相馬丞(22) 「早く試合に出て、J1昇格に向けて貢献できるよう頑張ります」

GK上林大誠(17) 「チームの目標達成のために毎日全力で頑張りたいと思います」

DF千葉虎士(18) 「アカデミー出身としてモンテディオ山形に恩返しできるように頑張ります」

MF杉山直宏(25) 「J1昇格に向けて全力で頑張るのでよろしくお願いします」

「僕自身が一番成長したいと思った」と決意を語った気田
ずらりと勢ぞろいしたモンテディオ山形に新加入した12人の選手たち(撮影・濱本神威)
サポーターに共闘を呼びかけた渡辺監督(中央)
チームスローガン「ゼンシン」を発表する相田社長
J2ベガルタ仙台から山形へ完全移籍加入したMF気田の背番号は10番に決まった(撮影・濱本神威)
ブルーに染まった会場に迎えられるMF気田(撮影・濱本神威)

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日本代表

【日本代表】政府、職員14人の平壌派遣を発表 サポーターは渡航自粛

2011年11月15日、平壌の金日成競技場で行われた北朝鮮とのW杯アジア3次予選

日本外務省は19日、男子サッカーの2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の日本代表と北朝鮮代表による26日の試合に合わせ、外務省領事局の長尾成敏政策課長ら政府職員14人を23~27日の日程で平壌に派遣すると発表した。

外務省によると、長尾氏をトップに、アジア大洋州局の職員、医務官や通訳らが現地に入る。日本選手団や報道関係者の出入国手続きの支援や不測の事態への対応に当たる。11年11月にサッカー日本代表がW杯アジア3次予選の北朝鮮戦で平壌を訪れた際にも、領事局政策課長らを派遣した。

政府は対北朝鮮制裁の一環で、全国民に北朝鮮への渡航自粛を求めている。今月26日の試合について「選手団と同行する報道関係者以外の人は、試合観戦を含め引き続き渡航自粛要請の対象になる」として、一般のサポーターには引き続き渡航しないよう呼びかけた。試合は平壌の金日成競技場で実施される。(共同)

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【アジア杯】日本が敗れたイラン戦23・6% 後半終了間際にPK献上し準々決勝敗退

日本対イラン 試合に敗れがっくりとうつむくGK鈴木(左から2人目)ら(撮影・足立雅史)

テレビ朝日系で3日に生中継されたサッカー・アジア杯準々決勝「日本-イラン」の関東地区の平均世帯視聴率が23・6%(平均個人視聴率は15・6%)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。毎分世帯最高視聴率は28・0%(毎分最高個人視聴率は18・4%)。

試合は日本代表(FIFAランキング17位)がイラン(21位)に1-2で敗退。前半28分にMF守田英正が先制点を挙げたが後半に追いつかれ、同アディショナルタイムにDF板倉滉(27=ボルシアMG)がPKを献上。これを決められた。実況は寺川俊平アナウンサー、解説を松木安太郎氏、内田篤人氏が務めた。

同大会ではDAZNでの配信が多く、ここまで唯一の地上波放送だった1月19日午後8時27分からテレビ朝日系で生中継されたグループリーグ2戦目「日本-イラク」は、平均世帯視聴率17・6%(平均個人視聴率11・3%)だった。日本が1-2で敗れた試合だった。

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【アジア杯】史上最強森保ジャパン、1次リーグ突破かけイラク戦/ライブ速報します

<アジアカップ(アジア杯):日本-イラク>◇1次リーグ◇第1戦◇14日◇カタール・ドーハ

サッカー日本代表(FIFAランキング17位)が14日、アジアカップ(アジア杯)カタール大会の1次リーグ2戦目で、イラク代表(同63位)と対戦する。

試合開始は午後8時30分の予定。ニッカンスポーツで速報します。

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日 本  - 
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 イラク

▼得点者

試合経過

スタメン

<日本代表スタメン>

GK 

DF 

MF 

FW 

<日本代表ベンチ>

GK 

DF 

MF 

FW 

日本代表アジア杯メンバー

【イラスト】日本代表アジア杯メンバー

24年のサッカー日本代表日程&結果

【イラスト】24年のサッカー日本代表日程&結果

アジア杯1次リーグ組み合わせ

【イラスト】アジア杯1次リーグ組み合わせ

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海外サッカー

バルセロナ、クンデのスーパーミドルで8強 Rマドリード戦大敗から「うまく立て直しができた」

ジュール・クンデ(2022年12月撮影)

<スペイン国王杯:ウニオニスタス1-3バルセロナ>◇18日◇4回戦◇サラマンカ

FCバルセロナが3部ウニオニスタス・デ・サラマンカに3-1と逆転勝ちし、準々決勝へ駒を進めた。

エースFWレバンドフスキを休ませ、メンバーを大幅に入れ替えたバルセロナ。格下相手に前半31分にボレーシュートを決められ、先制点を許した。スペイン・スーパー杯決勝でレアル・マドリードに1-4と大敗した直後だけに、嫌なムードが流れた。しかし前半45分にFWフェラン・トーレスがカウンターから敵陣を独走し、右足で同点をゴール決めて1-1とした。

後半24分にDFクンデが鮮やかなミドルシュートをゴール右隅へ突き刺して勝ち越しに成功。さらにDFバルでがオーバーラップからエリア内に入り、左足で3点目を奪い試合を決めた。

決勝点を決めたクンデは「国王杯の優勝を狙っている。難しい敗北の後だったけど、うまく立て直しができた」と話し、安堵(あんど)した。

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スペイン国王杯マドリードダービーは延長戦の末アトレチコに軍配、グリーズマン鮮やか勝ち越し点

勝ち越しゴールを決めたアトレティコ・マドリードのグリーズマン(左)(AP)

<スペイン国王杯:Aマドリード4-2(延長)Rマドリード>◇18日◇4回戦◇マドリード

アトレチコ・マドリードが延長戦の末にレアル・マドリードを4-2と下し、準々決勝進出を果たした。

アトレチコが得点すれば、レアルが追いつく展開。後半12分にFWモラタのゴールで勝ち越したが、後半37分にホセルが同点ゴールを奪い、両者譲らず試合は延長戦へ突入。

その前半10分、フランス代表FWグリーズマンが右サイドを突破し、エリア内まで進入すると角度のない位置から左足で対角のゴール上を鮮やかに射抜いた。

さらに延長後半4分、FWデパイが左前方へ短くパス。フリーで走りこんだリケルメが右足で蹴り込み、勝負を決定付けた。ゴールが決まると、スタジアムは大興奮。試合中にもかかわらず、シメオネ監督らスタッフ、選手はピッチ内まで走り込み、全員で抱き合って喜んだ。

レアルは昨年9月に唯一の黒星を喫したアトレチコ戦以降、公式戦21試合連続で負けなしだったが、再びアトレチコの前に敗れた。

勝ち越しゴールを喜ぶアトレティコ・マドリードのホセ・ヒメネス(AP)
勝利を祝うアトレティコ・マドリード(AP)
勝負を決定付ける4点目を決めたアトレティコ・マドリードのリケルメ(AP)

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【アフリカ選手権】ナイジェリアが敵地コートジボワール戦に勝利 エジプトとガーナはドロー

※写真はイメージ

サッカーのアフリカ選手権は18日、コートジボワールのアビジャンで1次リーグが行われ、A組でナイジェリアがコートジボワールを1-0で下した。B組ではエジプトとガーナが2-2で引き分けた。(共同)

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