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山形が勝ち点1“死守”監督交代後3戦無敗 栗山直樹「責任感が増した」

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山形が勝ち点1“死守”監督交代後3戦無敗 栗山直樹「責任感が増した」

同点ゴールの山形・栗山(右)はイレブンと抱き合って喜ぶ

<明治安田生命J2:山形2-2甲府>◇第12節◇5日◇NDスタ

モンテディオ山形は2-2でヴァンフォーレ甲府と引き分け、勝ち点1を“死守”した。試合終了間際、CKから栗山直樹(30)が同点ヘッドを決め黒星を回避した。

後半41分からピッチに入った栗山がチームを救った。ロスタイム、最後のチャンスにパワープレーでGK藤嶋栄介(29)もゴール前に駆け上がった。CKをゴール中央で合わせた栗山は「空中のボールは得意なので狙っていた。チームの狙いと違ったが、ちょうどボールが来た。シュートではなくゴール前に落とすつもりだった」と振り返った。さらに「まだ同点。ホームで勝ちにいかなければならないのに喜んでベンチにいってしまった。正直負けよりはいいかという気持ち」と残り時間のロスを反省した。

前半15分、藤田息吹の2戦連続ゴールで先制も、3連勝にはつなげられなかった。解任された石丸清隆前監督に代わり、ピーター・クラモフスキー氏がクラブ初の外国人監督として就任。就労環境が整わず、チーム合流が遅れているため代行を務めた佐藤尽コーチは「前線まで高くボールを上げる自分たちのスタイルの中で(後半は)強度が弱くなって失点したが、選手たちがよく反応してくれた」と最後の粘りを評価した。

チームは監督交代後2勝1分けと3戦負けなしだ。栗山は「監督が代わって選手1人1人の責任感が増した。丸さん(石丸監督)の解任を無駄にしないようにしたい」と気を引き締めた。【佐々木雄高】

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千葉・船山貴之の今季初ゴールで3戦ぶり勝利 「期待して起用」尹晶煥監督

千葉FW船山(2019年3月3日撮影)

<明治安田生命J2:山口0-1千葉>◇第12節◇5日◇みらスタ

J2ジェフ千葉がベテランFW船山貴之(33)の今季初ゴールで、4月21日水戸ホーリーホック戦以来、3戦ぶり勝利を挙げた。

前半40分。右サイドの高い位置でパスを受けたDF岡野がダイレクトで速いクロスをゴール前へ供給。ニアサイドに飛び込んだ船山が頭でゴールネットを揺らした。

後半は主将のDF鈴木大を中心に最後まで集中力を切らさずに1点を守り切った。

尹晶煥監督(48)は3月14日のブラウブリッツ秋田戦以来、今季3度目の先発となった船山について「得点感覚があるので期待して起用しました。久しぶりに先発で出て、良いパフォーマンスを見せてくれた。良いコンディションを維持していってほしい」と今後にも期待した。

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東京V新人佐藤凌我2ゴールで快勝 今季5点目「結果出せて良いリズムに」

<明治安田生命J2:東京V3-1群馬>◇第12節◇5日◇味スタ

J2東京ヴェルディが、新人FW佐藤凌我(22=明大)の2ゴールなどで群馬に快勝。4月10日山口戦以来、5試合ぶりの勝利を挙げた。

1点を追う前半42分。相手GKのミスキックを拾ったMF石浦からのパスを受けた佐藤凌は、ゴール前で落ち着いて右足シュートを決めた。1点リードの後半41分には、その石浦と2人で敵陣深くで相手選手を挟んでボールを奪い、佐藤凌がゴール右45度から思い切りの良い右足シュートを蹴り込んだ。

チーム2点目もジャイルトン・パライバの左クロスをゴール前の佐藤凌がうまくスルーし、反対側から走ってきたFW山下がシュートを決めたもの。これも佐藤凌の良さが出た得点だった。

これで佐藤凌は今季通算5得点。プロ初ゴールを含む2点を挙げた4月4日水戸戦、同10日山口戦、そしてこの日と同FWがゴールを決めた試合はすべて勝利している。

佐藤凌は「(勝てなかった直近の)4試合とも悪いサッカーをしているという感覚はなかった。それを継続してやれたことが今節の勝利につながったと思う」とチームの勝利を喜び、自身については「(最近は)自分の良さを出せている試合は少なかったので、この試合は結果にこだわって臨んだ。(1点目は)ごっつぁんゴールですけど、結果を出せたことで良いリズムに乗れたと思う」と喜んだ。

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白血病から復活の新潟早川史哉プロ初ゴール 「目に見える結果欲しかった」

大宮対新潟 前半、ゴールを決めた新潟早川(左)はスタンドに羽ばたくようなポーズを決める(撮影・浅見桂子)

<明治安田生命J2:大宮2-3新潟>◇第12節◇5日◇NACK

敵地に乗り込んだアルビレックス新潟が鮮やかに逆転勝ちした。大宮アルディージャとのシーソーゲームを3-2で制し、10勝一番乗り。Jリーグ戦通算50試合出場となったDF早川史哉(27)が前半15分にプロ初ゴール。その後、同31分、後半14分に失点して1-2と試合をひっくり返されたが、後半34分にMF本間至恩(20)が同点とすると、同36分に途中出場のMF星雄次(28)が勝ち越し点を決めた。3連勝で開幕からの無敗記録を12(10勝2分け)に伸ばし、次節(9日)、ホームに松本を迎える。

   ◇   ◇   ◇

早川がプロ6年目でJ初ゴールを奪った。前半15分、MF高木善朗(28)の左CKをファーサイドで待ちかまえると相手と競り合いながら左肩で押し込み、ネットを揺らした。「よっしゃー!」と雄たけびを上げ、チームメートを呼び込んだ。「すごくうれしかった。一昨年から目に見える結果が欲しかったので、形として残せたことはポジティブ」と笑顔を見せた。「納得のいく形ではなかったが体で押し込んだ。(高木)ヨシ君とスカウティングしてくれたスタッフに感謝したい」。

地元・新潟市出身。筑波大卒業後の16年に新潟に加入し2月のJ1開幕戦スタメン出場を果たすが、同年4月に急性白血病を発症。抗がん剤治療を経て、骨髄移植手術。長い闘病生活から徐々に復活のステップを踏み、19年10月5日のホーム鹿児島戦(6○0)で約3年7カ月ぶりにピッチに復帰した。昨季は30試合でプレー。今季は9試合目の出場で、Jリーグ戦通算50試合の出場だった。

第10節(4月24日)の愛媛戦(2○0)以来のスタメンでフル出場。センターバックの位置でDF千葉和彦(35)とコンビを組み、ゲームをコントロールしたが攻撃陣のミス絡みから長いパスを背後に通されて2失点。一時は1-2と逆転される苦しい展開となった。「攻撃時のリスク管理がうまくいかなかった。千葉さん、ボランチとの距離感を狭くすれば、あのようなボールは出されないはず。同じような展開を今後、繰り返さないことが大事」と改善点を挙げた。

勝利を決定づけたのは後半途中出場の星。2-2で迎えた後半36分、混戦から右足を振り抜いた。「目の前にボールがあったので蹴りこむだけだった。入って良かった」。シーソーゲームを制し、3連勝。早川と星は「チームはいい雰囲気で、誰が出ても勝ちに行けるところが今年の強み。このまま勝ち続けたい」と声をそろえた。【小林忠】

○…アルベルト監督は試合後、何度もガッツポーズを繰り返した。「監督業はとてもナーバス。特別ボーナスが必要」と冗談を飛ばし、「逆転された後にシステムを変更し、1対1が得意な本間と三戸にサイドを突破させた。自分たちのプレースタイルを変えなかったことが勝因」と話した。

大宮対新潟 前半、ゴールを決めた新潟早川(奥)は高木と抱き合って喜ぶ(撮影・浅見桂子)
大宮対新潟 後半、同点ゴールを決め、指を突き上げ喜ぶ新潟本間(左)(撮影・浅見桂子)
大宮対新潟 後半、勝ち越しゴールを決め、笑顔でベンチに向かって走る新潟星(手前)(撮影・浅見桂子)
大宮対新潟 死闘を制して喜び合う新潟三戸(中央右)と本間(同左)(撮影・浅見桂子)
大宮対新潟 死闘を制した新潟アルベルト監督(中央)は、本間らイレブンと抱き合って喜び合う(撮影・浅見桂子)
大宮対新潟 死闘を制した本間(中央)ら新潟イレブンはスタンドのサポーターにガッツポーズであいさつする(撮影・浅見桂子)

磐田シュート17本も無得点今季初ドロー「勝ち点3取りたかった」鈴木監督

J2磐田・鈴木政一監督(2020年4月8日撮影)

<明治安田生命J2:愛媛0-0磐田>◇第12節◇5日◇ニンスタ

ジュビロ磐田は今季初の引き分けに終わった。アウェーで愛媛とスコアレスドロー。試合前の強雨でピッチに水が浮くコンディションの中、17本のシュートを放ったが、無得点。鈴木政一監督(66)は「何とか勝ち点3を取りたかったので、結果は残念」と悔しさをにじませた。

本来の戦い方ではなかった。特に前半はピッチコンディションに悩まされた。敵陣ではボールが止まるシーンが多く、パスのほとんどが浮き球。得意とする小気味いいパスワークは出せなかった。MF今野泰幸(38)は「どうしても蹴ってしまうサッカーになってしまった」。前半の戦いが響き、後半の45分間だけでは攻撃のリズムをつくりきれなかった。

ただ、守備は6試合ぶりの無失点。試合前、選手間で強調し合っていたという「失点ゼロ」の目標は達成できた。勝ち点1は最低限の結果。DF森岡陸(22)は「J1昇格のためには勝たなければいけない。次はゼロで抑えて勝ちたい」と前を向いた。次戦は中3日で、昨季J3優勝の秋田と対戦(ソユスタ、午後1時)する。アウェー連戦となる一戦での勝利を、上位浮上へのきっかけにする。

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