日刊スポーツ

首都大学野球、15日以降のリーグ戦と入れ替え戦を有観客で開催へ 

JABA北海道大会が無観客開催に変更、JR北海道クラブは出場辞退

日本野球連盟北海道地区連盟は11日、新型コロナウイルス感染拡大で札幌市が「まん延防止等重点措置」の適用になったことを受け、当初、有観客を予定していたJABA北海道大会(17日から4日間、札幌円山ほか)を無観客開催すると発表した。また、出場予定だったJR北海道クラブが出場辞退することも発表された。

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関西学生野球春季リーグ5月15日から再開 最長6連戦の過密日程も

関西学生野球連盟は11日、新型コロナウイルスの感染拡大にともなう緊急事態宣言を受けて4月25日から中断していた春季リーグを5月15日から再開すると発表した。

複数回の臨時常任理事会や自治体との折衝を重ねて決定。6月7日開幕の全日本大学野球選手権出場校を決めるため、最長で6連戦になる可能性もある過密日程に変更する。同連盟は「学生の負担が大きくなることも考慮し、選手一定人数の入れ替えを自由にするなど特別規定で再開します」と説明した。

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大体大逆転勝ち、残り試合は無観客開催/阪神大学野球

<阪神大学野球>◇第3節◇大阪シティ信用金庫スタジアム

大体大が大産大に逆転勝ちし、5勝1敗1分けでポイント16とした。2回に野上聖喜内野手(2年=履正社)が勝ち越し打を放った。

甲南大は神戸国際大を破って6勝1敗の同18。新型コロナの影響で4試合を出場辞退した関西国際大は追手門大を7-0の8回コールドで下し、2勝目で同6とした。緊急事態宣言延長に伴い、春季リーグの残り試合は全て無観客で開催する。

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首都大学野球、15日以降のリーグ戦と入れ替え戦を有観客で開催へ 

バッティングパレス相石スタジアムひらつか

首都大学野球連盟は10日、15日以降の春季リーグ戦、および入れ替え戦(等々力球場、バッティングパレス相石スタジアムひらつか、サーティーフォー相模原球場)を有観客で実施すると発表した。

緊急事態宣言が5月31日まで延長されたことに伴い、イベント開催の制限内容が変更となったため。なお、観客動員数に関しては政府のイベント開催制限に従い、上限を設定し実施する。

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立正大・田中裕人9試合目登板で今季1勝 入れ替え戦向け「頑張りたい」

亜大対立正大 立正大先発の田中裕(撮影・浅見桂子)

<東都大学野球:立正大5-1亜大>◇第7週第1日◇10日◇神宮

立正大のエース田中裕人投手(4年=取手一)が今季、9試合目の登板にして初勝利を挙げた。

バックを信じて打たせて取った。冷静に低めに投げ6回を投げ5安打1失点。「今日は野手に助けてもらった」と安心した表情を見せた。

立正大は前週、国学院大に2連敗し、6位以下が確定。1、2部入れ替え戦に回ることが決まった。田中は、あらためて自分の投球を見つめ直した。これまではチームを背負う気持ちが強く、力んで投げ失点した。「1人では勝てない。野手が助けてくれる。チームのみんなの力を借りる」と、気持ちの持ち方を変え、打たせて取った。田中は「初勝利はうれしいけど、スキを見せたらチームに悪い影響を与えてしまう。ここで満足したら終わり。次(第2戦)も、入れ替え戦を目指して頑張りたい」と、表情を引き締めた。

坂田精二郎監督(46)は「チームには精神的な甘さがあった、でもこういう厳しいゲームを勝って、4年生中心に入れ替え戦まで引っ張ってもらいたい」と期待を込めた。

▽亜大・生田勉監督「これが今の亜大の力。エースの松本健が崩れるとこうなる。この現状を受け止め、秋に向けてチーム作りをしたい」

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東洋大タイブレークで2点リードもサヨナラ負け 5連敗で入れ替え戦ピンチ

東洋大対駒大 10回裏駒大1死二、三塁、鵜飼(右)はサヨナラ2点適時二塁打を放ち、ナインと雄たけびを上げて喜ぶ(撮影・浅見桂子)

<東都大学野球:駒大5-4東洋大>◇最終週第1日◇10日◇神宮

東洋大がタイブレーク採用(無死一、二塁から攻撃)の延長10回、2点リードを奪いながら、その裏3点を失いサヨナラ負けした。

最後の場面は4-3と1点差に迫られ、なおも続く1死二、三塁から相手4番の鵜飼と勝負に出て、サヨナラ打を浴びた。

杉本泰彦監督(61)は「満塁策もあったんだろうが、勝負に行きました。選手は集中していたと思うんですが」と振り返った。

先月21日に中大に勝って4勝目を挙げたあと、勝利に見放されてついに5連敗。14日の最終戦、対駒大2回戦は、敗者が入れ替え戦にまわる戦いになる。佐々木俊輔主将(4年=帝京)は「次は応援も来るので、やり切るだけ。そうすれば結果もついてくる」と話していた。

東洋大対駒大 東洋大先発の細野(撮影・浅見桂子)

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中大が延長タイブレークで首位陥落…最終戦へ「守る意識を徹底」清水監督

国学院大対中大 10回裏中大1死一、二塁、打者宮井の空振りで二塁走者古賀(左)は三塁を突くもアウトとなり万事休す(撮影・浅見桂子)

<東都大学野球:国学院大6-5中大>◇第7週第1日◇10日◇神宮

中大が1度は同点に追い付きながらも、延長タイブレークで、8勝2敗の同率の首位で並んでいた国学院大との直接対決に敗戦。開幕から守り続けた首位から2位に転落した。

2点ビハインドで迎えた8回裏、先頭の高橋隆慶捕手(2年)がソロ本塁打。四球で出た走者を犠打で送り2死二塁とすると、石井巧内野手(2年)の適時左前打で、代走の二塁走者、戸澤昂平外野手(1年)が本塁を陥れ同点に追いついた。

しかし反撃もここまで。タイブレークで迎えた10回裏には、抑えの西館勇陽投手(2年)が踏ん張りきれず勝ち越しを許し、勝負が決まった。

ドラフト候補に挙がる主砲の古賀悠斗捕手(4年)は、4打数1打点。「今日は、捕手としても主将としても何もできなかった。気持ちを切り替えて、フラットな状態で次の試合に臨みたい」と前を向いた。

14日には第2戦が行われ、国学院大が勝てば優勝。中大が勝つと1勝1敗で、17日に優勝決定戦が行われる。清水達也監督(56)は「今日は、選手たちが劣勢のところからよく追いついた。もう1度、全員で守る意識を徹底したい」と最終戦に望みをかけた。

国学院大対中大 10回裏中大無死一、二塁、打者高橋陸で三塁に滑り込んだ中大中川(左)だがアウトになる(撮影・浅見桂子)
国学院大対中大 力投する中大先発の皆川(撮影・浅見桂子)
国学院大対中大 8回裏中大無死、高橋隆慶(左)は左中間ソロ本塁打を放ちナインと笑顔でハイタッチ(撮影・浅見桂子)

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国学院大が優勝に王手 福永奨「ここで打つしかない」タイブレークで決勝打

国学院大対中大 10回表国学院大1死一、三塁、福永は左中間に勝ち越し適時二塁打を放つ(撮影・浅見桂子)

<東都大学野球:国学院大6-5中大>◇第7週第1日◇10日◇神宮

国学院大が、10年秋以来の優勝に王手をかけた。優勝をかけた直接対決で、タイブレークの末に接戦を制した。

鳥山泰孝監督は「本当に国学院大らしく、全員の魂が1つになって戦った結果です。(次戦へ)必ず気迫で相手を上回って、何が何でも白星を勝ち取りたい」と話した。

3回に2点を先制。5回には山本ダンテ武蔵外野手(4年=大阪桐蔭)のリーグトップとなる5号2ランで追加点を挙げたが、終盤に追いつかれ5-5のままタイブレークに突入した。

10回1死一、三塁で主将の福永奨捕手(4年=横浜)に回った。ベンチからの「楽しんでいこう」という声が、しっかり耳に届いた。外角のスライダーをとらえて、左中間フェンス直撃の適時二塁打を放ち、1点を勝ち越し。「(7回に自身の)ゲッツーで悪い流れになったので、ここで打つしかないと思った。回りが後押ししてくれました」とチームメートに感謝していた。

その裏は1死一、二塁から三振併殺を奪い、無失点で切り抜けた。空振り三振を奪った直後に、二塁走者を刺した福永は「想定外のプレーでしたが、うまく回りが見えました。走者が目に入ったので、慌てずに余裕を持って投げられました」と話した。

3番手として8回2死二塁から登板した楠茂将太投手(3年=旭川大高)は2回1/3を無安打無失点に抑え、流れを引き寄せた。「今まで先輩や1年生の坂口が頑張ってきてくれたので、絶対に俺が抑えてやるんだという気持ちで乗り切れました」と振り返った。

悲願の優勝まで、残り1勝。14日の第2戦に向けて、福永は「とくに変わらずに、結果として優勝できればいい」と自然体で臨む。

国学院大対中大 8回裏中大の攻撃途中から登板した国学院大楠茂(撮影・浅見桂子)

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駒大タイブレーク逆転サヨナラ勝ち 入れ替え戦回避へ大きな白星、鵜飼殊勲

東洋大対駒大 10回裏駒大1死二、三塁、鵜飼(中央)はサヨナラ2点適時二塁打を放ち、ナインに祝福される(撮影・浅見桂子)

<東都大学野球:東洋大4-5駒大>◇第7週第1日◇10日◇神宮

駒大が、タイブレークの末に逆転サヨナラ勝ちし、入れ替え戦回避へ大きな勝利をつかんだ。負ければ入れ替え戦が決まる一戦で、大倉孝一監督は「(チームは)何が起こっても前向き。プレッシャーもあったと思うけど、いつも通り試合に入ってハツラツとしていた」と話した。

2-2のままタイブレークに突入。10回表に2失点したが、ベンチは明るかった。10回1死二、三塁で与倉良介外野手(3年=向上)が中越え二塁打を放ち1点。

さらに1死二、三塁で鵜飼航丞外野手(4年=中京大中京)が変化球にうまく合わせてサヨナラ適時打を打ち、4番の責任をしっかり果たした。この日はここまで2打数2三振2四球だったが、最後にチームに勝利を呼び込み「ランナーをかえすことと、(5番の)新田にいい形でつなごうと思っていました」と明かした。

入れ替え戦回避がかかった最終週に臨むにあたり、大倉監督は「優勝決定も、最下位の決定も土壇場。これが東都の醍醐味(だいごみ)で、どう戦うかは同じ。それを経験しようじゃないか。土壇場で野球をする経験をしなさい」とミーティングで伝えた。鵜飼は「毎回、土壇場の試合なので、勝ってやろうという気持ちが強くなりました」。

今季11試合中10試合目の先発となった福山優希投手(3年=八戸学院光星)は、10回途中まで150球を投げた。「疲れがないと言えばうそになるけど、気にする要因ではありません」と力強く話した。

東洋大・佐々木俊輔主将(サヨナラ負けで5連敗、入れ替え戦回避をかけて14日の最終戦に)「内容は悪くない。次は(有観客で)応援もあるんで、やり切るだけ。そうすれば結果もついてくる」

東洋大対駒大 10回裏駒大1死二、三塁、鵜飼(右)はサヨナラ2点適時二塁打を放ち、ナインと雄たけびを上げて喜ぶ(撮影・浅見桂子)
東洋大対駒大 10回裏駒大1死二、三塁、鵜飼(中央)はサヨナラ2点適時二塁打を放ち、ナインに祝福される(撮影・浅見桂子)
東洋大対駒大 10回裏駒大1死二、三塁、鵜飼は左にサヨナラ2点適時二塁打を放ちガッツポーズ(撮影・浅見桂子)
東洋大対駒大 10回裏駒大1死二、三塁、鵜飼は左にサヨナラ2点適時二塁打を放つ(撮影・浅見桂子)
東洋大対駒大 6回裏駒大1死一、二塁、新田の同点左適時打で、雄たけびを上げて生還する与倉(撮影・浅見桂子)
東洋大対駒大 力投する駒大先発の福山(撮影・浅見桂子)

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石巻専大、4年ぶりV王手 因縁の日大工学部と15日優勝決定戦 

7回、遊直を捕球し笑顔の石巻専大・門脇

<南東北大学野球:石巻専大6-2福島大>◇最終週第2日◇9日◇いわきグリーンスタジアム

石巻専大が福島大に6-2、日大工学部が山形大を9-0の7回コールドで下し、両校が8勝2敗で並んだ。石巻専大は門脇瑠太主将(4年=九里学園)を中心に、17年春以来4年ぶりの優勝と、その先にある開幕時に掲げた震災から10年の神宮(全国大学野球選手権)出場、日大工学部は05年春以来16年ぶりの優勝をかけ、15日に優勝決定戦を行う。

震災から10年の節目に石巻専大が優勝に王手をかけた。前日は8回に福島大に勝ち越され無念の敗戦。6-2で迎えた7回無死、福島大・島崎開史(2年)が放った遊撃への強い打球を石巻専大・門脇主将がダイビングキャッチで好捕。逆転を狙う福島大のチャンスの芽を摘んだ。門脇は「前日に福島に負けはしたが、依然首位タイでチャンスであることには変わりなかったので今日、『まず1試合勝つぞ』と集中して臨めました」と振り返り、次戦に向け「震災から10年という節目に優勝を狙える位置にいることは運命のように感じます。地元の方に少しでも勇気を与えられるような結果を出したいです」と、地域への思いを語った。

酒井健志監督(43)は「先制点が大きかった。しっかり気持ちを整えて、全員で準備していく」と優勝へ意気込んだ。15日に対戦する日大工学部とは05年春にも優勝決定戦で相まみえ、優勝を許している因縁の相手。今年は開幕週に2連勝しているが、それにおごることなく、挑戦者として全員で優勝をつかみに行く。

2回、石巻専大・斉藤の適時打で目黒が生還し4点目

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九州国際大・伊藤監督が来年退任 名門復活へ後任は教え子河野HC

選手交代を告げる九国大・伊藤監督(右)(撮影・菊川光一)

<九州6大学野球リーグ:久留米大3-2九州国際大>◇9日◇最終日◇今津運動公園野球場

福岡大が優勝を決めていた春季リーグ戦が閉幕し、九州国際大・伊藤健治監督(70)が来年3月末に退任することが9日、明らかになった。

リーグ戦の指揮は今秋が最後。春の最終戦は久留米大にサヨナラ負けし、3位で終えた。ラスト采配の今秋リーグ戦で、17年秋以来の優勝を目指す。後任は九州国際大OBで社会人ヤマハで活躍した河野拓郎ヘッドコーチ(29)で、伊藤監督は総監督として名門復活を支える。

   ◇   ◇   ◇

九州大学球界の名将が、今秋のリーグ戦を最後に勇退する。今春最後の試合で一時逆転しながらサヨナラ負け。伊藤監督は「チーム力をもっと上げる。積ませた経験を生かす秋にしたい。選手も、十分分かっている」と秋への思いを明かした。

92年就任でリーグ優勝23回。元ダイエー浜涯、元DeNA下園、広島松山らプロ11人を育てた。だが、近年は成績が低迷していた。

名門復活へ、後任は教え子の河野ヘッドコーチが務める。大学では二塁のベストナイン、本塁打王などに輝いた。卒業後はヤマハで内野手として7年間プレー。恩師の誘いで、1月から母校を指導している。正式な新体制発足は来年4月1日だが、今秋リーグ戦終了後から事実上の監督としての指導を始める。

指揮を託すにあたり、伊藤監督は「いつかは世代交代の時が来る。最初は大変で戸惑うこともあると思うが、拓郎が九州6大学野球を引っ張っていかないと」と期待。上村大希主将(4年=鹿児島城西)は「いい感じで次の河野さんにバトンタッチできるようにしたい」と覚悟を示した。強い絆の「師弟タッグ」で選手を導き、かつての勢いを取り戻す。【菊川光一】

◆伊藤健治(いとう・けんじ)1951年(昭26)4月1日、熊本県宇城市(旧豊野町)生まれ。九州学院から八幡大(現九州国際大)を経て、74年から門司鉄道管理局で捕手として10年間プレー。その後、同局コーチや監督、初代JR九州監督などを歴任。92年に九州国際大監督に就任。

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東大4番井上は2浪して一橋大→東大へ 母へ感謝の初回先制打   

東大対立大 1回表東大1死一、二塁、右中間に先制適時打を放つ東大・井上慶

<東京6大学野球:立大11-3東大>◇第5週第2日◇9日◇神宮

東大の4番井上慶秀内野手(4年=県長野)の左腕には、ピンク色のリストバンドが輝いていた。「前々から持っていたので。僕だけですね。『いつも、ありがとうございます』ということで」と少し照れながら明かした。母の日に、長野・飯山に住む母への感謝の思いを込めた。

初回、1死一、二塁で中前に先取点を奪う適時打を放った。6回にも中前打を放ち、3安打した開幕戦(早大1回戦)に続くマルチ安打だ。逆転で敗れはしたが、主砲として打線を引っ張った。

東大野球部で野球をやるべく、ちょっと回り道した。96年生まれで、今年で25歳になる。現役で入った同期より3歳、年上だ。現役時は別の国立大を受け、1浪目から東大志望に変えた。2浪目は前期で東大を受けるも不合格。後期で一橋大に受かった。準硬式野球部に入り、キャンパス生活を始めたが「このままでいいのかな」という思いが募っていった。

浪人時、エース宮台を立て、奮闘する東大野球部に憧れた。「東大なら、6大学でプレーできるチャンスがある。文武両道で、もう1度、頑張りたい。東大で野球がやりたい」と再チャレンジを決意。再び机に向かい、東大の、いや、東大野球部の門をたたいた。

100キロ近い巨漢だが、コロナでチーム練習がままならない期間はダイエットに挑戦。3キロ絞り、一塁守備に軽快さを増した。盗塁を試みたこともある。17年秋から63連敗となった。今季は22、23日の法大戦を残すのみだが、次週から有観客となる。「神宮でプレーできるのは幸せなこと。最終カードは、お客さんの前でできることに喜びを感じながら、1球1球、プレーしたいです」と、連敗ストップへ全力を尽くす。【古川真弥】

東大対立大 9回表、厳しい表情でベンチから戦況を見つめる東大ナイン

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法大・山下輝自己最速タイ151キロ2失点完投「直球も変化球も走った」

法大対明大 4回裏の明大の攻撃を無失点に抑えて法大・山下輝(左)は捕手大柿とグータッチ

<東京6大学野球:法大6-2明大>◇第5週第2日◇9日◇神宮

法大・山下輝(4年=木更津総合)は「直球も変化球も走りました」と最初から手応えがあった。投げきることを意識し、中盤は力をセーブ。終盤にギアを上げ、8回に自己最速タイ151キロを記録。明大を8安打2失点(自責1)に抑え、125球で狙い通り完投した。1年時に左肘のトミー・ジョン手術を受けたドラフト候補は「その時は先発、完投なんて考えられなかった。すごくうれしい」と人懐っこく笑った。

法大対明大 無観客のスタンドを背に明大に2失点完投勝利を挙げた法大・山下輝

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【東京6大学・優勝の行方】自力V可能性は立大と慶大、15日から直接対決

立大・太田英毅(左)と慶大・正木智也

東京6大学野球は第5週を終え、立大が首位に立つ。(勝ち1点、引き分け0・5点、負け0点のポイント制)

1位 立大5・5点(残り4試合)

2位 慶大5点(残り4試合)

3位 法大3・5点(残り2試合)

4位 明大3点(残り4試合)

5位 早大2・5点(残り4試合)

6位 東大0・5点(残り2試合)

優勝の可能性を残すのは、立大、慶大、明大、早大の4校だが、現時点で自力優勝があるのは、立大、慶大。その両校は、第6週(15、16日)に直接対決を控える。そこで立大が2連勝すれば、17年春以来14回目の優勝が決まる。

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明大3勝3敗で19年春以来の優勝険しく…打線は8安打も拙攻で2点止まり

法大対明大 明大先発の高橋

<東京6大学野球:法大6-2明大>◇第5週第2日◇9日◇神宮

明大が法大に敗れ、19年春以来となる優勝への道が険しくなった。

法大のドラフト候補左腕、山下輝の前に8安打しながら得点は2点止まり。味方投手陣が小刻みに失点を重ねての完敗だった。

田中武宏監督(60)は「手も足も出ないわけじゃなかったが、先に失点をしてしまうと苦しい。焦りもあったと思う」と話した。

明大は3カードを終えて3勝3敗。優勝の可能性は残るが、立大が無敗のまま先を行くだけに、逆転は険しくなった。丸山和郁主将(4年=前橋育英)は勝率5割の現状に「これ以上恥ずかしいところは見せられない。残りは勝ちにこだわって、明治としてしっかり戦いたい」と話した。

▼東京6大学野球優勝のゆくえ

第5週を終え、立大が首位に立つ。(勝ち1点、引き分け0・5点、負け0点のポイント制)

1位 立大5・5点(残り4試合)

2位 慶大5点(残り4試合)

3位 法大3・5点(残り2試合)

4位 明大3点(残り4試合)

5位 早大2・5点(残り4試合)

6位 東大0・5点(残り2試合)

優勝の可能性を残すのは、立大、慶大、明大、早大の4校だが、現時点で自力優勝があるのは、立大、慶大。その両校は、第6週(15、16日)に直接対決を控える。そこで立大が2連勝すれば、17年春以来14回目の優勝が決まる。

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立大5連勝で再び首位、次週慶大戦2連勝で17年春以来14回目V

東大対立大 5回表の東大の攻撃を無失点に抑えてガッツポーズする立大・野口

<東京6大学野球:立大11-3東大>◇第5週第2日◇9日◇神宮

立大が5連勝で、試合のない慶大を抜き、再び首位に立った。序盤は東大にリードを許すも、3回に打線がつながり、計18安打11得点で大勝した。

次週はポイント0・5差の慶大と対戦。そこで2連勝すれば、17年春以来14回目の優勝が決まる。法大は山下輝投手(4年=木更津総合)が8安打2失点で自身初完投勝利。明大は今季3敗目で優勝が厳しくなった。

   ◇   ◇   ◇

4年8季ぶりの栄冠がみえて来た。溝口智成監督(53)は「3カード終わって負けなし。優勝争いの権利をもらえました。今日までは勝たないと優勝につながらなかった。ここからは、優勝を目指してどう戦うかです」とはっきり言った。

8回2死までリードを許した前日の1回戦同様、この日も苦しんだ。序盤は東大にリードされた。流れを変えたのは、1点ビハインドの3回の守備から。無死一、二塁で相手の強攻策に対し、一ゴロ併殺で追加点を許さなかった。すると、その裏、5連打を含む6安打で5点を奪い逆転。中前打で連打の口火を切った井上剛内野手(3年=佐久長聖)は「積極的に甘いボールを捉えられました」。初の1試合4安打と暴れた。

反省が生きた。前日は受け身の打撃で2三振。遊撃守備でも、6回に東大の巨漢4番井上慶のゴロに出遅れた。「足はないと思ってしまった」結果、内野安打となり一時同点を許すことにつながった。試合後「当たり前のことをやろう」と全員で確認。3回に一-遊-投の併殺を成立させ、流れを引き寄せた。さあ、次週は大一番。溝口監督は「選手と一緒に、慶応さんとしっかり戦いたい」と宣言した。【古川真弥】

▼東京6大学野球優勝のゆくえ

第5週を終え、立大が首位に立つ。(勝ち1点、引き分け0・5点、負け0点のポイント制)

1位 立大5・5点(残り4試合)

2位 慶大5点(残り4試合)

3位 法大3・5点(残り2試合)

4位 明大3点(残り4試合)

5位 早大2・5点(残り4試合)

6位 東大0・5点(残り2試合)

優勝の可能性を残すのは、立大、慶大、明大、早大の4校だが、現時点で自力優勝があるのは、立大、慶大。その両校は、第6週(15、16日)に直接対決を控える。そこで立大が2連勝すれば、17年春以来14回目の優勝が決まる。

東大対立大 立大3番手で登板した野口の帽子のつばには「大丈夫」の文字が書き込まれていた
東大対立大 3回裏立大1死一塁、一走井上剛(右)は二盗を決め、塁審へ向かってセーフのポーズでアピール。野手水越

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立大3年ぶり5連勝で再び首位 野口が好救援 後輩のセンバツVが刺激

東大対立大 立大3番手の野口

<東京6大学野球:立大11-3東大>◇第5週第2日◇9日◇神宮

立大が18年春以来となる5連勝で、今週試合のない慶大を抜き、再び首位に立った。

3番手で投げた野口裕斗投手(2年=東海大相模)が好投した。7-3の5回から2イニングを0に抑えた。序盤は点の取り合いだっただけに、試合の流れを落ち着かせ、勝利へとつなげた。

今春、リーグ戦デビューを果たした。継投のチームで一翼を担う。「後ろには栗尾さん、宮さんとリーグ戦の経験が多い方がいるので、気楽ではないですが、目の前の打者1人1人にと思って投げています」と自らも貴重な経験を重ねている。

高校の後輩たちが今春センバツで優勝した。「自分のモチベーションになっています」。立大も17年春以来の優勝へ向かっている。次は、自分の番だ。

東大対立大 3回裏立大1死一、三塁、中前適時打を放つ立大・宮崎

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東都大学野球 14日の1部リーグ戦を無観客開催から上限3000人に変更

東都大学野球連盟は9日、14日の1部リーグ戦(神宮)を、現状の無観客から収容人数上限3000人に変更することを発表した。

緊急事態宣言が31日まで延長されたが、政府の要請と東京都からの緊急事態措置等のイベント開催制限に従う。球場内でのアルコール販売は行わない。応援団は全員マスク着用で外野席に入場できる。

なお、予備日の17、18日も有観客を予定している。

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日大国際関係“無安打勝利”でリーグ連覇「3四球だけで勝ったのは初めて」

延長11回、原の犠飛で生還する日大国際関係・服部

<静岡学生野球春季リーグ:日大国際関係1-0静岡産大>◇最終週◇8日◇東海大松前球場

日大国際関係が、無安打で頂点に立った。2位静岡産大との天王山を1-0で制し、2季連続26度目のリーグ制覇を飾った。0-0の延長11回裏無死満塁、7番原海斗内野手(4年=日大三島高出)が決勝左犠飛。打線が27打数無安打と苦しんだ試合に、終止符を打った。先発・大石亮人投手(4年)は、11回6安打10奪三振で完封。相手投手との壮絶な投げ合いに競り勝った。チームは、東海地区大学野球選手権(22日、岐阜・長良川球場)に出場する。

日大国際関係が“無安打勝利”でリーグ連覇を果たした。試合を通じて相手投手を打ちあぐね、二塁に走者を進めたのは9回の攻撃が初めてだったほど。試合後、松崎裕幸監督は「3四球だけで勝ったのは初めてですよ」と苦笑いした。

打線が振るわない中、大石が奮投した。序盤、マウンドの傾斜が合わず「足もとが滑る感覚でした」。だが、4回以降は修正し「軸足の内転筋を押し出すイメージで投げた。それがうまくいきました」。タイブレークの延長10回には、バント処理で自身が一塁悪送球。無死満塁のピンチを背負うも「切り替えて抑えるしかない」と、後続の3人をピシャリと抑えた。

3日のリーグ第6週・東海大海洋戦(1●4)で負け投手になり、チームの開幕からの連勝を11で止めてしまった。投球に精彩を欠き、粘る相手打者に屈した。その悔しさを胸に秘め、優勝が懸かる一戦に登板。「今日はいつもよりも、気持ちが入った投球でした」と振り返った。

常勝チームらしく、勝負どころで強さを発揮。22日には、3年ぶりの全日本大学野球選手権(来月7日開幕、神宮ほか)出場を目指し、東海地区の舞台に挑む。服部恵汰主将(4年=藤枝明誠高出)は「さすがに、東海大会では打たないと勝てない」と危機感は強い。この2週間で課題を克服し、投手陣に頼らないチームを作り上げたい。【河合萌彦】

サヨナラ犠飛を放ち、笑顔の日大国際関係・原(中央)
11回を6安打完封でチームを優勝へ導いた日大国際関係の大石
サヨナラで連覇が決まり、歓喜する日大国際関係ナイン

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静岡産大・武藤 無安打完投も黒星 悔やむ監督「勝たせてやりたかった」

10回1/3を無安打、自責点0ながら敗戦投手となった静岡産大の武藤

<静岡学生野球春季リーグ:日大国際関係1-0静岡産大>◇最終週◇8日◇東海大松前球場

日大国際関係が、無安打で頂点に立った。2位静岡産大との天王山を1-0で制し、2季連続26度目のリーグ制覇を飾った。

      ◇     ◇

ノーヒットノーランの偉業も優勝の可能性も消えた。静岡産大は散発の6安打無得点に終わり、10回1/3を無安打、自責点0の先発・武藤一輝投手(4年=加藤学園高出)の力投に応えられなかった。萩原輝久監督は、唇をかみながら「一世一代の投球でしたから、勝たせてやりたかった」と、険しい表情で話した。

延長まで無安打完投するも、敗戦投手になるのはプロ野球でも例がない。武藤は、この日の投球に「悪いところは1つもなかった。絶対に抑えるという気持ちを持ち、チームメートには『俺に任せておけ』と言っていた」と振り返る。高校時代は、3年夏に背番号10ながら全5試合に先発し、県8強入りに貢献。静岡産大では遅咲きだったが、今春から先発に定着した。

当初は2連戦の2戦目での起用が多かったが、好投を続けたことでチームの信頼をつかんだ。大一番のマウンドを託され「みんなの信頼に応えられるように頑張った結果、良い投球ができた」と胸を張った。

10回1/3を無安打、自責点0ながら敗戦投手となった静岡産・武藤

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東京6大学連盟、有観客復活の15、16日にピンクマスクをプレゼント

東京6大学野球連盟が5月15、16日のリーグ戦に来場する女性にプレゼントするピンク色のマスク

東京6大学野球連盟は母の日の9日、神宮球場で開催中のリーグ戦のスコアボードの文字をピンク色に変更した。

例年、母への感謝とがん検診啓発活動の支援を目的に「BIG6 HAPPY MOTHER’S DAY」を開催。来場した女性にピンク色のリストバンドをプレゼントしていたが、今年は無観客試合のため、スコアボードの文字変更のみ行った。

ただ、15日からは有観客が復活する。母への感謝の気持ちを込めて、15、16日の両日、当日の入場券を持つ女性限定で、ピンク色のオリジナル不織布マスクをプレゼントする。球場正面入り口付近のブースで、各日500枚。

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福島大、石巻専大下し20年ぶりVに望み 日大工も含め優勝争いは大混戦

8回、勝ち越しの2点適時三塁打を放った福島大・白崎

<南東北大学野球:福島大4-1石巻専大>◇最終週第1日◇8日◇いわきグリーンスタジアム

福島大が8回の白崎哲平外野手(3年=仙台第三)の2点適時打などで石巻専大に4-1で勝利。日大工学部は山形大に2-1で競り勝ち、石巻専大、福島大、日大工学部の3校が7勝2敗で並び、優勝争いが混沌(こんとん)としてきた。福島大が優勝すれば実に20年ぶり。今日9日の結果次第で8勝で2校が並んだ場合は、翌週に優勝決定戦を行う。

福島大が首位の石巻専大を撃破した。先発は2日山形大戦で完投の越石寛大(2年=不動岡)。越石は、6試合32得点と得点力が高い石巻専大打線相手に1失点と好投し、2試合連続完投勝利を飾った。

7回まで1-1と拮抗(きっこう)した勝負の均衡を崩したのは白崎だった。8回2死二塁で、この日2安打の2番野中が敬遠された。「打つしかない」という気持ちで臨んだ白崎は、高めの直球を右へはじき返す。右翼手の頭上を越える2点適時三塁打となり、試合の流れを変えた。

身体の軸がブレたまま当てにいくスイングの修正を昨秋から開始。軸足に体重をため、その場で回転させるように意識した。リーグ戦直前で習得したバッティングは、チームに貴重な勝利をもたらした。白崎は「試合ができることに感謝し、楽しんで自分たちの野球で戦いたいです」と語り、野球を楽しむ福島大らしさを胸に優勝へ意気込んだ。

同校が優勝すれば実に20年ぶり。千載一遇のチャンスをものにすべく石巻専大に今日も全力でぶつかる。

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日大工学部V争いに負けられない一戦 守谷が緩急で山形大打線を翻弄

<南東北大学野球:日大工学部2-1山形大>◇最終週第1日◇8日◇いわきグリーンスタジアム

日大工学部は山形大に2-1で競り勝ち、石巻専大、福島大、日大工学部の3校が7勝2敗で並び、優勝争いが混沌(こんとん)としてきた。今日9日の結果次第で8勝で2校が並んだ場合は、翌週に優勝決定戦を行う。

日大工学部・守谷泰樹投手(4年=多賀城)が8回を5安打4奪三振1失点に抑え勝利に貢献した。5回まではすべて3者凡退に抑える完ぺきな投球内容。今年から習得したカットボールとスライダーに加え、緩急に変化をつけ山形大打線を翻弄(ほんろう)した。守谷は「後半に集中力が切れないよう、チーム一丸となって勝ち切り、(優勝決定戦が行われる)来週につなげたいです」と優勝を見据えた。佐久間誠剛監督は「まず今日勝てて良かった」と優勝に望みをつなぎ安堵(あんど)の表情を浮かべた。

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【珍事】プロでもない!! 静岡産大・武藤 11回途中まで無安打も黒星

10回1/3を無安打、自責点0ながら敗戦投手となった静岡産大・武藤

<静岡学生野球:日大国際関係1-0静岡産大>◇最終週◇8日◇東海大松前球場

珍事が起きた。静岡学生野球春季リーグ最終週第1日「静岡産大-日大国際関係」が8日、静岡市内で行われ、静岡産大先発の武藤一輝投手(4年)が、11回1死まで無安打投球を続けたが、タイブレークで左犠飛を許し、0-1で敗れた。

ノーヒットノーランを逃し、相手に優勝を決められたが、「みんなの信頼に応えられるように頑張った結果、良い投球ができた」と胸を張った。延長まで1人で投げ、被安打なしで敗戦投手になるのは、プロ野球でも例がないという。

延長11回、原の犠飛で生還する日大国際関係・服部

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東大、連敗ストップ狙う 立大は勝てば首位浮上/9日見どころ

東京6大学野球は9日、第5週第2日を迎える。第1試合は、午前11時開始。

【第1試合 東大-立大】

東大は、1回戦は4年ぶり勝利まであとアウト4つから暗転した。1点を追う6回に追い付き、7回に勝ち越し。だが、8回2死からエラーが出て追い付かれ、9回に勝ち越された。井手峻監督(77)は「練習していることは出ている。やろうと思ったことは全部できた。もうちょっとだった」と話した。前カードの慶大戦は、2試合で計6失策。この日も最後にほころびが出たが、途中は好守、堅守で僅差の展開に持ち込んだ。攻撃では、足を絡めて得点。この日だけで5盗塁で、計18盗塁はリーグ断トツだ。目指す野球で連敗ストップを狙う。

立大はヒヤヒヤの展開だった。溝口智成監督(53)は「苦しかった。ほぼほぼ落としているゲーム」と開口一番に言った。3失策が出た。記録上エラーではなくても、緩い守備もあった。それでも8回、9回に得点を重ね、逆転勝ち。勝って反省できるのは幸い。今日も勝てば、再び首位に立つ。

【第2試合 法大-明大】

法大は、1回戦は再び打線が湿った。明大・竹田に5安打1得点のみ。完投を許し、敗れた。加藤重雄監督(65)は「竹田君はスピードガンは、そんなに出てなくても、高めの直球の威力と変化球のコンビネーションで打者を惑わせた。絞りきれなかった」と敗因を分析した。唯一の得点が、投手(三浦)のソロというのは寂しい。2回戦こそ、先手、先手で援護したい。

明大は、1回戦は1年生の活躍が光った。守備で途中出場した宗山塁内野手(広陵)がリーグ戦初安打となるソロを含む2安打を放った。この日は計4人の1年生がベンチ入り。誰もが戦力となる層の厚さを見せた。前カードは慶大に2連敗。これ以上落とすと逆転優勝が厳しくなるだけに、試合直後から田中武宏監督(60)は「明日負けると、今日の勝利が何にもならない。明日のことしか考えていません」と切り替えた。

【順位 5月8日終了時点】

1位 慶大5点(5勝1敗)

2位 立大4・5点(4勝1分け)

3位 明大3点(3勝2敗)

4位 早大2・5点(2勝3敗1分け)

4位 法大2・5点(2勝4敗1分け)

6位 東大0・5点(6敗1分け)

(勝ち1点、引き分け0・5点、負け0点のポイント制)

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立大の守護神・宮2勝目 全5試合で失点も自責も0

立大対東大 2番手で力投する立大・宮(撮影・鈴木正人)

<東京6大学野球:立大4-2東大>◇第5週第1日◇8日◇神宮

立大の守護神・宮海土投手(3年=国学院栃木)が、今季2勝目を挙げた。

2-2の8回に登板。1四球は与えたが、この回を0に抑えると、9回に東が勝ち越し2ラン。その裏を3人で抑えて試合を締めた。

今季ここまで全5試合に投げ、計10回で被安打2、与四球3と安定。失点、自責は0で、防御率0・00を誇る。リリーフながら規定投球回に達しており、当然、防御率はリーグトップだ。「無駄な四球とけん制のミスがありました。ゼロには抑えたけど、スキを見せてしまいました。まだ満足のいく投球はできていません」と、勝っても気を引き締めていた。

立大対東大 勝利し整列に向かう立大・宮(撮影・鈴木正人)

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東大1度は勝ち越すも9回に被弾、立大に逆転負け「気配はある」主将

立大対東大 9回裏東大2死、戦況を見つめる東大の選手たち(撮影・鈴木正人)

<東京6大学野球:立大4-2東大>◇第5週第1日◇8日◇神宮

東大が足を使った攻撃で1度は立大に勝ち越した。この日も5盗塁を決め、通算18盗塁はリーグNO・1だ。ところが勝ち越した直後の8回、けん制悪送球で追いつかれ、9回に2ランを浴び勝利を逃した。

井手峻監督(77)は「やろうと思ったことは全部できた」と振り返った。今季無敗の相手を最後まで苦しめた。大音周平主将(4年=湘南)は「勝つ気でやっている。気配はある」と話した。

立大対東大 7回裏東大1死二塁、水越は左前適時打を放つ(撮影・鈴木正人)

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立大・東の9回決勝2号2ランで唯一の負けなし 東大は勝利までアウト4つ

立大対東大 9回表立大無死一塁、東は左越え本塁打を放つ(撮影・鈴木正人)

<東京6大学野球:立大4-2東大>◇第5週第1日◇8日◇神宮

立大が終盤に逆転勝ちした。8回に敵失で追い付くと、9回に東怜央内野手(4年=福岡大大濠)が決勝の2号2ラン。開幕から唯一の負けなしを続け、9日の2回戦も勝てば、試合のない慶大を抜き再び首位に立つ。東大は勝利まで残りアウト4つで暗転。17年秋から62連敗となった。明大は竹田祐投手(4年=履正社)が法大を5安打1失点に抑え、初の完投勝利。

   ◇   ◇   ◇

東は後ろにつなぐことだけを考えていた。同点の9回無死一塁。溝口智成監督(53)から「この打席に集中しろ」と送り出された。「ここしかない」。2球で追い込まれたが、カウント1-2からの4球目、東大・西山のカーブをコンパクトに振り抜き、左翼席への決勝2ラン。7回に一時逆転され、今季初黒星がちらついていた。東大の連敗ストップの願いをくじいた。

17年春以来となる頂点へ近づいている。全10試合の半分を終え、4勝1分けでリーグ唯一の負けなし。今週試合のない慶大(5勝1敗)に、ポイントで0・5点差に迫った。9日も勝てば再び首位に立つ。「謙虚に」と繰り返す溝口監督だが、チーム内では「優勝」の2文字も出ている。

それでも、緩んだ空気はない。東は「『目の前の一戦を全力で戦おう』と言っています」と明かした。空き週を挟んで、この2週間は、チームとしてミスをなくすことに主眼を置いた。それだけに、3失策は大きな反省点。溝口監督は「もともと力があるチームじゃない。1つのプレーに確実性がなかった。苦しい展開になったのは致し方ない」と受け止めた。もう1度、引き締める。【古川真弥】

立大対東大 9回表立大無死一塁、東は左越え本塁打を放ちガッツポーズ(撮影・鈴木正人)

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福岡大が投打かみ合い秋春連覇、エース村上完投5勝目「さまさま」永江主将

西南学院大対福岡大 1失点完投で福岡大を優勝に導いた村上(撮影・菊川光一)

<九州6大学野球春季リーグ:福岡大5-1西南学院大>◇第5週第1日◇8日◇今津運動公園野球場

福岡大が1敗差で追う西南学院大との直接対決に快勝し、最終戦を待たずに2季連続で春秋通算59度目となるリーグ優勝を決めた。

先発の最速142キロ右腕、村上幸人投手(3年=九産大九州)が9安打1失点完投で5勝目を挙げ、打線も1本塁打を含む14安打5得点。投打がかみ合い、秋春連覇を飾った。6月7日開幕の全日本大学選手権(神宮など)に臨む。

     ◇     ◇     ◇

福岡大が優勝に王手をかけて迎えたライバル西南学院大との直接対決を制し、秋春連覇を達成した。

自慢の強打で、難敵を粉砕した。4回1死二塁から、5番・永江大樹主将(4年=東福岡)が右越え三塁打で先制点をたたき出した。昨秋のベストナイン、打点王が「(先発の)村上さまさま。投手が安定していて、こっちも流れがつかみやすかった」と口火を切り、チームが勢いづいた。その後も1点を加え、5回にも先頭の中村圭吾内野手(4年=九産大九州)が中押しソロを打つなど、14安打5得点と圧倒した。

投げては昨秋のベストナイン、最多勝利投手(5勝)の村上が、スリークオーターからキレのある直球を主体にカットボール、ツーシームを交えて相手打線を翻弄(ほんろう)。大学通算14勝目を挙げた。120キロを上げるスクワット主体のウエートトレーニングや食トレなどで体重を5キロ増やし、春季5試合は42イニングで自責点1の快投。昨年から成長した自信が、投の大黒柱を支える。

永江主将は「目標は全勝優勝。自信をつけて全国(全日本大学選手権)に行きたい」と、10戦10勝の完全Vがかかる9日の最終日へ気持ちを切り替えた。その先に、8強超えが目標の大舞台が待つ。【菊川光一】

西南学院大対福岡大 2季連続優勝を決め喜ぶ福岡大の選手たち(撮影・菊川光一)

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明大エース竹田祐リーグ戦初の完投勝利 効果的に3点奪い法大・三浦を攻略

明大対法大 勝利しガッツポーズで雄たけびを上げる明大・竹田(撮影・鈴木正人)

<東京6大学野球:明大3-1法大>◇第5週第1日◇8日◇神宮

明大が法大に快勝した。エース竹田祐投手(4年=履正社)が被安打5の1失点で、リーグ戦初の完投勝利を挙げた。打線もルーキー宗山塁遊撃手(1年=広陵)に初本塁打が飛び出すなど効果的に3点を奪い、法大のエース三浦を攻略した。

田中武宏監督(60)は「慶大にやられた(4月24、25日)後の2週間を有効に使えました」と話した。慶大戦に連敗後、ナインはバスで野球部寮に戻ると、すぐさま清掃作業を始めた。練習は控え部員が終わったあとに組み込んだ。学業も含め、日常生活から見直す2週間になった。

竹田はフォームの矯正に取り組んだ。「強い球を投げようとやってきた。今日はストレートがたれず、強く行ってくれた」と今季2勝目を振り返った。

明大はこれで3勝2敗。慶大、立大が先を行くが、優勝の可能性は残っている。田中監督は「明日負けるとなんにもならない。明日も明治らしいゲームにしたい」と話した。

明大対法大 先発し力投する明大・竹田(撮影・鈴木正人)
明大対法大 勝利し引き揚げる明大ナイン。手前中央は竹田(撮影・鈴木正人)

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