日刊スポーツ

柔道男子東京五輪代表の原沢久喜がロシア国際合宿参加辞退 参加は大野のみ

柔道男子東京五輪代表の原沢久喜がロシア国際合宿参加辞退 参加は大野のみ

東京五輪・柔道男子100キロ超級代表の原沢久喜(19年12月24日撮影)

全日本柔道連盟は5日、東京オリンピック(五輪)男子100キロ超級代表で前回リオデジャネイロ五輪銀メダルの原沢久喜(百五銀行)がロシアのカザンで9~14日に行われる国際合宿への参加を辞退したと発表。

参加選手は男子73キロ級で五輪2連覇を狙う大野将平(旭化成)だけとなった。

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阿部詩と渡名喜風南、五輪前最後の実戦で優勝 柔道GSカザン大会

阿部詩(2019年8月26日撮影)

柔道のグランドスラム(GS)カザン大会第1日は5日、ロシアのカザンで男女計5階級が行われ、女子はともに東京五輪代表で52キロ級の阿部詩(日体大)、48キロ級の渡名喜風南(パーク24)が優勝した。五輪の日本勢にとって本番前で最後の実戦機会。

阿部は初戦の2回戦でベルギー選手に指導3の反則勝ち。準々決勝、準決勝に続き、アストリド・ニェト(フランス)との決勝でいずれも一本勝ちした。3月のGSタシケント大会に続く優勝を果たした。

渡名喜は4試合全て一本勝ち。決勝はイリーナ・ドルゴワ(ロシア)に抑え込みで完勝した。2位だった1月のマスターズ大会以来の出場。日本男子は出ていない。

兵庫県出身で山梨学院大3年、女子57キロ級の金知秀(韓国)は3位決定戦で敗れて5位だった。(共同)

渡名喜風南(18年11月撮影)

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阿部詩、新井千鶴ら2回戦から登場 柔道GSカザン大会

阿部詩(2020年2月27日撮影)

柔道のグランドスラム(GS)カザン大会(5~7日・ロシア)の組み合わせ抽選が4日に行われ、東京オリンピック(五輪)女子代表3人が出場する日本勢は52キロ級で世界選手権2連覇中の20歳、阿部詩(日体大)が2回戦から登場する。優勝した3月のGSタシケント大会に続く実戦となる。

五輪日本代表にとって、7月下旬に開幕する本番前で最後の出場試合。GSタシケント大会を制した70キロ級の新井千鶴(三井住友海上)、2位だった1月のマスターズ大会以来の実戦に臨む48キロ級の渡名喜風南(パーク24)も2回戦から出場する。

五輪代表が出ない男子は6月の世界選手権(ブダペスト)代表で90キロ級の村尾三四郎(東海大)がエントリー。1回戦でスイス選手と対戦する。(共同)

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柔道78キロ級代表の浜田尚里、あり地獄“秘技”「得意の寝技で」

柔道世界選手権女子78キロ級準々決勝 ポルトガルの選手に寝技を仕掛ける浜田(2019年8月30日撮影)

東京五輪柔道女子78キロ級代表の浜田尚里(30=自衛隊)が寝技を極める。4日、埼玉県朝霞市の自衛隊体育学校での女子代表合宿に参加。14年サンボ世界選手権覇者の30歳は、初の大舞台に向け「得意の寝技で相手を逃がさないような練習をしている」と、あり地獄に引きずり込むような“秘技”を習得していることを明かした。現在の完成度は「70点ぐらい」とし、本番には寝技師の進化を証明することを誓った。

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柔道強化選手1人陽性 男子合宿中止 五輪代表ら参加し本格トレを前に

柔道男子代表の井上康生監督(19年12月撮影)

全日本柔道連盟は2日、1日から東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで始まった男子代表強化合宿の中止を発表した。

強化選手の1人が、1日に行われた新型コロナウイルスのPCR検査で陽性が確認されたため。当該選手は隔離療養中で、今後は保健所などの指導に基づき必要な対応を講じるという。

同合宿には、東京五輪と世界選手権(6月、ブダペスト)代表の19選手とコーチら10人の計29人が参加予定だった。1日は集合日だったため、2~5日に本格的な稽古やトレーニングを行う計画だった。

男子代表の井上康生監督(42)は合宿前のオンライン取材で「ゴールデンウイーク期間の合宿は、緊急事態宣言発令の中で検討したが、やはり五輪を逆算すると約3カ月で内容も質も高める必要がある。PCR検査を全参加者に義務付けて、バブルもしっかり考えて進めている。非常に重要な時期なので合宿を設定させてもらった」と話していた。

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大野将平「内で静かに燃えている」東京五輪へ臨戦態勢

大野将平

16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)柔道男子73キロ級金メダルで東京五輪で2連覇を狙う大野将平(29=旭化成)が、王者の貫禄を漂わせた。

1日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで始まった男子代表強化合宿に参加。オンライン取材に応じた大野は、約3カ月後に迫る2度目の五輪に向けて「(試合日の)7月末にベストパフォーマンスを見せることだけを考えている。内で静かに燃えているし、(闘志は)表に出す必要もなく冷静に準備している」と、己と向き合いながら着実に臨戦態勢を整えていることを強調した。

昨年2月の国際大会以降、実戦を挟まずに五輪本番に臨む。現在の世界ランキングは11位のため、五輪では上位8人が手にするシード権も与えられないが、不安は「特にない」と不動心を貫く。その根拠に、国内で実戦に近い稽古が積めているという。

代表合宿後の9日からロシア・カザンで行われる国際合宿に参加予定。五輪だけでなく、世界選手権を3度制すなど柔道界で圧倒的な存在感を示す29歳の王者は「どんな段階を踏もうが結果が全ての世界で戦っている。コロナ禍で厳しい状況だが(国際合宿に参加できることは)ありがたいし、自分自身を最大限追い込みたい」と言葉に力を込めた。

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阿部詩、五輪前最後の実戦へ「万全な状態。自分の柔道出し切りたい」

柔道のグランドスラム(GS)カザン大会(5~7日・ロシア)に出場する日本代表が1日、羽田空港から出発し、東京オリンピック(五輪)女子52キロ級代表の阿部詩(日体大)は「万全な状態。自分の柔道を出し切りたい」と力強く意気込んだ。

日本勢は五輪前で最後の実戦。20歳の阿部は3月のGSタシケント大会で優勝したものの、海外勢に研究されて持ち味の攻撃力を発揮し切れなかった。得意の袖釣り込み腰に持ち込むために足技や組み手をテーマに掲げ「自信をつけて帰ってきたい」と引き締めた。

五輪代表は他に女子で70キロ級の新井千鶴(三井住友海上)と48キロ級の渡名喜風南(パーク24)が参加。新井もGSタシケント大会を制しながら、まともに組み合わない外国選手に手を焼き「やりにくい形にされたとしても嫌がらず、自分の形を早く展開できれば」と狙いを語った。

1月のマスターズ大会の決勝で一本負けした渡名喜は防御面を重視するという。五輪を見据え「プレッシャーを自分でつくり上げる」と精神面の強化をにらんだ。(共同)

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永瀬、ウルフがロシア国際合宿への参加辞退

全日本柔道連盟は30日、東京オリンピック(五輪)男子代表で81キロ級の永瀬貴規(旭化成)と100キロ級のウルフ・アロン(了徳寺大職)がロシアのカザンで5月9日から14日まで行われる国際合宿への参加を辞退したと発表した。同1~5日に東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターでの強化合宿には参加する。

6月の世界選手権(ブダペスト)混合団体メンバーで男子73キロ級の原田健士(ALSOK)は5月5~7日のグランドスラム・カザン大会を欠場。4月28日に右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷で約3週間の安静や加療を要する見込みと診断されたという。(共同)

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海老沼匡氏がヘッドコーチに就任 パーク24柔道部新体制を発表

海老沼匡氏(2021年4月15日撮影)

パーク24は30日、翌5月1日からの柔道部新体制を発表した。12年ロンドン、16年リオデジャネイロ両五輪(オリンピック)の男子66キロ級銅メダリストで、今月15日に引退を報告した海老沼匡氏(31)がヘッドコーチに就任した。これまでは選手兼任のコーチで、昇格した。

新体制スタッフは以下の通り。

総監督:吉田秀彦

男子監督:海老沼聖

女子監督:園田隆二

ヘッドコーチ:海老沼匡

コーチ:小林雅司

コーチ:渡辺智斗

15日、花束を手に笑顔を見せる海老沼。左は吉田総監督

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柔道イランが4年間資格停止 東京五輪には影響せず

国際柔道連盟(IJF)は29日、2019年世界選手権東京大会でイランの政府が政治的に対立するイスラエルの選手と対戦しないよう自国選手に強要した問題で、イラン柔道連盟に23年9月まで4年間の資格停止処分を科すと発表した。

AP通信によると、世界選手権などIJFの大会出場を禁じ、国内オリンピック委員会(NOC)が選手団を派遣する東京オリンピック(五輪)には影響しない。当初は無期限の処分だったが、法的根拠がないと判断したスポーツ仲裁裁判所(CAS)から再審議を求められていた。

男子81キロ級で元王者のサイード・モラエイが19年世界選手権で政府から「辞退しなければ家族を殺す」と脅されたと告白。指示に従わず出場した大会後はドイツに渡って難民認定を受け、同年にモンゴル国籍を取得した。(共同)

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柔道全日本関東予選が無観客で開催 12月の全日本選手権出場者が決定

全日本女子選手権出場を決めた能智亜衣美(撮影・峯岸佑樹)

柔道の体重無差別で争う全日本選手権(12月26日、東京・講道館)の出場権を懸けた関東地区予選が29日、埼玉県立武道館で行われた。

コロナ禍に伴い無観客で開催され、各県予選を勝ち抜いた男女87人が参加。男子は上位6人、女子は上位7人が関東地区代表として8カ月後の本戦へ出場することが決まった。

以下、全日本選手権出場者

▽男子(6人)

優勝前田宗哉(埼玉=自衛隊)、準優勝佐藤正大(埼玉=自衛隊)、3位野々内悠真(千葉=京葉ガス)、4位吉田優平(埼玉=自衛隊)、5位千野根有我(茨城=筑波大)、6位飯田健伍(千葉=京葉ガス)

▽女子(7人)

優勝寺田宇多菜(神奈川=JR東日本)、準優勝平野友萌(山梨=筑波大)、3位能智亜衣美(千葉=了徳寺大職)、4位蓮尾紗樹(栃木=北関東総合警備)、5位明石ひかる(茨城=筑波大)、6位都留麻瑞(茨城=筑波大)、7位新井万央(埼玉=埼玉栄高)

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古賀稔彦さん長男颯人が初戦反則負け 「父はもっとレベルの高いところで」

初戦の2回戦で岩尾敬太と対戦する古賀颯人(右)(撮影・峯岸佑樹)

<柔道:関東選手権兼全日本選手権関東予選>◇29日◇埼玉県立武道館◇男子体重無差別(無観客)

92年バルセロナ五輪柔道男子71キロ級金メダルで、先月24日に53歳で死去した古賀稔彦さんの長男で73キロ級の颯人(はやと、23=慶応高教)は、初戦の2回戦で14年講道館杯100キロ超級覇者の岩尾敬太(30=京葉ガス)に指導3による反則負けを喫した。

颯人は体重差50キロ以上ある相手に得意の内股などを仕掛けたが、攻め手に欠き指導を重ねた。「一言で言うと、全日本選手権に臨む気持ちが甘かった。体の大きさ、テクニックで相手に圧倒された…」と唇をかんだ。

昨年6月に全日本選手権の挑戦を決意した。古賀さんにも伝え「狙えるんじゃないか」と背中を押されたという。慶応高で保健体育を教えながら、母校の日体大で稽古を積んだ。今月4日の神奈川県予選を優勝して、関東地区予選の切符を獲得。同じ日に次男の玄暉(げんき、22=旭化成)も全日本選抜体重別選手権60キロ級を初制覇し、6月の世界選手権(ブダペスト)代表に選出された。

4月29日は、「特別な日」でもあった。31年前の90年4月29日の全日本選手権決勝では、亡き父が体重差54キロの小川直也と7分超の熱戦を繰り広げて伝説を作った。

父の背中を追った颯人は関東予選で上位6位までに入れば、本戦の出場権を得られたが、無念の敗北となった。

「父はもっとレベルの高いところで決勝までいった。実際、(重量級との対戦を)体感してみると改めて『すごいことだな』と実感した。かなわないことだが、その時の父と組み合ってみたかった」

柔道界のスターのDNAを継ぐ23歳の全日本挑戦は、来年以降に持ち越しとなった。

試合を振り返る古賀颯人(撮影・峯岸佑樹)
試合前に前の試合を見る古賀颯人(撮影・峯岸佑樹)

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柔道73キロ級大野将平は実戦なしで五輪へ 最後の実戦機会5月GS不参加

全日本柔道連盟は28日、グランドスラム(GS)カザン大会(5月5~7日・ロシア)に東京五輪女子代表で52キロ級の阿部詩(日体大)、48キロ級の渡名喜風南(パーク24)、70キロ級の新井千鶴(三井住友海上)が出場すると発表した。五輪の男子代表は不参加。

五輪日本勢にとって本番前で最後の実戦機会。2連覇を目指す男子73キロ級の大野将平(旭化成)だけが、新型コロナウイルス感染拡大後に1度も大会出場がないまま五輪に臨むことが決まった。最後の出場は代表決定前で優勝した昨年2月のGSデュッセルドルフ大会(ドイツ)。

日本男子の井上康生監督は金メダル最有力候補が“ぶっつけ本番”となることに対し「大会に出るより、海外選手を想定した稽古を積んで本番に臨む方が自分自身のパフォーマンスを出せるという判断だ」と説明。大野は5月9~14日までカザンで行われる国際合宿に参加する。

男子はGSカザン大会に、6月の世界選手権(ブダペスト)90キロ級代表の村尾三四郎(東海大)と混合団体メンバーで73キロ級の原田健士(ALSOK)が派遣される。(共同)

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柔道の全日本実業団体対抗が昨年に続き中止

全日本実業柔道連盟は29日までに、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、6月5、6日に三重県の四日市市総合体育館で予定されていた全日本実業団体対抗大会を昨年に続いて中止すると発表した。

参加者の安全確保の観点から、開催が困難であると判断したという。(共同)

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全柔連、強化委員1人がコロナ感染と発表 自宅療養中で濃厚接触者はなし

全日本柔道連盟(全柔連)は28日、全柔連の強化委員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。

26日に発症した当該委員は現在、自宅療養中で濃厚接触者はいない。個人情報保護の観点から氏名や症状などは非公表。

全柔連は昨年、事務局常勤者のほぼ半数となる39人が感染し、一時は組織運営に支障が出ていた。

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“最強の敗者”丸山城志郎が柔道世界選手権2連覇誓う「新たにつなげたい」

オンライン取材に応じる丸山城志郎

19年柔道世界選手権男子66キロ級覇者の丸山城志郎(27=ミキハウス)が、6月の世界選手権(ブダペスト)での2連覇を誓った。

22日、都内で行われている男子代表合宿に参加。昨年12月の東京五輪代表決定戦で阿部一二三(パーク24)に僅差で敗れた“最強の敗者”は「優勝して(24年パリ五輪に向けて)新たにつなげたい。もう1回世界王者になって、『やっぱり丸山は強い』と言われるような勝ち方をしたい」と強い決意を示した。

世界選手権代表合宿で軽快な動きをみせる丸山城志郎(左)(全日本柔道連盟提供)
世界選手権代表合宿に参加する丸山城志郎(左)(全日本柔道連盟提供)

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井上康生監督「学ばせてもらった」引退の海老沼匡さんと支えた兄に感謝

世界選手権代表らの動きを確認する井上康生監督(右)(全日本柔道連盟提供)(21年4月21日)

柔道男子代表の井上康生監督(42)が、15日に現役引退した12年ロンドン、16年リオデジャネイロ五輪男子66キロ級銅メダルの海老沼匡さん(31=パーク24)にねぎらいの言葉を送った。

22日、都内で行われている世界選手権(6月、ブダペスト)代表合宿に参加。オンライン取材に応じた指揮官は、海老沼さんについて「(4日の全日本選抜体重別選手権73キロ級を制し)正直、いちファンとして、もっと試合を見たい気持ちになりました。たくさんの方に愛され、多くの選手たちの見本になっていました。私もコーチ、監督時代を通じていろいろなことを学ばせてもらいました。彼には『ご苦労さま』と『ありがとう』を伝えたいです。今後の活躍も期待しています」と、メッセージを送った。

さらに「付け加えて」として、海老沼さんを支え続けてきた家族についても触れた。海老沼さんが幼少期から背中を追い、同じ道を歩んできた兄でパーク24柔道部男子監督の聖さん(37)にも「お兄さんの存在なくして海老沼匡はいなかったと思います。ずっと練習をサポートする姿を見てきて、海老沼監督にも『ありがとうございます』と伝えたいです」と感謝の意を表した。

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柔道芳田司「もういいかな」国際大会には出ずに東京五輪に挑む意向示す

世界柔道選手権東京大会 男女混合団体戦準決勝 ブラジルのシルバ(右)に一本勝ちする芳田司(2019年9月1日撮影)

東京オリンピック(五輪)柔道女子57キロ級代表の芳田司(25=コマツ)が、今後の国際大会に出場しないで五輪に臨む意向を示した。

20日、オンライン取材に応じ、5月のグランドスラム・カザン大会(ロシア)について「もう(前哨戦は)いいかな」と話した。コロナ禍の影響で約1年ぶりの実戦となった1月のマスターズ大会を制し、海外勢との感覚も取り戻した。この日から始まった地元の京都合宿では、担ぎ技の強化をテーマに掲げ、初の大舞台へ最終調整を進める。

東京五輪代表に内定し会見する芳田(2020年2月27日撮影)

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バルセロナ五輪金の古賀稔彦さんに旭日小綬章を贈ること決定

92年バルセロナ五輪、柔道男子71キロ級で金メダルを獲得した古賀稔彦さん

政府は20日の閣議で、3月24日に53歳で死去した1992年バルセロナ五輪柔道男子71キロ級金メダリストの古賀稔彦さんに旭日小綬章を贈ることを決めた。(共同)

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吉田秀彦総監督、海老沼引退に涙「何をとっても見本になる男」

花束を手に笑顔を見せる海老沼匡(右)。左は吉田総監督(撮影・横山健太)

12年ロンドン、16年リオデジャネイロ五輪柔道男子66キロ級銅メダルで、73キロ級の海老沼匡(31=パーク24)が15日、都内のパーク24本社で記者会見を行い、現役引退を発表した。

同席した92年バルセロナ五輪男子78キロ級金メダルの吉田秀彦総監督(51)は、功労者の海老沼に感謝の言葉を伝えた。

「創部3年目で匡が入ってきて、普通では考えられなかった。強豪の実業団ではなく、何もない柔道部でパーク24の基礎を作ってくれた。柔道では誰もが認める真面目で試合では覚悟を持って戦う。何をとっても見本になる男だった」

先月24日には柔道私塾「講道学舎」の先輩で、92年バルセロナ五輪71キロ級金メダルの古賀稔彦さんが53歳で死去した。その11日後、「勝っても負けても引退」と決めていた海老沼は、全日本選抜体重別選手権で初優勝を飾った。畳横のコーチ席にいた吉田総監督は、海老沼が畳から下りると涙しながら熱く抱擁した。

「匡は古賀先輩と同じ中量級で、選抜は自分の中でもすごく気持ちが入った大会だった。優勝して引退してもらいたいという気持ちで一杯で、思わず抱きしめてしまった」。

これまで選手と所属コーチを兼任していた海老沼は今後、コーチに専念する。吉田総監督は、立派な指導者になるためも海外での勉強を助言し、「次は自身でなし得なかった五輪金メダルをパーク24から出してほしい」と期待した。

約1時間の会見で、海老沼は終始すがすがしい表情で質疑応答に応じていたが、その一方で吉田総監督は愛弟子の現役引退に感極まって、時折涙する場面もあった。

海老沼匡について語る吉田総監督(撮影・横山健太)

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五輪連続銅の柔道海老沼匡が31歳で引退「昨年講道館杯で負け厳しいと」

現役引退を発表した海老沼匡(撮影・峯岸佑樹)

12年ロンドン、16年リオデジャネイロ・オリンピック(五輪)柔道男子66キロ級銅メダルで、73キロ級の海老沼匡(31=パーク24)が15日、都内のパーク24本社で記者会見を行い、現役引退を発表した。

紺色のスーツ姿で出席した海老沼は「柔道選手としての引退を決めました。昨年の講道館杯決勝で負けて、国際大会で活躍することが厳しいと思いました。五輪で金メダルが取れなかったことだけは反省点ですが、自分自身では全力を尽くして柔道と向き合ってきました。全体を通じて悔いはありません」と説明し、現役生活に終止符を打った。

栃木県出身。兄2人の影響で5歳から柔道を始めた。先月24日に53歳で死去した92年バルセロナ五輪男子71キロ級金メダルの古賀稔彦さんに憧れ、中学から上京し、柔道私塾「講道学舎」に入門した。巧みな組み手技術と背負い投げを武器に、五輪2大会連続銅メダル、世界選手権3連覇を達成した。

17年8月には10キロ以上の過酷な減量苦から、73キロ級に階級変更。講道学舎の後輩で東京五輪代表の大野将平(旭化成)や、同僚の17年世界王者橋本壮市らとしのぎを削ったが、準優勝が多くなかなか勝ちきれなかった。

今月4月の全日本選抜体重別選手権は「勝っても負けても最後」という強い気持ちで臨んだ。66キロ級に続いて2階級制覇を達成し、有終の美を飾った。大会後の全日本柔道連盟の強化委員会で、過去2年間の実績により24年パリ五輪につながる6月の世界選手権(ブダペスト)代表は落選した。

これまで選手と所属コーチを兼任していたが、今後はコーチに専念する。海外での勉強も視野に入れ、「指導者としては0からのスタートになります。スポンジのようにいろいろなことを吸収して自分に合った指導方法を見つけ、選手にあと一押しできる指導者になりたいです」と青写真を描いた。

約1時間の会見では涙を流さず、完全燃焼したかのように時折笑みを浮かべながらすがすがしい表情で質疑応答に応じていた。

16年8月7日、リオデジャネイロ五輪柔道男子66キロ級表彰式で金メダルにキスをするバシレ(右)をうらやましそうに見つめる銅メダルの海老沼(撮影・菅敏)
引退会見で笑顔を見せる海老沼匡(撮影・横山健太)
花束を手に笑顔を見せる海老沼匡(中央)。左は吉田総監督、右は兄の海老沼聖監督(撮影・横山健太)

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73キロ級V海老沼匡、古賀稔彦さんから受け継ぐ「勝負魂」胸に意地示した

亡くなった古賀稔彦さんを思い、感極まる海老沼(2021年4月4日代表撮影)

そこには、「勝負魂」があった。柔道男子66キロ級五輪2大会銅メダルで、73キロ級の海老沼匡(31=パーク24)が、今月4日の全日本選抜体重別選手権(福岡国際センター)で初優勝を飾った。

66キロ級では同大会を4度制覇するなど数々の実績を誇る実力者は、試合後の優勝インタビューで素直な思いを口にした。

「階級を上げてから勝ちきれない試合が多く、この大会はしっかり優勝したいと思った。今は減量からも解放され、柔道の楽しさや奥深さを実感している。たくさんの人たちに、この柔道の楽しさを知ってもらいたい」

73キロ級に変更して3年8カ月が経過した。国内外の大会で準優勝7回と、自身でも「シルバーコレクター」と呼ぶほど、あと1歩の結果が続き葛藤した。世界選手権3連覇した66キロ級時代とは異なり、16年リオデジャネイロ五輪金メダルの大野将平(29=旭化成)や17年世界王者の橋本壮市(29=パーク24)らとしのぎを削った。しかし、大会3週間前から始める過酷な10キロの減量がなくなった分、柔道と向き合う時間が増え、改めて競技の魅力を再認識した。31歳のベテランとなったが、兄2人の影響で5歳で競技を始めた頃のように「柔道を楽しむ」という感覚を覚えた。

今大会は、「特別な試合」でもあった。大会11日前に92年バルセロナ五輪男子71キロ級金メダルの古賀稔彦さんが53歳の若さで亡くなった。古賀さんに憧れて、中学から柔道私塾「講道学舎」に入門したこともあり、動揺を隠せなかった。これまで偉大な先輩の背中を必死に追い続け、柔道の厳しさや面白さを学び、そして五輪という大きな夢も与えてもらった。その夢をかなえるために、がむしゃらに稽古に励み、周囲から一目置かれる“練習の鬼”となった。

得意技も古賀さんと同じ背負い投げ。「平成の三四郎」から受け継いだ、「勝負魂」という言葉を胸に刻み、今大会も臨んだ。20年講道館杯3位の大吉賢(22=了徳寺大職)との決勝では、最後にその背負い投げで技ありを奪い、合わせ技一本で優勝を決めた。畳を下りるとコーチ席に座っていた講道学舎の先輩で、学生時代に古賀さんの付け人を務めていたバルセロナ五輪男子78キロ級金メダルの吉田秀彦総監督(51)と涙ながらに熱く抱擁した。

昨年12月には、体重無差別で争う全日本選手権(東京・講道館)に出場予定だった。同じ中量級で決勝まで進んだ古賀さんらが挑戦した同じ舞台に立ち、講道学舎で育った柔道家としての意地を見せる覚悟を決めていた。「この年にしてもう1つの夢がかなう」と初の大舞台を待ち望んでいたが、大会当日に所属内での新型コロナウイルス陽性者が出たため欠場し、夢は実現しなかった。

3年前。「海老沼選手にとっての柔道とは?」と聞いたことがある。

「ただ、ただ好きなだけ。柔道は対人競技なので、どんなに強い相手でも負けることがある。その『完成系がないところ』が一番の魅力。柔道があるから、今の自分があるし、出会えたことに感謝している」

その答えは、柔道愛に満ちた柔道家らしく「好き」という、たった2文字だった。

31歳の柔道家は、「勝負魂」を持って福岡の地で意地を示した。「今は柔道が楽しい」。24年パリ五輪につながる6月の世界選手権(ブダペスト)代表は落選したが、記者席からその勇姿を見届けると、思わず胸が熱くなった。【峯岸佑樹】

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柔道代表ウルフ・アロン五輪向け苦悩 国際合宿は「メリットとデメリット」

オンライン取材に応じるウルフ・アロン

東京五輪柔道男子100キロ級代表のウルフ・アロン(25=了徳寺大職)が、3カ月後の五輪に向けて苦悩を抱えている。

11日、オンライン取材に応じ、今後の最終調整について「国際合宿もありだが(帰国後)2週間の隔離を考慮すると考えたい」と説明。19年12月に右膝を手術し、現在もリハビリと稽古を並行して競技に取り組んでいる。男子代表はコロナ禍の感染状況を踏まえた上で、5月にも欧州合宿に参加する可能性があり「(自身にとって)メリットとデメリットがある」と話した。

胸毛をそって18年世界選手権に臨んだウルフ・アロン(2018年9月25日撮影)

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亡き古賀稔彦さんとV息子が肩組むイラストに「柔道界の画伯」が込めた思い

石川裕紀さんが描いた古賀玄暉と稔彦さん(右)の親子イラスト(本人提供)

「柔道界の画伯」こと、元日本代表の石川裕紀さん(32)は8日、18年世界ジュニア選手権男子60キロ級覇者の古賀玄暉(げんき、22=旭化成)が全日本選抜体重別選手権で初優勝したことを受け、イラストを描き上げた。

首から金メダルを下げる古賀が、先月24日に53歳で死去した父で92年バルセロナ五輪男子71キロ級金メダルの稔彦さんと笑顔で肩を組むデザインだ。稔彦さんが創設した町道場「古賀塾」の元コーチは、4日前の大勝負について「玄暉くんの気迫ある柔道に感動した。優勝して古賀先生に恩返しするという強い気持ちが伝わってきた」と感慨に浸った。古賀は6月の世界選手権(ブダペスト)代表にも初選出され、柔道界初の親子世界王者を目指す。

石川さんは、昨夏まで東欧に位置するモルドバ代表のコーチを務めていた。コロナ禍の影響で、現地で行動制限を強いられた昨年3月に趣味の絵描きを始めた。練習の合間を見て、柔道のトップ選手の似顔絵を数多く描いた。特徴をつかんだ柔らかいタッチのイラストはネット上で評判を呼び、東京五輪男子60キロ級代表の高藤直寿(27=パーク24)がツイッターに投稿すると賛辞の声が相次いだ。男子代表の井上康生監督(42)らもSNSのアイコンに使用している。

32歳の柔道界の画伯は、次男だけでなく、偉大な父の背中を追い全日本選手権関東地区予選(29日、埼玉県立武道館)に挑戦する長男颯人(23=慶応高教)と、長女で19年アジアジュニア選手権57キロ級覇者のひより(20=環太平洋大)に「3人なら古賀先生の遺志を受け継ぎ、お父さんのように愛される柔道家になれると思う。次代の柔道界を引っ張ってほしい」と期待を込めた。【峯岸佑樹】

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高藤直寿が戦闘モード突入「この3カ月は人生をかけて死に物狂いでやる」

オンライン会見に応じる高藤直寿

五輪の借りは五輪で返す-。東京オリンピック(五輪)柔道男子60キロ級代表の高藤直寿(27=パーク24)が、戦闘モードに突入した。アジア・オセアニア選手権(キルギス)の優勝から一夜明けた7日、現地からオンライン取材に応じた。

1年2カ月ぶりとなった、五輪前最後の実戦を終えて「この1年間の積み上げが間違ってなかった。強くなってると感じた。試合の緊張感も味わえて、久々の感覚や新鮮さも感じた」と手応えを口にした。

決勝までの4試合中3試合を一本勝ち。得意の足技だけでなく、袖釣り込み腰などの担ぎ技でも“一撃”した。逆技なども自然に出て、隙のない幅広い柔道を披露した。「やりたいことが全てできて楽しかった。試合ができることは本当に幸せだと思った」と、改めてコロナ禍中で国際大会に出場できたことに感謝した。

16年リオデジャネイロ五輪は涙の銅メダルに終わった。勢いに頼りすぎていたことを猛省し、五輪前の「メンタル面の準備」の重要性を痛感した。

「前回は舞い上がってしまった。今回は最悪の場面も想定してやり残しがないように準備する。リオよりも安定した自分で試合に臨めるようにしたい。この3カ月は、人生をかけて死に物狂いでやる」

27歳の柔道家が、2度目の大舞台でのリベンジに燃えている。

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60キロ級高藤直寿が安定V 柔道アジア・オセアニア

柔道のアジア・オセアニア選手権は6日、キルギスのビシケクで開幕して男女計5階級が行われ、東京オリンピック代表で男子60キロ級の高藤直寿(パーク24)が優勝した。

初戦の2回戦から3試合連続一本勝ちで進んだ決勝で台湾選手に優勢勝ち。昨年2月のグランドスラム・デュッセルドルフ大会(ドイツ)以来の実戦で担ぎ技や足技がさえ、安定感のある内容だった。

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原沢、高藤らは2回戦から 柔道アジア・オセアニア

柔道のアジア・オセアニア選手権(6~9日・ビシケク=キルギス)の組み合わせ抽選が5日、ビシケクで行われ、東京五輪男子代表の4人で臨む日本勢は100キロ超級の原沢久喜(百五銀行)、90キロ級の向翔一郎(ALSOK)、60キロ級の高藤直寿(パーク24)は2回戦が初戦となった。100キロ級のウルフ・アロン(了徳寺大職)は1回戦から登場する。

高藤は昨年2月のグランドスラム(GS)デュッセルドルフ大会(ドイツ)以来の実戦で、原沢ら3人は3日終了のGSアンタルヤ大会(トルコ)からの連戦。男子73キロ級で京都市出身の在日3世、2018年世界王者の安昌林(韓国)は1回戦から闘う。(共同)

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古賀さん長男颯人、父の背中追い全日本選手権に挑戦

3日、古賀稔彦さんとの思い出を語る颯人

先月24日に53歳で死去した92年バルセロナ五輪男子71キロ級金メダルの古賀稔彦さんの長男で、18年全日本学生体重別選手権73キロ級覇者の颯人(23=慶応高教)が、体重無差別で争う全日本選手権関東地区予選(4月29日、埼玉県立武道館)に出場することが5日、分かった。

次男で60キロ級の玄暉(げんき、22=旭化成)が全日本選抜体重別選手権を制し、6月の世界選手権(ブダペスト)代表に初選出された4日に、神奈川県予選で優勝した。県予選は当初、今年1月に開催予定だったが、コロナ禍の影響で延期となり運命的にも兄弟で同じ日に亡き父へ吉報を届けた。関東地区予選で、上位6位までに入ると本戦(12月26日、東京・講道館)の出場権を得られる。

全日本選手権は、古賀さんが90年大会決勝でバルセロナ五輪95キロ超級銀メダルの小川直也と7分超の熱戦を繰り広げた伝説の舞台。169センチと小柄ながら、芸術的な背負い投げと一本背負いを武器に、次々と重量級を撃破し「平成の三四郎」の異名を取るきっかけとなった。

柔道界のスターのDNAを継ぐ颯人は、小学、中学と全国制覇。愛知・大成高時代は父と同じ中量級の73キロ級で、内股を武器に高校選手権や高校総体準優勝などの実績を誇る。その後も玄暉と、妹で19年アジアジュニア選手権57キロ級覇者のひより(20=環太平洋大)とともに国内外大会で活躍した。

日体大時代は、同じ学年で東京五輪男子66キロ級代表の阿部一二三(パーク24)らと切磋琢磨(せっさたくま)した。18年全日本学生体重別団体ではチームの初優勝に貢献した。大学卒業後は慶応高の教諭となり、柔道部を指導する傍ら、自らの鍛錬に励んでいた。

先月29日の葬儀・告別式では施主を務め、参列者に父の教えと遺志を受け継ぐことを誓った。偉大な父の背中を追う23歳の長男は、亡き父が日本柔道の歴史に名を刻んだ、あの「伝説の舞台」に挑戦する。

3日、古賀稔彦さんが日体大から功労スポーツマスター称号を授与され、賞状などを受け取った颯人

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全柔連が世界選手権代表9人選出 パリ五輪見据える

柔道世界選手権男子代表

<柔道:世界選手権代表最終選考会兼全日本選抜体重別選手権>◇最終日◇4日◇福岡国際センター

男子60キロ級は先月24日に53歳で死去した92年バルセロナ・オリンピック(五輪)男子71キロ級金メダルの古賀稔彦さんの次男、玄暉(げんき、22=旭化成)が涙の初優勝を飾った。決勝は20年講道館杯3位の竪山将(パーク24)に、延長6分14秒に合わせ技一本で勝利。「結果で恩返しする」と誓い、偉大な亡き父へ吉報を届けた。大会後に全日本柔道連盟の強化委員会が開かれ、玄暉ら9人の世界選手権(6月、ブダペスト)代表が選出された。

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大会後、全柔連の強化委は世界選手権代表9人を選出した。男子代表の井上康生監督らがオンライン会見を行い、選考理由などを説明。コロナ禍で国内外の大会が制限されているため過去2年間の成績と、パリ五輪を見据えて世界で戦える若手に重点を置いた。「2枠目」で決まった18年世界ジュニア60キロ級覇者の古賀玄暉と同90キロ級準優勝の村尾三四郎についても意見が出た。井上監督は「過去の実績や内容を総合的に見て判断した。既に24年の戦いは始まっており、彼らがパリ世代を引っ張ってもらいたい」と期待した。

男子60キロ級優勝インタビューで、急逝した父稔彦を思い涙を見せる古賀玄暉(代表撮影)

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井上康生監督が反省、五輪代表補欠4選手ら欠場語る

強化委員会後、世界柔道代表を発表する井上康生・全日本男子監督(左)。右は金野潤・全柔連強化委員長(代表撮影)

<柔道:世界選手権代表最終選考会兼全日本選抜体重別選手権>◇最終日◇4日◇福岡国際センター

男子代表の井上康生監督(42)は大会後のオンライン会見で、今大会直前に東京五輪代表補欠4選手らがけがにより欠場したことについて説明した。

3月上旬のグランドスラム(GS)タシケント大会(ウズベキスタン)に出場したメンバーで、試合中に負傷しながらも戦った選手がいることを明かし、「帰国後の2週間の隔離もあり治療や調整など進める上で100%できなかった。強化としては選手がけがをしないようにすることも仕事なので、そこはしっかりサポートしたい」と反省の弁を述べた。

コロナ禍の影響で、これまでにない調整の難しさも指摘した。3カ月後に迫る東京五輪を見据える上でも「できること、できないことがある。ただ、我々としては選手がいかにしっかりパフォーマンスを出せるかを最大限に考える必要がある」と、強化陣の課題を挙げた。

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