栗東・松永昌博厩舎に“血統馬”が入厩予定だ。その名もライスネイチャ(牡2)。父メイショウボーラー、母オムスビ。3代母にウラカワミユキがいる血統で、祖母ゲッケイジュが、5月30日に35歳でこの世を去ったナイスネイチャの半妹になる。

「今はまだ牧場にいるけど、もうすぐ入厩するよ。ウラカワミユキの血統だし、思い入れはあるから」

ナイスネイチャの現役時に主戦騎手を務めた松永昌師は、満面の笑みでライスネイチャのデビューを楽しみにする。その馬名の由来は「母名および母母の兄馬名にちなんで」。つまり、母オムスビからライス、そして祖母の兄ナイスネイチャにちなんでライスネイチャと命名された。

松永昌師にとってナイスネイチャは「宝物というか、大切な馬だな。デビューした時からG1を勝てると思っていたけど、勝たせてあげられなかった」と語る、思い入れの深い馬。その血と名を“引き継いだ”ライスネイチャと今度こそG1制覇へ-。希代の個性派ナイスネイチャの夢の続きが、もうすぐ始まる。

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