<野路菊S>◇24日=中京◇2歳オープン◇芝2000メートル◇出走7頭

ハービンジャー産駒のファントムシーフ(牡、西村)が勝利し、デビューから無傷の2連勝を飾った。

好位で脚をためると、直線では500キロ近い大きな馬体を躍動。逃げ粘るアリスヴェリテをとらえ、2馬身差をつけた。勝ち時計は2分0秒2。

福永騎手は「非常にいい勝ち方。キックバックも問題なかったし、いい経験ができた。中距離で活躍できると思う。楽しみです」と笑顔だった。

17年には、のちのダービー馬ワグネリアンが制した出世レース。将来へ期待がふくらむ勝利となった。西村師は「オーナーと相談しながらですが、京都2歳S(11月26日=阪神)か、ホープフルS(12月28日=中山)を考えたいと思います」と今後のプランを描いていた。

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