<新馬戦情報>

ダービーからダービーへ-。今週から2歳新馬戦が東京、中京でスタートする。ジオグリフで皐月賞を制し、イクイノックスが皐月賞、ダービーで連続2着に好走した木村厩舎は今年も良血馬がスタンバイ。中京では4日(土)の芝1600メートルに新種牡馬サトノダイヤモンド産駒のダイヤモンドハンズ(牡、池江)が初陣を迎える。

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新種牡馬サトノダイヤモンド産駒ダイヤモンドハンズは、4日中京芝1600メートルでデビューする。父は16年皐月賞3着、ダービー2着の後、菊花賞と有馬記念を制した。すでに父をほうふつとさせる動きをみせ、陣営の期待は大きい。

1週前の5月26日は福永騎手を背にCウッド6ハロン82秒8-11秒2をマーク。兼武助手は「ひと追いごとに良くなっている。息が上がる感じがなく、心肺機能が高い。サトノダイヤモンドより体形はすらっとしていて、バランスの良さは似ている」と高評価だ。

父は2000メートルの新馬戦から3連勝できさらぎ賞を制してクラシック路線へ乗った。母メチャコルタはアルゼンチンG1馬。「走りのフットワークが良く、長くいい脚を使えそう。後々は距離が延びても良さそう」と同助手。来年のクラシックへ向け、初戦から注目だ。【網孝広】

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