<ホープフルS:追い切り>

レジェンド武豊騎手(52)が宣言通りの「リーチ一発ツモ」を狙う。ホープフルS(G1、芝2000メートル、28日=中山)で前人未到のJRA平地G1完全制覇に挑戦。先週の朝日杯FSで22度目の挑戦を実らせて王手をかけ、さっそく好機を迎えた。騎乗馬アスクワイルドモア(牡、藤原英)は23日に栗東で追い切られ、坂路4ハロン54秒8-12秒3で仕上げられた。

数々の記録を打ち立ててきたレジェンドが、前人未到の「G1グランドスラム」に挑む。先週にリーチをかけ、さっそく訪れた挑戦機会。武豊騎手はきれいな歯並びを見せ、ジョーク交じりに意気込みを口にした。

「急に注目されだしたね。久しぶりにあと1勝になった。札幌記念がG1になる前に勝ちたいね」

もともとは9年前に王手をかけていた。12年にマイルCSを制し、残すは朝日杯FSだけだったが、17年に大阪杯とホープフルSがG1へ昇格。どちらも格上げ前に制していたレースとはいえ、あらためて勝利が必要となった。先週の朝日杯FS制覇後には「リーチ一発で決めたい」とテレビカメラの前で宣言した。

手応えはある。札幌2歳S2着のアスクワイルドモアには先週の調教に騎乗。「夏以来で乗って、ずいぶん良くなった。前は攻め馬で動かずモタモタしていたけど、行きっぷりも反応も良かった。ガラッと変わった」と成長を実感した。この日の追い切りは助手を背に馬なりのまま坂路4ハロン54秒8-12秒3。藤原英師は「いいよ。輸送も中山も初めてだけど、ナーバスになる馬ではないから」と期待する。今年の最終開催日の“オーラス”に一発で決めるか。【太田尚樹】

  1. お得な新入会プラン登場! 競馬情報サイト【極ウマ・プレミアム】
  2. 競馬予想に【ニッカンAI予想アプリ】