<極ウマ制定21-22年クラシック番付>

極ウマ制定の21-22年シーズン「クラシック番付」が今週から再開する。シーズン開始時に名前の挙がった馬の多くが消え、番付編成会議では札幌2歳Sを圧勝したジオグリフ(岩戸)が牡馬横綱に満場一致で推挙された。牝馬は難航。重賞勝ち馬でなく新馬勝ちのルージュスティリア(藤原英)に落ち着いた。東京・松田直樹、大阪・木村有三の両記者が選考過程を振り返る。

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木村 久しぶりやな、“自称”ミスター番付君。

松田 自称は余計です・・・。

木村 じゃあ、キミが6月の先取り2歳馬番付で横綱に挙げた馬、言うてみ?

松田 牡馬コリエンテス(1戦未勝利)、牝馬ロムネヤ(未出走)。

木村 ほらな。夏競馬も終わったし、現実的な番付に組み替えるで。牡馬横綱はジオグリフな。

松田 ぐぬぬ。ま、いいでしょう。大出世レースの札幌2歳S4馬身差圧勝にけちはつけません。

木村 馬主のクラブ法人がノド鳴りを公表していても、ルメール騎手が後ろを振り返るほどの楽勝やった。牡牝の違いはあるけど、昨年のソダシ級かもよ。

松田 切れ味抜群だった母アロマティコとは違ったロングスパート型ですよね。1歳上の半兄アルビージャ(セントライト記念出走予定)は菊花賞に間に合いそうだけど、こっちは春のクラシックも意識できる。ところで、大関は新潟2歳S勝ち馬セリフォス。ここまでは順当ですね!?

木村 内ラチ沿いを抜け出た脚は力強かった~。

松田 ダイワメジャー産駒! って感じでしたよね。種牡馬的に距離が鍵だけど、あの荒れた内でラスト3ハロン32秒8はすごい。現時点では重賞ウイナーに敬意を払うべきです。

木村 新馬、未勝利から原石もランクインしたな。

松田 6月デビュー組のコマンドライン、ダノンスコーピオン、レッドベルアームあたりは次戦次第ですぐに上位入りします。

木村 牝馬は難しい・・・。

松田 2勝馬がわずか3頭。函館2歳Sナムラリコリス、小倉2歳Sナムラクレアの2頭は勝ち鞍が1200メートルですもんねえ。

木村 こっちは大物感ある1勝馬を横綱にしよう。ルージュスティリアは?

松田 いいですね。8月1日の新潟芝1800メートルの新馬戦勝ち馬。4着サウンドクレアに続いて、6着タミオスターは先週の新潟未勝利を4馬身ちぎって勝ちました。

木村 父ディープインパクト×母父ストームキャットの黄金配合やからね。将来性も十分。

松田 大関には同じく新潟デビュー組のステルナティーアを入れましょう。

木村 G1馬ステルヴィオの妹か。直線は桁違いの切れ味やったね。

松田 阪神マイルとかでも切れそうなイメージです。他に注目馬います?

木村 これも新潟組だけど、新馬戦を勝った良血フォラブリューテかな。

松田 番付表、いい感じじゃないですか!!

木村 まあ、今後の変動ありきやけどね。

松田 ですね。変動に変動を重ねて来春は僕が作った番付通りになる・・・、と。

木村 どこからその自信が湧いてくるんや? マ・ツ・ダ~(※注)

(※注)松田記者が不定期で出演しているBS11(イレブン)の競馬中継番組で競馬クイズに自信満々に解答するが、不正解ばかり。MCの東幹久さんがものすごい形相で「マ・ツ・ダ~」と突っ込むのが恒例になっている。

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