<東京5R>◇12日=東京◇芝1400メートル◇2歳新馬◇出走18頭

3番人気ハイアムズビーチ(牝、萩原、父ドレフォン)が差し切り勝ちでデビュー戦を飾り、白毛の新ヒロイン候補が誕生した。道中は中団。直線で外に出すと、末脚を伸ばして逃げ粘ったハギノモーリスをゴール前で半馬身差捉えた。ゴール後はスタンドから大きな拍手が沸き起こった。勝ち時計は1分22秒2。

鞍上の北村宏騎手は「パドック、返し馬、ゲートを含めてすごく落ち着いていた。スタートの反応はよかったけど、まだ緩いのでバランスを取るのに自分で力を使っていた。坂を真っすぐに駆け上がってくれて、頑張ってくれました」とたたえた。白毛馬がJRA新馬戦を勝ったのはマシュマロ、マイヨブラン、ソダシ、ダノンハーロックに続き5頭目。芝ではソダシに続き2頭目となった。

祖母シラユキヒメ、母は08年関東オークスなど統一重賞3勝を挙げたユキチャンと、母子3代の白毛馬だ。昨年の最優秀2歳牝馬に輝き無敗で桜花賞を制したソダシ、19年レパードSの覇者ハヤヤッコはいとこ。めいには3月のチューリップ賞など重賞3勝のメイケイエールがいる。

父は16年BCスプリントなど、米の短距離ダートG1を3勝した新種牡馬ドレフォン。ハイアムズビーチは、産駒のJRA出走2頭目で勝ち上がり第1号にもなった。

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