ノーザンファーム早来の育成馬といえば・・・、まず最初にアーモンドアイの名前が挙がる。史上最多の芝G1・9勝、生涯獲得賞金獲得額も史上最高。日本の競馬史に名を残す、名牝中の名牝だ。他にも昨年の春秋グランプリ優勝馬クロノジェネシス(牝5、斉藤崇)、牝馬ながらに今年のダービー制圧を目指すサトノレイナス(牝3、国枝)など、近年は牝馬の活躍が目立っている。とはいえ、昨冬の朝日杯FSではグレナディアガーズ(牡3、中内田)、ステラヴェローチェ(牡3、須貝)がワンツーフィニッシュを決めるなど、牡馬も引き続き好調。牡馬も15年ドゥラメンテ以来のダービー優勝を目指せる素質馬が多数を名を連ねている。

◆コマンドライン(牡、国枝、父ディープインパクト、母コンドコマンド)は新馬戦開幕週の東京でのデビューが決定している。トレセン入厩後に調教を重ねて30キロ近いシェイプアップも完了。2歳上の全兄アルジャンナは東スポ杯2歳S2着、毎日杯2着に入った実力馬だが、その弟はノーザンファーム早来の木村浩崇厩舎長をして「これまでの携わった馬の中でもトップクラス」と言わしめる。国枝師も「来年の春が楽しみな1頭」とS級の評価を与えている。

◆アルファヒディ(牡、池江、父ハーツクライ、母ドバイマジェスティ)の半兄は皐月賞、大阪杯とG1を2勝したアルアイン。1歳上の半兄シャフリヤールは毎日杯をレコードで制し、今年のダービー有力候補の1頭に数えられている。ノーザンファーム早来の山内大輔厩舎は「奥手のハーツ産駒。焦らずに育てていけたら」とじっくり成長を待つ。秋以降のデビューが予定されている。

◆アカデミー(牝、吉岡、父ドゥラメンテ、母イサベル)は近親にフサイチコンコルド、ヴィクトリー、アリストテレス、アドミラブルなど、活躍馬が多くいる。1歳上のアールドヴィーヴルは今年の桜花賞とオークスで5着に入った。晩成傾向のある血統だが、確かな素質はある。こちらも秋以降のデビュー。

◆フィアレスデザイア(牡、藤沢和、父ディープインパクト、母ヒルダズパッション)も大注目の1頭だ。来年2月に定年、解散となる藤沢和厩舎に預託されるのは、牝馬ながらシンザン記念を勝った2歳上の全姉サンクテュエールを管理していた縁があるからだろう。半兄は米国で芝、ダートのG1を制したヨシダ。6月ごろの本州移動が予定されている。

◆レッドベルアーム(牡、藤原英、父ハーツクライ、母レッドファンタジア)は即戦力候補。18日に栗東トレセンに入厩した。半兄の2歳上のレッドベルジュールはデビュー2連勝でデイリー杯2歳Sを制し、1歳上のレッドベルオーブも同レースを優勝した。兄2頭を管理した藤原英厩舎で、この馬も大舞台での活躍を目指す。

◆アドマイヤラヴィ(牝、友道、父ロードカナロア、母アドマイヤミヤビ)は夏の新潟でデビュー予定。母は未勝利→百日草特別→クイーンCと3連勝を飾り、オークスでは3着に入った。同馬はその初子。4月上旬にゲート試験に合格し、今は再放牧でさらなる成長が促されている。

◆セレシオン(牡、友道、父ハーツクライ、母クルソラ)は19日にゲート試験に合格し、放牧へ。デビューに向けて、再び地力を養っている。母はアルゼンチンのG1・2勝馬。半姉は桜花賞2着、オークス3着のクルミナル。その子どもククナは今年の桜花賞6着、オークス7着と健闘した。クラシックシーズンでも戦える血統馬だ。

◆アストロフィライト(牝、中内田、父ディープインパクト、母ウェルヴェルアヴェニュー)の母は米2歳G1馬。初子のグレナディアガーズが昨年の朝日杯FSを優勝したように、母同様の早期活躍が見込める。秋以降のデビュー予定。

◆ダンテスヴュー(牡、友道、父キングカメハメハ、母クロウキャニオン)はPOGファンには欠かせない一族。久々のキンカメ産駒となるが、きょうだいは1頭たりとも未勝利では終わっていない。1歳上の半兄ヨーホーレイクは昨年のホープフルSで3着好走。夏の新潟でのお披露目予定だ。

◆ラクスバラディー(牝、清水久、父ドゥラメンテ、母リッチダンサー)は6月5日の中京新馬戦での初陣が予定されている。半姉バウンスシャッセ、コントラチェックはともに重賞3勝。牝馬のきょうだいは活躍する傾向にある。

【極ウマPOG取材班】

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