<極ウマPOG取材班が指名したいゴドルフィンの10頭・2021年版>

モハメド殿下率いる世界の「ゴドルフィン」が近年、日本の競馬界で存在感を増している。昨年は新潟2歳Sで連覇&ワンツーを決め、ダート戦線ではレモンポップがカトレアSを快勝。今年は新潟2歳Sの3連覇、そして、クラシック制覇の大物誕生を期待しつつ、指名していきたい。

◆エクセトラ(牡、吉村、父エクシードアンドエクセル、母ミドルクラブ)は19年のタタソールズ社12月当歳セールで落札された(7万ギニー)。母ミドルクラブは仏G3オマール賞の勝ち馬。近親にはサンチャリオットS覇者ビルズドンブルックがいる。栗東の坂路で13日に4ハロン54秒8-ラスト12秒5、20日に同55秒8-12秒5をマーク。中京開催でのデビューが期待される。

◆ウラヤ(牡、野中、父ニューアプローチ、母ワディ)は英国のゴドルフィンで生産された自家生産馬。パイロ産駒の母ワディは野中厩舎所属でダート短距離を中心に走り、6勝を挙げた。日本の芝でも結果を出しているニューアプローチ(父ガリレオ、産駒マサーと英ダービー3代制覇)と交配し、日本へ輸入されている。

◆シラキヌ(牝、父フロステッド、母ミーツエクスペクテーションズ)は19年のファシグティプトン社11月セールで落札された(33万5000ドル)。父は米G1・3勝のタピット産駒。半兄ワールドオブトラブルはG1カーターHを制している。

◆モーニングヘイズ(牡、父アロゲート、母ストーミーサンデー)は19年のキーンランド社11月セールで落札された(28万5000ドル)。父はBCクラシック、ドバイワールドCを勝った注目の新種牡馬。半兄がBCジュベナイル覇者ハンセンという良血だ。

◆バリトンヴォイス(牡、父ハイランドリール、母ミスケントン)は昨年の共同通信杯を勝ったダーリントンホールの半弟という血統。兄と同じくタタソールズ社12月当歳セールで落札された(11万5000ギニー)。父は同じガリレオ系のニューアプローチからハイランドリールになった。クラシックディスタンスで力を発揮しそうだ。

◆バックトゥブルー(牡、木村、父テオフィロ、母バウアケール)は19年のタタソールズ社12月当歳セールで落札された(11万ギニー)。祖母がアベイユドロンシャン賞を勝ったインペリアルビューティー。父テオフィロはガリレオ系種牡馬。今年2月の小倉大賞典を同産駒テリトーリアルが制しており、母系のスピードがマッチすれば日本の芝で活躍できる。「木村厩舎×ゴドルフィン」も魅力。

◆ダイモンジ(牡、高柳瑞、父テオフィロ、母ミッドサマーフェア)はフローラS覇者の母が英国で生んだ子。これまでに輸入された半姉3頭が堅実に走っており、初の牡馬で期待が高まる。おばは昨年の秋華賞3着ソフトフルート。

◆リアルジョージ(牡、宮田、父スタースパングルドバナー、母スカーレットピンパーネル)は19年のゴフス社11月セールで落札された(11万ユーロ)。父はオーストラリア、欧州でG1を勝った快速馬。東京3週目の芝1400メートル戦を予定している。「将来的にはスプリンターかもしれませんが、最初は1400メートルからいきたい。推進力のある走りで期待しています」と宮田師。早期デビューからの2歳重賞制覇を。

◆トプカプパレス(牝、田中博、父ゴールデンホーン、母リユナイト)は英国のゴドルフィン生産馬。祖母のきょうだいに凱旋門賞馬アーバンシー(ガリレオ、シーザスターズの母)、英2000ギニー覇者キングズベストがいる。すでに美浦へ入厩し、調教を開始している。「走りそうです。想像以上に軽いし、従順で素直。北海道の洋芝の1800メートルをイメージしています」と田中博師。

◆デヴィルズマーブル(牡、斉藤崇、父レイヴンズパス、母エンシャントアート)は2歳シーズンから活躍し、19年スプリンターズSを制したタワーオブロンドンと同じ父、同じ祖母シンコウエルメスという血統。タニノギムレット産駒の半兄ヒーリングマインドは3歳春に未勝利、アザレア賞を連勝した。斉藤崇厩舎は昨年のマーメイドSを制したサマーセントやトリプルエースなどゴドルフィンの馬で結果を出している。

◆昨年の当欄 10頭を挙げ、ブルーシンフォニー(新潟2歳S2着)、シュバルツカイザー(2勝、ニュージーランドT5着)、ゴールデンシロップ、ライフサイエンスの4頭が勝ち上がり(※オークス週終了時点)

【極ウマPOG取材班】

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