ダービー(G1、芝2400メートル、29日=東京)の枠順が26日に確定した。

木曜に追われたアスクワイルドモア(牡、藤原英)が過去10年2勝、2着2回、3着1回で複勝率50%の絶好1番枠に入った。鞍上の岩田望来騎手(21=藤原英)は、ダービー初騎乗初制覇を狙う。

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絶好の1枠1番は、アスクワイルドモアが引き当てた。昨年はエフフォーリアが2着、19年は12番人気のロジャーバローズが勝った。13年覇者キズナも「1」を背負っていた。過去10年では連対率40%、複勝率は50%。藤原英師は「最短距離を走れる」と歓迎した。

手綱を取るのはデビュー4年目の岩田望騎手で、ダービー初騎乗となる。26日に最終追い切りを行い、坂路4ハロン53秒9-12秒1。馬なりでも十分なスピードを見せた。騎乗した同騎手は「反応を確かめる程度でしたが、時計も出ていたし、いい追い切りでした」と納得の表情。師も「動きはいい。予定通り。全体的に成長している」と合格点。前走京都新聞杯を制しダービー最終切符を手にしてから中2週、好調をキープして決戦に臨む。

鞍上のデビューは19年3月2日、3年余りの時を経て2565回に騎乗し、255勝を挙げた。ついにダービーで手綱を取る瞬間を迎える。「ワクワク感はあります。(デシエルトに乗る父康誠騎手と)親子で出られるのもそうですし、小さい頃から知っているオーナーさんの馬で出走できるのはうれしい」。オーナーの広崎利洋氏は、かつて父が主戦を務めたレッツゴードンキの馬主でもあった。幼い頃から家族ぐるみのつきあいがあったという。「縁のあるオーナーさんなので、いい結果を出して応えたいです。馬の全能力を出し切りたい」と意気込む。

最も印象に残るダービーには、父がディープブリランテで鼻差の激戦を制した12年を挙げた。「馬上で男泣きしている父をみて、あらためて格好いいなと思いました」。父に先着し、史上4組目の親子ダービージョッキーとなるか。【網孝広】

◆騎手の親子ダービー制覇 中島時一(37年ヒサトモ)-啓之(74年コーネルランサー)、伊藤正四郎(36年トクマサ)-正徳(77年ラッキールーラ)、武邦彦(72年ロングエース)-豊(98年スペシャルウィークなど5勝)の3組が達成している。

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