デビュー2連勝で共同通信杯を制したダノンベルーガ(牡3、堀)が8日、出走登録している皐月賞(G1、芝2000メートル、4月17日=中山)への出走を決めた。

前日7日には春のクラシックで新コンビを組む川田騎手を背に1週前追い切りを行い、最後まで抜群の手応えまま、馬なりで僚馬と併入。6ハロン83秒4-11秒1と好時計を出していた。

1週前追い切り後も出否を保留していた堀師は「追い切りに乗った川田騎手は(右回りを)使わない理由はないと言ってくれたので、8日にオーナーサイドと相談して出走する方向を固めました。直前は微調整程度でいいと考えています」と明かした。

デビュー2戦目の共同通信杯で豪快な差し切り勝ちを見せ、牡馬クラシック戦線の主役候補に躍り出た。春の大目標はダービーだが、素質の高さから皐月賞でも好走が期待される。堀師は「前走後は在厩調整で右トモのケアに努めてきました。回復に時間を要するので、当初は心肺機能が落ちてしまいましたが(皐月賞の)2週前あたりから戻ってきて、1週前でほぼ整ったと思います」と現状を示した。

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