<東京2R>◇29日=東京◇3歳新馬◇ダート1400メートル◇出走16頭
2番人気ヒノデミッチー(牡、松永康、父ジョーカプチーノ)が直線で差し切りデビュー勝ちを決めた。前を見ながら折り合いをつけ、直線半ばからスパート。最後は2馬身半差をつける快勝劇だった。勝ち時計は1分26秒6。
北村宏騎手は「調教に乗せていただいて、スピードのコントロールが難しい馬だと分かっていた。新馬のペースの中で、楽々ついていっちゃうので。今日はいい流れで、スムーズに走ってくれた。今後も落ち着いていければ」と評価した。
1週前追い切りで美浦坂路4ハロン49秒5-12秒5の猛時計をたたき出した好素材。非凡なスピードを実戦でいきなり発揮した。松永康師は「調教通りの能力を見せてくれた。ジョッキーもうまく乗ってくれた。前に目標になる馬がいてくれたのは良かったし、ジョッキーも差し切るつもりで追い出しを待っていた。馬にも余裕があった」とコメントした。今後は未定。