<追い斬り激論:桜花賞>

クラシック第1弾となる桜花賞(G1、芝1600メートル、11日=阪神)の「追い斬り激論」は、東京・松田直樹記者と大阪・奥田隼人記者が紅白“馬”合戦でクロストークを展開した。激論初登場の奥田は、白毛の無敗2歳女王ソダシ(牝3、須貝)をプッシュ。松田は3冠牝馬アパパネの子アカイトリノムスメ(牝3、国枝)を推奨した。

奥田 松田先輩、初登場なのでお手柔らかにお願いします!

松田 3月から大阪の競馬班に加わったそうだね、よろしく。もう慣れた?

奥田 大阪杯では「G1最前線」の結論に初登場し、◎レイパパレから馬連万馬券をゲットしましたよ。

松田 ビギナーズラックという言葉もある。今週は先輩の意地を見せるよ。

奥田 桜花賞は紅白“馬”合戦が注目されますね。

松田 無敗の白毛2歳女王ソダシと、3冠牝馬アパパネの子アカイトリノムスメか。同じ金子真人オーナーの馬だし、クラシック第1弾に白と赤でめでたい。今年初戦となるソダシの追い切りはどうだった?

奥田 坂路併走で4ハロン54秒5-12秒5。マジカルステージ(3歳1勝クラス)を2馬身追走し、馬なりで1馬身先着しました。軽快なフットワークでしたし、S評価ですよ。

松田 そんなに速い時計ではないけど大丈夫?

奥田 2カ月前の帰厩からじっくり乗り込まれ、2週前、1週前と強い追い切りを消化しています。今週は状態を整える程度で、須貝師も「言葉が見つからないぐらいうまくきた」と順調な調整過程です。

松田 前走の阪神JFは勝ったとはいえ約7センチの鼻差。つけ入る隙は十分あると思うな。タフな馬場は大丈夫? 阪神は先週も雨が降り、芝の傷みは進んでいるはず。ダート血統で洋芝もこなしているとはいえ、掘れたり荒れたりして本当に力のいる馬場は経験したことないよね?

奥田 阪神は今週からBコースを使用しますし、週末は晴れ予報。雨さえ降らなければ、ある程度時計の出る馬場に戻るとみています。先行力があり前に付けられますし、そこから速い脚も使えるので心配には及ばないでしょう。

松田 自信満々だね。

奥田 紅組、いえアカイトリの動きはどうですか?

松田 美浦ウッドの併せ馬で5ハロン67秒1-12秒5。プリンニシテヤルノ(3歳未勝利)を4馬身追走し、馬なりで併入と順調そのもの。こちらも1週前にしっかりやっているし、輸送もあるからサラッと。国枝師も「先週しっかりいっているので、オーバーワークにならないように」と予定通りで順調だよ。

奥田 阪神JFを制した母とは違い、娘はここがG1初戦なんですね。

松田 未勝利戦、赤松賞は母と同じ時計で制したけど、成長を促す意味で阪神JFをパスしてクイーンC(1着)まで待ったんだ。同厩舎ではサトノレイナス(阪神JF2着)が注目されるけど、2頭は入厩日が一緒。2歳時からどちらもしっかり乗り込まれているし、能力の期待値、素質の高さはアカイトリも引けは取らないよ。

奥田 輸送や初の右回りは大丈夫ですか?

松田 新潟遠征も経験しているし、調教は右回りでやっているから問題なし。

奥田 紅組、強敵ですね。白と赤が混じればピンク色。桜の舞台にふさわしい好勝負に期待ですね。

松田 ソダシが人気しているし、おいしい馬券になりそうだ・・・。

奥田 先輩、腹は真っ黒でしたか・・・。

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