世界唯一の白毛G1馬ソダシ、芝&ダート重賞Vの二刀流ハヤヤッコをはじめとする白毛のシラユキヒメ一族。今年はユキチャンの子アマンテビアンコ、ソダシの半弟カルパ、マーブルケーキ初の白毛の子ブランシールと3頭がデビュー。勝ち上がり率も高い“ホワイト家族”の系譜をイラストにしました。

【イラスト】シラユキヒメ一族の血統図
【イラスト】シラユキヒメ一族の血統図

◆白毛 一般的に白毛は突然変異的に生まれ、同じ白い馬体でも遺伝学的に芦毛とはまったく異なるとされている。芦毛は両親のどちらかが必ず芦毛なのに対し、白毛は必ずしも白毛から生まれるとは限らない。JRAに初めて白毛が登録されたのは79年生まれのハクタイユー。日本ではサンデーサイレンス産駒シラユキヒメ(96年生まれ、父サンデーサイレンスは青鹿毛、母ウェイブウインドは鹿毛)から広がる系統が有名。08年関東オークスではシラユキヒメの娘ユキチャンが白毛馬初の重賞制覇。19年のレパードSでは、シラユキヒメの孫にあたるハヤヤッコ(牡、母は白毛のマシュマロ)が白毛初のJRA重賞制覇、20年阪神JFではソダシ(牝、母は白毛のブチコ)が世界初の白毛G1制覇を成し遂げた。

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