20日付で勇退する浅野洋一郎調教師(66)が18日、中山で最後の管理馬出走を迎えた。中山7R(1勝クラス、ダート1800メートル)に送り出したオブシディアン(牡3)は11着だった。

レース終了後にはウイナーズサークルで花束が贈られた。浅野師は「まだやりたかったけど体のこともあるし、今年の気候は自分の体にはきつかった。最後は悔しいね。やっぱり勝ちたかった。悪くても掲示板は欲しかったけど勝負の世界だからね。特に昔のオーナーは好きなようにやらせてもらったし、いい時代に楽しませてもらいました」とすがすがしい表情だった。

また思い出の馬には、96年デビューから01年まで41戦(5勝)を走り切ったゴーストソルジャーを挙げ「最後のローカル開催(97年11月福島)の未勝利を勝って、オープンまで行ってくれて。馬ってすごいなと」と懐かしんだ。

94年に開業してJRA通算5204戦240勝。重賞は96年マーチS(アミサイクロン)の1勝。

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