<中山8R>◇18日◇1勝クラス◇ダート2400メートル◇3歳上◇出走9頭

藤田菜七子騎手(26=根本)が2番人気ヨリノサファイヤ(牝3、根本)を1着に導き、17日日曜に続き2日連続勝利を挙げた。今年のJRA10勝目。

2周目の向正面で先頭に立つと、しぶとく粘り込み2着に4馬身差をつけて圧勝した。藤田騎手は「跳びが大きくて、ばてずに脚を使えるので、こういう長めの距離でペースをつくる競馬ができたのが、この馬には良かったです。上でも通用する馬だと思っています」と振り返った。

この勝利で、師匠の根本康広師はJRA通算200勝を達成。藤田は「200勝は知らなかったんですが、うれしいです。少し恩返しができたかなと思いますが、まだまだ足りないのでこれからも少しずつ返せていけたらと思います」と喜びながら気を引き締めた。

根本師は「弟子で200勝ができたのはうれしいですね」と笑顔を見せた。

◆200勝 根本康広調教師(67)が中山8Rをヨリノサファイヤで勝ち、JRA通算200勝を達成した。現役106人目。通算5772戦目。「弟子(藤田菜七子騎手)で200勝を決められたことをうれしく思います。レースは勝つのが一番いいですが、まずは無事に終わることが大切。勝っても負けても次につながるレースがこれからもできれば」とコメントした。

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