<ドバイ国際競走:追い切り>

ドバイ遠征を控えている“ウイン”2頭が美浦ウッドで併せ馬を行った。ドバイシーマC(G1、芝2410メートル、25日=メイダン)に出走するウインマリリン(牝6、手塚)には嶋田騎手(レースはレーン騎手)が、ゴドルフィンM(G2、ダート1600メートル、同)に出走するウインカーネリアン(牡6、鹿戸)には三浦騎手が騎乗した。3馬身先行したマリリンにカーネリアンが内から鋭く迫り、ゴールで半馬身先着した。マリリンは6ハロン83秒1-11秒4、カーネリアンは82秒1-11秒2を計時した。

先着を許したウインマリリンは香港ヴァーズ優勝以来の実戦。手塚師は厩舎の垣根を越えたスパーを見届け、納得の表情を浮かべた。「相手が動きすぎた。シュネルマイスターと併せてるみたいだったね。でも、うちの馬も動けているし、調教はあれくらいでいい。躍動感があったし、今は馬が自信を持っている。イクイノックス、ダノンベルーガとかと一緒にいても、引けを取らない雰囲気がある。今日が最終的な調教。これで十分。検疫も2回目だから落ち着いているね。今は肘も気にならない。レースも自在だし、あとはどういう競馬をするかはジョッキーに任せます」。

ウインカーネリアンに騎乗した三浦騎手は「向こうは暑いので、目いっぱいやらないでこっちで仕上げる形です。しっかりやりたくて、負荷をかけられました。相手もいい動きをしていたし、最後1ハロンもしっかり動かせました。いい状態で向かえると思います」と充実感を漂わせた。

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