キタサンブラック(牡11)が“大トリ”を務めた。

北海道安平町の社台スタリオンステーション(SS)で7日、2023年シーズンの種牡馬展示会が行われた。

キタサンブラックは初年度産駒から年度代表馬イクイノックスを輩出。2世代目もアルテミスSをラヴェル、京成杯をソールオリエンスが制するなどクラシック候補を誕生させ、種付け料は倍増の1000万円となっている。

名種牡馬ロードカナロア、人気種牡馬エピファネイア、3冠馬コントレイルなどを含む全30頭中の最後で紹介され、現役時代をほうふつとさせる迫力満点の馬体を披露。堂々たる立ち姿で、生産者を魅了した。

社台SS関係者は「最後を飾るにふさわしい種牡馬です。初年度産駒が走ったことでブームが一過性にならないように、セカンドクロップが走ることが大事だと思っていましたが、3歳2月の時点で早くも2頭の重賞勝ち馬を輩出しました。完全に上昇気流に乗ったと思います」とさらなる飛躍に期待を込めた。

ちなみにキタサンブラックを現役時代に所有していた演歌歌手の北島三郎は、紅白歌合戦で大トリを最多の11度務めている。

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