ジャパンC(G1、芝2400メートル、27日=東京)の外国馬共同会見が24日、行われた。2年連続で参戦するグランドグローリー(牝6、G・ビエトリーニ)とコンビを組むマキシム・ギュイヨン騎手(33)の一問一答は以下の通り。
-あらためて日本の競馬とジャパンCというレースの印象は
ギュイヨン騎手 日本の競馬は選抜されたレース、出走馬が厳選されたレースです。ジャパンCは随分前に騎乗したこと(10年ヴィクトワールピサで8番人気3着)があり、枠順がいいほど有利なレースになるので、いい枠順になればいいと思います。
-今回は昨年5着馬グランドグローリーとのコンビで挑むが勝算は
ギュイヨン騎手 もちろん勝算はある。だからこそ参戦しています。去年5着という成績を残している馬ですし、準備は最適な状態で行われています。(後ろの調教映像を指し示し)非常にリラックスした状態だと思います。ゲートで極端な番号を引かなければ、勝算は十分にあると思います。
◆マキシム・ギュイヨン 1989年年5月7日、フランス・ラヴァル生まれ。競馬とは縁のない家庭で育ったものの、小さい頃からポニーに乗るなどして競馬に興味を持ち、シャンティイの競馬学校に入学。03年から名門アンドレ・ファーブル厩舎に所属して05年にデビュー、コンスタントに勝ち星を重ね、09年パリ大賞(キャバルリーマン)でG1初勝利。113勝でリーディング3位に躍進。19年に234勝で念願のリーディングジョッキーに輝く。地元フランス以外でも香港、英国、ドバイなど国外でもビッグタイトルを獲得。今年はフランスの平地騎手リーディングの集計期間が3月1日から10月31日までとなり、191勝を挙げ、3年ぶり2度目のリーディングジョッキーに輝いた。