<ドバイターフ>◇26日=メイダン◇G1◇芝1800メートル◇4歳上(南半球産3歳上)◇出走14頭◇1着賞金290万ドル(約3億4800万円)

吉田豊騎手とデットーリ騎手が1つのトロフィーを一緒に掲げた。ゴール板で3頭が横一線となった大接戦は、日本馬パンサラッサ(牡5、矢作)と昨年覇者の英国馬ロードノース(せん6、J・ゴスデン)の1着同着となった。

大方の予想通りハナを切り、直線も懸命に逃げ粘るパンサラッサに、迫ってきたのは連覇を狙ったロードノースと、昨年2着の日本馬ヴァンドギャルド(牡6、藤原英)。3頭が鼻面を並べたところがゴールだったが、わずかにヴァンドが遅れ、2頭が1着同着で栄冠を手にした。

長い写真判定の結果、パンサラッサの鞍上・吉田豊騎手(46)が笑顔になった。4走前のオクトーバーS、前走・中山記念に続く3度目のコンビで負けなしの3勝目。自身は04年ドバイワールドC(リージェントブラフ=9着)以来18年ぶりの海外G1騎乗で、見事な勝利を飾った。

管理する矢作師はこの日、ゴドルフィンマイルのバスラットレオン、ドバイゴールドCのステイフーリッシュに続く3勝目。日本馬のドバイターフ制覇は、前身のドバイデューティフリー時代も含めて6勝目となった。

また、1着同着のロードノースは史上初のドバイターフ連覇となった。

馬連(8)(11)は1820円、馬単(8)(11)は1820円、(11)(8)は1290円、3連複(8)(11)(15)は7430円、3連単(8)(11)(15)は1万6130円、(11)(8)(15)は1万1850円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)

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