芝とダートでG1を制した「二刀流ホース」アグネスデジタル(牡24)が8日、けい養先の北海道・十勝軽種馬農協種馬所で死んだ。関係者によると「放牧中の事故によって安楽死になった」という。

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現役時に管理した白井寿昭元調教師は「当歳時に、私がアメリカ牧場で買ってきた馬で多くの思い出を残してくれました。すごくおとなしく、それでいてあれだけ勝ってくれたのだから静かな闘志があったのでしょうね」と出会いから現役時代を振り返り悼んだ。

「特に思い出に残っているのは01年の天皇賞・秋。デジタルが出走することでクロフネが除外になったのですごいプレッシャーがありましたが勝ってくれてほっとしました」と思い出の一鞍を挙げ「最近、北海道へ行く機会があったのに会えなかったのが心残りです」と別れを惜しんだ。

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