<オールカマー:追い切り>
オールカマー(G2、芝2200メートル、26日=中山、1着馬に天皇賞・秋の優先出走権)の木曜追い切りが23日、美浦トレセンで行われた。
ロザムール(牝5、上原)は湿気の残る美浦ウッドを単走で意気揚々と駆け抜けた。時計は5ハロン68秒6-11秒9。馬場の外めを力強く周回し、状態の良さをアピールした。上原師は「いつものパターンで、予定通り。先週気合をつけたので、今回は大外を回って楽に流す形。この馬なりに順調だよ」と評価した。
紅一点だった前走の七夕賞も自分のスタイルを崩さずにハナを切って2着。牡馬混合重賞でも戦える力を見せた。今回も強敵ぞろいだが、師の口調は明るい。「男馬相手で別定だね。枠にもよるけどハナに行った方がいい馬だからね。中山コースもいいし、ここを頑張れば先々も楽しみ」と期待を寄せていた。