デビュー7年目三津谷隼人騎手(24、川村)が今週を最後に騎手を引退し21日付で調教助手(川村厩舎所属)となる。ラスト騎乗の土曜中京、京都ハイジャンプ(マーニ)で最初で最後の重賞制覇を目指す。

心境に変化があったのは昨年からだという。「1年ほど前から自分が調教に乗った馬がレースで好走するのが、おもしろく感じるようになった」。ぜんそくの持病があり「レース中に発作が出て迷惑をかけることになっても」と調教助手への転身を決断した。

15年にデビューし先週までに23勝した。平地20勝、障害3勝で、うち2勝したのが京都ハイジャンプで騎乗するマーニ。「自分で障害初勝利とオープン初勝利を挙げた馬。馬を作る楽しさを教えてくれた」と思い入れがある。愛着のあるパートナーとのラストランがメモリアル勝利となる可能性もありそうだ。【岡本光男】

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