JRAは9日、21年度の新規騎手免許試験の合格者を発表し、JRA競馬学校騎手課程を卒業した古川奈穂(20)と永島まなみ(18)の女性2人を含む8人が合格し、晴れてジョッキーの仲間入りを果たした。この日は、千葉県白井市のJRA競馬学校で卒業式が行われた。

JRAの女性ジョッキー誕生は、16年の藤田菜七子騎手以来5年ぶりで、通算では9人(現役3人)。3月にデビューする予定。

古川騎手は、栗東の矢作芳人厩舎に所属する。「在学中の厩舎実習では、たくさんの勝つ喜びを教えていただきました。これからは自分でその喜びをつかみ取れるように頑張っていきたいと思います」と抱負を語った。

藤田菜七子騎手については「女性、男性関係なく活躍されていてすごいと思います。女性騎手の記録を次々と更新されているので背中を追って頑張りたいです」と印象を語った。

目標とする騎手は武豊と、同じ矢作厩舎で兄弟子となる坂井瑠星の2人。「武騎手は騎手を目指すきっかけとなった方で、坂井騎手は技術の高さや知識が豊富で尊敬できるからです」とコメントした。

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