20年の英国(アイルランドを含む)と米国の種牡馬ランキングが確定しました。英愛のチャンピオンは3歳女王のラブなどを送るガリレオ(父サドラーズウェルズ)。他の追随を許さず10年から11年連続でトップを守りました。昨夏には産駒85頭目のG1ウイナーが出て、G1勝ち馬頭数の世界レコードを更新。23歳になりましたが、この春もディアドラなどトップクラスの牝馬との交配が予定されています。

北米のチャンピオンには前年に続いてイントゥミスチーフ(父ハーランズホリデー)が輝きました。昨年は産駒のオーセンティックがケンタッキーダービー、BCクラシックで優勝。2位のタピットに大差をつけました。

新種牡馬だけを対象にしたフレッシュマンサイアーランキングは英愛がミーマス(父アクラメーション)、北米はナイキスト(父アンクルモー)がトップに立っています。無名の存在から表舞台に飛び出したミーマスは仕上がりの早さにものを言わせてG1ミドルパークステークス優勝のスプレマシーを筆頭に5頭のステークスウイナーを送って一躍脚光を浴びています。種付料も見直されて昨年の7500ユーロ(約95万円)が今年は2万5000ユーロ(約310万円)にアップしています。

米国のナイキストは2歳女王を決めるBCジュベナイルフィリーズの勝ち馬ヴィクイストを送って次世代のチャンピオン候補として名乗りを上げました。

アンクルモーの初年度産駒として生まれたナイキストは、現役時代に2歳王者決定戦のBCジュベナイル優勝などデビューから8連勝で16年ケンタッキーダービーを制した名馬です。すでに産駒を走らせている3冠馬のアメリカンファラオ、同じく3冠馬で来年に産駒がデビューするジャスティファイとともに「ポストイントゥミスチーフ」の座を争うことになりそうです。【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)

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