香港スプリント(G1、芝1200メートル、13日)で注目されるのが、10月にオーストラリアで芝の世界最高賞金額レース「ジ・エベレスト」を制し、今回が香港移籍初戦になるクラシックレジェンド(セン5、C・ファウンズ)だ。

香港ジョッキークラブ発表のレーティングでは125ポンドで首位の評価。2位ホットキングプローンを5ポンド離し、圧倒的な存在となっている(日本のダノンスマッシュ、タワーオブロンドンは114で5位タイ)。

1日にシャティン競馬場の芝コースで行われたバリアトライアル(実戦形式の調教、芝1000メートル)は6頭立てで3位入線ともうひとつの内容だった。オーストラリアから香港へ到着したのが11月9日。その前にはウェリビー競馬場で検疫の期間などもあり、やや急仕上げの感があった。

8日はオールウェザーコースで追い切られ、4ハロン50秒0(前半が26秒9、後半が23秒1)。管理するファウンズ師は「半マイルのいいギャロップでした。併走馬を目標にスピードを上げ、直線の200メートルは23秒。楽に動けていました。ヴィンセント・ホーもとても満足していたし、いい状態に見えます。もう何もしなくてもいいでしょう」とコメントしている。

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