先週の秋華賞では6分の4の抽選を突破したソフトフルート(松田)が力を見せて堂々の3着。抽選に外れたレイパパレ(高野)も秋華賞の直前、京都10R大原S(3勝クラス)で2馬身差の快勝を飾った。菊花賞も現時点で6分の4で抽選対象の賞金1500万円組が侮れない。
ディアマンミノル(本田)は9月中京の1勝クラス、10月京都の2勝クラスと連勝し勢い十分。中井助手は「何とか抽選を突破してほしい」と願う。「春と比べると背腰が徐々に良くなっているし、トモが強くなってゲートも出るようになった。今ならどんな競馬でもできる」とひと夏を越して成長を実感。秋の2戦が示すとおり、着々と力をつけてきた。
京都は【2 1 1 0】の得意コース。未知の3000メートルも「最初からゆったりと走る馬だったし、距離は長ければ長いほどいいと思う」とむしろ歓迎だ。中1週となるが「そういうつもりで調整してきたし問題ない」。一発の魅力は十分だ。