香港の新シーズンが今月6日に開幕しました。

新型コロナウイルスと世情のざわつきという2つの不安要素に翻弄(ほんろう)されている香港ですが、競馬は別世界のようです。前シーズンは199億香港ドル(約2810億円)もの税金を政府に納めました。

新シーズンはG1競走の賞金増額など、競馬を元気にする攻めの施策が積極的に取り入れられています。

基本的には香港ジョッキークラブ(HKJC)が政府の許可を得て、向こう2週間程度の開催予定を発表する形になっていますが、水曜日のナイターは香港島のハッピーバレー競馬場、土曜、もしくは日曜の昼間開催はシャティン競馬場といういつものスケジュールが消化されています。

競馬場は公衆衛生対策の順守を条件に当日の出走馬オーナー、ジョッキークラブの会員、事前にテーブルを予約した一般ファンとその同行者(最大で3人まで)の入場を許可しており、馬券の発売はもちろん、ビュッフェ形式の食事の提供もされています。

また、街中のいたるところにある馬券発売所(オフコースベッティングブランチ=OCBB)では、主にネット投票を利用出来ない人のためにレースの前日とナイター開催日の午後5時までに限って馬券の発売が行われています。

香港での馬券売り上げに大きく貢献する海外馬券発売(サイマルキャスト)も例年通りのスケジュールで行われることになっています。10月からの日本のG1競走は3つの2歳G1を除いたG1競走の馬券が発売予定。地元での開催がない10月25日の菊花賞、11月15日のエリザベス女王杯、12月27日の有馬記念に関しては「サイマルキャストデー」として条件戦を含んだ後半7レースに発売対象レースが拡大されます。

騎手の勢力図に変わりはなく、開催して3日間を消化した時点でZ・パートン騎手が7勝でトップ。日曜(13日)に香港通算400勝を飾ったK・ティータン騎手(6勝)を挟んで、巻き返しを狙うJ・モレイラ騎手は5勝で3位につけています。【奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)

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